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読書・マンガ - はてなブログ

トピック一覧

読書・マンガ

湊かなえ『贖罪』 を読んで

こんにちは、皆さん!一人ぼっちユウトです。 今日は、湊かなえの傑作『贖罪』について語らせてください。 読後、胸の奥にずしりと残るこの物語は、ただのミステリーではありません。 それは「罪」と「赦し」、そして「記憶」と「時間」の迷宮を彷徨う、魂の物語です。 『贖罪』の魅力:静かなる衝撃『贖罪』は、ある地方都市で起きた少女殺害事件を発端に、被害者の友人たち4人の人生を描いた連作短編集です。 事件のトラウマを抱えたまま大人になった彼女たちが、それぞれの視点で語る「その後」は、どれも痛々しく、そして切実。…

【精霊幻想記 11.始まりの奏鳴曲 感想】

#龍聖の感想 『精霊幻想記』11巻 #読了 雅人の成長っぷりがすごいのに対して亜紀はともかく、貴久は年上としても兄貴としてもヤバイだろ…… 美春たちとの歪んだ関係性にとりあえずひと段落です。ここからこの兄弟がどのようになっていくのかは今後に注目ですね。 bookwalker.jp 【あらすじ】※一部ブックウォーカーより引用しております 10巻で波乱の幕を引いた「夜会編」が一区切りつき、11巻ではリオたちの旅路が一瞬の静寂とともに再び動き出す。過去の事件で危険な目に遭った美春を――ギリギリのところ…

バイシクルクラブNO.463

発行元:ADDIX バイシクルクラブNO.463まとめ バイシクルクラブNO.463を読んだ理由 バイシクルクラブNO.463で仕事に活かせるポイント バイシクルクラブNO.463の感想 バイシクルクラブNO.463まとめ クロモリでフルオーダーの自転車欲しいよなぁ・・・。 バイシクルクラブNO.463を読んだ理由 自転車が好きなので バイシクルクラブNO.463で仕事に活かせるポイント 特になし バイシクルクラブNO.463の感想 特集は「金属フレームの魅惑」ですね。わたしも、自転車のフレーム…

冷静な俯瞰とバランス感覚

晴 最高14 ℃[+2]最低2 ℃[+5] ネイビー ウールステンカラーコート@グリーンレーベルリラクシング ネイビー SOLOTEXウールジャケット@グリーンレーベルリラクシング ブラック メルティクルーネックニット@グローバルワーク グリーン 極暖ヒートテックコットン@UNIQLO グレー スマートアンクルパンツ@UNIQLO ブラック スニーカー@ジャーマントレーナー ブラック マンティス2@アークテリクス ジャケットとインナーの組み合わせ ヒートテックタイツ復活 成功者より庶民の言葉が役…

仕事納めまでのこり1日

ものすごく長く感じました(笑) 今日は納品件数(当然)も少なかったので、(社長にバレずに)暇をつぶすのが大変でした。社長もそこまで無知ではないと思いたいので、29、30日が暇なことは理解しているでしょう。 早く事務所に帰ってもすることが無いので、夕方前までは外でぶらぶら(社用車の距離数は増やさずに)してました。 集金もあったので午前中までは時間消費出来ましたが、午後からは読書や資格勉強をしていました。(さすがにこのタイミングで立ち読みはバレるw) リベンジ中の簿記3級の勉強の方は、社用車の中でな…

ことばをたべるくじら 小林稔(著)

「おばけきかんしゃ17ごう」を読んだ後に読んだのがこの絵本でした。 14冊目です。 前回の記事↓ tsukishiro-08.hatenablog.com ことばをたべるくじら 小林稔(著) ことばをたべるくじら 小林稔(著)読みました。大人も子供も楽しめる絵本だと思いました。#ad #Amazon #KindleUnlimited #電子書籍 #kindle本 #絵本 #読書 #読書記録 https://t.co/EKYTA7U9dD — 月白蓮/月白工房 (@rentsukishiro) 2…

大沢在昌「雷鳴」

☆ 紅白歌合戦、韓国のアイドルグループをめぐってもめていた。結局は、病気ということで出演を自粛。大人の事情って奴だろうが、後味は良くない。 ☆ 町田さんの「彼女たちは楽園で遊ぶ」、朝井さんの「イン・ザ・メガチャーチ」、そして湊さんの「暁星」。出だしの数ページを読んだ限りでは、「暁星」が面白そうだ。 ★ さて今日は、大沢在昌さんの「鮫島の貌」(光文社文庫)から「雷鳴」を読んだ。 ★ 新宿の小さなバー。雷鳴が響く豪雨の中から一人の男が店に入ってきた。ずぶ濡れで、ウイスキーのお湯割りを注文する。堅気の…

後は大みそかにお雑煮作るだけ

今日は年内最後の訪看さん来る日だけど…それ以外特に用事もなかったので、朝薬だけ飲んで二度寝。 お昼に起きて、ご飯炊いてなかったからパスタ食べた。 んでポケモンを少々プレイした後、支度して、お米研いで炊飯器にセットしてから訪看さん。 てんちゃんなら大丈夫よなんて言われたけど、本当に年明け仕事に影響が出ないか心配だったりする。 後は体重が増えないかも心配だったり…あんま増えるとまずいのよね… 病院で怒られるわ… 訪看の後セブンに行ってチルドのお蕎麦買ってきて、賞味期限見たら31日の朝だったけど、冷蔵…

「マンガじゃ勉強にならない?」クリスマスに買った『角川まんが学習シリーズ日本の歴史』

大人になると当然サンタクロースは来なくなるわけなので、クリスマスプレゼントにかこつけて自分へ欲しいものを買うようになってきます。 クリスマスプレゼントだけでは理由が弱いかなと思えば、別の理由も付加したりして。

【日記 12/29】冬休みDay3~ワンオペ日~

冬休みDay3。今日は妻が仕事だったので、地味にワンオペdayでした。とは言っても、キッズ達はもう中2と小5なので、以前に比べたら本当に楽になったなぁ…と。ま、食事の準備がメインですかね、今は。 今月から娘が塾に通い出したので、その1か月の振り返りの面談へ。対応してくれる塾の社員さんはまだ20代だろうな~がんばれ~と思いつつ、娘もなんとか通ってくれているのでひとまず安心。お金はかかるけどね・・・。なので成果を出してね(笑)。待ち時間に書店をのぞきつつ、今日は文庫を購入。初めて読む作家さんにしてみ…

病院に相談後

今、新潟行きの新幹線の中です。 帰省してる間の記事分、マンガを事前に描けば良かったんですが、大掃除始めちゃったら無理でした😅 でも窓ガラスも玄関も拭けたし、家を空ける前のお約束のお風呂の排水口やトイレの換気扇フィルターも掃除できたので、いい気分です✨ 田舎で何か描けるかしら🙄描けたらアップするし、全然ダメかもしれません💦 実家に行っちゃうとノンストップで家事(主にゴミ捨て&掃除)になっちゃうのですが、先週きてけっこう捨てたばっかりなので、自分の時間も作れると思うんですけどね〜。 母が怒らなかった…

【ダイソー】100均の財布じゃ恥ずかしい?安い!かわいい!レディース財布

【ダイソー】100均のレディース長財布 100均レディース財布の性能 実は財布をあまり使わない 日本と欧米の財布事情の違い まとめ 【ダイソー】100均のレディース長財布 こちらは、私が3年以上使っている財布です。この財布、おいくらだと思いますか?実は108円。つまり100均のお財布なのです。(現在は値上がりして300円+消費税となっています。)どこの100均の商品かというと、ダイソーさんの商品です。 財布は不定期にボロボロになるので何年かに一回は買い換えていましたが、貧乏性の私ですから、一度財…

2025年 最高の小説ランキングBest50(初読本のみ)

2025年振り返り どうも、ゆかりごはんです!初めましての方は初めまして。 早速ですが、今年も「小説ランキングbest50」を書いていきたいと思います!2025年の読了本は205冊。昨年が丁度200冊だったので、今年は5冊上回る結果となりました。海外出張含め、仕事のタスク量が昨年と比較してとんでもないことになってましたが、読了冊数は何故か微増…。『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』という本が話題になってましたが、僕は働いているほうが読書時間が増えてしまうようです😅 今年の読了本はかなりレベル…

今月読んだ本(2025年11・12月)

一撃のお姫様 一撃のお姫さま [ 島本 理生 ]価格: 1870 円楽天で詳細を見る 女性が主人公の5つの短編集。 独身女性の話ばかりかと思ったら1作品は既婚者の話でした。 曲作りのためにホスト通いをする表題作もなかなか興味深く、どの作品も面白く読めました。 本当はひどかった昔の日本 本当はひどかった昔の日本ー古典文学で知るしたたかな日本人ー(新潮文庫)【電子書籍】[ 大塚ひかり ]価格: 572 円楽天で詳細を見る 昔は「切り捨て御免」や「辻斬り」という言葉はあったことからも色々と想像がつきま…

Kindle Unlimitedが3か月無料や99円キャンペーン中!2026年1月6日まで

アマゾンの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」のお得なキャンペーンを紹介します。 Kindle Unlimitedは通常30日間無料体験ができますが、2か月に1度くらいの頻度でお得なキャンペーンが開催されます。 例えば、2025年12月26日から2026年1月9日まで年末年始3か月99円キャンペーン実施されました!(※表示される内容はアカウントごとに異なり、過去の利用履歴やAmazonの利用状況などが影響すると考えられますが、明確な基準は公開されていません。) もし、3か…

2025読書の振り返り

今年2025の読書を振り返ってみる。読んだ本は57冊。ほぼ週1ペース。そのうちブログ掲載した44冊。------知識や考え方など自分の世界を広げてくれたノンフィクション三選。 鈴木俊貴「僕には鳥の言葉がわかる」(ブログ掲載:2025年7月1日)松田邦紀「ウクライナ戦争と外交」(2025年10月18日)橋爪大三郎「火を吹く朝鮮半島」(2025年1月3日)-----初めて読んでファンになりそうな作家の小説三選。 宮内悠介「暗号の子」(2025年3月29日)浅倉秋成「六人の嘘つきな大学生」(2025年…

「ウツ婚!! 1巻」石田月美/磋籐にゅすけ

コミックDAYSに配信。(2023年初版) >複数の精神疾患を抱えた原作者による前向きな人生観とは? ↑この物語は現在作家として頑張っている御本人がペンを執った自身の歴史の一部であり、 ↑現在も仕事以外に持病とも向き合っている彼女の日常でもあるのだ。 ↑これは27歳当時の原作者を主役に据えた体重90キロ時代の物語。 ↑大学時代に鬱を発症し、引きこもってまで仕上げた自身の姿がコレ★ ↑〇〇野郎で人生を重ねてたまるかと奮い立った彼女はメンタルクリニックを訪れたのだが、 ↑担当の医師はサジを投げるが如…

プチ感想・レビュー#406【尾守つみきと奇日常。】7巻

※引用:「尾守つみきと奇日常。」7巻より 「尾守つみきと奇日常。」7巻のプチ感想・レビューです。 感想は読書メーターで書いた文章になります。 興味を持ってもらえると嬉しいです。 寿こと - 読書メーター (bookmeter.com) 感想 8巻の感想を書こうとしたら、7巻を書いていなかった……。 千賀くんとの友達関係や、蛇園ちゃんと気筒くんの関係が進んでいく巻ですが、大きくは会長関連の話ですね。 あらゆる面で安全な事が証明されないと医療機器がある場に雷属性は怖いって事はその通りですが、だからと…

出口のない海 / 横山秀夫

2015年以来2度目。 素晴らしかったので、いつかもう一度読みたかった作品。 神風特攻隊が空からなら、この本は海の中からの特攻。人間魚雷。 戦争という重い題材だけど、そこまで戦争戦争しておらず、野球を愛する大学生の生な生きざま、思いとか葛藤とか希望とか、そんなものが見られた。 比較的難しくなく、読みやすい。単行本で300ページと短いし文字数も少ない。 神風特攻隊は有名だが、別の場所でこんな作戦があったなんて知らなかったので驚いた。あまり知られてないと思うので、一人でも多くの人に読んでほしいと思う…

【感想】伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』(新潮文庫)- 外界から閉ざされた島で未来が見えるカカシが殺される、個性のある人物たちも多く登場する伊坂幸太郎デビュー作。

伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』(新潮文庫)の感想になります。 ※ネタバレを含みます※ 伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』(新潮文庫) 奇天烈な登場人物しかいない外界から閉ざされた世界で起きる殺人事件 あらすじ 伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』(新潮文庫) オーデュボンの祈り(新潮文庫) 作者:伊坂幸太郎 新潮社 Amazon 奇天烈な登場人物しかいない外界から閉ざされた世界で起きる殺人事件 あらすじ コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている…

『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 誘拐〈24〉』 池波正太郎

鬼平犯科帳 決定版(二十四) 特別長篇 誘拐 (文春文庫) 著者 : 池波正太郎 文藝春秋 発売日 : 2017-12-05 ブクログでレビューを見る» 池波正太郎の連作時代小説『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 誘拐〈24〉』を読みました。『新装版 鬼平犯科帳 特別長篇 迷路〈22〉』、『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 炎の色〈23〉』に続き、池波正太郎の作品です。-----story-------------風が鳴った。平蔵は愛刀の鯉口を切る。雪か?闇の中に刃と刃が噛み合って火花が散った―。表題と…

薫る花は凛と咲く(21) 感想

薫る花は凛と咲く(21) (マガジンポケットコミックス) 作者:三香見サカ 講談社 Amazon 1年ぶりの夏祭りデート。これまでデートは何度もしている2人だけど、交際の始まりとなった夏祭りはやはり特別なようで屋台で美味しい物を食べて、就職が決まった件を話して、穴場で花火を見上げて、そして花火をバックに――そうした幸福感が溢れ出てくるような雰囲気だったものだから、一瞬にして零下へと突き落とす土岐の出現は本当にビビってしまいましたよ……。あの人、少しでも余計な動きをすれば凛太郎を殺しそうな目をして…

2025年、読書好きが選ぶおすすめ本10冊!

こんにちは。てんすけです。 読書好きです! p-tenchan321.hatenablog.com 今年もたくさん本を読んだので、ベスト10やっていきたいと思います! なお、すべてネタバレ無しで紹介していますので安心してご覧ください。 また、記事のスタイル上、ランキング形式となっていますがすべておすすめです!! ぜひ読んだら感想を教えてください。

「BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?」読んだ

BIG THINGS どデカいことを成し遂げたヤツらはなにをしたのか?作者:ベント・フリウビヤ,ダン・ガードナーサンマーク出版Amazon 高速鉄道や巨大建築物といった大きなプロジェクトのなかでは、成功するものもあれば失敗するものもある。 それはなぜか、という問いに経済地理学者で、オックスフォード大学とかコペンハーゲンIT大学で教えているプロジェクトマネジメントの研究者が答えた本*1 データから巨大プロジェクトの失敗率を調べて、事例で失敗と成功の差を描いていて読んでいておもしろい。地下鉄や巨大建…

【読書感想】「最近笑ってないかも」と思ったら。平 光源 (著)『半うつ 憂鬱以上、うつ未満』を読んで

読書後の感想マンガ 「半うつ」とは何か? 「うつ病は心の病気」という言葉への違和感 私の「半うつ」体験:中学生の頃の記憶 データで見る「うつ」の現状 この本を特におすすめしたい人 読書後の感想マンガ 最近、テレビや雑誌でも「うつ病」という言葉をよく耳にするようになりました。 かつては「心の弱さ」や「気合の問題」と言われることもありましたが、今では「真面目で責任感が強い人」ほどなりやすい病気であるという認識も広がっています。 今回私が手にとったのは、平 光源 さんの書かれた『半うつ 憂鬱以上、うつ…

読書覚書2025 #18

題名 ランニング・マン著者 スティーヴン・キング(リチャード・バックマン)訳者 酒井昭伸期間 2025年12月1日(月)→2025年12月8日(月)満足 ★★★★☆ 読書歴30余年、1047冊目の読破である。会津若松旅行の帰りの電車で読了。スティーヴン・キングが、正体を隠し、リチャード・バックマン名義で発表した作品の1つ。エドガー・ライト監督により、2度目の映画化がされ、来年、日本公開される。キングの原作をエドガー・ライトが映像化するなんて、絶対、面白くなるに決まってるじゃんッ! これは、映画を…

『血圧を下げるのに減塩はいらない!』渡辺尚彦、読みました。

妹に紹介されて買いました。 最近、発売された本です。 うーん。 どうなのかな。。 何冊か血圧関係の本は読んでますが 読んでも血圧は。。

「親愛なる僕へ殺意をこめて」

「親愛なる僕へ殺意をこめて」読了記録 先日、伊藤瑛輝さんの「親愛なる僕へ殺意をこめて」全11巻を読み終えた。 二重人格ものというジャンル自体、ミステリーの中でも扱いが難しい題材だと思う。下手をすれば都合よく人格が切り替わる展開になりがちだからだ。でも本作は、その設定を単なるギミックに留めず、サスペンスの緊張感を最後まで維持していた。主人公の記憶が途切れる恐怖、もう一人の自分が何をしたのか分からない不安が、読んでいてひしひしと伝わってくる。 個人的に、私は小説も漫画も一度読んだら当分は読み返さない…

心の成長をサポートするための本を爆買い!

ボーナスもらったので、本を爆買いしました。 1万円分の予定がオーバーして1万3千円になりました^^ 幸せな買い物しました。 児童精神科の看護師が伝える 10代のこわれやすいこころの包みかた/こど看 まだまだ、息子、娘は10代にはなりませんが、 予習って大事だし、あっという間に子どもは大きくなるので買ってみました。 のびる子はやっている最大効果を出す 小学生の勉強法/石田勝紀 来年から息子が小学生になります。 なので、親が勉強せねば!と思い買ってみました。 今、読んでますが私が小学校の時に知りたか…

黄色い雨 フリオ・リャマサーレス

スペインの作家、リャマサーレスの「黄色い雨」を読みました。 一人称小説です。語り手である「私」は、スペインのアイニェーレ村の住人で、過疎化で若者は一人また一人と去り、残る者も高齢化して死に、「私」と妻と飼い犬だけが残されます(スペイン内戦の影響も大です)。しかしその妻も半ば発狂状態で死んでしまい(ネタバレになるので詳細は避けますが、妻サビーナの死を描いた場面は白眉です)、「私」と飼い犬(名前のない雌犬)だけが取り残されます。「私」だけは理由は不明ですが、村を離れようとはせず、死ぬまで村に残ります…

最近読んだ本:戦国の忍び

ふと思い立って手に取った。忍者とは何者だろうか。現代のスパイのようなものを想像していたが、歴史学では違ったようだ。 大雑把にまとめると、非正規軍という扱いだろうか。その割には、大名が直接扶持を与えたり、正規軍の周辺にいるというだけではないようだ。敵地に潜入して情報収集を行い、時に破壊工作や暗殺、内通者を仕立て上げるようなことまでやっていたようだ。その意味では、専門家集団とも言えるだろう。 本書によると、プロ集団としての忍者(忍びの者)の供給源は何らかの理由で土地を離れた(追われた)アウトローと推…

骨董猫屋

骨董猫屋 (ねこぱんちコミックス ねこの奇本)作者:鷹野 久少年画報社Amazon 心に傷を抱える少女がふと立ち寄った骨董屋。中にはしゃべる猫のぼんてんと店主が…人と猫の絆をつなぐちょっと不思議な物語! 「不思議なお店」ジャンルっぽいので、購入してみた作品。 猫がしゃべるという設定なのに、ファンタジー色は非常に薄め。 その設定が不要とも思えるくらいに、普通の話もあったりする。 ねこ雑誌に掲載された作品ばかりなので、 “しゃべる猫”が可愛ければ、それで充分なのだろう。 ただまぁ、雰囲気は良い作品ば…

2025年のふりかえり!!【読書/ゲーム】

こんばんは!いさなです! すっかり年の瀬ですね。2025年のふりかえり、今年もやります。よろしければお付き合いくださいませ! 読書 ゲーム おわりに 読書 今年は136冊読みました!小説とラノベを合わせた総数です。上半期に多く読み、下半期は控え目でした。この差はどうして生まれたのかというと、5月末にVtuberさんに尊い推しができて「本読んでる場合じゃねえっ!」ってなったことと、単純にゲーム楽しい(*´ω`*)ってなったことが大きいです。優先順位が変動したんですね。いさなさんは本がないと死んじゃ…

それいけ!平安部/宮島未奈

語り手の牧原栞は、入学した菅原高校で同じクラスになった平尾安以加から平安部に誘われる。「平安の心を学ぶ」のがモットーだが、実は安以加自身もそれほど平安に通じているわけではなく・・・。 栞は中学時代に平安顔と言われたことがコンプレックスになっているが、誘われて何となく平安部へ。部を作るためには五人が必要で、必死で部員集めに奔走するのだった。 五人集まってもどんな活動をするのか明確には決まっておらず、まずは仏像トランプで神経衰弱など(笑)。それでも徐々に五人の心はまとまり、部活動に邁進していくのだっ…

データ以上に感じるものがある『宗教の凋落?: 100か国・40年間の世界価値観調査から』

『宗教の凋落?: 100か国・40年間の世界価値観調査から』ロナルド・イングルハート (著), 山﨑 聖子 (翻訳) 勁草書房 宗教の凋落? 作者:ロナルド・イングルハート,山崎聖子 勁草書房 Amazon 100か国、40年にわたる宗教に関するデータ観測をまとめた本。 これがデータ以上に自分の人生において感じた変化も合わせて読むと何ともエモい。あくまで西洋視点の宗教なので、アジアにおける宗教定義っていうのが微妙。特に日本においては微妙であるというのは著者も認めてはいるけどまあ微妙。キリスト教、…

2025年 印象に残った本(ラテンアメリカ以外)

2025年の読書記録の続きです。前回、前々回の記事はこちら。 hirunecrocop.hateblo.jp hirunecrocop.hateblo.jp 今回はラテンアメリカ以外の本から。 ガッサーン・カナファーニー『ハイファに戻って/太陽の男たち』(黒田寿郎、 奴田原睦明 訳) 岡真理『ガザとは何か』 大江健三郎『M/Tと森のフシギの物語』 吉見俊哉『東京裏返し 都心・再開発編』 柴田大輔『まちで生きる まちが変わる』 手塚治虫『きりひと賛歌』 ガッサーン・カナファーニー『ハイファに戻って…

見張り塔からずっとー重松清

評価4 再読。 ①カラス ②扉を開けて ③陽だまりの猫 夫婦関係について書かれた3作品。 穏やかな重松清の作風からは離れた恐怖小説仕立て。 「カラス」は地価高騰の時期に家を購入した団地の住民が、安く家を購入して移り住んで来た一家に対する妬みからイジメを繰り返して団地を追い出してしまう話。「扉を開けて」は幼い子どもを亡くした妻が同い年の少年を見るたびに亡き子どもを思い出して精神のバランスを欠いてしまう話。「陽だまりの猫」は若くして子を身籠もってしまった女性が相手の男性と結婚したが、マザコン夫との間…

【うさぎの本棚】探偵は帰れない、私たちは戻れない  帰れない探偵 柴崎友香

生きることは感動すること 人は感動がなくても生きていけるが、感動のない人生はつまらない。 人は皆感動を求めている。「おいしい」でも「たのしい」でも「うつくしい」でもなんでもいい。心を揺り動かし、時には涙や笑いを誘うものと出会いたがっている。 中には「こわい」もの見たさに心霊スポットに出かけたり、「いたい」の奥にある「ここちよい」を求めてマッサージに行く人もいる。SNSには「いかり」や「うらやみ」が満ちている。 生きることは、感動することと言えるかもしれない。何を見ても聞いても感動しなければ、それ…

井上真偽 「その可能性はすでに考えた」 読了(Hatena用再掲)

こんばんは、ジニーです。 この本は2023年の9月に読んだ本だったようです。 読書の秋に、なかなかマニアックな本を読んでいた自分を褒めてあげたくなりmす。 今回は井上真偽さんの「その可能性はすでに考えた」の読書感想です。 タイトルから何となく伝わるものがありますが、ちょっと変わったミステリーです。 普通、ミステリーといえば事件が起こり、その謎を解くというのが流れです。 その事件の犯人がいて、探偵役の主人公(時に主人公ではない場合もある)がトリックを看破していくというところに面白さがありますよね。…

〔読書・本📕〕家族の絆を感じる短編小説

あなたはここにいなくとも 年末年始、たくさんの本を読もうと思い、図書館でたくさん本を借りてきました。 まずは、町田そのこさんの短編小説から…… 最初の作品は、切っても切れない家族の話👪 私は亡くなったおばあちゃんを思い出して号泣しました~。 40代ですが、それでも💦 おばあちゃんに会いたい病に年に数回かかります~。 こんなとき、おばあちゃんだったら……、どうするのだろう❓ 家族なのだからと注意するのだろうか、 場をわきまえて、ぐっと我慢するのだろうか、 困ったこと、辛いことがあるたび、おばあちゃ…

水族館飼育員のただならぬ裏側案内 (なんかの菌)

いつも聴いている茂木健一郎さんのpodcast番組に著者のなんかの菌さんがゲスト出演した際に紹介していた本です。 四コママンガをはじめとしたイラストをふんだんに使ったとても変わった体裁で、興味深い“水族館の裏側”をこれでもかとアピールしていきます。なんかの菌さんのマニアックな視点がとても楽しいエッセイですね。 「水族館」といえば、幼いころ海水浴に行くたびに海水浴場そばの水族館には寄っていましたし、小学生のころ、初めて江ノ島水族館(当時)で「イルカショー」をみて感激した思い出もあります。大人になっ…

2025年に読んで面白かった本ランキング

今年も残り少なくなったので「今年読んだ本ベスト3」を残しておきます! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1位 キム・ハナ/ファン・ソヌ「女ふたり、暮らしています。」 ドラマ化もされた話題作「保健室のアン・ウニョン先生」や、BTSが絶賛した「家にいるのに家に帰りたい」をちらっとを読んで「韓国文学は私には合わないかも、、、」と思っていたのですが、このエッセイでK-BOOKに対する苦手意識が完全になくなりました! それどころか完全に二人の大ファンになったと言っても過言ではない! エッセイは…

【読書日記】パーティーが終わって、中年が始まるを読んで若さのあとにるものを考えた

この本『パーティーが終わって、中年が始まる』を書いた人のことは、正直に言うと、読むまで知らなかった。でも、読んでみたら、今の自分にぴったりの内容で、心にしみた。きっかけは自分がもう中年であることに他ならないのと、著者のPhaさんと年齢が近いからである。 若いころは、失敗しても「まだ若いから」と許されたけれど、年を重ねると、だんだんそうもいかなくなる。まわりの目が気になったり、責任が重くなったりして、自由にふるまうのが難しくなる。そんな気持ちを、著者は自分の体験をもとに、わかりやすく、そしておもし…

「一次元の挿し木」松下龍之介

さすが、このミス大賞 * * * * * * * * * * * * * * * * * 2025年第23回『このミステリーがすごい!』大賞・文庫グランプリ受賞作 ヒマラヤ山中で発掘された二百年前の人骨。大学院で遺伝学を学ぶ悠がDNA鑑定にかけると、四年前に失踪した妹のものと一致した。不可解な鑑定結果から担当教授の石見崎に相談しようとするも、石見崎は何者かに殺害される。古人骨を発掘した調査員も襲われ、研究室からは古人骨が盗まれた。悠は妹の生死と、古人骨のDNAの真相を突き止めるべく動き出し、予測…

極私的2025年 BOOKS ベスト10!

映画ベスト10に続き、今度は「本」でベスト10、いってみます。 こちらも毎年一度の楽しみ化している! とはいえ今年は1位に選んだ本と8位 NEXUS(上)(下)に時間を大幅に取られた… アップに至った本は多くはないが、それ以外にも数的には倍以上は読んでおり、 × 10で。 リンク内のコメントはタイトルとアップ時のサブタイトル、2行目は今回のコメントとなります。 1位 onscreen.hateblo.jp 2025年を代表する一冊といえば、これになるしか、ない...(笑) 2位 onscreen…

8割捨てる大作戦:のんびり今年を振り返る

ランチはコロッケサンド。 よく食べます。 シュトーレン、最後のヒトカケ。 海苔巻き穴子と豚汁 2025振り返り 捨てまくりの2025であった。といっても、10月の末からだ。 この本がきっかけ。 櫻庭さんのように、思い切って全部捨てることはできなかったけれど 考え方をおおいに、学んだ。 自分としては、けっこう、思い切って、捨てた。 サイドボードとテレビ台は、そのものを処分できるくらいに たくさんのモノを処分した。 クローゼットに入れたわけではなく クローゼットそのものにも、だいぶ、空間ができた。 …

『源氏物語 4』 角田光代

源氏物語 4角田光代河出文庫 古典新訳コレクション2024年2月20日 初版発行2024年10月30日 2刷発行*本書は2018年11月に小社から刊行された『源氏物語 中』(池澤夏樹=個人編集、日本文学全集05) より「初音」から「藤裏葉」を収録しました。 3巻の続き。 megureca.hatenablog.com 目次初音(はつね) 幼い姫君から、母に送る新年の声胡蝶(こちょう) 玉鬘の姫君に心惹かれる男たち蛍(ほたる) 蛍の光がみせた横顔常夏(とこなつ) あらわれたのは、とんでもない姫君篝…

障害者支援員もやもや日記

心に残るエピソードがいろいろありました。 P3 経営していた会社が倒産したとき、私は還暦をとっくにすぎていた。 ・・・ 残された人脈を頼りに企業コンサルや医師のゴーストライターなどをやって、しばらく糊口をしのいでいたが、収入は不安定だった。・・・会社の倒産により多大な心労をかけた妻を安心させたいと思い、職探しを始めた。 2000年に新介護制度が発足したとき、新制度の本を何冊かプロデュースしたことがあった。どうせなら、その現場が今どうなっているのか見てみたい。いずれお世話になる身だもの……と思い、…