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ブラックフライデー
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※この記事は、2025 Speee Advent Calendar 16日目の記事です。 昨日の記事はRailsアップデートから学ぶ意思決定に根拠を持ち、残すことの重要性 - Speee DEVELOPER BLOGでした。 こんにちは、デジタルトランスフォーメーション事業本部の中嶋 学です。「ツナガル」という不動産会社様向けの業務支援プロダクトを開発しています。査定書作成SaaSや架電代行BPOサービスなど、複数のプロダクトを提供しています。 これらのプロダクトを開発する上で欠かせないのが、請求システムや社内管理画面といった共通基盤の設計です。共通基盤は、ツナガルの提供プロダクト数が増えても、メンテナンスし続けられるようシンプルな状態を保たなければなりません。シンプルに保つためにも、場合によっては再設計も必要になります。認知負荷の高い設計のままでは、変更や調査のたびに大きなコストがかかっ
※この記事は、2025 Speee Advent Calendar15日目の記事です。 昨日の記事はこちら こんにちは。Speeeで不動産一括査定サービス「すまいステップ」の開発を担当している中島です。 Speeeには新卒で入社し、2年目のエンジニアとして少しずつ難しい開発にも取り組んでいます。 私は新卒1年目からすまいステップの開発に携わってきました。この記事では、Rails 6.1から7.1へのメジャーアップデートを担当し、そこから学んだ「意思決定に明確な根拠を持ち、それを残していくことの重要性」の話をします。 Railsのメジャーアップデートは影響範囲が広く工数の見積もりも難しいため、どの開発チームでも優先順位の判断が悩ましいテーマではないでしょうか。 すまいステップでもEOLが迫る中、優先度を上げて取り組むことになりました。 LLMを使った調査と、根拠のない意思決定への気づき Ra
※この記事は、2025 Speee Advent Calendar14日目の記事です。 昨日の記事はこちら こんにちは。Speee 24卒エンジニアの渋谷です。普段はDX事業本部で、不動産売却を希望するユーザー様とクライアント様のマッチングを支援するサービス「すまいステップ」の開発を担当しています。 2024年にすまいステップへジョインして1年半が経過しました。1年目は先輩が設計・issue分解した開発内容をリリースまで責任を持って取り組む日々でしたが、2年目になり、自分で設計・issue分解に取り組むようになりました。 この記事では、設計から携わるようになった半年間で学んだ、「動くだけのシステム」ではなく「価値のあるシステム」を設計するために必要な行動と考え方を、具体例を交えて紹介します。 実際の開発プロジェクトにおいて、チームがどのように意思決定を重ね、システム設計を進めていったのか、
本記事は Speee Advent Calendar 2025 13日目の記事です。 昨日の記事はこちら はじめに こんにちは、Speee リフォームDX事業本部でテックリードをしている黒須です。 昨日は同プロジェクトの PdM である嶋さんが「AIで営業データの構造化を完全自動化する 〜プロンプトチューニング編〜」を公開しました。 嶋さんの記事では、泥臭いプロンプトチューニングについて語られています。 対して基盤編である本記事では、その裏側でエンジニアがどのようにリアルタイム処理のパイプラインを構築し、API コストやレスポンス速度の課題を解決したかについてお話しします。 目指す水準: 通話が終わった瞬間、データ入力が完了している状態 私たちが運営する「ヌリカエ」などのサービスでは、カスタマーサクセス (CS) がユーザーと電話で話し、その内容 (物件情報、予算、要望など) をシステムに
※この記事は、2025 Speee Advent Calendar 12日目の記事です。 昨日の記事はこちら tech.speee.jp こんにちは、Speee リフォームDX事業本部 プロダクトマネージャーの嶋です。 以前書いた記事、組織全体の開発スループットを劇的に向上させた「AIプランナー」とは? でも触れたように、私たちは現在、AIを前提にバリューチェーンを再創造する「AX(AI Transformation)」に取り組んでいます。 その最終的な到達点の一つとして掲げているのが「接客の完全AI化」です。 今回はその第一歩として、外壁塗装の会社探しサイト「ヌリカエ」における 「電話営業データの、リアルタイムかつ完全自動での構造化」に挑んだ話をします。 目指す水準:「人間による修正が不要」となる完全自動化 現在、私たちのカスタマーサクセス(CS)は、通話を行いながら専用ツールで議事録を
※この記事は、2025 Speee Advent Calendar11日目の記事です。 昨日の記事はこちら こんにちは、Speeeでプランナーとしてプロダクト開発に携わっている石川澄怜です。 Speeeには新卒で入社し、今年で3年目になります。大学時代は、中世日本文学における「地獄」についてひたすら研究していました。 現在は、リフォーム検討ユーザー様とリフォーム会社様をおつなぎするマッチングサービス 「リフォスム」 のプロダクト開発を担当しています。 はじめに:プランナーによるAI開発を検討しはじめたきっかけ まずは「小さな Issue を AI と一緒に実装してみる」から始めた Git の初歩的な操作ミスから手戻りが発生 特定箇所の軽微な修正のはずが予期せぬ場所に影響する Windows環境で開発していることによる弊害 プランナーが安全に開発へ踏み込むために行った環境整備 取り組み①:V
※この記事は、2025 Speee Advent Calendar10日目の記事です。 昨日の記事はこちら はじめに 不動産事業部でtoB向けプロダクト群「ツナガル」を開発している篠島(24新卒)です。ツナガルでは、査定書作成SaaSや架電代行BPOサービスなど、不動産会社の業務効率化を支える複数プロダクトを提供しています。これらのプロダクトを横断的に運用保守・改善しながら、新規プロダクトの立ち上げにも並行して取り組む。そんな複雑でおもしろい環境が、今の開発チームの特徴です。 新卒入社から1年9ヶ月。去年のAdvent Calendarでは「プロジェクトをメンバーとしてどう進めるか」というテーマで書きました。あれから1年、確かにプロジェクトのメンバーとして動くことはできるようになりました。でも同時に、ある違和感も感じるようになっていました。 「このままだと、無駄なものを早く作れるようになる
はじめに ※この記事は、2025 Speee Advent Calendar9日目の記事です。昨日の記事はこちら こんにちは!Speeeでイエウールという自社サービスのWebサービスの開発をしている、木俣と申します。周囲からはきまっちゃんと呼ばれています! 私は2023年にSpeeeに入社しました。当時、エンジニアとして「課題を特定し解決まで導く力」が自分に足りないと感じ、それを身につけられる環境を求めて入社しました 。 そこから3年目になり、生成AIの普及によってコーディング速度は格段に上がりました 。しかし、それ以上にユーザーのニーズや事業環境の変化も激しくなっています 。 現在のイエウールの現場は、AIで開発を効率化しても追いつかないほど求められる機能が多く、すべてを開発していたら変化に取り残されてしまうのが「事実」です 。 だからこそ、私たちは「言われたものをただ作る」のではなく、
こんにちは。Speee リフォームDX事業本部 開発責任者の佐藤です。 本記事は Speee Advent Calendar 8日目の記事となります。 前日の記事はこちら。 私たちは「DX Democracy」および「産業AX(AI Transformation)」を掲げ、リフォーム産業という巨大かつ複雑な領域の変革に挑んでいます。 前回の記事「リフォームDX開発の組織紹介〜ミッション編〜」では、そのビジョンと、私たちが解決しようとしている構造的な課題についてお話ししました。 今回は、そのビジョン実現に向けて始動した「10の挑戦」プロジェクトの進捗と、現場で起きている具体的な変化について、振り返りを兼ねてお伝えします。 華々しい成功譚ではなく、地に足をつけて進めてきた実装の記録と、そこから見えてきた今後の課題についての共有です。 ※ 産業AXについて tech.speee.jp はじめに:
※この記事は、2025 Speee Advent Calendar7日目の記事です。 昨日の記事はこちら こんにちは。24卒エンジニアの木下です。普段はDX事業本部にて、不動産一括査定サービス「イエウール」の開発を担当しています。 イエウールとは、売却を検討しているユーザーと不動産仲介会社をマッチングさせる不動産一括査定サービスです。 この記事では、新卒2年目の私が中規模施策を主導する中で「言われたものを作る」状態だったことで起きた問題と、それを乗り越えるために取ったアクション、そこから得られた学びについてお話しします。 1年目:実装力を磨くことに集中した時期 入社後約一年間は、先輩エンジニアが設計したIssueや比較的工数が小さく不確実性の低い開発を中心に取り組んでいました。 まずは「任されたものを正確に形にできるエンジニア」になることを目指し、実装スキルの習得に注力していた時期でした。
※この記事は、2025 Speee Advent Calendar6日目の記事です。 昨日の記事はこちら はじめに 挨拶と現在の業務内容について 皆さんこんにちは。株式会社Speeeに25卒で入社いたしました、エンジニアの白戸と申します。社内では「ユリタニ」のあだ名で呼ばれています。 4月に入社してから私は弊社の運営する不動産一括査定サイト「イエウール」の開発に携わっております。具体的には、イエウールのユーザ様に向けたUI実装や、ご参画いただいている企業様に向けた新規機能などの実装を行っています。 この記事で伝えたいこと この記事を通じて皆さんにお伝えしたいことは、「エンジニアが技術だけでなくユーザ価値とビジネス的成果に対して主体的に立場をとる環境があること」「Speeeでは新卒エンジニアがその環境での学びをすぐに実践する成長環境が用意されていること」です。それぞれについて、私の入社前後で
※この記事は、2025 Speee Advent Calendar5日目の記事です。 昨日の記事はこちら こんにちは、デジタルトランスフォーメーション事業本部 開発基盤グループの長谷川です。 まず私が従事している開発基盤グループについて簡単に紹介しますと、開発基盤グループは、「SRE観点とPlatform Engineering観点を併せ持ち、デジタルトランスフォーメーション事業本部の各プロダクトと開発組織のQCDを最適化するために問題解決・技術コンサルティング・仕組みづくりを主導すること」をミッションとして、複数事業部のインフラ基盤の構築やサービス品質の保守を実施している部署になります。 デジタルトランスフォーメーション事業本部には6つ以上のサービスが存在しており、開発基盤には様々な依頼や運用のための業務が発生しています。今回はその中でよく発生していたGCPの権限追加に関する省人化を企画
※この記事は、2025 Speee Advent Calendar 4日目の記事です。 昨日の記事はこちら こんにちは。株式会社Speee DX開発基盤グループに所属している川田と申します。 この記事では、開発組織全体の生産性向上を目指す中で、私たちの問い合わせ対応リードタイムがボトルネックになっていたという課題に対し、過去の対応を振り返って調査・対応手順を体系化した取り組みについてお話しします。その結果、対応の属人化解消の見込みが立ち、さらなる改善への足がかりができました。 DX開発基盤グループとは DX開発基盤グループは、DX事業本部のプロダクト開発・運用において共通して必要となる基盤を各部署の開発組織へ提供しています。また、プロダクトを安定稼働させるための監視の仕組みの運用やノウハウの普及を通じて、プロダクト群の品質向上・開発コストの削減・開発速度の向上に貢献する部署です。 例えば、
※この記事は、2025 Speee Advent Calendar3日目の記事です。 昨日の記事はこちら こんにちは! イエウールというプロダクトでエンジニアをしている林崎です。 新卒でSpeeeに入社して今年で3年目になりますが、役割が広がって事業戦略を主体的に獲得する必要性を理解し、長期的な視点を持てるようになったことで、開発に対する向き合い方が大きく変わり、プロダクト開発の面白さを再発見することができました。 業務に少しずつ慣れて、日々の開発業務にどこか物足りなさを感じている方がいれば、この経験が少しでも参考になれば幸いです。 短期だけを見ていたことで開発がつまらなくなった 入社して2年ほど経った頃、私は開発業務に対して少し停滞感を感じていました。 このとき考えていたのは、せいぜい1ヶ月先の開発をどう終わらせるかということだけでした。バックログに積まれているアイテムをできるだけ早く終
こんにちは。Speeeのレガシー産業DX領域で中途採用をしている菅沢です。 この記事は Speee Advent Calendar 2025 の2日目の記事です。 この記事では、新卒から約12年 Speeeに関わり続けてきた私が、 「今のSpeeeは過去10年以上で最も面白い瞬間を迎えている」 と本気で感じている理由を、まとめてみようと思います。 結論としては、以下の一文に尽きます。 10年以上変わらず培ってきた「開発の強み」が、AI時代の後押しをうけ事業の変革期と重なる瞬間が「今」だから、これまでで一番面白い。 目次 はじめに 変わらないこと 「価値設計から関わる」開発スタイルは、10年以上の“Speeeの当たり前” 2015年から進化開始、2018年に掲げた開発組織の理念 行動指針として落とした7つの約束 事業の成果に“どう効くか”まで落とし込む 今では「理想」ではなく「日常」になって
この記事は2025 Speee Advent Calendarの1日目の記事です! こんにちは、Speeeでエンジニア新卒採用を担当している田中(@sei_ryo10)です。 本日から2025 Speee Advent Calendarが始まりました。 昨年度もAdvent Calendarを開催し、社内外ともに非常に大きな反響をいただきました! 2024年のAdvent Calendarも、よければあわせてチェックしてみてください。 レガシー産業の構造そのものを変えにいく事業づくりの現場で、 エンジニアが事業のど真ん中にどのように関わっているのかを25日間でお届けしていきます。 Speeeを最近知ったよ、どんな会社なんだろうという方は 是非、下記記事をまずはご覧ください! https://tech.speee.jp/entry/ai-strategy-ax https://tech.sp
こんにちは、PM(プロダクトマネージャー)の嶋です。 今年は開発未経験のプランナー(PM・PO含む)がAIの力を借りてエンジニアなしで開発をする、というプロジェクトを行いました。AIなしの時代に戻れないほど業務体験が変わってしまったのでこれまでの取り組みを記事にしました。 まず、こんな経験はないでしょうか…? 「ちょっとした修正なのに、実装までに時間がかかる」 「バグの問い合わせがあった時に、エンジニアに確認しないと仕様がわからない」 「施策の効果を見るためのSQLのクエリ作成をエンジニアに依頼している」 「もっとたくさんリリースしたいけどエンジニアのリソースがない」 プロダクト開発チームが抱える課題に対し、私たちSpeeeは、AIを「使う」だけでなく「前提とする」ことで、ゲームチェンジを仕掛けようとしています。 「AIプランナー」ってなに? 一般的な概念ではないので説明すると、まず弊社で
こんにちは、SpeeeのリフォームDX事業部で開発部長をしている佐藤です。 前回の記事では、なぜ産業AXがエンジニアにとって魅力的な環境なのか?という話をさせていただきました。 tech.speee.jp 今回は第二弾として、より具体的な事業部のミッションと、開発組織が目指す姿についてお伝えしたいと思います。 この記事を通じて、未来の仲間となる皆さんと、私たちが描いている設計図や、その実現に向けた技術的な挑戦、そしてそれを支える組織についての考えを共有できれば幸いです。ぜひ、私たちのビジョンと情熱を感じ取っていただけたら嬉しいです。 事業ミッションとプロダクト戦略 私たちの事業の原点は、リフォーム業界に存在する「情報のムラ」「金額のムラ」「品質のムラ」を解消したいという想いです。消費者は何が適正価格かわからず、事業者は旧来の構造の中で疲弊していく。この状況を変えたい一心で、私たちはBtoB
こんにちは、SpeeeのリフォームDX事業部で開発部長をしている佐藤です。 先日、弊社の事業部長の上野が事業全体の今後のビジョンについて語った記事を先日公開しました。 tech.speee.jp 上野の記事を読んで、事業の大きなビジョンは伝わったかと思います。今回はそのビジョンを技術で実現する開発部長である私から、 エンジニアの視点から見た我々リフォームDX事業部で働く魅力についてお話ししたいと思います。 ここ5年間くらいでSaaSという素晴らしい方法論が普及し、世の中は本当に便利になりました。一方で、その“正解”が広く知られるようになった今、同じフィールドでキャリアを築いていくことに、もどかしさを感じている方もいるのではないでしょうか。 例えば、似たような解決方法の横展開ばかりで新しい刺激や発見が減ったり、分割された機能をこなす中で事業への貢献実感を持ちづらかったりなど、そう感じている方
こんにちは。Speeeデジタルトランスフォーメーション事業本部 (以下、DX事業本部)で事業部長を務めています、上野です。 2016年に新卒で入社し、気づけば10年目になりました。私の密かな自慢は、物心ついてから一度も熱を出したことがなく、無欠席を20年以上続けていることです。「健康な人に」との願いを込めて「健人(けんと)」と名付けてくれた両親には、本当に感謝しています。そんな元気が取柄な私がいま最もワクワクしている挑戦が、今回お話しするテーマになります。(Techブログは初投稿ですが、最後までお付き合いください) 先日、Speeeは「Speee、リフォーム・不動産DX領域においてAI時代の新コンセプト『産業AX(AIトランスフォーメーション)』を策定し、住まいの情報インフラを革新する10の挑戦を始動。」というリリースを発表しました。 speee.jp ここ1年のAIの進化は凄まじく、「歴
プロローグ:ガバナンスから実践へ こんにちは、Speeeでビジネス領域のAIガバナンスプロジェクトのオーナーをしております 長山と申します。普段はバントナー事業部で、クライアント企業のDXに伴走支援しております。 以前「AIを組織の競争力に変える、SpeeeのAIガバナンスデザイン」という記事で、安全かつ効果的なAI活用を促進するためのガバナンス体制の構築について紹介しました。 我々は長い時間をかけ、AIガバナンス委員会の設置、利用申請フローの整備、ガイドラインの策定など、生成AIを組織的に活用するための「土台」を築いてきました。その次の課題は「現場での活用促進・浸透」です。どれだけ優れた制度やルールを整備しても、日々の業務の中でAIが効果的に活用されなければ、真の組織力向上にはつながりません。 そこで私たちは、ガバナンスの「次のステップ」として、現場のAI活用を促進するための新たな取り組
こんにちは、Speeeでビジネス領域のAIガバナンスプロジェクトのオーナーをしております 長山と申します。普段はバントナー事業部で、クライアント企業のDXに伴走支援しております。また本記事でご紹介する取り組みでは、日々、「AIをもっと活用したい」という現場の声と「安全に使おう」という組織としての要請の間でバランスを取る挑戦をしています。 皆さんの組織でも、「このAIツールは使っていいの?」「この情報を入れても大丈夫?」「新しいAIツールを試したいけど申請方法が分からない...」といった声がありませんか? ツールの進化が加速度的に進む今、組織としてAIをどう取り入れていくかは、単なるIT管理の問題を超えた経営課題になっています。 この記事では、Speeeで今年1月から取り組んでいるAIガバナンスプロジェクトについて、その背景から現在の取り組み、そして見えてきた課題や展望までをお伝えします。
初めまして!Speee内定者の福井です。26卒の就活生としてSpeeeの2daysインターンに参加しました。 私は、長期インターンも含めて約10社のIT企業のインターンに参加しましたが、Speeeのインターンは特に視野が広がった印象的な機会でした。 この記事では、 「エンジニアとして社会でどう価値を出すか」 という本質に触れたインターンでの学びを、私の実体験をもとにお話しします。技術力に自信がある人にも、まだ不安がある人にも、何かの参考になると嬉しいです! 「技術が好き」だけでは足りないと気づかされた 1日目:焦りと、1on1で得た自分の立ち位置 2日目:設計の解像度と、スピードの両立 インターンを通して得たもの 最後に 「技術が好き」だけでは足りないと気づかされた インターンに参加する前の私は、「とにかく開発が楽しい! 技術力を磨きたい!」という気持ちが強く、社会における自分の役割や、技
どうも。デジタルトランスフォーメーション事業本部 (以下、DX事業本部)エンジニアリングマネージャーの石井です。 日々の業務の中で、生成AIをはじめとするAI技術の進化が、我々の事業や働き方に急速な変化をもたらしていることを肌で感じている方も多いのではないでしょうか。 単なる技術トレンドとして捉えるだけでなく、事業開発を担う我々自身がこの変化にどう向き合い、未来を切り拓いていくべきか。本記事では、「今、我々がAI時代の変化をどのように捉え、今後AIとどう向き合っていこうとしているか」、私の考えを言語化したいと思います。 ※ なお、本記事において「エンジニア」と記載する場合は、特に断りのない限り、我々のように自社プロダクト開発に従事するソフトウェアエンジニアを指すこととします。 市場の変化:AI中心のプロダクトづくりへ これまで、AI技術の活用は、例えば特定のルーチンワークの自動化(RPAと
はじめに アドプラットフォーム事業部で開発を担当している室岡です。 既存のGoのOSS内で参照しているaws-sdk-goパッケージをCopilot Agent mode(以下、Agentモード)を使用してメジャーアップグレードした事例をご紹介したいと思います。 LLMを利用した開発の参考になれば幸いです。 ※ Copilotの使用法そのものの説明は割愛いたします。 開発過程 開発対象 下記のGoのアプリケーションになります。 github.com こちらは、database/sqlパッケージのAthena用ドライバです。 tech.speee.jp 他にもAthena用ドライバは存在しますが、パフォーマンス面において改良を加えています。 長らく、aws-sdk-goのv1を使用し続けていたため、Agentモードを使用してv2へ変更を試みました。 修正PR 使用した開発環境 Copilot
どうも。デジタルトランスフォーメーション事業本部 (以下、DX事業本部)エンジニアリングマネージャーの石井です。 先日行われた、コードレビューどうしてる? 品質向上と効率化の現場Tips共有会 で「良いコードレビューとは」というタイトルで発表させていただきました。 スライドはこちらです: speakerdeck.com 登壇を振り返って 元々は社内向けに整理していた資料をZennに公開した所、思いの外たくさんの方に読んでいただきました。それがきっかけで今回、Findy様よりオファーをいただき、登壇する運びとなりました。機会をいただいたFindy様、ありがとうございました。 他登壇者の方々の発表もすべて聞かせていただき、首がもげるほど共感したり、生成AIを導入したモダンなコードレビュー手法等についても学ぶことができ、みなさんの発表から得た知見をさらに社内のコードレビュー改善に活かしていきたい
2025年4月入社予定の竹田有真です!今は毎週30分入社前の研修*1を受けています。red-data-tools/red-datastockを題材にRubyGemsの仕組みを学ぶという研修です。クリアコードの須藤さんに説明をしてもらいながら実際に手を動かして学んでいます! はじめに 今回は研修の中で学んだsedコマンドについて説明します。UNIXの時代から、テキスト処理のための強力なツールとして sed(stream editor)は広く使われています。何十年も前に作られたコマンドですが、今でも役に立つケースがあるので学びました。例えば、CIでテキスト変更処理を自動化するときなどに使えます。自動化は開発効率向上につながります!(使用頻度が少ない、使用期間が短いものの自動化に開発時間をかけすぎるのは本末転倒。) 本記事では、sed 誕生の歴史や sed の置換機能、ファイルのバックアップ作成
2025年4月入社予定の白戸 (ニックネーム: ユリタニ) です! 最近は,毎週30分入社前の研修*1を受けています. 内容としては,gemをリリースすることを通じて, red-data-tools/red-datastockを題材にRubyGemsの仕組みを学ぶという研修です. クリアコードの須藤さんに説明をしてもらいながら実際に手を動かして学んでいます. 今回はその研修の中で学んだこととして,gemからの使用しないテスト関連ファイルの削除について説明します. はじめに この研修では,実際に手を動かして上記gemの改善しながら,gemの仕組みやOSS制作に必要な知識を学んでいます. 題材にしている red-datastock のディレクトリ内容を確認すると,下記のような構造になっていました. red-datastock/ ├ .github/ ├ lib/ ├ test/ # 今回の変更
※この記事は、2024 Speee Advent Calendar 25日目の記事です。 前日の記事はこちらになります。 tech.speee.jp はじめに こんにちは! 2024年1月に中途でSpeeeに入社し、現在は新規プロダクト開発のプロジェクトリーダーを担当している、手塚です。 入社から半年が経過したところで、担当プロダクトのプロジェクトリーダーという役割を初めて任されることになりました。 私自身、エンジニアとしてプロジェクトをリードしていく立場になって色々と学びがありましたので、この記事ではプロジェクトリーダーとして直面した課題と、それらを解決するために取った具体的なアプローチを共有しようと思います。 プロジェクトリードをしていくことになったエンジニアの方々に、プロジェクト推進する上での動き方が参考となる記事になれば幸いです。 目次はこちら はじめに プロジェクトリーダーを初め
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