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技術 - はてなブログ

トピック一覧

技術

おい、言語化しろ

はじめに 「言語化」という言葉を聞くたびに、私は少しだけ居心地が悪くなる。この感覚に初めて気づいたのは、数年前の、ある夏の午後だった。後輩エンジニアとの1on1で、私は彼にコードレビューのコツを教えようとしていた。モニターに映るコードを指差しながら、「このコードの何が良くないか、分かる?」と聞いた。彼は首を横に振った。私は言葉を探した。「ここの設計が、将来の拡張性を損なっている」「この命名は意図が伝わりにくい」「ここのロジックは複雑すぎる」。彼は真面目にメモを取った。頷いた。理解したような表情を…

OsecTを船舶に適用可能にするための追加機能の開発に挑戦(インターンシップ体験記)

はじめに こんにちは!NTTドコモビジネスの2025年夏の現場受け入れ型インターンシップに参加させていただきました、インターン生の竹田です。私は現在高専の専攻科1年生で、普段は船舶におけるサイバーセキュリティに関する研究活動を行っています。 この記事では、私が今回のインターンシップで取り組んだ業務体験内容について紹介します。 はじめに 参加のきっかけ インターンシップ概要 OTセキュリティとOsecTの概要把握 テーマ選定 検討1: 船舶での使用プロトコル調査 NMEA 0183 IEC6116…

ビジネスの耐えられない柔らかさ

AIのせいか年をとったせいか、おそらくその両方で、ビジネスのやり方が変わって、ふんわりした話にばかり関わっている。「生成AIを使って暗黙知化したプロセスを形式知化して、御社のサプライチェーンをオプティマイズして、セールスをグロースさせます」とか「エンジニア間のスキルギャップをスクラムによってファシリテリテーションして御社のデベロップメント課題をイシュー化します」とか、なんだかそういった感じの話に関わっているのだ。こういうふんわりした案件は、会議で何を発言しても面映ゆくなるというか、口に出せば出す…

データ整備の「曖昧さ」に立ち向かう、ドメインエキスパートと協業するための実践的Tips

データ基盤チームの橋口です。この記事はデータ基盤チーム & Unit9(エビデンス創出プロダクトチーム)ブログリレー2日目の記事です。 昨日は坂元さんの『冴えたClaude Codeの育て方(50本のSQLをdbt化した話)』でした。 私の所属するチームでは、社内のデータ活用サポート(データマート作成、分析支援など)を重要な業務の1つとしており、関連部門と一緒にプロジェクトを進める機会も多くあります。 関連部門とプロジェクトを進めていく中で、私は技術的な課題と同じくらい、ステークホルダーといかに…

Oracleのクエリ実行履歴を網羅的に収集するための実践的アプローチ

エムスリーエンジニアリンググループ、データ基盤チームの石塚です。 この記事はデータ基盤チーム & Unit9(エビデンス創出プロダクトチーム) ブログリレー5日目の記事です。前回は三浦さんの 「SQL課題:月の集合を連続した期間の集合にまとめてください」でした。 エムスリーが提供するサービスの中には、今も一部でオンプレミス環境のOracleを活用しているシステムがあります。私たちは、これらのシステムについてもコスト効率やメンテナンス性をさらに向上させるため、Oracleへの依存を段階的に減らして…

令和最新のPerlについて学べる本(になる予定)をZennに公開しました

こちらです。 zenn.dev 執筆の動機は2つです。 AIに最近のPerlのプラクティスを学習してもらいたい Perlには新旧様々な書き方があるので、AIも色んな書き方をします。 使い捨てスクリプトであれば、別にそれでも良かったりしますが、プロダクトコードに安定して最近のプラクティスを取り込んだコードを適用したいとなると困ります 今回公開した内容では、まだAIが参照するにはノイズが多い状態ですが、参照しやすい状態を作りたいと思っています 人間が学習しやすい本の形を検証したい 人間のスキルが高い…

コードゴルフコンテスト Anybatross YAPC::Fukuoka 2025 開催のお知らせ

技術部の谷脇です。皆様いかがお過ごしでしょうか。今回は素敵なオンラインイベントのお知らせです。どなた様でも参加できますのでぜひご参加ください。YAPC::Fukuoka 2025に参加されない方でも参加可能です。 コードゴルフコンテスト PerlAnybatross を開催します! perlbatross.kayac.com ルールは簡単。与えられた仕様を満たすプログラムをいかに短く書けるかを競うコードゴルフコンテストです。ここで言う"短く"はバイト数なので、改行やスペースも含みます。 今回から…

Claude Codeが並列にSubAgentを起動した時に自宅ネットワークが死ぬ問題を解消した

表題のとおり、Claude Codeが4~5並列にSubAgentを起動した時に自宅ネットワークが死ぬ問題が起きていた。その状況になると次のような現象が起きていた。 pingなども含めて一切外部との通信ができなくなる Claude Codeを一旦止めて数分待つと復活する この現象について知人に相談しながら対応を進めたところ解消できたので、ログとしてブログに残しておく。ただしネットワークについて専門分野ではないため、かなり間違ったことを書くかもしれない。その場合は指摘してもらえると嬉しい。 自宅ネ…

技術書典19 か05で新刊「Rubyでつくってまなぶ 正規表現エンジン」を頒布します

今週末から開催される技術書典19で、新刊「Rubyでつくってまなぶ 正規表現エンジン」を頒布します。オフラインでも参加するので2025/11/16(日)は池袋・サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)にいます。 techbookfest.org 電子版(PDF)は2025/11/15(土)からこちらで購入できるようになる予定です。 techbookfest.org 本書の内容 B5で122ページの書籍ということで、実装しながら学ぶのにちょうどよいボリュームになっているかなと思っていま…

【年間で$3,120の削減】 Datadog から CloudWatch への移行で実現したコスパ良の外形監視

こんにちは!広告事業本部でユニットマネージャーをやっている上森です。 本記事では、Datadog から CloudWatch への移行によって、月額$300から$40に、約87%のコスト削減に成功した話をご紹介します。 また、外形監視の手段選定に悩んでいる方、現在の監視コストを抑えたい方に向けて、CloudWatch Synthetics というコスパに優れた選択肢をお伝えしようと思います。 背景 私のチームでは直近でサービス運用コストの削減に注力しており、EC2, RDS のスペック適正化や …

Qwen3、GLM、GPT-ossなどクソデカ言語モデルを試したところGLM-4.5-Airがお気に入り

Mac Studioを借りたのでいろいろクソデカ言語モデルを試したところ、GLM-4.5-Airがいいなとなってます。 試したモデルこちら。 モデル パラメータ数 アクティブ thinking 画像 時期 URL GPT-oss 120B 120B 5B o x 2025/8 OpenAI hf link Qwen3 235B-A22B-2507-thinking 235B 22B o x 2025/8 Alibaba hf link Qwen3-VL 235B-A22B-thinking 23…

速いRustコードを書きたい

競プロでは、どんなに非効率なコードを書いたとしても、要求された時間内に正しい答えが出せれば正義です。 なので、基本的には速いコードを書くことにそこまでこだわる必要はないです。 とは言っても速いコードを求めることは無意味ではなく、犯罪解法で計算量の悪いコードを押し通した結果、レートに直結することも稀にあります。 あとは単純に楽しいです。 AtCoderの過去問題やyosupo judgeのFastestを狙っているうちに、徐々に知見が溜まってきたので、思い出したものから雑多にメモしていきましょう。…

同じ脆弱性情報を使っているはずなのに!?なぜか発生した脆弱性の検知漏れ:パッケージの分類がもたらした落とし穴

NTTドコモビジネスが開発しているSBOM管理ソリューション「Threatconnectome」において、Trivyと同じ脆弱性データベースを使用しているにもかかわらず、特定のパッケージで脆弱性検出漏れが発生した事例を紹介します。 はじめに 1. Trivyにおけるパッケージの分類について バイナリパッケージとソースパッケージについて バイナリパッケージ ソースパッケージ バイナリパッケージとソースパッケージの分類の意図 Trivyにおける脆弱性検出の仕組み Threatconnectomeにお…

ZOZOTOWN フロントエンドにおけるディレクトリの分割戦略

はじめに こんにちは。ZOZOTOWN開発本部フロントエンドの菊地(@hiro0218)です。 2021年、ZOZOTOWNはフロントエンドリプレイスを開始しました。現在、ホームページや商品一覧ページなど主要なページのNext.js化が完了し、運用フェーズに入っています。詳細は以下の記事を参照してください。 techblog.zozo.com 開始当初、他社事例を参考にしながら、よくある課題を未然に防ぐディレクトリ構成を設計しました。本記事では、約4年にわたる運用で改善を重ねてきたディレクトリの…

おい、一つずつやれ

はじめに 「今日も、何もできなかった」。夜の部屋で、私はその言葉を呟く。また。今日も。 仕事をしなかったわけではない。むしろ一日中、何かをしていた。画面を見つめ、キーボードを叩き、メッセージを返し、タブを切り替え続けた。体は疲れている。目も疲れている。頭も疲れている。確かに疲労感はある。なのに、達成感がない。忙しかったのに、何も完了していない。この矛盾が、私を苦しめる。 朝、デスクに座った瞬間から、地獄が始まる。Slackを開くと未読の赤いバッジが十件以上浮かんでいる。「全部返信しなければ」。次…

Next.js でよくある一覧 + 詳細画面を作る

あの日見たパターンの名前を僕たちはまだ知らない. よくある一覧 + 詳細画面を作りたい 例えば TODO アプリで, /todo にアクセスしたらタスクの一覧を, /todo/42 にアクセスしたら一覧は表示したまま ID = 42 のタスクの詳細を表示する, というよくあるパターンの画面を作りたい. 世の中の実例としては Asana や, URL の形は異なりますが GitHub の Projects なんかがこういう感じですね. /todo で一覧, /todo/42 で一覧 + 詳細 技術…

PHPのレガシーシステムをTypeScriptで刷新! フロントエンドとバックエンドの職能の壁は壊せるのか?

こんにちは!「ぐるなびウエディング」開発チームの滝口(@ytakiguche)です。普段はサーバーサイド開発を担当しています。 私たちのチームは現在、オンプレミスで長年稼働してきた PHP のシステムをAWSクラウドへ移行し、同時に TypeScript で全面的に書き換えるという、大きな挑戦の真っ只中にいます。 この記事では「フロントエンドとバックエンドの言語統一」をテーマに、その過程で明確になった技術的課題と、それらに対する我々のアプローチについてお話しします。

Slackで発見されたHTTPリクエスト・スマグリング

Hello there, ('ω')ノ 1. きっかけは“なんとなく”の調査 研究者は特に大がかりな準備をしていたわけではなく、Slackのサブドメイン(slackb.com)を確認中に「もしかして…」と気軽に試したのが始まりでした。 👉 ハッカー的思考ポイント 「大手サービスでも古い脆弱性は残っているかもしれない」という直感を持ち、深く掘らずともまずは試してみることが重要です。 2. CL.TE型リクエスト・スマグリングの実行 彼が投げたリクエストはシンプルでした: POST / HTTP/1…

初めてのGo言語 第2版

初めてのGo言語 第2版 ―他言語プログラマーのためのイディオマティックGo実践ガイド作者:Jon BodnerオライリージャパンAmazon ちょっとしたコマンドラインツールを書くのに今までGoで書いてなかったなーと思って、最近の情報にアップデートされたリファレンスが欲しくなったので、初めてのGo言語 第2版を買ってきた 表紙に「他言語プログラマーのためのイディオマティックGo実践ガイド」と書かれているものの、そこまで何か他言語との比較が書かれている訳ではなく(たまにさらっと言及される程度)、…

CodexとClaudeの交互浴でコードベースを整わせる

最近、コーディングエージェントを用いた開発で、ある一つの習慣を導入している。それは、性質の異なる二つの大規模言語モデル(LLM)、CodexとClaudeを、一つのコードベースに対して交互に使い分けるというものだ。これを個人的に「コードベースの交互浴」と呼んでいる。温浴と冷浴が心身を整えるように、このアプローチもコードベースの品質向上に役立つのではないかと考えている。 具体的な手法はシンプルで、1週間の最初の数日はCodex (GPT-5-Codex)を使いコードを開発、残りはClaude Co…

@motemen/ai-streamerでAIずんだもんに実況してもらう

ちょっと前の Kyoto Tech Talk #8 というイベントで「AIに実況させる」という発表をしたので、もうちょっと詳細な情報も補足しつつ紹介します。 AIに実況させる / AI Streamer - Speaker Deck きっかけ 対戦ゲーム(ポケモンSVランクバトル)の上達につなげたい気持ちで激安USBキャプチャボードを入手してプレイを録画できるようになったのがけっこう前のこと。録画に使うOBSをちょっと設定すれば配信までできることがわかったので試しに配信をしてみると、だんだん実況…

【実践レポート】Spec Kit + Claude Code GitHub Actionsで実現するAI仕様駆動開発

本記事でわかること はじめに 背景・課題 目的 GitHub Actionsを用いたSpec Kitで仕様駆動開発を試してみる 仕様駆動開発とは Spec-Kitとは Claude Code GitHub Actionsについて オセロ対戦アプリを作ってみた Issue連携とSub-issueの活用 問題点と所感 テスト駆動開発の無視 まとめ 参考資料 本記事でわかること この記事では、AIエージェント時代の新しい開発手法として注目される「仕様駆動開発」を、 Claude Code GitHub…

Findyの爆速開発を支えるVibeCodingのコツ

こんにちは。 ファインディ株式会社でテックリードマネージャーをやらせてもらっている戸田です。 現在のソフトウェア開発の世界は、生成AIの登場により大きな転換点を迎えています。 GitHub Copilot や Claude Code など、生成AIを活用した開発支援ツールが次々と登場し、日常的なワークフローに組み込まれつつあります。 今では当たり前のように日常の開発業務で生成AIを利用している一方で、生成AIに意図したコードを出力してもらえないという声も耳にします。 そこで今回は、生成AIとのV…

ここ半年間で実施してきた AWS セキュリティ改善施策をまとめる

はじめに 構成 ログ送出 ログ保管 GuardDuty 関係 分析 結果確認 実際の運用 分析系 行動系 おわりに はじめに MNTSQ はそのサービスの性質(「契約」の集約、一元管理、活用)上、セキュリティの維持と向上が至上命題です。よってセキュリティ改善において強いモチベーションが存在します。 今回の取り組み以前にも AWS ベストプラクティスに沿った AWS アカウントの管理や各種ログの収集は行われていましたが、収集済みログの活用やセキュリティ系の AWS 各サービス運用には改善の余地が多…

db へのアクセスを伴う単体テストの考え方と Go による実践

この記事は、CYBOZU SUMMER BLOG FES '25の記事です。 クラウド基盤本部の新井です。 この記事では、db へのアクセスを伴う Go の単体テストについての私たちの考え方、そしてそれを実践するために開発・公開したライブラリをご紹介します。 db のモックとその問題点 db へのアクセスを伴う Go のプログラムをどのように単体テストしたいとき、最初に思いつくのは go-sqlmock などのツールを使って db をモックする方法です。 サンプルコードでは、次のようなテストを書…

dbのcolumn名や、何らかドメインの意味を持つ概念に `type` を名付けない方が良いのではないか

type そのもの、 あるいは _type のようなsuffixを持つ名前を変数や、構造体・クラスのメンバーや、データベースのcolumnなどに付けてしまうことがしばしばあると思うのですが、個人的にはあまりこれはやらない方が良いのではないかと考えています。理由としては type はいくつかのプログラミング言語において予約語になっており、そのセマンティクスにおいて特別な役割を果たすことが多い。 Ruby on RailsにおいてはDelegated Typesという機能において、 _type とい…

ZOZOマッチにおけるモデル開発の不確実性との向き合い方

はじめに こんにちは、データシステム部MA推薦ブロックの佐藤(@rayuron)です。私たちは、主にZOZOTOWNのメール配信のパーソナライズなど、マーケティングオートメーションに関するレコメンドシステムを開発・運用しています。 早速ですが、先日ZOZOマッチというサービスをリリースしました。 corp.zozo.com 新規サービスのアルゴリズム開発では、既存サービスと異なり、ユーザー行動データが存在しない状態からスタートします。本記事では、ZOZOマッチのレコメンドアルゴリズム開発において…

明日からできる、新機能開発でもAIエージェント活用を諦めないための工夫

こんにちは、taroです! 今回は、直近の新機能の開発でどのようにAIを活用したのかを紹介します。 といっても「設計から実装まで全てAIを使って爆速で開発できました!」という内容ではありません。 AIを試しつつも基本的には人間が設計して実装しつつ、AIを活用できた部分を場面別に紹介する内容です。 「お!これは良さそう!」と思うものがあれば、ぜひ明日の開発からお試しいただけると嬉しいです。 開発したのは管理画面SaaS「ベースマキナ」の「ビジュアルエディター」という機能で、 簡単に言えばフォームで…

AWSにおけるネットワークセキュリティの基礎的な考え方

はじめに 金融IT本部 2年目の坂江 克斗です。 ネットワーク分野に興味があり、業務を進めていくうちにネットワークセキュリティに関して腹落ちする部分が増えてきたため、概要をまとめて記事にしました。 初学者の視点で疑問に感じる部分も含め、基本的な概念から丁寧に解説できればと思います。 経歴 大学-大学院 建築⇒制御工学 IT知識はほぼ無し 入社1~2年目 AWSインフラの業務 資格 IPA: 基本情報、応用情報 AWS: CP, SAA, SAP, ANS, SCS はじめに 経歴 セキュリティの…

【2025年版】無料で始める開発者向けRed Hat Enterprise Linux

RHELのスペシャリストソリューションアーキテクトの田中司恩(@tnk4on)です。 2025年7月、Red Hatは、企業・組織内の開発者向けに、Red Hat Developer Programを介して「Red Hat Enterprise Linux for Business Developers」という新たな無料サブスクリプションを発表しました。 developers.redhat.com Red Hat Enterprise Linux (RHEL) は、安定性、信頼性、セキュリティを…

『カーニハンのUNIX回顧録』

カーニハンのUNIX回顧録作者:ブライアン・カーニハン丸善出版Amazon UNIXの歴史や、現代のコンピューティングにもたらした成果、みたいなテーマを扱った本はたくさん出版されているし、自分もよく読んでいる気がする。 UNIXやAWKの開発に携わったことで有名なブライアン・カーニハンのUNIXの開発に関する回顧録が出版されていたので、早速買って読んでみた。 www.maruzen-publishing.co.jp 第1章 ベル研究所 第2章 最初のUNIX(1969年) 第3章 第1版(197…

韓国で「臓器を抜き取られた下半身だけの遺体150体」は見つかってないのでは

【11月6日】一部を加筆修正 https://www.threads.com/@tomyjapan8/post/DQHUz9vCTdn スレッズで以上の様な投稿が拡散していた。「臓器を抜き取らたであろう下半身だけの遺体」が果たしてどのような遺体かは謎だが、それはともかくとして。現在、韓国では中国人に対するビザなし入国が始まったころによって嫌中発言がネットであふれており、政治問題にもなっていたりする。この嫌中のネット上の動きの中ではインスタグラムのストーリー機能を使用して子供、男女関係なく拉致して…

【エンジニアの日常】エンジニア達の人生を変えた一冊 Part5

こんにちは。CTO室データソリューションチームの開です。 この記事は「エンジニア達の人生を変えた一冊」として、弊社エンジニア達の人生を変えた本を紹介していきます。エンジニアとしてのキャリアや技術的な視点に大きな影響を与えた一冊とは?それぞれの思い入れのある本から、技術への向き合い方や成長の軌跡が垣間見えるかもしれません。 今回は私・開と、松村さん、田頭さんの3名のエンジニアが、人生を変えた一冊を紹介します。 まず私から、データエンジニアとしてのアイデンティティを確立させた一冊を紹介させていただき…

Microsoft Entra ID の検証環境を作ろう

ペネトレーションテストを担当してますWHIです。 皆さんペネトレーションテストしてますか? オンプレのActive Directoryだけで満足してませんか? 昨今のOA環境のインフラ情勢として、従業員向け端末の管理はADに代わってEntra IDやその両方を同期するハイブリッド型に移り変わりつつあります。 ペンテスターもそのような変化に追従して日々新しく採用される技術スタックへのペネトレーションテスト能力の研鑽が望まれる時代です。 OSCPなどを受講した方はわかってくれるかと思いますが、いち早…

私がTypeScriptで `interface` よりも `type` を好む理由

はじめに TypeScriptで型を定義する際、interface と type のどちらを使うべきか。これは、多くの開発現場で一度は議論になるテーマではないかと思います。 世の中の多くのドキュメントや記事では、クラスへの implements のしやすさや、interface が持つ「宣言のマージ(Declaration Merging)」の利便性が紹介されることもあり、interface の利用が推奨されるケースもよく見かけます。 しかし、特にサーバサイドアプリケーションや、ある程度規模のあ…

スタートアップがゼロから作る共通ID基盤:ID統合のその先へ(後編)

皆さん、こんにちは。カミナシの認証認可ユニットでソフトウェアエンジニアをやっているトモ=ロウです。 この記事は、共通ID基盤の構築について解説した連載記事の後編です。まだ前編を読んでいない方は、ぜひそちらからご覧いただくことをお勧めします。 前編はこちら: スタートアップがゼロから作る共通ID基盤:立ち上げ〜ID統合まで道のり(前編) 後編では、真の共通ID基盤を完成させるための最後の関門である、「ログインフローの統一」と「ユーザー管理機能の統一」への道のりをご紹介します。 「ID統合」というワ…

AI Agent時代における「使えば使うほど賢くなるAI機能」の開発

LayerX のバクラク事業部の AI・機械学習部で機械学習エンジニアをしている島越(@nt_4o54)です。こちらはLayerX AI Agent ブログリレー 31 日目の記事です。 昨日は松村 (@yu__ya4)による「Langfuse の Experiment Runner SDK を利用した AI エージェント機能の性能評価と実験管理」でした。 無事にこのブログリレーも日付換算で一ヶ月を突破しました。過去のブログ記事も知見が溢れているので、是非ご覧ください! はじめに LLM 以前の…

NLBはなぜ暖機運転が不要なのか 〜NLBの裏で動くサービスの解説〜

本記事は ネットワークウィーク 8日目の記事です。 💻 7日目 ▶▶ 本記事 ▶▶ 9日目 🌐 はじめに NLBはなぜ暖機運転が不要なのか? AWS HyperPlaneとは 1セルあたりの性能(2018年時点) AWS HyperPlaneが支えるAWSサービス AWS HyperPlaneの仕組み マルチテナントとノイジーネイバー対策 AWS HyperPlaneの構成 パケット処理の流れ Topが停止した場合 Flow Masterが停止した場合 おわりに 参考資料 はじめに ドーモ、浮田…

コーディングエージェントのための情報検索システムの最前線

こんにちは。LayerX のバクラク事業部 AI・機械学習部でサマーインターンをしていました足利です。サマーインターンについてはこちら。 note.com こちらはLayerX AI エージェントブログリレー、29日目の記事です。 エンジニアにとって最も身近なAI AgentはClaude Codeなどのコーディングエージェントだと思います。 この記事では、コーディングエージェントに適した検索システムという切り口から、AI Agentをより良く設計するためのポイントについて考えてみたいと思います…

画像でテキストをトークン圧縮するDeepSeek-OCRがいろいろすごい

おとといくらいにDeepSeek-OCRというのが出てました。 https://github.com/deepseek-ai/DeepSeek-OCR ただのOCRじゃなくて、「テキストを画像にしたほうがトークンサイズを小さくできるのでは?」というのをやっていて、テキストを画像にしてトークン化したものをテキストトークンに戻すというのをやってたらOCRになったという感じですね。 LLMの開発効率化に革新? 中国DeepSeekが「DeepSeek-OCR」発表 “テキストを画像化”でデータ圧縮:I…

Vue のカスタムブロックで「気軽に」始める仕様駆動開発のススメ

ANDPAD フロントエンドエンジニアの小泉( @ykoizumi0903 )です。主に Vue で開発を行っています。 2025 年も終わりに近づいていますが、ここ 1 年のホットなトピックといえば、何とも言っても AI コーディング。 これまでの開発スタイルでは考えられない速度が出せるため、いかに AI を使いこなすかがエンジニアの生産性を大きく左右するようになっています。1 年前の今頃は、まだ Cline も Claude Code も GitHub Copilot Agent Mode …

Goのエラーハンドリングを集約するライブラリを作った + Goが管理するスタック周りの挙動について

お試しで、Goのエラーハンドリングを省略するための try というライブラリを作っているので紹介します(最後にちょっとした告知があります)。 github.com これを使うと、よくある if err != nil を次のように記述できます。 // HandleとCheckは必ず同じスコープに書いて下さい cp, err := try.Handle() if err != nil { // 下のCheckでエラーが発生したらここに飛ぶ log.Fatalln("Error:", err) } s…

開発合宿で Claude Codeの「サブエージェント」について学んだ話

こんにちは、エンジニアの倉澤です。普段は「カミナシ 教育」の開発に携わっています。 kaminashi.jp 今回は、10月に熱海で開催された開発合宿で Claude Codeの「サブエージェント」を教えてもらったので、それについて記事を書いてみました。 AIエージェントを使いこなすためのヒントになれば幸いです。 ちなみにこのブログは開発合宿の最後の仕事として合宿中に執筆しています。 合宿についてはきっと誰かが詳細なブログを書いてくれると思うのでそちらをお待ちください。 去年の合宿の様子はこちら…

『Musubi AI 在庫管理開発チームの品質向上ハンドブック』の PDF版を公開します

はじめに こんにちは。カケハシで開発ディレクターをしている笹尾です。 こちらの記事は『Musubi AI 在庫管理開発チームの品質向上ハンドブック』の PDF 版公開の記事となります。 (ダウンロードのリンクは記事の後半にあります) 今回公開するハンドブックはMusubi AI 在庫管理開発チームが日々のプロダクト開発・保守・運用の中で実際に利用・実践している取り組みをまとめたものです。一部にカケハシ特有の状況に基づいた記述もありますが具体的なプロダクト情報は最小限に留めて記載されています。 こ…

クラウドネットワークの入り口で見える思想の違い:AWSとAzureを比較

本記事は ネットワークウィーク 5日目の記事です。 💻 4日目 ▶▶ 本記事 ▶▶ 6日目 🌐 はじめに AWS・Azureの基礎的ネットワークサービス AWSのネットワークサービス Azureの基礎的ネットワークサービス 基本的な特徴を比較してみて 初期設定を比較してみる AWSのネットワーク制御リソース初期設定 Azureのネットワーク制御リソース初期設定 各社の初期設定への考察 最後に はじめに こんにちは、クラウド事業推進部の関谷です!早いもので中途入社して5ヶ月が経過しました。 私は前…

LLM回答精度検証でテストデータやテストケースケースをAIに作ってもらう

RAGでのデータ整形(改行・インデント)がLLMの回答精度に与える影響を検証したでは、ダミーのテストデータやテストケースを色々作っている。実はこのデータはAIと壁打ちしながら作ったので、やり方を共有する。 ダミーのテストデータを作る まずslack-explorer-mcpのメッセージ検索のレスポンスを模したダミーデータを用意したかった。流れとしては、slack-explorer-mcpで適当にメッセージ検索してJSONをゲット => そのJSONをClaude Codeに与えてダミーデータに変…

"Chrome DevTools MCP" で Copilot に CSS を読み取らせて修正してもらう

株式会社カミナシで VPoE を務めている pospome です。 (´・ω・`) 先日 "Chrome DevTools MCP" というMCP Serverが存在することを知りました(チームメンバーが教えてくれた)。 これによって日々沼っていたCSS修正の効率が上がって嬉しかったので記事として残します。 CSSの実装に沼る日々 "Chrome DevTools MCP" を使うと嬉しい まとめ 宣伝 CSSの実装に沼る日々 自分は最近プライベートの時間をつかって TypeScript, Re…

NumPyroによる項目反応理論と垂直尺度化の実装【実践編】

目次 目次 ZEN Studyにおける学力定量化の試みと狙い 項目反応理論とベイズ推定のおさらい NumPyroの概要 NumPyroによるIRTモデルの実装 環境構築 モデル定義と計算実行 人工データの生成 サンプラーの指定とサンプリングの実行 サンプリング結果の確認 事後サンプリングの可視化 ArviZの利用 トレースプロット 自己相関 フォレストプロット 事後予測モデルチェック ベイズ的 $p$ 値 垂直尺度化のためのモデル拡張 多群IRTモデルの実装 固定項目パラメタ法の実装 落ち穂拾い…