「うちの魚最高にかわいい」
そんなハッシュタグが添えられた、魚……ではなく、衝撃的な見た目をしたかき氷の写真がSNSに投稿されました。
あまりのインパクトとかわいさが気になって仕方がないかき氷には、約10万件のいいねが寄せられています。

7月8日、体験陶芸や陶芸教室などが開催されている藤枝市陶芸センター(静岡県藤枝市)のX(@f_tougei)に、1枚の写真が投稿されました。
「うちの魚最高にかわいい」というハッシュタグだけが添えられた写真には、植木鉢からカラフルな魚の頭が生えているという、なんとも衝撃的な見た目をしたかき氷が写っています。
👉【画像を見る】最高にかわいい”かつおのあたま”はこれだ!
インパクト大! なかき氷の名前はずばり「かつおのあたま」。
こちらは5~6年前から販売している商品で、当時小学3年生の男の子がスーパーで見かけた生の『カツオの頭』を模して作った陶芸をモデルにしているのだとか。
その陶芸を見たスタッフさんが「これをかき氷にしたら面白いのでは?」と思いつき、それから毎年提供しているかき氷の1メニューとなったそうです。
さわやかな味わいだけれどかき氷の魚と目が合い、そのかき氷の魚をスコップ型スプーンを使って食べる……そんな不思議な体験をさせてくれる“かつおのあたま”。
藤枝市陶芸センターがある静岡県は、かつおの水揚げ量全国1位を誇る県。“かつおのあたま”を食べた後は、魚のかつおを食べに行くのもよさそうですね。
SNSでも大反響🐟✨
涼しげだけどインパクト大! なかつおのあたまには
💬「え!ナニコレ! と思ってしまいました! 行ってみたいです😍」
💬「私も昨年 食べました😋」
💬「思わず食べてしまいたくなりますね🐟」
💬「涼し気でいいね」
💬「かわいいっちゅ🐟❣️」
といった、たくさんのコメントが寄せられていました。
BuzzFeedは陶芸センターのかき氷や“かつおのあたま”について、Xを運用しているセンターママさんにお話を聞いてみました。
――陶芸センターでかき氷を提供しはじめたきっかけと、植木鉢を容器にしたきっかけを教えていただけますでしょうか。
「山の中の施設とはいえど、夏は暑い💦 当時館内に冷房設備もなかったため、お客様はもちろん、スタッフにも涼しくなっていただきたいという思いから、かき氷の販売をはじめました」
「容器を植木鉢にしたのは、陶芸にちなんだものを容器に出来ないかな? という思いがきっかけです」
――かつおのあたまは、どんな味付けがされているのでしょうか。
「味は、ブルーハワイ、みぞれ、いちご、です。サイドに練乳が付きます。目はフエラムネにチョコチップをねじ込んであります」
――ちなみに、注文したいときは「スタッフおまかせ」でお願いすればよいのでしょうか?
「はい、『スタッフおまかせ』の1メニューです。基本的にはスタッフが自由に作りますが、コソッと(かつおのあたまください)と言ってもらえればお作りします! 材料がある限り!」
・・・・・
藤枝市陶芸センターでは7月1日~8月31日の間、期間限定で植木鉢かき氷を販売しています。
かつおのあたまを含む“スタッフおまかせ”以外にも、牧場や土のように見える不思議なかき氷や、アザラシがひょっこりと顔を出すかき氷など、どれも目で見て楽しめるすてきなデザインとなっていますよ。