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温暖化に関するエントリは153件あります。 環境気象自然 などが関連タグです。 人気エントリには 『どうすれば相手の意見を変えられるのか──『エビデンスを嫌う人たち: 科学否定論者は何を考え、どう説得できるのか?』 - 基本読書』などがあります。
  • どうすれば相手の意見を変えられるのか──『エビデンスを嫌う人たち: 科学否定論者は何を考え、どう説得できるのか?』 - 基本読書

    エビデンスを嫌う人たち: 科学否定論者は何を考え、どう説得できるのか? 作者:リー・マッキンタイア国書刊行会Amazonこの『エビデンスを嫌う人たち』は、『「科学的に正しい」とは何か』の邦訳が先日刊行された気鋭の哲学者リー・マッキンタイアによる「科学否定論者を説得するための方法」についての一冊である。科学否定論者とは、たとえば人為的な気候変動は起こっていないと主張する気候変動否定者に、反ワクチン、反コロナ、果てには地球は平面だと主張する地球平面説を支持している人らのことを指している。 こうした科学否定論者に共通点は存在するのか。また、彼らにエビデンスを提供することでその考えを変えることができるのか。エビデンスを提供するといっても、どのように提供するのが最も効果的なのか。エビデンスで人の意見が変えられないのだとしたら、他に変える方法はあるのかを、様々な研究をもとにして紹介する──だけでなく、

      どうすれば相手の意見を変えられるのか──『エビデンスを嫌う人たち: 科学否定論者は何を考え、どう説得できるのか?』 - 基本読書
    • 「昔はこんなに暑くなかった」というがここで1995年の気温を見てみましょう「32度で猛暑」「エアコンを使わなくても生きていけた」

      リンク goo天気 東京の過去の天気 1995年7月 - goo天気 1995年7月の東京の過去天気をまとめています。1961年からの全国の過去天気データを網羅。 8

        「昔はこんなに暑くなかった」というがここで1995年の気温を見てみましょう「32度で猛暑」「エアコンを使わなくても生きていけた」
      • 地球温暖化「起きていない」 史上最大の詐欺とトランプ氏 | NEWSjp

        【ニューヨーク共同】トランプ米大統領は23日、国連総会での一般討論演説で、国連が長年訴えてきた地球温暖化は「現実には起きていない」と主張した。国連が進めてきた気候変動対策は「世界が経験した史上最大の詐欺だ」と一方的に非難した。 地球温暖化は国連機関などによる「悪意を持った予測」に基づいていると述べた。「グリーン詐欺から脱却しなければ国が滅びる」と語った。 第2次トランプ政権は気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」の再離脱を表明している。

          地球温暖化「起きていない」 史上最大の詐欺とトランプ氏 | NEWSjp
        • 「温暖化したおかげで北海道のコメはうまくなった」 自民・麻生氏:朝日新聞

          ■ 自民党・麻生太郎副総裁(発言録) 暑くなった、温暖化した、悪い話しか書いてないけど、温暖化したおかげで北海道のコメはうまくなったろ? 北海道米は昔は厄介道米って言われてたじゃないの。それなのに今は…

            「温暖化したおかげで北海道のコメはうまくなった」 自民・麻生氏:朝日新聞
          • “空気から水”給水器を導入 1台1日最大33リットル 群馬 富岡 | NHK

            群馬県富岡市は、民間企業が開発した空気から水をつくる給水器を試験的に導入し、今後、1年かけてマイボトルの利用による二酸化炭素の削減効果などを検証することにしています。 富岡市が試験導入したのは、東京の企業が開発した空気中の水蒸気から飲み水をつくる給水器で、1台当たり1日最大33リットルの水を作り出します。 市はこの給水器を5台借り入れ、16日から市役所や市民体育館などに設置して、今後、1年かけてマイボトルの利用による二酸化炭素の削減効果などを検証することにしています。 給水器を利用した20代の職員は「空気から水ができることに驚いた。環境に貢献できるのでこれからも使いたい」と話していました。 また、この給水器は、特殊な浄化技術を使って川の水などから1日600リットルの飲み水をつくることができ、災害時に活用することも見込まれているということです。 富岡市ゼロカーボン推進課の北村謙二係長は「多く

              “空気から水”給水器を導入 1台1日最大33リットル 群馬 富岡 | NHK
            • 気象庁から夏のまとめが報道発表されたが日本の夏平均気温偏差の長期変化のグラフには絶望感を感じる「気温が跳ね上がってる」「来年はどうなるんだ…」

              荒木健太郎 @arakencloud 気象庁から夏のまとめが報道発表されました。 ・今年夏の日本の平均気温はこれまでの記録を大幅に上回り、統計開始以降で最も高くなった ・猛暑日を記録したアメダス地点数は2010年以降で最も多くなった 日本の夏平均気温偏差の長期変化のグラフには、絶望感を感じます。 jma.go.jp/jma/press/2509… pic.x.com/nGuej6CElG 2025-09-01 19:51:39

                気象庁から夏のまとめが報道発表されたが日本の夏平均気温偏差の長期変化のグラフには絶望感を感じる「気温が跳ね上がってる」「来年はどうなるんだ…」
              • トランプ大統領「パリ協定」から離脱する大統領令に署名 | NHK

                アメリカのホワイトハウスは、トランプ大統領のエネルギー政策として、自然の景観を損ないアメリカの消費者に奉仕しない大規模な風力発電所に対するリースを終わらせると発表しました。 トランプ氏はこれまでバイデン前政権が進めてきた気候変動対策を転換させると訴えてきました。 アメリカが地球温暖化対策の国際的な枠組み、「パリ協定」から離脱すると発表したことについて、国連のグテーレス事務総長は20日、コメントを発表しました。 このなかでグテーレス氏は「アメリカ国内の都市や州、企業が他の国々とともに、低炭素で強じんな経済成長に取り組み、引き続きビジョンとリーダーシップを発揮することを確信している。アメリカが環境問題のリーダーであり続けることは極めて重要だ」として、トランプ新政権がパリ協定から離脱しても、アメリカの州政府や企業のレベルで温暖化対策が続くことに期待を示しました。 トランプ氏がアメリカの大統領に就

                  トランプ大統領「パリ協定」から離脱する大統領令に署名 | NHK
                • 日本歴代最高気温を大幅更新、この夏の異例の猛暑は地球温暖化の影響? - ウェザーニュース

                  この夏は危険な暑さが頻発しています。7月下旬は全国的に高温となり、特に北海道で40℃に迫り、月平均気温が1946年の統計開始以降、7月としては最も高くなりました。 こうした記録的な暑さについて、極端気象アトリビューションセンター(以下WAC)は「人間活動による地球温暖化の影響が確認された」という分析を発表しました。 温暖化の影響をどう考えたらよいのか気候変動の専門家に伺いました。 7月下旬の天候に、「7月なのになぜこんなに暑いのか」と疑問に思った人も少なくないでしょう。 WACでは22〜30日の日本上空と、7月18〜26日の北日本上空それぞれの1500mの平均気温について、「イベント・アトリビューション」で検証しました。 スーパーコンピュータで作成した「現実の地球」と「温暖化が起きていない仮想の地球」による統計情報をもとに高温の発生確率をくらべ、異常気象が温暖化のせいだったかを分析する手法

                    日本歴代最高気温を大幅更新、この夏の異例の猛暑は地球温暖化の影響? - ウェザーニュース
                  • 7月の猛暑、観測史上最高に ほぼ確実に「12万年ぶりの暑さ」

                    村に迫る山火事を見守る住人ら=25日、ポルトガル・カスカイスのザンブジェイロ村/Patricia De Melo Moreira/AFP/Getty Images (CNN) 世界各地で異常な猛暑が続く今月は、観測史上、最も暑い月になる見通しだ。欧州連合(EU)のコペルニクス気候変動サービスと世界気象機関(WMO)が27日に発表した。世界の7月の平均気温が記録を大幅に更新するのは確実だとしている。 7月の気温はこれまでの3週間で既に観測史上最高を記録。地球上で12万年ぶりの暑さとなることはほぼ間違いないと専門家は指摘する。 1日~23日の世界の平均気温は16.95度となり、7月の気温としては2019年に観測された過去最高の16.63度を大幅に上回った。

                      7月の猛暑、観測史上最高に ほぼ確実に「12万年ぶりの暑さ」
                    • 海水温が史上最高を更新、地球環境に厳しい影響 - BBCニュース

                      ジョージーナ・ランナード、マーク・ポインティング、ヤナ・タウシンスキ、ベッキー・デイル、BBC気候記者、データチーム

                        海水温が史上最高を更新、地球環境に厳しい影響 - BBCニュース
                      • 【気象予報士解説】「過去100年で最も高い気温」レベルか | NHK

                        この記録的暑さ、6月下旬としては「過去100年で最も高い平均気温」になりうるレベルだということです。今後の見通しも含めて、南利幸気象予報士の解説です。 【動画:2分49秒】 (データ放送ではご覧になれません)

                          【気象予報士解説】「過去100年で最も高い気温」レベルか | NHK
                        • ゴミだと思った二酸化炭素が、実は可能性の塊! “趣味で地球を救う”現役東大生が考えた地球温暖化の解決策がすごい|FNNプライムオンライン

                          ゴミだと思った二酸化炭素が、実は可能性の塊! “趣味で地球を救う”現役東大生が考えた地球温暖化の解決策がすごい 「二酸化炭素集めないと損!というか日本は資源が少ないじゃないですか。でも日本も化学の力を使えばこの空気を油田に変えられる。二酸化炭素は、資源だし友達だし、僕らの味方。みんなが目の色変えて『二酸化炭素だ!二酸化炭素だ!』と言って集める世界を作りたい」 そう語るのは、炭素回収技術研究機構「CRRA(シーラ)」代表理事・機構長の村木風海氏。 10歳で二酸化炭素を減らす研究を始め、現在東京大学の学生でもある村木氏の研究が、地球温暖化を解決する技術の一つとして今注目を集めている。 中身は最先端。外見はゆるふわ。 村木氏が開発したCO2回収マシーン、その名も「ひやっしー」。 CO2回収マシーン「ひやっしー」(画像提供:CRRA) この記事の画像(6枚) スーツケースの形をしたボックスの上にか

                            ゴミだと思った二酸化炭素が、実は可能性の塊! “趣味で地球を救う”現役東大生が考えた地球温暖化の解決策がすごい|FNNプライムオンライン
                          • コウテイペンギンのヒナが全滅、南極の海氷消失で壊滅的影響

                            (CNN) 急速に進む地球温暖化の影響で南極の海氷が激減し、コウテイペンギンの存在そのものを脅かしている。 24日の科学誌ネイチャーに発表された報告によると、南極半島西側のベリングスハウゼン海に生息するコウテイペンギンのコロニーを調査した結果、5コロニーのうち4コロニーで昨年、ヒナが全滅していたことが分かった。この地域では同年、膨大な量の海氷が消失していた。 コウテイペンギンに関してこれほどの規模で「壊滅的な繁殖失敗」が記録されたのは初めてだった。地球温暖化に伴い、2100年までにコウテイペンギンのコロニーの90%以上が「準絶滅」状態になるという悲惨な予測を裏付けている。 研究チームは、630組~3500組のつがいで構成されるコウテイペンギンのコロニー5つについて、2018~22年の衛星画像を使い、繁殖期の個体数をコロニーごとに調査した。 その結果、22年は4つのコロニーで、ヒナが1羽も生

                              コウテイペンギンのヒナが全滅、南極の海氷消失で壊滅的影響
                            • 100年前の夏はこんなに涼しかった…東京の気温を「見える化」したら 2023年の異例ぶりくっきり:東京新聞デジタル

                              東京の夏が100年前と様変わりしたことが、気温のデータの「見える化」で示された。東京で観測された1900年以降のデータを暑い日ほど濃い赤に、涼しい日ほど濃い青になるよう色分けすると、近年になるほど、夏がより暑く、より長くなった傾向が、はっきりと浮かんだ。 特に今年、2023年は9月末まで平均気温の高い日が続き、異例の厳しさだった。健康や命に関わる暑さへの対策は急務となっている。(デジタル編集部・福岡範行)

                                100年前の夏はこんなに涼しかった…東京の気温を「見える化」したら 2023年の異例ぶりくっきり:東京新聞デジタル
                              • 気象庁 長期予報 “秋は短く 急に冬を感じる” 見通し | NHK

                                この夏は異常な高温で「最も暑い夏」となりましたが、この先、秋は短く、急に冬を感じることになるかもしれません。 気象庁が22日に発表した長期予報では、10月は全国的に気温が高くなりやすい一方、12月ごろは寒気の影響を受けやすく、東日本や西日本などで気温が平年より低くなる可能性があると予想されています。 気象庁が発表した3か月予報では、 ▽10月は偏西風が北寄りを流れる影響で日本付近は暖かい空気に覆われやすく、気温は全国的に「平年より高い」と予想されています。 ▽11月も北日本は「平年より高い」、東日本と沖縄・奄美で「平年並みか高い」となっています。西日本は「ほぼ平年並み」と予想されています。 また、10月は秋雨前線や南からの湿った空気の影響を受けやすく、降水量は東日本の太平洋側と西日本、それに沖縄・奄美で「平年並みか多い」と見込まれています。 ▽一方、12月になると、一時的に偏西風が平年より

                                  気象庁 長期予報 “秋は短く 急に冬を感じる” 見通し | NHK
                                • 「サマーソニック」会場で体調不良で手当て約100人 熱中症か 千葉市の最高気温35.2℃ | TBS NEWS DIG

                                  19日、千葉市で開催されている音楽ライブ「SUMMER SONIC 2023」の会場で、大勢の人たちが暑さで体調不良を訴え、このうち女性1人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。午後1時ごろ、千葉市美浜区で開催されて…

                                    「サマーソニック」会場で体調不良で手当て約100人 熱中症か 千葉市の最高気温35.2℃ | TBS NEWS DIG
                                  • 「森林が二酸化炭素を吸収してくれる時代は終わった」と専門家、気候変動により森は二酸化炭素の吸収源から排出源に

                                    日本には国土の3分の2に相当する約2500万ヘクタールの森林がありますが、世界で3番目の森林面積を誇るカナダはさらに多く、なんと約3.47億ヘクタールもの広大な森林があります。そんなカナダの人々の間では「広大な森林が二酸化炭素の排出を相殺してくれる」という常識が信じられていますが、気候変動により二酸化炭素を吸収するという森林の機能に転換点が訪れているとのデータが報告されました。 Our forests have reached a tipping point | Canada's National Observer: News & Analysis https://www.nationalobserver.com/2023/08/21/analysis/our-forests-have-reached-tipping-point 森林火災が多発しているカナダでは、2023年の二酸化炭素の排

                                      「森林が二酸化炭素を吸収してくれる時代は終わった」と専門家、気候変動により森は二酸化炭素の吸収源から排出源に
                                    • 車大手「HVは残して」と要請 新車30年代、電動車に - 日本経済新聞

                                      経済産業省が2030年代半ばに、国内でガソリンエンジンのみで動く車の新車販売をなくす目標を掲げる見通しだ。一方、電池も併用するハイブリッド車(HV)は引き続き販売を認める方針。トヨタ自動車など大手がHVを除外しないようアピールしたことが奏功したようだ。ただ、世界の潮流である電気自動車(EV)シフトへの対応も迫られるのは必至だ。【関連記事】新車販売、30年代半ば全て電動車に 経産省目標自動車に排出枠取引制度 20年代後半、販売目標課す脱ガソリン車、世界で加速 英は販売禁止を5年前倒し「HVが入ってよかったね」。経産省の方針が明らかになった3日、トヨタ幹部にある取引先から連絡が入った。「HVの環境性能などを経産省に説明してきた成果だ」とトヨタ幹部は安堵の表情を浮かべる。経産省が「30年代半ばに電動化100%」の方針を自動車業界と協議し始めたのは

                                        車大手「HVは残して」と要請 新車30年代、電動車に - 日本経済新聞
                                      • 地球温暖化の原因は人間の活動と初めて断定 国連IPCCが報告書 | NHKニュース

                                        世界各国の科学者でつくる国連のIPCC=「気候変動に関する政府間パネル」は、地球温暖化に関する報告書を8年ぶりに公表しました。 温暖化が進めば熱波や豪雨といった「極端現象」の頻度や強さが増すとして、温室効果ガスの排出を削減するよう警鐘を鳴らしています。 IPCCは、先月26日からオンラインで開かれた会合で、最新の研究成果に基づく地球温暖化の現状や予測についての報告書を8年ぶりにまとめ、日本時間の9日午後、公表しました。 2015年に採択された国際的な枠組み「パリ協定」では、世界の平均気温の上昇を産業革命前に比べ1.5度に抑えるよう努力することなどが目標に掲げられていますが、今回の報告書では、去年までの10年間の世界の平均気温が、すでに1.09度、上昇したとしています。 そのうえで、2050年ごろに世界全体の温室効果ガスの排出量が実質的にゼロになるペースで削減できた場合でも、2040年までに

                                          地球温暖化の原因は人間の活動と初めて断定 国連IPCCが報告書 | NHKニュース
                                        • 富士山まだ冠雪なし、130年の記録破る遅さ

                                          (CNN) 11月まであと数日。ところが日本を象徴する富士山にまだ雪が積もらず、130年前に観測が始まって以来、最も遅い冠雪になっている。 例年であれば富士山の山頂は10月初旬までに雪に覆われる。ところが今年は29日になっても雪がなく、気候危機の影響が懸念されている。 初冠雪は冬の到来を告げる。今年の夏の登山シーズンは9月10日に終了した。 気象庁によると、富士山の初冠雪は平均で10月2日。昨年は10月5日に観測された。ただしNHKによると、気温が高かったことから11月初旬にはほとんど溶けていた。 甲府市は1894年以来、富士山の初冠雪を発表しているが、今年は季節外れの暖かさが続いたために、まだ雪は降っていないと説明した。 初冠雪がこれまでで最も遅かったのは、1955年と2016年の10月26日だった。10月29日になっても冠雪が観測されなかったことで、この記録を更新した。

                                            富士山まだ冠雪なし、130年の記録破る遅さ
                                          • モルディブの水上都市、その全容が徐々に明らかに

                                            インド洋上に都市が建設されつつある。モルディブの首都マレからボートでわずか10分の場所にあるターコイズブルーのラグーン(潟)に浮かぶこの水上都市には2万人が居住可能だ。 脳サンゴの模様に似たデザインのこの都市は、住居、レストラン、店舗、学校など、5000もの水上ユニットで構成されており、ユニットとユニットの間には運河が流れている。6月に最初の数ユニットが発表されたが、2024年はじめに住民が入居を開始する。そして27年までに都市全体が完成予定だ。 不動産開発業者ダッチ・ドックランズとモルディブ政府との合弁事業であるこのプロジェクトは、とっぴな実験でも革新的な構想でもない。この都市は、海面上昇という厳しい現実に対する実用的な解決策として建設されている。 1190もの低地の島々で構成されているモルディブは、世界で最も気候変動に対して脆弱(ぜいじゃく)な国のひとつで、陸地部分の8割が海抜1メート

                                              モルディブの水上都市、その全容が徐々に明らかに
                                            • グリーンランド山頂に降雨 観測史上初

                                              グリーンランドの氷床を流れる水。氷が溶けて低地に向かって流れている=2007年/Uriel Sinai/Getty Images (CNN) 標高3000メートルを超すグリーンランドの山頂で、14日に降雨が観測された。雪ではなく雨が降ったのは、観測史上初めてだった。 山頂の気温は先の週末にかけ、氷点下を超えて上昇した。氷点下を上回ったのはこの10年足らずで3度目。同地は暖気の影響で豪雨に見舞われ、氷床の上に70億トンもの水が降り注いでいた。 米国立雪氷データセンターによると、降雨量は1950年に記録を取り始めて以来、最も多く、15日に失われた氷の質量は平年の1日平均の7倍に上った。 米国立雪氷データセンターの研究員テッド・スカンボス氏はCNNに対し、この現象はグリーンランドの温暖化が急速に進んでいる証しだと述べ、「これは単純に気候パターンが変動する中で10年か20年温かさが続くといった現象

                                                グリーンランド山頂に降雨 観測史上初
                                              • アングル:領土沈んでも国として存続を、水没危機のツバルが国際社会にアピール

                                                南太平洋の島国ツバルの総人口は1万1000人。9つの環礁で暮らす人々にとって、残された時間は減りつつある。写真は人口の集中するフナフティ環礁の航空写真。9月6日撮影(2024年 ロイター/Kirsty Needham) [フォンガファル(ツバル) 25日 ロイター] - 南太平洋の島国ツバルの総人口は1万1000人。9つの環礁で暮らす人々にとって、残された時間は減りつつある。 フカノエ・ラアファイさん(29)は、できれば子どもを産みたいと思っている。だが海面上昇を考えると、なかなか夢の実現には踏み切れない。科学者たちの予測では、子どもが成人する頃には、故郷の大半は海面下に沈んでしまうからだ。

                                                  アングル:領土沈んでも国として存続を、水没危機のツバルが国際社会にアピール
                                                • 推定10億匹のカニが消失しアラスカのカニ漁シーズンがキャンセルに

                                                  アメリカのアラスカでとれるズワイガニが謎の消失を遂げて個体数が激減したため、当局が禁漁を発表しました。これにより外食産業などが打撃を受ける中、専門家はズワイガニの急激な減少の原因や、生態系への影響への調査を急いでいます。 One billion snow crab missing – Season Cancelled for Alaskan fleet https://thefishingdaily.com/featured-news/one-billion-snow-crab-missing-season-cancelled-for-alaskan-fleet/ Alaska snow crab season canceled as officials investigate disappearance of an estimated 1 billion crabs - CBS News

                                                    推定10億匹のカニが消失しアラスカのカニ漁シーズンがキャンセルに
                                                  • 温暖化で海面上昇するとどこが水没するか一発で分かる地図「Flood Maps」レビュー、未来の日本の海岸線はどうなっているのか?

                                                    近年の研究により、地球温暖化がもたらす海面上昇の深刻さは従来の想定の4倍以上だということが判明していることから、特に沿岸部の都市や島国では対策がこれまでより一層急務だとされています。温暖化で海面上昇するとどこが水没するか分かる地図である「Flood Maps」を見ると、地球温暖化で真っ先に海の底に沈んでしまう都市や、自分が住んでいる地域に海面上昇の影響が直撃するのかどうかを一目で知ることが可能とのことなので、実際に使ってみました。 Flood Maps http://flood.firetree.net/ 上記のURLにアクセスするとこんな感じ。上下左右にドラッグすると地図を移動できるほか、右上の「China & Japan」をクリックすると一発で日本までジャンプすることができます。 これが、海面が7m上昇した未来の日本の姿です。例えば、グリーンランド氷床がすべて融解すると海面は7m上昇す

                                                      温暖化で海面上昇するとどこが水没するか一発で分かる地図「Flood Maps」レビュー、未来の日本の海岸線はどうなっているのか?
                                                    • 世界でも突出、予想を超えた日本の暑さ 温暖化で悪化も - 日本経済新聞

                                                      9月に入っても暑さがなかなか収まらない。日本の今夏の気温が、地球規模で記録的高温になった2023年の夏をも上回ったのは、多くの気象専門家にとって予想外だった。実際、米欧の暑さは日本ほどではない。気象庁の異常気象分析検討会は、日本は「複合要因」で猛暑になったと説明するが、単なる偶然に過ぎないのか。それとも来年以降も、似たような暑さに見舞われるのか。8月の地球平均気温は過去3番目の高さ欧州連合(

                                                        世界でも突出、予想を超えた日本の暑さ 温暖化で悪化も - 日本経済新聞
                                                      • 世界有数の漁場に異変 「亜寒帯化」で生態系影響―カニ100億匹が死滅・ベーリング海:時事ドットコム

                                                        世界有数の漁場に異変 「亜寒帯化」で生態系影響―カニ100億匹が死滅・ベーリング海 時事通信 外信部2024年10月15日07時05分配信 【図解】米アラスカ州ウナラスカ 世界有数の豊かな漁場に異変が起きている。2021年、北極海に隣接するベーリング海で約100億匹のズワイガニが死滅したと判明。米海洋大気局(NOAA)は、海洋熱波と温暖化でベーリング海が「亜寒帯化」し、生態系が変化したことが大量死の要因と結論付けた。専門家は「世界で最も生産性の高い海洋生態系が、あらゆる予想よりも速く変貌しつつある」と警鐘を鳴らしている。 【特集】「北極」が教えるみらい ◇海洋熱波で餓死 切り立った岩山に囲まれた湾には野生のラッコが浮かび、崖の上ではハクトウワシが羽を休める。北太平洋とベーリング海を隔てるアリューシャン列島の中ほどに位置する米アラスカ州ウナラスカ。日本の大手水産企業も加工工場を置く漁業の一大

                                                          世界有数の漁場に異変 「亜寒帯化」で生態系影響―カニ100億匹が死滅・ベーリング海:時事ドットコム
                                                        • 南極の氷河、わずか2カ月で50%縮小 近代史上最速

                                                          (CNN) 南極の氷河がわずか2カ月で50%近く縮小したという新たな研究結果が発表された。これは近代史において最も速い後退であり、世界の海面上昇に甚大な影響を与える可能性がある。 ペンシルベニア州フィラデルフィアとほぼ同じ大きさのヘクトリア氷河は、南極半島に位置している。南極半島は、南米大陸に向かって南極大陸から細長く突き出た山脈地帯で、地球上で最も急速に温暖化が進んでいる地域に分類される。 ヘクトリア氷河のように海底にとどまり浮かばない氷河は、通常、年間数百メートルしか後退しない。しかし、ヘクトリア氷河は2022年11月から12月の間に約8キロも後退した。ネイチャー・ジオサイエンス誌に3日に掲載された研究で明らかになった。 より大規模な氷河が同様の速度で後退すれば、「海面上昇に壊滅的な影響を与える可能性がある」と、著者らは報告書に添えた声明で述べている。南極には世界の海面を約58メートル

                                                            南極の氷河、わずか2カ月で50%縮小 近代史上最速
                                                          • 鉄くずが 黄金に!? | NHK | ビジネス特集

                                                            ある商社の社員は、こうつぶやきました。 「“鉄くず”が“黄金”のような存在になってしまったんです」 ものづくりの現場に欠かせないスクラップなどの鉄くず。 しかし、まさかの価格高騰で、手に入りにくくなっているというのです。 要因は、私たちの暮らしと切り離せなくなった“あの問題”でした。 (経済部記者 中野陽介) 私が、ものづくりの現場で起きている“異変”に気づいたのは、先月、静岡県内の工作機械メーカーを訪れたときのこと。 世界的な半導体不足の影響について尋ねてみると、意外なことばが返ってきました。 「半導体も不足しているんだけど、今は『鋳物』が手に入らないんですよ…」

                                                              鉄くずが 黄金に!? | NHK | ビジネス特集
                                                            • トンガ噴火、五輪プール5.8万杯分の水を大気に放出 米NASA

                                                              今年1月にトンガで起きた噴火で、オリンピックサイズのプール5万8000杯分に相当する水蒸気が成層圏に到達したことがわかった/Joshua Stevens/NASA Earth Observatory (CNN) 地球上で最も強力な火山噴火の一つとなった今年1月のトンガでの噴火が、大量の水蒸気を大気中に放出し、一時的に地表を暖める可能性があることが米航空宇宙局(NASA)の衛星データ分析で明らかになった。 南太平洋の島国トンガの首都から北に65キロの海底にあるフンガトンガ・フンガハーパイ火山の1月15日の噴火は、世界中に2回波及した津波と衝撃波を引き起こした。 噴火では地表から12〜53キロ上空にある成層圏へと水蒸気が上った。NASAの衛星が検出したところによると、その水蒸気はオリンピックサイズのプール5万8000杯分に相当する。 検出はNASAの人工衛星「オーラ」に搭載された装置「マイクロ

                                                                トンガ噴火、五輪プール5.8万杯分の水を大気に放出 米NASA
                                                              • 熱波の死者50万人時代、人体の限界探る研究者-室温40度で自ら実験台

                                                                「熱ストレスは新しい問題ではない。今はより身近で、私たちの暮らしに関わる問題となっている」と語る。 猛暑が人体に与えかねないダメージと安全を確保する方法を理解するため、自らを実験室に閉じ込めてシミュレーションするのはケニー氏だけではない。世界中の科学者が同様に取り組んでおり、各国・地域の公衆衛生基準の見直しに貢献している。米ユナイテッド航空やドイツのスポーツ用品大手アディダスなどの企業は、製品を改良したり従業員の健康を守ったりする取り組みに成果を活用している。 熱波による年間の死者数は世界で約50万人に達すると、スイスの再保険会社スイス・リーは調査でまとめている。その数は、ハリケーンや地震、洪水による死者の合計を上回っているという。農業やエネルギー供給、労働生産性への影響は直接的に資産評価や企業業績を脅かす。 国際労働機関(ILO)が2019年に発表した報告書は、気温上昇が労働者の作業を鈍

                                                                  熱波の死者50万人時代、人体の限界探る研究者-室温40度で自ら実験台
                                                                • 蚊の恋を妨害 繁殖防ぐ仕組み発見 名古屋大教授らの研究チーム | 毎日新聞

                                                                  オスの蚊の聴覚を錯乱し、メスと出合えなくすることで繁殖を防ぐ仕組みを見つけたと、上川内あづさ名古屋大教授(神経科学)らが発表した。この仕組みを応用すれば、殺虫剤を使わずに蚊が媒介する感染症を撲滅できると期待されるという。 蚊はさまざまな病気を媒介するため、主に熱帯地域で防除対策が急務になっている。地球温暖化で生息域が拡大する中、殺虫剤に耐性を持つ蚊も出現している。 研究チームは、デング熱やジカ熱などを媒介するネッタイシマカのオスの触角に着目した。オスは触角を揺らし、メスの羽音の周波数と一致させることで位置を把握し、交尾に成功することが知られている。しかし触角を揺らす仕組みは分かっていなかった。 触角にあって耳の役割をする聴覚器を詳細に調べたところ、「オクトパミン」という神経伝達物質が聴覚器に入り、揺れを制御していることが判明。これを人為的に除いたり、働かないようにしたりすると、触角をメスの

                                                                    蚊の恋を妨害 繁殖防ぐ仕組み発見 名古屋大教授らの研究チーム | 毎日新聞
                                                                  • 「大気からのCO2除去」は、温暖化対策にあまり意味がなさそう

                                                                    「大気からのCO2除去」は、温暖化対策にあまり意味がなさそう2024.12.06 21:3018,997 Kenji P. Miyajima あー、やっぱりそうだよね…。 現在、世界各地で気候変動対策に不可欠とされる直接空気回収(DAC)施設が稼働していますが、現時点で回収可能なCO2の量は、年間で4万トン。世界の年間CO2排出量に対して、これはたったの30秒分にすぎません。 今回、そういった事情も踏まえて、やっぱりDACは宣伝されているよりも大気中のCO2を減らせそうにないという、なんとなくわかっていた厳しい現実を突きつける研究結果が発表され、そのなかでDACが直面している工学的な問題を指摘しています。 DACの現状パリ協定が掲げる、今世紀末までの気温上昇を産業革命前比で2度未満に抑え、できる限り1.5度未満を目指すという国際的な目標を達成するために必要不可欠な技術とされるのが、大気中か

                                                                      「大気からのCO2除去」は、温暖化対策にあまり意味がなさそう
                                                                    • アラスカ近海から消えた数十億匹のズワイガニ、温暖化による餓死だった

                                                                      (CNN) 米アラスカ州沖のベーリング海に生息していた数十億匹のズワイガニが2022年に一斉に姿を消した理由について、米海洋大気局(NOAA)は21日、ズワイガニは海水の異常な温暖化の影響で代謝が過剰になり、餓死したという調査結果を発表した。 NOAAの調査では、温暖化の影響でベーリング海の南東部が氷のない状態になる確率は、産業革命前に比べて200倍にも高まっていることが分かった。 この状況は、ズワイガニ漁に携わる漁師一人の生涯のうちに、ベーリング海の生態系が一変してしまったことを物語ると研究者は指摘する。 温暖な状況はこの先何年も続く見通しで、氷に覆われた冷たく危険な北極圏の環境はほとんどなくなると予想している。 北極圏の冷たい海に生息するズワイガニは、主に水温が2度を下回る場所に生息しているが、体の機能は12度までは保たれる。 しかし2018~19年にかけての海の温暖化はズワイガニにと

                                                                        アラスカ近海から消えた数十億匹のズワイガニ、温暖化による餓死だった
                                                                      • 中国で深刻な電力不足 アップル・テスラ向け工場停止 - 日本経済新聞

                                                                        【北京=多部田俊輔、広州=川上尚志】中国で深刻な電力不足が起きている。当局が環境対策として石炭を主燃料とする火力発電所の発電抑制に動いたことが要因で、同国メディアは全国の約3分の2の地域で電力供給を制限したと報じた。米アップルや米テスラ向け部品を生産しているとされる工場が操業を停止し、日系企業にも影響が出始めている。上海市のメディアによると、電力不足が起きているのは20省・自治区・直轄市。この

                                                                          中国で深刻な電力不足 アップル・テスラ向け工場停止 - 日本経済新聞
                                                                        • 人為的気候変動の最たる証拠を消そうとするトランプ政権、ハワイの観測所閉鎖を要求

                                                                          米海洋大気局(NOAA)が公開したハワイのマウナロア観測所の写真=2019年/Susan Cobb/NOAA Global Monitoring Laboratory via AP (CNN) トランプ政権が提出した予算案は、ハワイのマウナロア観測所の閉鎖を求めている。同観測所は1950年代以降、人為的な気候変動の最も決定的な証拠を収集してきた。 マウナロア山の山頂にある同観測所は大気中の二酸化炭素を測定している。二酸化炭素は、他の地球温暖化を引き起こす汚染物質とともに、気候変動の直接的な要因となり、海面上昇を引き起こし、食料システムを破壊している。 トランプ大統領の予算案は、アラスカ北部から南極まで広がる米政府の温室効果ガス監視ネットワークを含む、他の多くの気候研究所への資金提供も打ち切ろうとしている。 しかし、トランプ氏の最も顕著な標的となっているのは、マウナロア観測所だ。同観測所で5

                                                                            人為的気候変動の最たる証拠を消そうとするトランプ政権、ハワイの観測所閉鎖を要求
                                                                          • 牛のゲップ、海藻飼料でメタン9割削減 理研ビタミン - 日経GX

                                                                            理研食品はスタートアップのサンシキや高知大学と組みカギケノリの安定養殖を目指す理研ビタミン子会社の理研食品は海藻由来の飼料を使い、牛のゲップから排出されるメタンガスの削減に取り組む。スタートアップのサンシキ(東京・渋谷)や高知大学と組み、紅藻の一種である「カギケノリ」を量産し飼料にする技術の開発にメドをつけた。家畜の飼料として販売するためには国の認可が必要で、安全性を検証し、2027年度までに事業化する考えだ。高知県の周辺に生息成牛は1日に約250〜500リットルのメ

                                                                              牛のゲップ、海藻飼料でメタン9割削減 理研ビタミン - 日経GX
                                                                            • 「巨大サバが釣れまくる」ノルウェーと日本の差

                                                                              水産資源管理の進むノルウェーの岸壁で釣りをしてみました。すると最低でも400~500グラムはある立派なサバが釣れました。日本の防波堤などでもサバは釣れます。しかしながら大きなサバが釣れることは少ないのではないでしょうか? 日本と違って沿岸で大きなサバが釣れる理由 岸壁のはるか沖合では、大型の巻き網漁船がサバ漁をしていました。漁獲されるサバは平均で400~500グラムはあります。100~200グラムといった小さなサバは、漁業者が獲るのを避ける仕組みがよく機能しています。資源的にも経済的にも悪いという意識があるので、小サバが漁獲されることはまずありません。 沖合で小さなサバまで一網打尽にされてしまえば、岸壁で大きなサバが釣れる確率は極めて低くなります。一方で、小さなサバを獲らなければ、成長して大きくなるだけでなく、産卵する機会を得て資源はサステナブルになっていきます。そして沿岸でも沖合でも大き

                                                                                「巨大サバが釣れまくる」ノルウェーと日本の差
                                                                              • 残された時間はあと少し「日本米の王さま」コシヒカリが食卓から消える…? | 運命は研究者たちの手に…

                                                                                Text by River Akira Davis and Hisako Ueno Photographs by Noriko Hayashi 日本米の代表格であるコシヒカリが、いま危機に瀕している。予想を上回る気温上昇のスピードに対応すべく、いま研究者たちは、極端な暑熱に耐えられるDNAをコシヒカリに組み込むべく、全力で取り組んでいる。 日本では、国内で最も人気の高いコメ品種が気候変動により大きなダメージを受けている。そしていま、日本の科学者はその品種を救うため、限られた時間と闘っている。山地の多い新潟県は、日本のコメ生産の中心地だ。同県の農業研究所の科学者チームはこのほど、コメのDNA配列から一部のコメ品種に高温耐性を与えるDNAパターンを特定した。 現在、彼らはこの遺伝子パターンを「コシヒカリ」へ移植する道を探っている。コシヒカリは40年以上、日本国内のスーパーマーケットに流通するコ

                                                                                  残された時間はあと少し「日本米の王さま」コシヒカリが食卓から消える…? | 運命は研究者たちの手に…
                                                                                • 青森でイカ・サバ激減――日本の海の異変、ひたひたと迫る「魚種交替」と「温暖化」(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                                                                                  日本近海で異変が起きている。青森・八戸では特産のイカやサバが獲れなくなった。2021年、イカは前年比44%減で、最盛期と比べるとわずか4%ほどの漁獲量だ。他の海域でも魚の生息域が変わってきている。要因として疑われるのは温暖化だが、それだけではないという。いま八戸をはじめとする日本の海で何が起きているのか。現地と研究者を取材した。(文・写真:ジャーナリスト・森健/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 朝焼けが港湾内を染めるなか、青森県八戸市の第二魚市場に人が集まりつつあった。午前6時30分、構内に放送が入り、市場で競りが始まった。前の週はほとんど時化(しけ)で船が出なかったが、この日は10隻の船が出漁し、水揚げしていた。 「ほら、市場の端まで(魚の入った木箱が)あるでしょう。今日はわりと揚がっているほうだ。スケソウダラやホッケがいいみたい」 八戸市水産事務所の技能主事、白井幸夫さん

                                                                                    青森でイカ・サバ激減――日本の海の異変、ひたひたと迫る「魚種交替」と「温暖化」(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

                                                                                  新着記事