秋本、移籍を発表

バレーボール女子日本代表で、ヴィクトリーナ姫路に所属する秋本美空が８月１日、東京都内で会見を行い、2025-2026年シーズンをドイツ・ブンデスリーガ１部「ドレスナーSC」へレンタル移籍すると発表した。

今春に高校を卒業したばかりの秋本は、
「海外に挑戦してみたい気持ちはあった。もっと海外に通用する選手になりたい」
　会見を見守った、元日本代表で母の大友愛さんにも相談した上で、「行った方が自分自身、成長できる。早いうちに経験しておいた方がいい」と言われたという。

　日本代表関係者は、秋元を次のように評する。
「潜在能力が高く、母親譲りの側面は強い。間違いなく将来の日本代表を背負う人材です。2028年のロサンゼルス五輪では若手選手のひとりとして、スタメン出場することになるでしょう」

　一方では、こんな見方もできる。
「レンタル移籍とはいえ、それだけ国内のSVリーグでは経験を積めない、と突きつけたも同然。しかもたった１年で、ですからね。入団にあたっては、そういった取り決めをしていたと考えられます。海外のリーグは地域にもよりますが、レベルが高く、なおかつ億単位の年収を稼げるところもある。早く日本も追いつかないと、さらに空洞化が進むのではないですか」（バレーボール関係者）

　秋本のレンタル移籍は、バレーボール界に大きな課題を残したのだったとアサ芸プラスは報じている。

母はあの大友愛…女子バレーボールの新星・秋本美空がたった１年でヴィクトリーな姫路から「海外レンタル移籍」の舞台裏 | アサ芸プラス