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Claude Code
note.com/kokopiano
大画面でオリンピックをほぼリアルタイムに鑑賞するなんて・・・ もしかすると、一緒になって初めてのことかもしれない。 リクリュウ・ペアの圧巻の逆転劇に1日中ウルウルしているワタシ。 傍には目をパチクリしながら、車椅子で微動だにせぬ最愛のパートナー。 華麗なる演技の繰り広げられる画面に釘づけ、なのはまちがいない。 しかも、ミラノ・コルティナオリンピック開催以来、 日によっては何時間も集中して観ている。 特にフィギアスケートはお気に入り。 「あ・うん・・・の呼吸って、わかるよね〜、 でも、ワタシたちみたいに体験したものでないと、わっからないかもねぇ・・・」 屈託のない言葉を投げかける。 目を細めて遠くを見つめているかのように見える。 言葉で応えてくれなくても、 精一杯、表情で応えようとしていたり、 穏やかで居心地良さそうにしていてくれるだけで、ほっとする。 それなりに意思の疎通がある日常を抱きし
「アドベンチャー・・・冒険よ、これは。」 地元の有志が集う旧軽の食堂のママTさんに言われた一言。 ギタリストの半年間の入院でお世話になった 看護師さんや理学療法士さんにも、 「奥さんは物凄いことをやろうとしているんです、よ・・・」 と、言われましたっけ。 ・ ・ ・ マックス180日と医療制度で定められているという、 回復期リハビリテーション病院での日々は、 初夏から秋へと季節の移ろいに気づかぬほど 猛暑のままの首都圏で、 あっという間に過ぎました。 毎週一回、やっと予約を確保しての面会。 軽井沢から通うにはなかなか大変なロケーション。 この病院は東京の西のはずれ、 関越道の起点となるあたりの住宅街に位置しており、 コンパクトな建物にも関わらず、 医療と技術の提供がシステマティックに機能しているのが 面会のたびに感じられました。 優秀なスタッフのみなさま(総称してすみません・・・) ほんと
70歳の赤ちゃんが目覚めました! 「わたしがわかるの・・・?」 「・・・・・!」 目に涙をいっぱい浮かべて 首を縦にふり、 精一杯の頷きを見せてくれた瞬間の気持ちを、 なんと言い表せばよいのか。 「香津美さん、、、お懐かしゅうございます! よくぞ、おもどりくださいました・・・!」 自称、歴女たる自分としては、 自然に湧き出た言葉。 果たして、、、これは、ほんとうに認識しているのか、どうか? 確証を得るまで、YesとNoだけで返答できる問いかけを、 何度か試みる。 意識はともかくとして、 何かしらの刺激で反射的に動くようになっていた左手の指先が、 そうだよ・・とでも伝えるように動きをみせる。 はっとして、その手を握ると、 強く握り返す指先に、熱がこもっている。 わたしへの答えとして、 意識的に、握り返しているのだ。 この人生をつうじて、 これほどの再会の喜びがあったろうか? これまでのすべて
ギタリスト渡辺香津美は最愛のパートナーです。 2月27日の早朝・・・軽井沢のアトリエにて、 突然の右半身のしびれを訴えて倒れ、 救急車で隣町の病院に搬送されました。 翌日から3日間、軽井沢大賀ホールにおいて、 私とのデュオユニット【Castle in the Air】の レコーディングを行うつもりで、 ギターや楽曲、そして演奏の最終的なつめを行う予定の日でした。 救急病棟でCTスキャンなど検査を受けたのち、 脳神経外科担当医からお話がありました。 「ちょっと厳しいことをお伝えしなければなりません・・・ ご主人は脳幹出血です。左中脳から橋にかけて出血しており最重症です。 命の危険が高く、この2週間程度は何時亡くなってもおかしくない状態です。 仮に救命出来た場合でも重篤な後遺症は免れない見通しです。」 ・・・・・・概ねこのような内容でした。 どうやら脳幹という、 呼吸や運動神経の司令塔のような
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