客室乗務員としてのキャリアを終える母親に、娘がCAと共にサプライズを用意しました🎁
40年間、マレーシア航空でチーフキャビンアテンダント(同社の肩書きではリーディングスチュワーデス)を務めてきたズハイミーさん。
最後のフライトには、同じ航空会社でCAとして働く娘のダニラさんも乗り、業務を共にしました。そして……
ダニラさんは、ズハイミーさんの頭にティアラを乗せ、「Officially retired!(正式に引退!)」と書かれた、たすきをかけます。
機内には、「ズハイミーさんは、40年のキャリアを経て、マレーシア航空から卒業します」と、引退を知らせるアナウンスが流れました。
乗客からは「おめでとう」「すばらしい」と、祝福の言葉と拍手が送られました。
少し照れくさそうな表情を浮かべていたズハイミーさん。ですが、その目には徐々に涙が。
フライトを降りると、メッセージカードを持った家族がお出迎え。
そこには、「おばあちゃん大好き」「ずっと一緒にいたい」というメッセージや、「最終目的地『引退』はこちら」「一生もののプラチナ特典、制限なしの休息時間」といったジョークまじりの文言がつづられていました。
ダニラさんは動画に、母ズハイミーさんへの感謝の気持ちをつづりました。
「長年にわたる勤労と献身、そして自分を後回しにする日々が終わり、ついにリラックスし、人生を楽しみ、自分自身に集中する余裕ができましたね」
「お母さんが成し遂げたこと、そのすべてを誇りに思います。キャリアだけではなく、たくさんの愛情で家族を育ててくれたことも含めてです」
「新たな人生が、健康と、終わりなき楽しみと、ずっと夢に見てきた冒険にあふれた日々になりますように」
「この世のすべての幸せに値する人。いつも愛しています!」
動画には、「新しい人生を楽しんで」「これからは、お孫さんと遊べますね」「なんだか泣けてきた」といったコメントが寄せられています。