サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ChatGPT
www.itmedia.co.jp
ケンジントンが大玉トラックボール「Expert Mouse TB800 EQ」を発表 Kensingtonは10月28日、プロクリエイター向けのトラックボール「Expert Mouse TB800 EQ」を発表した。人差し指で操作するエルゴノミックデザインを採用した新型で、2025年第4四半期に北米で発売する。 約55mmの大玉を採用するTB800 EQは、従来のExpert Mouseと同様に、左右対称のデザインとなっている。手を自然な位置に置いたまま操作できる緩やかな角度が設けられており、長時間使用時の疲労や反復性ストレス障害の軽減が期待できるという。 マウスと比較して操作に必要なスペースは最小限となり、腕や手首の動きも減らせる。左右にカスタマイズ可能なスクロールホイールも搭載しており、水平スクロールやズームなどに割り当てられる。 接続方法はBluetooth(最大2台)、2.4GHz
表面はマイクロファイバー、裏面は摩擦の少ないさらっとした素材を採用した。 かぶって着ることができ、アームホールから腕を出してスマホやタブレットを操作できる。首元とすそのアジャスターを絞ればすきま風を防げる。フードを深めに設計しているため顎まですっぽりかぶることができ、仮眠時に顔を隠せる。 お尻の部分にクッション(別売り)を収納できるポケットを備えた。シートクッションを入れれば、座った時のお尻の痛さや冷えを軽減できる。このポケットに本体をたたんでコンパクトに収納することもでき、本体をクッション代わりにすることも可能だ。 前ポケットには、グッズなどを入れられるポケット付き。推しのぬいぐるみなどを収納して“チラ見せ”できる。 上下どちらからでも着脱可能。首元、すそともにアジャスターで開き加減を調節できるため、首からでもすそからでも着脱できる。メイクやヘアスタイルが気になる時には、足から脱げば崩れ
ポケモン社(東京都港区)は11月14日、新作ボードゲーム「ポケモンごいた」を発表した。12月18日から価格は2970円。ポケモンごいたを一人で手軽に遊べてルールを覚えられる無料アプリ「ポケモンごいた」(iOS、Android)も12月中旬から配信する。 石川県能登地方の伝統的なゲーム「ごいた」をポケモンを使ってアレンジした。2人1組で相手方と特典を競い合うというもので、シンプルなルールながらも運と読み合いが絶妙に絡み合う奥深さが特徴。短い時間でサクッと盛り上がれるという。 パッケージには「ミュウツー」「リザードン」などを描いた34枚のコマに加え、プレイマットとルールブックを同梱した。早期購入特典としてロゴ入りの巾着をプレゼントする。 ごいたは、江戸時代の末期に石川県能登町宇出津地区で生まれた伝承娯楽。本来は将棋の駒に似た竹製のコマを使用する。なお、ポケモンごいたは日本ごいた協会認定商品とな
楽天モバイルの現状と課題 「年内1000万契約」の高い壁、基地局増設の遅れでネットワークに不安要素も:石野純也のMobile Eye(1/3 ページ) 楽天グループは、11月13日に第3四半期(7月~9月)の決算を発表した。年内の1000万契約突破を目指す楽天モバイルが、どこまで伸びているかが焦点の1つだ。同時に、EBIDA通期黒字化を目指す楽天モバイルのARPU(1ユーザーあたりの平均収入)がどこまで伸びてきたのかも注目しておきたいポイントだ。10月には、ARPUを向上させる一助になる新料金プランの「Rakuten最強U-NEXT」もスタートした。 一方で、KDDIと結んだローミング協定のタイムリミットまで1年を切った。その後のエリアをどう補っていくかは未知数だ。また、東京など、一部の人口密集地域では通信品質の低下も課題になっており、目下、改善にも取り組んでいる。決算には、設備投資という
「Suicaのペンギン」はSuicaのキャラクター“ではなかった” Suicaのペンギンの生みの親は、イラストレーターで絵本作家の坂崎千春さんです。SNSでは「SuicaのペンギンがSuicaのために生まれた」という前提で反応している人が多いのですが、実はそこに“勘違い”があります。 坂崎さんは、絵本作家として1998年からペンギンの絵本をリリースしています。その絵本を見れば分かるのですが、この絵本に出てくるペンギンこそが、Suicaのペンギンの元になっています。 Suicaの商用サービスは2001年に始まりました。その際に、JR東日本が坂崎さんのペンギンをキャンペーンキャラクターとして起用しました。端的にいうと、Suicaのペンギンは“原作”があるキャラクターなのです。 他の交通系ICカードのマスコット(イメージ)キャラクターは、そのサービスに合わせて作られたものです。それに対して、Su
「無印良品」を展開する良品計画は11月14日、顧客情報が外部に流出した可能性があると発表した。ECストア商品の配送を委託していたアスクルの子会社、ASKUL LOGISTが10月にランサムウェア被害を受けた影響によるもの。 漏えいの可能性がある情報は、商品を購入した顧客の住所、氏名、電話番号、注文商品情報。クレジットカード情報は含まれていないという。被害の詳細については調査中で、情報流出の対象期間など詳細は特定されていない。 現時点で悪用による被害は確認されていないが、良品計画は今後、悪用による着信やなりすましメール、フィッシングメール・SMSやダイレクトメールなどが送られる可能性があるとして注意を呼び掛けている。 無印良品のECストアは当該ランサムウェア被害の影響を受け、10月19日から受注・出荷業務を停止しており、Webサイトとモバイルアプリの両方で、商品購入や月額定額サービスの申し込
今、鉄道各社が相次いで顔認証改札の導入に踏み切っている。 この春、大阪メトロがほぼ全駅での展開を実現し、JR東日本も新幹線で実証実験を始めた。そして11月13日、東武鉄道と日立製作所が新たな一手を打った。両社が共同運営する生体認証サービス「SAKULaLa」(サクララ)に顔認証機能を追加し、東武宇都宮線の12駅で顔認証改札サービスを開始したのだ。 SAKULaLaは、2024年に東武ストアで指静脈認証による決済サービスとして始まったプラットフォームだ。今回の顔認証追加により、指静脈と顔認証という2つの生体認証方式を併用できる、国内初のサービスとなった。利用者は事前に顔情報とPASMO定期券を登録すれば、カードもスマートフォンも取り出すことなく改札を通過できる。 注目すべきは、鉄道改札に閉じない戦略だ。SAKULaLaは改札だけでなく、店舗決済や入退館システムなど、業種を横断し同じ生体認証で
Amazon.com創業者のジェフ・ベゾス氏が率いる米国の宇宙企業、Blue Originは11月13日(現地時間)、大型ロケット「New Glenn」2号機を打ち上げ、第1段ブースターの着陸にも成功した。これを受け、最大の競合でもある米Space Xのイーロン・マスク氏もXで「おめでとう」と祝福している。 New Glenn2号機は、13日午後3時55分01秒(現地時間、日本は14日早朝)にエンジン点火。ケープカナベラル宇宙軍基地の第36発射施設から飛び立った。 上空で切り離された第1段ブースターはその後、洋上で待っていた専用プラットフォーム船「JACKLYN」に着艦。一方のNew Glenn2号機はNASA(米国航空宇宙局)の「ESCAPADE」火星探査機2機の軌道投入に成功した。 Blue Origiのデイブ・リンプCEOは「これほど大型のブースターが2回目の試みで着陸に成功したのは
GPUコアに関するセッションの説明を担当した、Intelのトーマス・ピーターセン氏(アーキテクチャ/グラフィックス/ソフトウェア担当フェロー)。NVIDIAでGPUのテクニカルマーケティングを担当していた経歴を持つ(写真提供:Intel) Xe3アーキテクチャは「Battlemage」の拡張版……? Panther LakeのCPUコア(Computeタイル)は、Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)から基本的アーキテクチャをあまり変えず、物理設計をIntel 18Aプロセスでやり直し、省電力性能に振ったチューニングを施した。ある意味で「低電力×高性能」のバランスを重視した設計といえる。 一方、GPUコア(GPUタイル)はどうなのだろうか? まず、Panther LakeのGPUコアは新しい「Xe3アーキテクチャ」を採用しており、プロモーション上はこのGPUを「Xe3 GPU」と呼称
JR東日本が提供する乗換案内アプリ「JR東日本アプリ」で、「しぶ」と入力しても「渋谷」が表示されないなど、「利用頻度が高い駅が候補に出ない」とユーザーから不満が出ている。 こうした声を受けてJR東日本の公式Xは11月13日、「『しぶ』で渋谷が出るように開発中」だと明らかにした。 同アプリでルート検索すると、入力した文字に応じて逐次、検索候補が表示される。だが、検索候補の様子がおかしいと10月下旬、Xで話題になった。 まず、Xユーザーの「とうほくらいん」さん(@Tc701_myu)が、JR東日本アプリで「とうき」と入力すると、トップ候補が「東京」ではなく「宇都宮大学陽東キャンパス」(栃木県)だと10月24日に指摘。 これを引用する形で「t--s(てぃーす)」さん(@tomooo_108)が翌日、「しぶ」で「渋谷」が出ない、「しな」で「品川」が出ない、「うえ」で「上野」が出ない、などと指摘した
9月30日、米OpenAIが動画生成AI「Sora 2」を発表した。従来のモデルと比べて驚異的に精巧な動画を、音声付きで生成できる。CEOのサム・アルトマン氏が自分の顔のデータを公開したことで、アルトマン氏の顔を使った大量のコラ動画が生成された。 それだけなら面白おかしいで済んだ話だが、日本のアニメやゲームキャラクターが生成できることが分かると、こちらも大量のコラ動画が発生した。 もちろんこの生成には、原作者など著作権者に何らかのフィーが発生するわけではない。ある意味やられっぱなしの状態となった。当然日本の著作権系の団体からは次々と非難の声が上がり、無断で学習するなという趣旨の共同声明を発表するなど、慌ただしい事態となっている。 その一方で、日本の著作権法では、AIの学習には許諾がいらないという立て付けになっている。日本とアメリカという、国をまたいだ権利の扱いが、本格的な問題となった。 今
セキュリティニュースメディア「Cybersecurity News」は2025年11月12日(現地時間)、「Windowsカーネル」に潜むCVE-2025-62215が実働環境で悪用されていると報じた。 同脆弱(ぜいじゃく)性は特権昇格を狙う欠陥に分類される。公開情報は限定的だが、サイバー攻撃者側の活動が既に観測されており、潜在的な被害範囲は広いとみられる。 Windowsカーネルの脆弱性を攻撃者が悪用中 対象範囲は広いため注意 この脆弱性は共有資源の同時実行周辺に生じる不整合に原因がある。競合の結果が状況を左右し、処理順の食い違いからメモリ領域に問題が生じる。二重解放に類する挙動も示唆されており、内部状態が揺らぐきっかけが複合的に積み重なって問題が発生している。この脆弱性を悪用する成功条件は高難度と評価されているが、突破された際には大きい影響が生じる。 対象範囲は広く、「Windows
NTTドコモは、グループの全従業員約5万人を対象とするテレワークのセキュリティ対策を見直した。テレワークにおける社内システムへのアクセス手段をVPN(仮想プライベートネットワーク)から、「ゼロトラスト」に基づくセキュリティ対策へと切り替えたのが、その骨子だ。ベンダーのゼットスケーラーが2025年11月11日に発表した。システム構築は、NTTドコモグループのシステムインテグレーターであるNTTドコモソリューションズ(旧NTTコムウェア)が担った。 “脱VPN”で「ゼロトラスト」を導入したNTTドコモグループ その詳細とは VPNからの移行先としてNTTドコモグループは、ゼットスケーラーのリモートアクセスサービス「Zscaler Private Access」(ZPA)を導入。従業員がVPNを経由せずに、社内システムに安全に接続できる仕組みを構築した。ZPAは、社内システムへのアクセスをエンド
「日本の労働生産性の動向2025」によると、2024年度の日本の時間当たりの名目労働生産性は5543円と1994年度以降で最も高かった。
楽天グループと日本HPは11月11日、国内で販売するHP製PCに、AIツール「Rakuten AI」のデスクトップ版を標準搭載すると発表した。2026年春から夏にかけて、個人向け・法人向けのほぼ全モデルに順次導入する。Rakuten AIが他社製デバイスに搭載されるのは初めて。オフラインでも動作するオンデバイスAIとしての提供も初となる。 Rakuten AIは、楽天が開発した日本語特化の大規模言語モデル(LLM)を採用。日本語や日本文化、国内のプライバシー・データセキュリティ法制にも最適化しているという 要約やライティング、翻訳といった汎用的な機能を備え、クラウドやエッジ、デバイス上のエージェントやモデルの中から、状況に応じて最適なものを選択する仕組み。機密性の高いタスクを端末内で直接処理でき、クラウド依存を抑えることで、パフォーマンスの向上やコスト削減につながるという。 楽天が展開する
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高いAI分野の科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 カナダのウォータールー大学の研究者が発表したプレプリント論文「8bit-GPT: Exploring Human-AI Interaction on Obsolete Macintosh Operating Systems」は、レトロなMacintoshコンピュータ上で動作するチャットbot「8bit-GPT」を開発した研究報告だ。 この研究は、あえて古い技術を使うことで、日常的に使用しているAIアシスタントとの関わり方を再考させようとする試みだ。 現代社会では、対話型AIが急速に普及し、情報検索や意思決定、日常的なタスクにおいて人々がこれら
精密小型モーター世界最大手のニデック(旧日本電産)が、不正会計問題で揺れている。 これはニデックのイタリアや中国における子会社の不適切会計疑惑に端を発し、担当監査法人が2025年3月期の有価証券報告書に「意見不表明」という極めて異例の判断を下したためだ。これを受けて東京証券取引所は10月27日、同社を「特別注意銘柄」に指定したと発表した。 「特別注意銘柄」に指定されると、1年以内に改善がなされず、今後も改善の見込みがない場合や、1年後の再審査後に特別注意銘柄の指定が解除されず、その事業年度の末尾から3カ月以内に改善がなされなかった場合「上場廃止」となってしまう。 東証の下した“烙印”に、投資家の脳裏には「上場廃止」の4文字がよぎった。指定翌日の株価はストップ安を記録し、その後も月末まで下落が続いた。内部管理体制の抜本的な改善が確認できなければ、ニデックが上場廃止となる可能性もゼロではない。
米Anthropicは11月13日(現地時間)、中国政府が支援する攻撃者グループが、同社のAIモデル「Claude」を悪用して企業や政府に対するおよそ30件の攻撃を自動化したと発表した。このスパイ活動は9月中旬に検知され、Anthropicはその後の10日間で調査を進め、作戦の全容を把握したとしている。 Anthropicは、これが大規模なサイバー攻撃が実質的な人間の介入なしに実行された初めての文書化された事例であるとしている。このキャンペーンは、8月に報告した「バイブハッキング」の発見からさらにエスカレーションしているという。バイブハッキングでは人間がループ内に留まって作戦を指揮していたのに対し、今回の攻撃では規模が拡大したにもかかわらず、人間の関与ははるかに少なかった。 「GTG-1002」と指定されたこの中国政府支援グループは、AIのエージェント的能力を前例のないレベルで利用し、AI
LINEが、メッセージの送信取消機能に関する仕様を順次変更している。これまではメッセージ送信後24時間以内であれば取り消すことが可能だったが、取り消し可能な時間が1時間以内に短縮されている。LINEは今回の仕様変更について、「利用者の利用状況を踏まえた判断」と説明している。 メッセージ送信取消機能は、誤送信やスタンプの誤操作など、利用者の送信ミスを取り消す際に役立つ機能だ。名前の似た友人に間違ってメッセージを送信してしまった場合や、誤解を招くスタンプや写真をうっかり送ってしまった場合でも、指定された時間内であれば送信を取り消すことができる。対象はテキストメッセージだけでなく、スタンプ、画像、動画などを含む。 利用方法は、送信したメッセージを長押しして表示されるメニューから「送信取消」を選択し、注意事項を確認して同意すれば完了する。送信を取り消すと、トーク画面上には「メッセージの送信を取り消
ビックカメラは11月13日、全国の店舗やECサイトでブラックフライデーセールを開始した。ダイソン製のコードレス掃除機などを割引する他、店舗やECサイトで使える「ピックポイント」の増額キャンペーンを実施する。 ECサイト「ビックカメラ・ドットコム」では13日午後10時から、店舗では14日からそれぞれ30日までセールを開始。例えばダイソンのコードレス掃除機「Dyson Cyclone DS20を3万9800円(通常は5万9800円)で販売するという。 ポイント増額キャンペーンでは、指定のエアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビを購入した人に最大3万円分のポイントを付与する。指定のモバイルバッテリーや炊飯器、カメラ、日用品などを購入した人向けに、通常は商品価格の10%のところ、16~30%のポイントを付与するキャンペーンも実施するという。 関連記事 劇場版「チェンソーマン レゼ篇」盗撮被害 「刑事告訴を
NTTは11月13日、数m規模の空間をノイズキャンセリングする技術(以下、空間ANC)を開発したと発表した。同社によると、このような技術は世界初。同社は「これにより、耳をふさぐために両手がふさがったり、耳栓を装着したりするなどの作業の妨げとなるような騒音への対策をする必要がなくなる」とアピールしている。 空間ANCで騒音を打ち消すためには、騒音とは逆位相の音波を作り出して、騒音の動きに合わせて当てる必要がある。このため時間的なずれは許されず、騒音の変動に高い追従性を持つ技術が求められた。今回NTTでは、GPGPU(General Purpose GPU。GPUでグラフィックス処理以外の汎用計算を行うこと)の技術を使い、処理の並列化を行った。 さらにGPGPUを低遅延で利用するため、「RDMA」(CPUを介さずにデバイス同士が直接データ通信できる技術)を活用。マルチコアプロセッサを搭載したコ
ヒトもお尻から呼吸できる──ブタの肛門に酸素を含む液体を注入すると、血中酸素濃度が高まることを突き止めた東京科学大学と大阪大学の武部貴則教授(38)らの研究グループは、動物実験にとどまっていた「腸換気法」の安全性をヒトで確認したと発表した。「ブタの尻呼吸」は、人を笑わせ、考えさせる研究に贈られる2024年のイグ・ノーベル賞を受賞。そんなユニークな研究が、呼吸不全患者の治療法の開発につながることが期待されている。 武部教授によると、実験は20~45歳の健康な成人男性27人の腸に、酸素を多く溶かすことができるフッ素系の液体「パーフルオロデカリン(PFD)」を肛門からカテーテルで投与。PFDの酸素濃度を高めることなく安全性を確かめた。 25mlから段階的にPFDの量を増やしたところ、1500mlまでの安全性が確認できたという。腎臓、肝臓などへの影響は見られず、腹部膨満感や腹痛、便意などは確認され
このイベントで公式に発表された新機能は、80以上に上る。ただ、Adobeが抱えるアプリそれぞれのアップデートを単体で追うことにはあまり意味がない。今回のイベントでは、プロフェッショナル向けの機能の紹介は最小限にとどめ、クリエイター・ノンプロ向けの機能が大きくフィーチャーされたのが特徴だ。 今回はAdobe MAX 2025の取材で得られた膨大な情報のうち、プロクリエイターに関係する話題をピックアップして、前後編2回に渡ってお届けする。まず前編として、クリエイティブ業界全体の構造変化と、それに追従するAdobeの戦略を解説してみたい。 「クリエイター」の台頭とコンシューマー市場の拡大 現在のクリエイティブ業界を俯瞰すると、4つのレイヤーに分かれているように思う。 1つ目は、商業的プロフェッショナル層。一昔前では、いわゆるクリエイティブ業界というのは映画・テレビ・広告・ゲームなど、マスメディア
東武鉄道と日立製作所は11月13日、東武宇都宮線の改札機に顔認証システムを導入した。2024年に共同開発した生体認証システム「SAKULaLa」(サクララ)によるもので、東武宇都宮駅~栃木駅間の12駅が対象となる。 利用者は、SAKULaLaのWebサイトから定期券の交通系ICカード番号と顔情報を登録。改札に設置されたタブレット型端末に顔をかざすと、定期券保持者であることが判定され、改札を通過できる。この時撮影された顔画像は、認証後すぐ削除される仕組みだ。 両社はこれまで、指静脈認証を軸にSAKULaLaを展開してきたが、新たに顔認証を追加。顔情報の登録もスマートフォン上で行えるようにし、より手軽な“ウォークスルー認証”の第一弾として改札での利用を開始した。日立製作所によれば、指静脈と顔という複数の生体認証を同じ基盤で提供するサービスは、国内で初めてという。 2026年春以降には、オムロン
「LINEの送信取り消しが有料になってる」――こんな投稿が11月12日ごろから、SNSで話題になっている。 実際は、送信取消は無料でも可能なのだが、取り消し可能時間が10月下旬から「1時間以内」に短縮された。それより後に取り消したい場合は、有料会員になる必要がある。 LINEで誤送信したメッセージを削除できる「送信取消」機能の仕様は、10月下旬に変更。取り消し可能な期間が「24時間以内」から「1時間以内」に短縮された。 さらに、有料ユーザー(LYPプレミアム会員)なら11月7日から「最大7日間」取り消し可能に。「メッセージの送信を取り消しました」という表示なしで取り消せるようになった。 この2つの機能変更により、「送信取消が有料になった」というイメージにつながったようだ。
「ホロライブ」のカバー、収益支えるグッズ売上にブレーキ 上期は増収減益、“VTuber卒業ラッシュ”の影響は VTuber事務所「ホロライブ」を運営するカバーは11月11日、2026年3月期第2四半期(25年7月1日~9月30日)の決算を発表した。売上高は121億2400万円(前年同期比13.4%増)、営業利益は16億9300万円(同33.3%減)、純利益は13億600万円(同13.0%減)の増収減益だった。ライブやイベント、タイアップの好調により増収したが、グッズ事業の製造原価増や在庫の評価減が響き減収となった。 事業別の売上は「配信/コンテンツ事業」は22億9900万円(前年同期比5.3%増)、「ライブ/イベント事業」は19億2200万円(同68.0%増)、IP事業の「ライセンス/タイアップ事業」は20億6200万円(同39.4%増)、物販などの「マーチャンダイジング事業」は58億39
警察庁が11月12日、偽の著名人アカウントによる投資詐欺への注意喚起として、公式X(@NPA_KOHO)で、著名人本人による「ホンモノからのメッセージ」を紹介した。 だが「ホンモノ」という表現が「むしろ偽者っぽくて怪しい」との意見が集まり、この投稿の真偽を疑う声まで飛び出した。 警察庁は公式Xで、三橋貴明氏、両@リベ大学長、森永康平氏からの「ホンモノ」のメッセージとして、「私が投資を呼びかけることは絶対にありません」「私がLINEを通じて投資の話をすることはありません」などを紹介。 SNSで、3人をかたるアカウントによる投資詐欺が確認されているとして、偽アカウントの投稿内容もあわせて公開し、注意を呼び掛けている。 関連記事 高市首相の映像を悪用した偽広告、警察庁が注意喚起 「お金の話が出たら詐欺!」 警察庁は、高市早苗首相の映像を悪用した偽広告が確認されているとし、アクセスしないよう注意を
JR東日本は11月11日、長年にわたりSuicaの象徴として親しまれてきたイメージキャラクター「Suicaのペンギン」を、2026年末をもって卒業させると発表した。ペンギンは2001年のSuicaサービス開始以来、駅構内や広告、自動販売機などで幅広く活躍してきた存在であり、その突然の“卒業”発表は、多くのファンに驚きをもたらした。 同社によると、今回の決定は、Suicaが今後迎える新たな進化に合わせたものだという。2026年秋に予定されるモバイルSuicaアプリへのコード決済機能の導入を節目とし、Suicaブランドが新たな段階に進むことを象徴する目的で、キャラクターを刷新するという。JR東日本は、「Suicaが新しい次元へ進化する」としており、ペンギンの後任となる新キャラクターの登場については、現時点では明かされていない。 →「Suicaのペンギン」が2026年度末で“卒業” サーバ保存式
ITエンジニアの業務に生成AIの利用が定着している。調査によると、96.0%が月単位で生成AIを活用しており、78.1%は毎日利用していることが判明した。 エンジニアが生成AIを利用する具体的な傾向と、主要サービスのシェア争い、そして有料プランを利用する背景、業務効率化や品質向上の効果について紹介する。 一番使われているAIサービスと用途 フリーランスエンジニア、ITフリーランスの案件検索サイト「フリーランスボード」を運営しているINSTANTROOMは2025年11月10日、ITエンジニア375人を対象に実施した「生成AIの活用実態調査」の結果を公開した。生成AIの使用頻度や利用サービス、課金状況、業務効率化や成果物の品質変化、今後の利用意向などが幅広く分析されている。 78.1%のITエンジニアが生成AIを毎日使用しており、業務の基盤ツールとして広く定着している実態が示されている。月単
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『IT総合情報ポータル「ITmedia」Home』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く