タレントの紗栄子さんが8月28日にInstagramを更新。置き去りにされてしまった子猫について報告しました。

紗栄子さんはタオルに包まれた3匹の小さな子猫の写真を公開し、子猫たちがやってきた経緯を説明しています。
「昨日、NASU FARM VILLAGEに生後1週間ほどの子猫3匹が、ケージごと置き去りにされていました」
「動物の遺棄は法律で禁止されている違法行為であり、決して許されることではありません」
「無責任な放棄は、動物の命を危険にさらすだけでなく、地域や社会全体に大きな負担を与える深刻な問題です」
「餌も入っていたため『野放しの放棄』よりはまだ良い状況だったかもしれません」
「しかし、それでもこの炎天下に置き去りにすることは命を危険にさらす行為であり、絶対に許されることではありません」
ケージごと置き去りにされていたという子猫たちに触れ、苦言を呈した紗栄子さん。飼っている動物を育てられない事情が生じた場合は「遺棄ではなく正しく放棄の申し出を」と訴えかけています。
「遺棄は命を危険にさらす違法行為だということを、ここで強くお伝えさせていただきます」
「今回の件は警察に相談した結果、『動物遺棄事件』として正式に扱われることになりました。これから監視カメラなどの調査や捜査が始まります」
「そのため、この子たちは1ヶ月間は証拠保全のため里親探しを行うことができません」
紗栄子さんはつづけて、事件として扱われなかった場合でも子猫たちは「拾得物」となってしまい最長3カ月間は譲渡ができないことに言及。また、子猫たちが「3時間おきにミルクが必要な新生児」であるため、動物愛護センターではなく、牧場と連携している保護活動を行う団体で預かることになったとつづっています。
「私たちにも施設や人員の限界があります。保護した子猫のお世話は全力で取り組みますが、本来であれば警察対応や長い手続きを経ずに済んだはずです」
「命を捨てるのではなく、未来へつなげるために。どうか責任ある行動をお願いいたします」
動物を飼うということには「責任」や「覚悟」が伴うことを強い言葉で訴えかけた紗栄子さん。これまでにも、敷地内で遺棄された猫を保護するケースがあったのだそう。
「ファームの敷地は不法侵入できないよう警備を整えていますが、それでも入口付近に捨てられるケースが後を絶ちません。そこは交通量の多い道路沿いであり非常に危険です」
「『ここに置けば助けてもらえる』と思って託されているのかもしれません。しかし実際には、遺棄は命を救うどころか命を危険にさらす行為です」
投稿された写真の2枚目以降では、遺棄されていた現場を確認している様子や、ミルクを飲んでいる子猫の姿も明かされています。
紗栄子さんは動物を飼えなくなった事情がある場合は、正しい手順で適切な相手に相談してほしいと語りかけ、コメントを締めくくりました。
「私は、捨てられるこたちが命の危険に晒されてしまうくらいなら、どんな事情であれ、安全に私たちに託してほしいと強く思っています」
「それが手放す人にとって、その子にしてあげられる最後の優しさであり、命を守るための行動です」
「プライドや迷いよりも、どうか命を守る勇気を選んでください。私はそれを受け入れます」
「私たちの行動ひとつで守れる命があります。小さな命を守るために、どうかご理解とご協力をお願いいたします」
「どうか命を守る勇気を」紗栄子さんの訴えに反響集まる
この投稿には
「お腹を見せて寝ている姿に安心しました🥺命があってよかった、、」
「投稿を読んで、涙が出ました😢」
「『私はそれを受け入れます』と言う紗栄子ちゃんの言葉は本当にすごいです」
「この投稿に書いてある事が、たくさんの人に伝わるといいな…」
などのコメントが寄せられています。