俳優の井之脇海さんが8月31日にInstagramを更新。NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で小田新之助役を演じ終えた心境を明かすと同時に、クランクアップショットを公開しました。

江戸時代中期を舞台にした本作は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築いた人物・蔦屋重三郎、通称「蔦重」(横浜流星さん)の波乱万丈の生涯を描いた、笑いと涙と謎に満ちた痛快エンターテインメントドラマです。
井之脇さんはドラマに浪人・小田新之助として出演。吉原で運命的に出会った女郎・うつせみ(ふく/小野花梨さん)とともに、時代に翻弄されながらも真っすぐに生きる姿が視聴者から注目を集めていました。
※以下、ネタバレが含まれます。
この日に放送された第33回「打壊演太女功徳(うちこわしえんためのくどく)」では、新之助の最期が描かれることに……。打ち壊しの混乱の中、丈右衛門だった男(矢野聖人さん)に刺されそうになった蔦重をかばい、命を落としてしまったのです。
放送終了後に井之脇さんは「大河ドラマ 『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」』第33回、ありがとうございました!」と切り出し、2枚の写真を投稿。
1枚目には衣装を着用した井之脇さんが、青空の下、大きな花束を抱えて立つ姿が写っています。
自身の演じた役について、「1年2ヶ月ほど新之助を演じました。浪人からはじまり、百姓になり、流民になり、長屋住まいになり…。一人の人間の色んな境遇を演じられて、とても取り組みがいのある役でした」と記した井之脇さん。
続けて「ふくを愛すことができ、蔦重を守ることができ、新之助は幸せだったと思います」と新之助の心境に言及しています。
さらに「新さんは遠くから、ふくと とよ坊と ともに、蔦重たちを見守ることになりましたが、蔦重の物語はまだ続きます。ぜひ、最後まで応援よろしくお願いします😌」と視聴者へ呼びかけました。
また、「2枚目の写真は、脚本の森下佳子先生のお言葉。(打ち壊しが止まる場面)」と説明を添えて、台本のト書きの一部を紹介。
そこには「隊列を見る顔、顔、顔。いつの間にか皆、祭り好きの江戸っ子に戻っている。それはエンターテイメントが起こした奇跡の瞬間だ」と書かれています。
井之脇さんはト書きの一文を引用し、以下のようにファンへのメッセージをつづりました。
「“それはエンターテイメントが起こした奇跡の瞬間だ”」
「この作品の、大きなテーマだと思います。エンタメは本気でやり抜けば、きっと奇跡は起こせる」
「この言葉と、そして『べらぼう』を心に刻んで、今後もエンタメを頑張りたいと思います」
「新之助を見守ってくださって、ありがとうございました!」
新之助の最期&井之脇さんのメッセージに反響集まる!
この投稿を見たファンからは
「神回でした🥲」
「ふくさんも、新さんも幸せだったんだよね…でも寂しいよ😭」
「やっと親子3人…穏やかに暮らせるね…😭」
「新さんの希望にあふれた最期、お見事でした!」
「新様、とっても魅力的な人で大好きでした! エンタメの奇跡、最高です😭✨️」
など、多くの感動の声が寄せられています。