米人気歌手テイラー・スウィフトが、12作目となるスタジオ・アルバム『The Life of a Showgirl』を発表しました。

新作アルバムには、今年8月に婚約を発表したトラビス・ケルシーとの恋愛をテーマにした楽曲も収録されています。
しかし、ネット上では一部のファンの間で「結婚後に引退するのでは」という説がささやかれていたことも……。
テイラーは10月6日放送のBBC Radio 2で、このウワサを一蹴しました。
司会のスコット・ミルズから「このアルバムが最後になる可能性は?」と問われたテイラーは、「そんなこと絶対にありえません」とキッパリ否定し、こう続けました。
「ネット上では『テイラーは結婚して子どもが生まれて、このアルバムが最後になる』とか憶測で言われていますが、これはとても失礼な発言だと思います」
「仕事をやめるために、結婚するわけではありません」
「私がトラビスを好きな理由のひとつは、私のアーティスト活動に対して協力的な姿勢を見せてくれるから」

「トラビスは、私が音楽制作を楽しんでいるのを見て、心からよろこんでくれるんです。それが彼のいちばん素敵なところだと思います」
「私が夢中になっていることに対して、トラビスが支えてくれる。その気持ちは、私たちをつないんでいるんです」
「業界は違っても、お互いが仕事を続けられるために協力し合うことはできます」
「実は、私とトラビスの仕事はまったく違うように見えて、実は共通点もたくさんあるんですよ。どちらも、生活のため、仕事のため、情熱をもって、スタジアムで長時間パフォーマンスをしているんです」

SNSには「テイラーの引退説はまるで『女性は母親になる前までしかキャリアを積めない』と言っているようなものだ。男性アーティストはそんなこと言われないのに」「テイラーは常に新曲を出し続ける人だから、きっとやめないはず!」など、テイラーを擁護する声が寄せられています。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:高橋雨川