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ブラックフライデー
note.com/dailyportalz
んちゅたぐいさんは、「デイリーポータルZ」デビューからわずか1年あまりだが、鮮烈な印象を残している20代の女性ライターだ。 自宅には至るところに蓄光テープが貼ってあり、電気を消すと緑色に光るサイバー空間が現れる。来た人を歓迎する「スタンプラリー」も設置。風呂やトイレでスタンプを押して楽しめる。「営業中」と書かれたのぼりも「どうしても欲しかった」から買って部屋に置いている。 制作過程を「デイリーポータルZ」で記事にしているが、記事のためにわざわざ作ったのではない。「作りたかったものが、たまたま記事になってラッキー」。奇行が先にあり、「たまたま」記事になっただけなのだ。 Webマスター・林雄司も認める“ナチュラル奇人”の彼女は、どのように暮らし、育ってきたのか。(取材:林雄司/岡田有花 構成/岡田有花) んちゅたぐいさんと林雄司これが私の当たり前林 んちゅたぐいさんの文章はスカッとしてるよね。
トルーさんは、“ライターオブライター”だ。絵本作家のヨシタケシンスケさんをはじめとした業界の名だたるプロが「デイリーで一番好きなライター」に挙げる人気者なのだ。 「レゴ踏み比べ」「桃は皮ごと丸かじりしてもおいしい」といった身近なテーマで共感を誘いつつ、河原の花に次々に話しかける「花としゃべる」や、動物の威嚇を人間がやってみるなど、常人には思いつかない企画を真顔でやり切る力もある。 花と真剣にしゃべるトルーWebマスターの林雄司も「デイリーの定番記事とは方向性が違うけれど、確実に愛されている」と感じるトルー。彼の記事の何が、人を惹きつけるのだろうか。本人にいろいろ聞いてみた。(取材:林雄司・橋田玲子・岡田有花/構成:岡田有花) トルーの記事は“林メソッド”ではない? 林 トルーは「天才肌」「みんなが分からないことをやる」みたいに評価されることが多い。絵本作家のヨシタケシンスケさんが、デイリ
デイリーポータルZライターの與座(よざ)ひかるさんは、ひと味違う。工作や実験の記事が多いデイリーの中で、與座さんが主に扱うのは「概念」だ。 例えば、「斜にかまえる、かまえないを1分ごとに切り替えるとどうなるか」「『主語の大きさ』をくじ引きで決めるとどうなるか」「合意の下メンツを潰しあうとどうなるか」など。モノではなく言葉や概念をゲームにし、その正体を暴いていく。 「みんなわかっている風だけど、実はよく分かっていないこと」を浮き彫りして、笑いと共感、学びを引き出す。Webマスターの林雄司も「予想がつかなくて面白い。書き方を教えてほしい」と脱帽するほどだ。 こんなテーマをどう発想し、どのように構成しているのだろうか? ヒット記事を連発する與座さんに、書き方のコツを聞いた。(聞き手:林雄司、岡田有花/構成:岡田有花) ゼリーをかぶった記事で転職林:與座さんの記事は、最初のほうは、ゼリーをかぶった
冷蔵庫からタワシまで、家のすべてを「ぬいぐるみ」化するとりもちうずらさん 創作の原動力は「モノを機能から解き放ちたい」 「部屋にあるものを全部、ぬいぐるみにしたいんですよ」 デイリーポータルZライターのとりもちうずらさんは、迷いなく言う。 とりもちさんは、電子レンジや冷蔵庫から、書道セット、Nintendo Switch 2まで、あらゆるものをぬいぐるみ化してきた。 だが、まだまだ足りないそうだ。「ひと部屋にあるものが仮に3000個とした場合、毎日1個作っても300個。10年はかかります」。何部屋分も作るとなると、何十年もかかる。 死ぬまでに完成させられるのかが不安で、毎日作り続けている。完成まで元気でいるために、ジムで毎日運動する。 「ぬいぐるみの家を完成させること」を中心に生きているのだ。 なぜそんなに、ぬいぐるみにこだわるのか。とりもちさんの謎に迫る。 (取材:石川大樹/岡田有花、構
「デイリーポータルZ」ライターの江ノ島茂道さんはいつも、おいしそうにたくさん食べているイメージです。 「つばめグリルをはしごする」「香川県の隠れた名物「かしわバター丼」を食べたい」「おれはカレーライスなら無限に食べられる」など食べる記事が多く、おいしそうな顔の自撮り写真が読む人を幸せにします。 でも本人いわく、「実はそんなに食べられない」らしい。2人前はいけるけど、3人前はキツイ。食べている姿の自撮りがたくさん載っていますが「自撮りは恥ずかしいし、載せたくない」といいます。 それ、本当なの? もしかして、食いしん坊キャラを演じてるだけ? 記事のイメージと矛盾する、江ノ島さんの本心を聞き出します。(取材:林雄司、岡田有花、石川大樹/構成:岡田有花) 実はそんなに食べられない林 江ノ島さん、そんなに大食いじゃないんだよね。 江ノ島 人よりは食べますけど、大食いと言うほどには食えないです。「3
佐伯さんは2022年から「デイリーポータルZ」に参加した、現在27歳のライターです。読者投稿で届いた最初の記事の完成度が高すぎて即採用。「有名なライターが偽名で送ってきたのでは」と編集部が騒然としました。 佐伯さんの初投稿でも実は、「デイリーに書き始めるまで、文章を発表したことがなかった」そうです。なぜそんなに書けるのか。27歳なのに好きな漫画が「奇面組」なのはなぜ。記事によく登場する友だちの「加藤さん」とは……? 佐伯さんの真の姿に迫ります。 (取材/林雄司、石川大樹、取材・構成/岡田有花) 発信しよう! という社交性はない佐伯さん(左)にインタビューする林と岡田林 デイリーを読み始めたのはいつごろですか? 佐伯 もともとWeb記事が好きで、大学生の時に『オモコロ』を読んでいました。デイリーは社会人になってから読んで。社会人になっていっぱいいっぱいだったので、オモコロより胃に優しい感じを
「デイリーポータルZ」ライターの唐沢むぎこさんは、1997年生まれの27歳。ピカピカのZ世代です。 でも、趣味はちょっとレトロ。落語家・三遊亭小遊三さん(77)の“推しぬい”を作ったり、「冬のソナタ」のパチンコプレートを持っていたり、電気グルーヴや軍人将棋が好きだったり。平成9年生まれなのに、昭和生まれと話が合います。 三遊亭小遊三の推しぬいを作り、推し活をする目に刺さる!ちょっとレトロなパチンコプレートあつめ昔のスキャンダルにも詳しく、勝新太郎が違法薬物をパンツの中に隠し持って逮捕された“大麻パンツ事件”も、当たり前のように知っている。 唐沢さんはなぜこんなに、古い話に詳しいのでしょうか。デイリーポータルの中年編集者たちに気を遣ってくれているのでしょうか? 冬ソナや勝新を知るZ世代はどう育ったのか。詳しく聞きました。(取材:林雄司、べつやくれい、石川大樹、岡田有花/構成:岡田有花) 全部
デイリーポータルZに登場するライターたちをもっと知ってもらいたい! 記事には出てこない工夫や、工夫してないところなどを聞きます。 初回はべつやくれいさんに、エッセイ漫画の描き方を聞きました。エッセイ漫画を描きたいと思っている人の参考になるかと思っていたのですが……(取材:岡田有花・林雄司/構成:岡田有花) 自画像は自由でいい ――べつやくさんの自画像、個性的ですよね。 べつやくさんの自画像「べつやく」。「とけかけ雪見だいふくのすすめ」より自分としては、すごいかわいく描いています。 ――かわいく。 これが世間一般の言うかわいいじゃないのはわかってるよ。わかってる。うん。 ――2004年にべつやくさんがライターとして参加した当初の自画像は、4~5頭身ぐらいありました。でも今は2頭身ぐらい。 最初のべつやく。「冬に備えてババシャツを手に入れる」(2004年)より3年目のべつやく。頭身が下がってき
「県民手帖」や「高千穂の夜神楽」など、ちょっとニッチなテーマが大好きなデイリーポータルZですが月に1回は広い海にこぎだそうとしています。 12月16日から1週間、ライターがチェーン店のハンバーグを食べまくる「ハンバーグ特集」をやります。 本当にそれでいいの? あまりに普通すぎない? と心配してくださった愛読者のみなさん。大丈夫です。 この企画には2つの狙いがあり……Webマスターの林雄司が説明します。 年末といえばハンバーグ 「Google ディスカバー」にもっと載りたいハンバーグ特集の一つ目の狙いは、「Google ディスカバー」にたくさん載って、ページビュー(PV・閲覧数)をアップできるか、試してみることです。 Googleディスカバーは、Androidのスマホの初期画面やChromeの初期画面に表示される、記事一覧です。あれに記事が表示されると、PVがぐんと上がるんです。 Googl
今年も「地味ハロウィン」の季節がやってきました。 お化けや魔女などの定番の仮装ではなく、身近な人やシチュエーションの仮装をして集まる地味ハロウィンは、デイリーポータルZが2014年に始めました。2024年は10月27日開催です(チケットは受付終了)。 参加者からよく聞かれることを、Q&A形式でまとめます。(語り:林雄司 まとめ:岡田有花) Q.仮装が思いつきません「普段は絶対着ないけど、着てみたいなー」という服はありませんか? 「自分のキャラじゃないから着られない」「年齢的にちょっと」と思っている格好など。 おれの場合だと「腰パン」がそれでした。腰パンが流行ってたころもう大人だったからできなかったんだけど、地味ハロウィンでやりました。 「絞り染めの先輩」あと、大学によくいる、インドにはまって留年しまくった「絞り染めの先輩」も、むかし憧れてたけどできなくて。地味ハロウィンでやりました。 それ
実録!デイリーポータル運営会議 9月の暑い日。都内の格安レンタル会議室にて。 デイリーポータルZ Webマスターの林雄司と、ライターの石川大樹、岡田有花が、「デイリーポータルZ、今後どうしよう?」と悩んでいる。(書き手と写真:岡田有花) デイリーポータルZは、読み手に届き切ってない? 林: デイリーポータルZって、まいにち面白いことをやっているんだけど、そういうのが好きな人に届き切ってないかもしれないと思っていて。 例えば、デイリーの運営についての話は、ITmediaとか外部に取材して記事にしてもらってきていて、ITmediaに載ると話題になるんですよね。 で、ITmediaの記事が出ると、「デイリーポータルZをはげます会」(有料会員制度)を「しらなかった」という人が必ずいる。デイリー内部ですごく宣伝しているのに、メディア自体の発信だと全然届かないなと。 なんででしょうか?中で面白いことや
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