トレバー・バウアー(34)事実上の球界追放か

今季限りで事実上の球界追放か。横浜DeNAのトレバー・バウアーが、大ピンチに追い込まれている。
発端となったのは、8月21日の広島戦。5回二死から小園海斗をライトフライに仕留めて自軍ベンチに戻る際、グラウンドに転がっていた小園のバットを蹴りつけるという、信じられない行動をとったのだ。
球界OBは厳しい口調で、バウアーの暴挙を断罪する。
「長い間、プロ野球に関わってきたけど、相手のバットを足蹴にした選手など見たことがない。不甲斐なさや苛立ちから自分のバットを折ったり、グラブを叩きつる選手はいるにせよ、バウアーのような人間は初めてだね。榊原定征コミッショナーや球団が厳しい処分を下すべきで、最低でも高額の罰金や出場停止処分を課してほしいものだよ」
もっかのところは表立った動きは見られないが、スポーツ紙遊軍記者も手厳しい。
「今季は力の衰えが明らかだし、年俸は9億円ほど。しかも今回のように、たびたびやらかす。もう日本ではどんなに年俸をダンピングしても、手を出すチームはないでしょうね」
そもそもバウアーにとって、日本は単なる腰掛け。大目標であるメジャーリーグ復帰を目論み、今も売り込みに余念がないようだが、今回の暴挙の余波は、そのメジャーリーグにも及んでいる。
「女性問題を起こして各球団は獲得に二の足を踏んでいたのに、今回で完全にアウトでしょうね。大谷翔平がホームランを打った際にバットフリップしただけで、批判するメディアもある国ですよ。対戦した打者のバットを蹴るなんてね、メジャーなら乱闘騒ぎになってもおかしくない。そんな問題選手にわざわざ手を出す球団などないのでは」(スポーツライター)
昨シーズン所属したメキシコリーグにも、今さら戻れない。前出の遊軍記者は、
「このままシーズン終了を待って、野球人としては追放同然の強制終了でしょう。サイ・ヤング賞投手にしては、寂しい限りです」
すでに10敗を喫し、8月23日には1軍登録を抹消されている。まさに身から出たサビだとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部