米運輸保安局(TSA)が7月25日、公式Facebookを更新。空港の保安検査に関する"異例のお願い"に注目が集まっている。
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TSAが公開したのは、保安検査のトレーに乗った2匹のカメ。1匹は医療用テープで、もう一方はラップでぐるぐる巻きにされている。2匹は保安検査を通過しようとした女性のブラの中から見つかった。
USAトゥデイによれば、写真は4月にマイアミ国際空港で撮影された。保安検査に導入されている高度なボディスキャナーが、女性の胸の付近にある物体を検知。別室で女性の身体を詳しく調べると、亀を隠し持っていることが発覚したという。
TSAは投稿で「みなさんお願いします。これだけは何度も強調しておきますが、身体の一風変わった場所に動物を隠して、保安検査をすり抜けようとしないでください」と強く訴えた。さらにこう続ける。
「小型のペットは保安検査を通れます。ただし荷物から取り出し、手持ちで通過する必要があります(注意:我々は「手持ちで」と言っています。「服の下に隠す」のは認められません)」
カメ1匹は、その後死亡。生き残ったほうは没収され、フロリダ州魚類野生生物局に引き渡されたという。なお、保安検査では通過できても、航空会社によって機内でのペットの取り扱い方は異なる。TSAは「航空会社に確認してほしい」と呼びかけた。
SNSには「なんてこった(笑)」「なぜ胸に隠すかね」「女性はさぞ、くすぐったかっただろう」「無実のカメがかわいそう」などの声が上がっている。
