ファミレスのロゴ変更が「コンプラに配慮しすぎ」と政治論争に→トランプ氏が後押し、企業の決断は…

ロゴを変更したのは、全米で約660店舗あるファミリーレストラン「クラッカーバレル」。

樽にもたれかかる通称「ハーシェルおじさん」と、クラシックなデザインが長年親しまれていた。

シンプルなデザインとなった今回の変更は、世間的にも意見が分かれた。

さらに、これが政治的な“戦いの場”になり、事態が大きくなっている。

ここで言う「ウォーク化」とは、差別や多様性に配慮するあまり、伝統や個性が失われていくことを揶揄する言葉として使われている。

シンプルで特徴のないデザインが、リベラル（自由主義）を迎合しているとして、保守派は新しいロゴを政治的な目線で批判した。

「テネシー州マウント・ジュリエットのクラッカーバレル、土曜のディナータイムの様子……。普段なら満車なのに！これは驚きだ」とコメントしている。

「クラッカーバレルは、時代を超えたアメリカのクラシックだった」

「今こそ、方向転換の時だ」

「昔のブランディングと装飾を取り戻そう」

MAGA（アメリカを再び偉大に）をオマージュし「クラッカーバレルを再び偉大に」と締めくくった。

「クラッカーバレルは、古いロゴに戻るべきだ。顧客の反応に基づいて間違いを認め、以前よりも良い経営をしよう」

「うまく立ち回れば10億ドル（1500億円）相当の無料プロモーションを手に入れられる。実行は難しいが、大きなチャンスでもある。今日、記者会見を大々的に開くといい。“クラッカーバレルを再び勝者にしよう”ってね」

「私のことを思い出してほしい。短期間でアメリカ合衆国を“世界でもっともホット（魅力的）な国”にしたんだ」

「1年前は“死んだ国”だったのにね。グッドラック！」