「彼の母親は学歴主義。プロポーズされたけど結婚が憂鬱で…」藤本美貴がズバリ「最悪を考えて、彼と…」おすすめの対策とは？

動画内であらゆるお悩みが紹介される中、20代の女性から寄せられた相談が読み上げられました。

《29歳、7年交際していた彼にプロポーズされました。今までお互いの両親には会っていません》

《彼のお母様は生まれ、学歴、職業などで人を見ると聞きました。ちなみに彼はそういう思想ではないですし、そういうお母様を軽蔑しているようです。いざというときは味方してくれると思います》

《私の家族は、工場勤務の母、運送業の父、接客業の妹、中小企業の私で、私以外みんなアルバイト、高卒です》

《彼の家庭は家族経営取締役のお父様、大手企業のお母様、弁護士のお兄さん、大手企業の彼、みんな有名大学です》

《正直、雲泥の差があることはずっと引っかかっていましたが、彼と私だけで過ごしていた分には気にせず楽しく過ごしていました》

《私だけならまだしも、家族が評価されたり、いろいろ思われるのが耐えられないし、幸せなはずの結婚が憂鬱で仕方なく、保留にしています》

《周りにこんな悩みの人はいなく、一人でグルグル悩んでいます。ミキティのご意見を聞きたいです》

内容を聞き終えた藤本さんは、今抱えている不安を彼氏と正直に話し合うべきだと回答しました。

「でもそれは、彼氏とちゃんとそういう不安も話し合えばいいと思う」

「そのお母さんとかそういう家系が、そういうの気にするってわかっていながらも、選んでプロポーズしてくれてるっていう意味では、いいじゃんって思うけどね」

続けて、彼氏はお互いの事情を理解したうえでプロポーズをしているのだから、受け止めてくれるのではないかと自身の考えを語ります。

「いいんだよ別に、私はお母さんと結婚するわけじゃないし、お父さんと結婚するわけじゃないし、あなたの家族と結婚するわけじゃないから、最悪二度と会わなくたっていいわけじゃん」

「だって私は彼と新しい家族を築きたいって、彼が思ってくれてるから築くわけじゃん。子どもを産んだりとかして。それでお母さんがああだこうだ言ってきたら会わなきゃいいんだよ」

「意外に思ってたより平気かもしれないじゃん。そういう心配があるから『私でいいのかな？ 本当に大丈夫かな？』って思ってるっていう話は彼氏にするべきだと思う」

「『私は多分、そうなったら耐えられないから、二度と会わないって選択もあるかもしれないよ』って言う」

「この私を受け入れてもらえるんだったらいいけど、受け入れてもらえなかったりとか、私も努力はするけど、それでも私の努力とは違う、学歴なんてどうにもできないじゃん。親の職業なんてさ」

「だからそういうところで言ってくるようなことがあったら、私は多分耐えられないと思うんだけど、その辺どう思う？って聞いてみたらいいんじゃない」

「その状況を知っていても、その彼氏はプロポーズをしてくれてるわけだから、受け止めてくれそうな気はするし、結婚したら、向こうの家族が言ってくるってことが最悪あるかもしれないわけじゃん」

「ってなったときのことも考えて、そういうのどう思う？っていう、前もって話し合いをするのは全然必要なことじゃないかなと思いますよね。だって不安なんだから」

藤本さんは、最悪の状況を想定したうえで相手の母親と会えば、実際にはそれほど深刻ではないと感じられるかもしれない、と心構えについてアドバイスします。

「（会ったら意外と相手のお母さんが）『そうなの？』みたいな感じかもしれない」

「最悪を想定して行ったら、『出た、出た！』って思えばいいんだから」

「『え！ そんなこと言われると思わなかった』っていうよりは、『はい、出ました〜』っていう自分も準備して行けるから。（彼氏に）『はい、話し合いね。帰ったら』みたいな」

藤本さんは、学歴主義の彼の母親について「立派な職業に就いていても、人としては未熟」と率直に指摘しました。

「どんな職業であれ、私を一生懸命育ててくれた両親に変わりはないわけだし、職業で人を見るような人とかイヤだよね。どんなに立派な職業に就いていたって、人として未熟じゃないですかって、すごい思うよね」

その上で、相談者が上手くいくよう努力するのと同時に、彼が家族と相談者との間で生じる板挟みの状況にどのように対応できるかが、大事なカギだと分析しています。

「彼氏がやっぱり中心となって彼女を守ってくれたり、盾になってくれるのであれば、全然いいんじゃないのかなって思いますね。本当に最悪、会わなくなったっていいんだから。『私はもう会いたくないです』ってなってる家だっていっぱいあるわけじゃん」

「そりゃあ、上手くいくように努力はするのよ。何も努力せずに『はい、イヤだ！ イヤなこと言われたから嫌い』とかっていうことじゃなくて」

「最初は育った環境も違えば、思い違いもあるから、自分だけじゃなくて相手も努力するべきだし、私も努力するけど、努力した上でそれでも合わないものは合わなくても別に（いい）」

「私は別にあなたの家系の子どもを産むために来たわけじゃなくて、私は彼の子どもを産んだり、彼と生活したいから結婚してるわけであって、私別にあなたと生活したくて結婚するわけじゃないからねっていう話じゃん」

「だから、やっぱり彼がどれだけ大事にしてくれて、向き合ってくれて、板挟みになれるかっていうところが大事かなと思うよね」

藤本さんは、相談者が不安に思っている彼の家族との問題だけでなく、相談者の家族が彼にネガティブな感情を抱く可能性についても触れました。そして最後に「最悪を考えて、彼と一度話し合ってみること」と改めて伝え、答えを締めくくりました。

「でもそれは、結婚したらいろいろあって、彼の親だけじゃなくて、自分の親が何か彼に対して言うかもしれないじゃん。それは育った環境も生まれた環境も違うんだから、『あんたの旦那さん、全然〇〇しないじゃん』とか、そういうのは自分が今度板挟みになってあげなきゃいけないし、彼も結婚してみたら、自分の家族の『ここって違うんじゃない？』って思うことが出てくることも全然ある。それはお互い努力をしながら、お互いの家族の板挟みになりながら、バランスを取っていくっていうのが、職業がどうの収入がどうのの差があろうがなかろうが、何も全く無いことは少ないんじゃない？ 大なり小なり、『今の言い方何？』とかある人は多いと思う」

「努力しながら、それでも耐えられなかったら、別に会わなくたって結婚は成り立ちますよってことですよね」

「最悪を考えて、彼と一回話し合ってみる、不安なことは言ってみるっていうのはいいですよね」