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ブラックフライデー
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12月18日より「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律」いわゆる「スマホ新法」が全面施行されます。これは、スマートフォンのOSやアプリ配信を特定企業が独占しないようにするための法律です。よって、すべての企業に対して一律で適用されるわけではなく、市場支配力の大きい特定の企業が対象となっています。 スマホ新法のポイントをまとめると以下の4点です。 アプリストアの縛りを緩和 決済方法の強制を禁止 標準アプリの優遇を禁止 競争を妨げる設計の禁止 公正取引委員会が監督し、違反すると是正命令や売上ベースの課徴金が課される可能性があります。ぞれぞれ、どのような内容で、影響範囲はどの程度になるのか順に見ていきます。 ①アプリストアの縛りを緩和 これは、以下のガイドラインが示されています。 特定のアプリストアのみを強制することを禁止 サードパーティ製のアプリストアを妨
Anthropic、エージェントスキルをオープンスタンダードとして公開 Anthropicは2025年12月19日、AIエージェントに効率よく専門知識を提供する「エージェントスキル(Agent Skills)」をオープンスタンダードとして公開したことを発表した。これによりスキルがさまざまなAIプラットフォームで動作し、連携できるようになる。 Skills for organizations,partners,the ecosystem | Claude We’re publishing Agent Skills as an open standard, so skills work across AI platforms. Read more: https://t.co/PoGKGKp6sf — Claude (@claudeai) December 18, 2025 エージェント
カーネル開発に刺激は求めない ―Linus TorvaldsがOpen Source Summit Japan 2025で語ったLinux開発のこだわり 12月9日、Linux Foundation主催の「Open Source Summit Japan」の会場となった東京・虎ノ門ヒルズのフロアは早朝から多くの人々であふれていました。参加者のお目当ては2年ぶり[1]の来日となった“Linux & Gitクリエーター”ことLinus Torvalds氏と聞き手役のDirk Hohndel氏(Verison所属、以下Dirk)によるトークセッションです。 2年ぶりの日本でのトーク、Linus Torvalds氏(左)とDirk Hohndel氏 めったにインタビューやキーノートに登壇することがないLinusのリアルな声を聞くことができる貴重な機会である本セッションは今回で29回目、東京は他
OpenAIは2025年12月16日、これまで同社が提供していた画像生成モデルから大幅に能力を向上させた新しい画像生成モデルとそのAPI「gpt-image-1.5」を発表した。あわせて、ChatGPT内に新しい画像生成・編集用のページ「ChatGPT Images」を導入した。 The new ChatGPT Images is here - OpenAI News Image generation - OpenAI Platform gpt-image-1.5は、指示追従性と編集精度の向上、密度の高いテキストレンダリング、質感や細部表現の改善、そして従来比で最大4倍の生成高速化を特徴としている。入力画像のライティングや構図、人物の顔立ちといった重要要素を保持しつつ指定部分のみを正確に変更できるため、複数回の編集でも一貫した結果を得やすいという。 今回のgpt-image-1.5の発表に
前回の記事では、DXやAI導入がうまくいかない背景として、システムを導入する前に「業務のバグ」を直す必要があることを見てきました。どれほど高機能なシステムを導入しても、業務そのものがスパゲッティ化(複雑化)していれば、期待した効果は得られません。これは特定のシステムや技術が悪いという話ではなく、土台となる業務の構造が整理されていないことが原因です。 多くの企業では、課題が見つかると「新しいシステムを入れれば解決するのではないか」「AIを使えば効率化できるのではないか」と考えがちです。しかし実際には、その前提となる業務の流れや役割分担、判断基準が曖昧なままでは、どんな技術を投入しても効果は限定的になります。テクノロジーは魔法の杖ではなく、あくまで設計された業務を支える手段にすぎません。 実際の現場では、「仕様が曖昧なまま開発が始まる」「業務の前提が途中で変わる」「部署ごとに言っている
第881回では、家庭内のサーバーをVPN越しに公開できるリバースプロキシPangolinを紹介しました。今回はもっとシンプルなリバースプロキシ管理ソフトである、Nginx Proxy Managerを紹介します。 リバースプロキシの必要性 はるか昔、WebサイトはApacheなどのWebサーバー上に直接デプロイするのが一般的でした。ですが現在では、アプリケーションをホストするWebサーバーの前段にリバースプロキシを置く、二段階の構成が一般的となっています。 これはアプリケーションの多くが、コンテナやVMといった独立した環境でホストされるようになってきたことや、フレームワークが独自のアプリケーションサーバーを持っていることに起因しています。またアクセス制御、ロードバランス、SSL証明書の管理などを考慮すると、こうした処理はアプリケーション本体から切り離し、前段のリバースプロキシに一任したほう
生成AIが実験段階から企業への導入に移行する今、2026年は日本のソフトウェア開発にとって重要な節目の年となります。GitLabが日本の経営層を対象に実施した調査「ソフトウェアイノベーションによる経済効果」によれば、経営層の85%が、3年以内にAIエージェントがソフトウェア開発での業界標準になると予想しており、AIエージェントへの移行は今後も加速していくでしょう。 AIエージェントの移行には、かつてないほどの生産性向上が期待される一方で、組織はガバナンスやセキュリティ、AIエージェント間の相互運用性、可視性といった新たな課題との両立の難しさを抱えることになります。こうした課題に対処できる組織は、競争優位を確立できる可能性がある一方で、AIエージェントを単なるツールとみなし課題に対処できない組織は、競争から取り残されるリスクを抱えます。 AIエージェントについて、今後1年間に起こるだろう、変
Linux Daily Topics Linus、日本滞在中にLinux 6.19-rc1を公開、Rust導入は実験が完了し次のフェーズへ Linus Torvaldsは12月14日、次期Linuxカーネル「Linux 6.19」の最初のリリース候補板となる「Linux 6.19-rc1」を公開した。今回のマージウィンドウ期間にはLinusをはじめとする主要メンテナーの多くが日本で開催された「Open Source Summit Japan」「Linux Kernel Maintainer Summit」に出席していたことから、Linux 6.19-rc1の公開が遅れることも予想されていたが、Linusは日本時間にあわせて逆に通常より若干早いタイミングで公開している。 Linux 6.19-rc1 -Linus Torvalds Linux 6.19ではAMD Zen 6やInt
著者 西見公宏(にしみまさひろ),吉田真吾(よしだしんご),大嶋勇樹(おおしまゆうき) 著 定価 3,300円(本体3,000円+税10%) 発売日 2025.12.26 判型 B5変形 頁数 304ページ ISBN 978-4-297-15354-0 978-4-297-15355-7 概要 本書は、Claude Codeの基本的な使い方からはじめ、スペック駆動開発をマスターすることで、大規模言語モデル(LLM)とソフトウェアエンジニアリングを統合する方法を解説した書籍です。Claude Codeをはじめとしたさまざまなコーディングエージェントは、単なる「魔法のようにコードを生成するAI機能」ではありません。LLMの自律的な推論能力とエージェントフレームワークの機能性を統合することで、要求の精緻化 → 達成するための計画立案 → タスクの実行 → 実行結果の検証というソフトウェア開発にお
著者 真鍋知博(まなべともひろ) 著 定価 3,520円(本体3,200円+税10%) 発売日 2026.1.7 判型 B5変形 頁数 376ページ ISBN 978-4-297-15337-3 概要 ベクトル検索は従来の重要技術キーワード検索を補完する技術であり、かつWeb検索など、検索そのもののサービスにはもちろん、Eコマースなど各種サービスの検索機能にも採用されつつある注目度の高い技術です。従来のキーワード検索は、ユーザが入力したキーワードを含むドキュメントを抽出し、キーワードの出現頻度にもとづいてドキュメントをソート(ランキング)するというものでした。キーワード検索が表面的な情報を扱っていたのに対して、ベクトル検索はキーワードやドキュメントの「意味」を扱います。ベクトルの類似度によってキーワードとドキュメントそれぞれの意味の類似度を測れるよう、これらのテキストをベクトル化する技術で
OpenAI、最新モデル「GPT-5.2」を発表 ——実務作業・長時間にわたるエージェント作業における能力が向上 OpenAIは2025年12月11日、最新のモデル「GPT‑5.2」シリーズを発表した。GPT‑5.2は専門的な知識労働や長時間稼働するエージェント用途においてこれまでのモデルを上回る性能を示しており、特に実際の業務タスク遂行能力を評価する「GDPval」の7割の指標で人間の専門家と同等以上の水準に到達していることを報告している。 Introducing GPT‑5.2 - OpenAI ※日本語版:GPT-5.2 が登場 - OpenAI Using GPT-5.2 - OpenAI Platform モデルは、高速に動作し汎用的に利用できる「GPT‑5.2 Instant」、構造化された詳細な応答を必要とする作業に向く「GPT‑5.2 Thinking」、
MySQLのInnovation ReleaseとなるMySQL 9.4とMySQL 9.5がリリースされました。今回は、その中からMySQL Community Editionで利用できる新機能や変更点をいくつかピックアップして、簡単に紹介したいと思います。 MySQL 9.4の新機能 最初に、MySQL 9.4の新機能と変更点について紹介します。 JSON Duality View のサポート MySQL 9.4では、「JSON duality views」と呼ばれる新しい種類のビューが追加されました。これは、複数のリレーショナルテーブルに分かれて保存されているデータを、1つのJSONドキュメントとして扱えるようにする仕組みです。専用のCREATE JSON DUALITY VIEW / ALTER JSON DUALITY VIEWステートメントが追加されており、通常のビューと同様
最近マザーボードを入れ替えたことにより、PCIe 5.0にネイティブで対応しました。SSDはグラフィックボードごとに分けています。 なおセキュアブートはオフにしています。 インストールするUbuntuのバージョンは24.04.3 LTSです。 GeForce RTX 5060 Tiに必要なパッケージをインストールする ではGeForce RTX 5060 TiをUbuntuで使えるようにしていきます。とはいえ例として取り上げるのはGeForce RTX 5060 Tiではあるものの、5000シリーズであれば同じ設定で使用できるはずではあります。 筆者は今まで古いGeForceしか使ってこなかったので知らなかったのですが、最新のGeForce 5000シリーズではオープンソース版のカーネルモジュールを使用する必要があります。以前GeForce 3000シリーズでオープンソース版のカーネルモジ
著者 いとうりょう 著 定価 2,420円(本体2,200円+税10%) 発売日 2026.1.7 判型 A5 頁数 160ページ ISBN 978-4-297-15376-2 978-4-297-15377-9 概要 現代のオンラインサービス開発とデジタルアイデンティティ(ID)の扱いは、切っても切り離せない関係です。パスキー認証やOpenID Connect(OIDC)といった技術が注目される一方で、認証機能がサービス全体のID管理の文脈で整理されていないと、運用面での不都合や、セキュリティ的な見落としが生じやすくなります。新規登録からログイン、ログアウト、アカウントリカバリー、退会に至るまで、個々の機能をバラバラに捉えるのではなく、一連のサイクルとして設計することで、セキュリティリスクを低減し、ユーザー体験(UX)を向上させることができます。 本書は、デジタルアイデンティティの専門知
第1回AI・DX導入が失敗する「真の原因」とは? ――コードを書く前に整理すべき「業務のバグ」 昨今、多くの企業で「DX」や「AI活用」が叫ばれています。しかし、その導入プロジェクトの中で、自信を持って順調に進んでいると言えるケースはどれくらいあるでしょうか。 現場からは、「最新のAIツールを導入したのに、なぜか現場が以前より混乱している気がする」といった声や「高価なSaaSを導入したものの、CSVを手作業で加工して取り込む運用が残っている」という声が聞こえてきます。 私は普段、「業務設計士」として企業の業務改善やシステム導入の支援をしていますが、DX推進やAI活用を進める企業の方々が非常に疲弊しているように感じます。 生成AIなどのテクノロジーの進化によって、エンジニアの皆さんの開発効率そのものは劇的に向上しています。しかし、いくら速くコードが書けるようになったり、バイブコーディ
Linux Foundation、Agentic AI Foundation(AAIF)設立を発表 ——MCP・goose・AGENTS.mdが初期の中核プロジェクトに Linux Foundationは2025年12月9日、Agentic AIの発展を支える新たな組織として「Agentic AI Foundation(AAIF)」を設立したと発表した。AAIFは、Agentic AIが透明かつ協調的に進化するよう、中立かつオープンな基盤を提供することを目的としており、設立にあわせてModel Context Protocol(MCP)、goose、AGENTS.mdという3つの主要オープンソースプロジェクトがAAIFに寄贈された。 Linux Foundation Announces the Formation of the Agentic AI Foundation
第58回では、メモリコントローラでメモリに対する制限や保護を設定した場合に、階層構造が考慮される動作を見ました。 上位のcgroupでメモリに対する制限値や保証値を設定した場合、その子孫に対しても設定が有効になるので、サブツリー全体に対してメモリの制限をかけたり、サブツリー全体を保護したりできます。 その中で、ツリー構造を考慮したメモリ保護の動作に違和感を持った方は多いのではないでしょうか。上位cgroupで設定したメモリ保護が、下位cgroupに影響しない場合があったためです。このような動作は直感的ではなく、cgroupで制限を設定した場合のツリー構造を考慮した動作とは異なりましたし、実際の使用でも問題がありました。 このため、5.7カーネルで、この問題を解決するための改良がなされました。今回は、このメモリ保護の問題を解決するために、5.7カーネルで実装された機能を紹介します。 機能を説
Linus Torvaldsは11月30日(米国時間)、2025年最後のメジャーカーネルバージョンとなる「Linux 6.18」を公開した。通常のスケジュールどおり、約2ヵ月の開発期間と7本のリリース候補版(RC)を経ての正式リリースとなる。 Linux 6.18 -Linus Torvalds Linux 6.18のハイライトは以下の通り。 スラブアロケータに2個の空きオブジェクトの配列で構成される「シーブ(sheaves)」というCPUごとのキャッシュ機能を追加し、メモリ割り当て/解放のパフォーマンスを向上 SSDやHDDといった低速なブロックデバイスの前段に配置する高性能な永続メモリキャッシュ「dm-pcache」(DeviceMapperに新たなターゲットとしてdm-pcacheを追加) pidfdと同様に、プロセス名前空間をファイルハンドルとして管理可能に(name_t
筒井(@ryu22e)です。今月の「Python Monthly Topics」は、型チェッカー「Pyrefly」を紹介します。 Pyreflyの概要と特徴 PyreflyはMeta社が開発した型チェッカーです。ロゴがホタル(firefly)をイメージしたデザインで、「パイアフライ」と発音します[1]。 Pythonの型チェッカーといえばMypy、Pyrightなどの既存ツールがありますが、Pyreflyにはそれらにはない以下の特徴があります。 Rustで実装されているため、高速に動作 WASM版もあるため、ブラウザ上で利用可能 コードに自動で型ヒントを付ける機能 Meta社製の型チェッカーといえばPyreがありますが、PyreflyはPyreの後継ツールです。Pyreflyが誕生した経緯については、以下のMeta社のブログに詳細が書かれています。 Introducing Pyrefly
GoogleがChromeOSを置き換える、Androidベースの新しいOSを準備しているとAndroid Authorityが伝えています。 Google's new 'Aluminium OS' project brings Android to PC 現状のChromeOSは、主にクラムシェル型ノートPCに搭載されています。ときどき、利用しているユーザは見かけるものの、汎用OSとしてはWindowsやmacOSに続く3番目以下の存在です。一時は、タブレットに搭載されたこともありましたが、これはうまくいかずiPadの足元にも及ばないものでした。 開発リソースを効率的に使い、こうした状況を打開するために、今年7月にChromeOSとAndroidを単一プラットホームに統合する予定と語られており、Androidのカーネルやフレームワークの一部を利用してChromeOSを開発する方針を発表し
サーバーを運用する上で、現状の負荷状態を把握することは非常に重要です。監視は一般的に、専用の監視システムを利用して行います。OSSであれば、古くはMuninやZabbix、Nagiosなどが有名どころでした。最近ではクラウドとの相性のよい、Prometheusが支配的でしょう。またDatadogやNewRelicといった、自前で監視サーバーをホストする必要のない監視SaaSもよく使われています。 本番運用しているサービスであれば、こうした監視システムをきっちりと構築するのが当然です。しかしそこまで大仰なシステムを使わず、「今からテストプログラムを動かすので、その間のサーバーの負荷状態をちょっと見たい」といった要望も、開発中やトラブルシューティング中にはよくあります。vmstatやtopコマンドではプリミティブすぎるので、もう少し詳しくメトリクスを見たい。でも本格的な監視システムをわざわざ
FreeBSD 15.0リリース ―pkgツールベースのインストール/アップデート方式を採用へ FreeBSD Projectは2025年12月2日、FreeBSDの最新リリース版FreeBSD 15.0-RELEASEを公開した。 FreeBSD 15.0-RELEASE Announcement FreeBSD 15.0-RELEASE Release Notes |The FreeBSD Project FreeBSD 15.0ではベースシステムのインストールと管理のために、pkgパッケージマネージャを用いた新しい方法が導入された。この方式は「pkgbase」と呼ばれており、ベースシステムはFreeBSD-baseリポジトリからパッケージセットとしてインストールされる。インストールされたシステムはpkgツールによって完全に管理される。 pkgbaseは、FreeBSD 16以降でデフ
「Claude Code」は、CLI上で動くLLMによるAI開発支援ツールです。本連載は全4回を予定しています。これからClaude Codeを初めて触ってみる初級から中級のエンジニア向けに、概要と歴史的な背景の説明、料金プラン等の紹介、インストールとセットアップのやり方を解説し、最後にClaude Codeを使った新しい開発スタイルをハンズオンで体験します。なお本連載は2025年12月5日刊行予定の『Claude CodeによるAI駆動開発入門』から一部、抜粋・編集してお届けします。 最終回となる第4回目では、TODOアプリをフレームワークを使って作成し、その際生じるエラーへの対処もClaude Codeにやってもらいます。 最後にClaude Codeにテストコードを書いてもらう方法とCLAUDE.mdへのテストの注意点の記載の仕方について解説します。 UIのデバッグをさせる 前回は一
第2回となる本稿では、ソフトウェア開発におけるロードマップの具体的な作成方法、作成時の注意点について論じます。 ロードマップの作成ステップ ここでは、実際のロードマップの作成方法について解説します。 目標設定 まずは目標設定を行い、プロジェクトとして進むべき方向性を明確化します。目標設定においては、関係者全員が理解できるよう具体性を持たせることが大切です。また、目標達成のハードルが高い場合、メンバーのモチベーション低下を招いてしまう原因にもなるため、実現可能な目標を設定しましょう。 例えば、ソフトウェア開発において顧客にプロダクトを納品するなら、具体的な納品日を目標として設定すると良いでしょう。 明確な目標を持つことで、チームは開発優先度を共有しやすくなり、無駄なリワークを防ぐことができます。GitLabの調査「ソフトウェアイノベーションによる経済効果」では、ソフトウェアイノベーションに取
2025年11月29日、「中高生Rubyプログラミングコンテスト2025」の最終審査発表会が行われた。 今年も、発表者や審査員に加えて、会場に多くの来場者が集まり、リアル開催ならではの和やかな空気の中、熱のこもった発表と厳正なる審査が行われ、最優秀賞、優秀賞、審査員特別賞の各賞が決定した。 「中高生Rubyプログラミングコンテスト2025」授賞式 最優秀賞は、ゲーム部門『train drive EXPerience』(茨城県立IT未来高等学校 チーム笠間乗務ユニット)、Webアプリ・IoT部門『Awardify』(奥野真那さん) 応募総数94件の中から、最終審査に残ったのはゲーム部門4作品、Webアプリ・IoT部門6作品の計10作品。当日は、発表者のプレゼンテーションと質疑応答をもとに、Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろ氏を審査委員長とする7名の審査委員によって最終審査が行わ
resolute(Ubuntu 26.04)の開発; 26.04 LTSのロードマップ resoluteのロードマップが発表されました。これは「主要なテーマ」とキーとなる日付から構成される、「Ubuntu 26.04 LTSはこうなる」という基本方針です。 まずはキーとなる日付から見ていきましょう。 Feature Freeze: 2026年2月16日 User Interface Freeze: 2026年3月12日 Beta Release: 2026年3月23日 Final Freeze: 2026年4月16日 Final Release: 2026年4月23日 全体的に予想外のタイミングはなく、「いつものLTS」というスケジュール感となっています。デスクトップ環境という面では、GNOME 50の採用(これは「いつもの」)、TotemからShowtimeへの、そしてシステム
Linux Daily Topics Waylandの将来に全力を注ぐ ―KDEプロジェクト、PlasmaにおけるX11の完全ドロップとWaylandへの“全振り”を宣言 KDEプロジェクトは11月26日、「Going all-in on a Wayland future(Waylandの将来に全力を注ぐ)」と題したブログを投稿し、将来リリースされる「KDE Plasma 6.8」はWaylandオンリーとなることを明らかにした。従来のX11アプリケーションのサポートはXwaylandが行い、Plasma X11セッションのサポートは終了する。 Going all-in on a Wayland future -KDE Blogs KDEは最近のPlasmaリリースにおいてWaylandへのフォーカスを進めており、従来のX11アプリケーションはXwayland互換レイヤを利用する
11月20日、Googleは、Quick Shareを拡張してAndroidとiPhone間でファイル共有ができる機能を発表しました。 Android Quick Share can now work with iOS’s AirDrop 具体的には、AndroidのQuick Shareが拡張されてAirDropに対応したことで、iOSデバイスと写真や動画などの共有が簡単・快適になりました。現時点で使えるのは、Pixel 10シリーズのみです。他のPixelシリーズや他の端末への具体的な展開時期は明らかになっていませんが、より多くのAndroidデバイスに展開していく予定とされています。 ガラケー時代、赤外線通信でできたことが、20年程度の時間をかけてスマホで実現されたことになります。 以前から試行錯誤されています AirDropと似た使い勝手で、ファイル共有ができるアプリに「AnDro
今回はUbuntu派生のLinuxディストリビューション、Zorin OS 18を紹介します。 Zorin OS 18とは Windows 10サポートは2025年10月14日に終了しました。ギリギリWindows 11がインストールできないようなPCであっても、Ubuntuであればそれなりに動作すると期待できることを示したのが第885回です。多くの方に読んでいただけたようでありがたい限りです。 また「Zorin OS 18」Windows 10サポート終了の10/14にリリース、2日間で10万ダウンロード突破も注目を集めたようです。サポート終了日にリリースをぶつけるというのは、なかなかにキャッチーです。 どうもこのアピールが功を奏したらしく、1ヶ月ちょっとで100万ダウンロードを達成したそうです。これだけ注目を集めているのであれば、Zorin OS 18とUbuntuとの違いを紹介し
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