サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ChatGPT
bunshun.jp
──村松さんのクリニックには「美容整形の傷あとを治したい」という患者さんも来るそうですね。 村松 2年前に銀座院を開院したあと「美容術後後遺症外来」を設けたら、患者さんが増え続けています。一番多いのは「美容外科でホクロ除去手術を受けたら、傷あとが残ってしまった」という相談です。 最近は炭酸ガスレーザーでホクロを取るケースが多いので「メスで切るより傷あとが残りにくい」と説明する美容外科も増えているようです。患者さんはそれを信じて、美容外科ならばキレイでまっさらな肌にしてくれると期待してしまうんですね。 でもほとんどのホクロ除去手術は、レーザーでも真皮まで皮膚を削るので、何もない肌には戻りません。術後は少し凹んだり、白っぽく盛り上がった傷あとになります。 ほくろを炭酸レーザーで除去して、傷あとが残ることも 村松医師提供 「患者さんの話を聞く限り、きちんと説明していないところも多い印象です」 ─
──村松さんはなぜ、傷あと専門治療の病院をつくろうと思ったのですか。 村松 きっかけのひとつは、勤務医時代に出会った患者さんです。 群馬の総合病院にいたとき「アゴの傷が気になる」という若い女性が来たんです。僕は「手術すれば傷あとは目立たなくなる」と伝え、その女性は手術を受けました。 その半年後、感謝の手紙をもらいました。「今まで前を向いて話せなかった。これから新しい人生を生きていける」と。でもそのあと、僕にとってショックな言葉が続いていました。 手術後、あごの傷はかなり目立たなくなった 村松医師提供 「手紙を読んだあと、猛烈な怒りが込みあげてきました」 ──何が書いてあったのでしょう。 村松 「この病院を見つけるまで数年かかった」「他の病院の皮膚科や外科で相談しても『その傷あとは治らない』『傷自体は完治しているから気にしないで』と言われ、ずっと悩み続けていた」と書かれていたんです。 読んだ
「誤解や疑念を招くというご批判は真摯に受けたい」 11月4日、自身に投げかけられた疑惑について会見でこう口にした日本維新の会の藤田文武共同代表。だが、維新の会の“還流疑惑”はこれだけに留まらなかった。 秘書の会社への支出は「法的には適正」と語った藤田共同代表 ©時事通信社 政治部記者が解説する。 「10月29日配信の『しんぶん赤旗』日曜版が、藤田共同代表側が2017年から2024年まで自身の公設秘書を務める人物の経営するリ・コネクト社にビラ印刷代など、約2000万円を支出していたことを報道。記事ではそのうちの9割以上が公金であったことも指摘された。藤田共同代表は一貫して適正であることを主張した一方で、今後は発注先を変更することを表明しました」 リ・コネクト社に支出していたのは、藤田共同代表が代表を務める政党支部「日本維新の会衆議院大阪府第12区支部」。同支部の収支報告書を捲ると、他にも目に
藤田文武共同代表が代表の政党支部「日本維新の会衆議院大阪府第12区支部」が、藤田氏の公設秘書が経営する会社に約2000万円を支出していた問題に揺れる日本維新の会。新たに、藤田代表ら複数の国会議員らが「チラシデザイン費」や「ポスター制作代」などの名目で、維新の会・藤田あきら大阪市議の関わる”身内企業”に支出をしていたことが「週刊文春」の取材でわかった。 藤田市議が関わる会社の名はデザインビレッジ(以下、デザイン社)。現在は大阪市内のシェアオフィスに本店が置かれているが、2021年8月までは市内のマンションの一室に本店があった。物件の登記簿を確認すると、所有者欄には「藤田暁」と記載されているのだ。23年度に日本維新の会から公認料を受け取る際、藤田市議はこの住所を自身の住所として記載している。 藤田共同代表が代表の日本維新の会衆議院大阪府第12区支部は<機関紙誌印刷代>としてデザイン社に計8件の
◆◆◆ ──村松さんのクリニックは「リストカットの傷あとに特化した形成外科」をうたっていますね。全国でも珍しいのでは。 村松 2017年に開業以来、1200人以上の自傷患者さんを診てきました。でも昔は、自傷する人への苦手意識があったんです。 僕が医者になったのは2000年ですが、最初は総合病院の研修医だったので、夜間は入院患者さんや救急外来に対応する当直勤務がありました。夜なので自傷の患者さんも多かったのですが、交通事故など他の理由で来院する人たちとは印象が違ったんですよね。 「『自傷する人は“かまってちゃん”だろう』と思っていました」 ──どんなところが違ったのでしょう。 村松 夜間の救急外来に来るほどなので、たいていは腕を深く切っているんですよ。いわゆる「リストカット」です。気づいた家族があわてて連れてきたり、救急車で運ばれてくるんですが、当のご本人はなぜかスッキリとした表情をしている
現在、国際的に大問題になっている太子集団(プリンス・グループ)という中国系の大財閥をご存じだろうか。カンボジアは2010年代に入ってから中国人の進出が激しく、外部の目には国がなかば乗っ取られているようにさえ見えるのだが、そんな「中国による国家乗っ取り」を象徴する存在が太子集団だ。 彼らはわずか10年前にカンボジアに登場した不動産コングロマリットで、いまや「カンボジアでは5本の指に入る大企業」(現地在住者)。事実、銀行、高級ホテル、カジノ、航空会社、ショッピングモール、ビール酒造、在住中国人向けフードデリバリーアプリ……と、傘下の企業も含めるとその業務内容は多岐に及ぶ。 カンボジア南部のリゾート地シアヌークビルにある太子集団傘下企業の豪華ホテル内部のカジノ。体育館並みの敷地の壁片面を占める巨大水槽と、ゴージャスな設備のなか、ガラの悪そうな中国人男性たちが賭博に興じていた。筆者撮影。
ドイツで起きている政治的変化は、若者の意識変化に如実に表れている。数年前まで環境政党「緑の党」を支持していた若者たちが、なぜ極右AfDや極左政党に流れているのか。文藝春秋PLUSの番組「+RONTEN」で、ドイツ出身の文筆家・マライ・メントラインさんと東京女子大学教授でドイツ・ヨーロッパ近現代史を研究する柳原伸洋さんにより背景が詳しく語られた。(全2回の2回目/はじめから読む)
ドイツで極右政党「AfD(ドイツのための選択肢)」が躍進する背景には、移民・難民問題への複雑な感情がある。ドイツ出身の文筆家・マライ・メントラインさんと東京女子大学教授でドイツ・ヨーロッパ近現代史を研究する柳原伸洋さんが、文藝春秋PLUSの番組「+RONTEN」でドイツの現状を語り合った。(全2回の1回目/続きを読む)
高市内閣の驚異的な高支持率を受け、党内で囁かれる1月解散説。自民がサナエブームに後押しされる中、それでもピンチの面々が。埋没する野党の中で1人勝ちの政党とは――。どこよりも早くて詳しい、衆院選当落予測! ▶大人気 高市内閣でも副大臣7人、政務官1人が危機 ▶丸川珠代、パンツ高木、武田良太…浪人裏金候補の明暗 ▶参政議席6倍増、国民民主大ブレーキ、立憲は埋没 ▶連立でもガチンコ 自民vs維新 大阪対決は「2対15」 ▶公明 選挙区勝者は1人だけ斉藤代表に岸田が刺客 ★完全版・全国289選挙区「当落予測リスト」はこちら 「報道各社が行った世論調査をみると、内閣支持率は60%台半ばから70%台半ばと、軒並み高水準を記録。JNNが11月に実施した最新の調査では82.0%に達した。過去30年をみても、88%だった小泉純一郎内閣に次ぐ支持率で、石破茂前内閣から約40ポイントも上昇しています」(政治部デ
そんな中、にわかに浮上しているのが「1月解散説」である。 「世論の追い風があるうちに解散すれば、衆院だけでも過半数を回復できる可能性がある。今のところ、来年1月の通常国会冒頭で解散する日程が最有力とされています。連立組み換えや、年内成立を目指している補正予算案での物価高対策について国民に信を問うと銘打てば、十分、解散するだけの大義になります」(自民党関係者) ”陽キャ外交”も支持率を後押し ©時事通信社 “サナエ効果”で自民圧勝の予想 そこで「週刊文春」は、政治広報システム研究所代表の久保田正志氏とともに、緊急選挙予測を実施。その結果、自民は“サナエ効果”に後押しされる形で圧勝する結果となった。 久保田氏が解説する。 「“サナエ人気”が驚異的なのは、就任から1カ月近く経っても支持率が上がっている点です。もし今、解散すれば、『小泉劇場』と呼ばれた2005年の郵政選挙に匹敵するイベント性の高い
献金を受けていたのは「自由民主党奈良県参議院選挙区第二支部」だ。2022年度の収支報告書の寄附欄に、愛知県一宮市の医療法人有俊会から、10万円の献金があったことが確認できる。実はこの有俊会が運営するいまむら病院は、新型コロナ対策の補助金を虚偽申請した詐欺の疑いで、10月末に名古屋地検特捜部の家宅捜索を受けているのだ。
一つの亡霊が日本をさまよっている。「森友事件」という亡霊が。呼び覚ましたのは高市早苗首相の国会答弁だ。 「新たな事実が判明していないため、改めて第三者による調査が必要とは考えておりません」 事件の再調査を迫られた11月5日の参議院代表質問で言い切った。これが、かつて安倍政権を揺るがした疑惑を呼び覚ましている。(肩書はすべて当時。文中〈 〉は筆者注) 再調査に後ろ向きな高市首相 ©時事通信社 発端は、財務省が森友学園に国有地を8億円以上値引きして売り払ったことだった。時の安倍晋三首相の妻・安倍昭恵さんが小学校の名誉校長を務めていたことから、国会で追及が始まった。土地取引に関する公文書の改ざんも発覚し、財務省は佐川宣寿元理財局長をはじめ改ざんに関与した職員を処分。しかし値引き自体は、会計検査院や検察の捜査で違法性が問われなかったとして幕引きを図り、今に至っている。 この状況を覆したのが、石破茂
しかし、最近ではこの通りにダーティなイメージが定着しつつある。それが、ぼったくりや違法客引きの多発地帯であるというものだ。 仲町通りや南にある春日通りまでを含むこの地域では、キャッチによって連れていかれたバーやエステなどで、入店前に聞いた価格とは異なる巨額の請求をされるケースや、飲み物に何かしらの薬物を混ぜられ、昏睡したところでクレジットカードやキャッシュカードなどから金が引き出されるといったケースが近年相次いでいる。 消費者トラブルなどのサポートを主に行う梶山行政書士事務所の公式サイトには、こんな事例が掲載されている。 2024年3月2日、キャッチに紹介された店で酒を飲んだあと、客は意識を失った。後日、クレジットカード会社から29万円の身に覚えのない請求がきていることが発覚。さらにキャッシュカードからは現金11万円が引き出され、そのうち10万円が奪われていたこともあわせて判明したという。
記者の名刺を自身のXに投稿 まとめると、しんぶん赤旗日曜版は10月29日配信の電子版で、藤田氏による「税金還流」疑惑を報じた。藤田氏側が公設秘書の会社に税金を原資とする多額の資金を支出していた、と指摘する内容だった。これに対して藤田氏は「すべて実態のある正当な取引」と反論。質問状に対する回答が記事に反映されていないとし、記者の名刺を自身のXに投稿した。 そのあと赤旗は(1)取材活動への重大な妨害、威嚇行為(2)個人情報の無断公開によるプライバシー侵害――の2点を問題視し、対応を求めていた。 専門家は記事中で(2)についてはプライバシー権の侵害には「当たらない」との見方を示した。記者は匿名性がある仕事ではなく、記者の名前や所属部署について「プライバシーの合理的期待があるとは言えない」ためだという。 では(1)はどうか。 藤田氏が記者の名刺をXに投稿したのは、自身にとって不都合な記事を出された
「オルカン」の愛称で親しまれるeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の運用残高が8兆円を突破し、シリーズ全体では20兆円を超えるまでに成長した。その生みの親である代田秀雄氏(シロタ・ウェルス・アンド・ウェルビーイング・アドバイザーズ代表)が文藝春秋PLUSの番組で明かした投資哲学と、インデックスファンドに込めた思いとは。(全2回の1回目/続きを読む)
そういえば、10月の平日、19時頃に霞ケ関駅から四ツ谷駅まで東京メトロ丸ノ内線に乗った時は電車が1分ほど遅れた。赤坂見附駅で電車のドアが閉まるタイミングになっても閉まらない。理由は乗客の荷物がドアの外に出ているからだった。「鞄を引いてください」という放送が3回くらいあって、やっとドアが閉まり、電車が発車した。 四ツ谷駅で降りてプラットホームを歩いていると、またしても「鞄を引いてください」という声が聞こえる。赤坂見附駅と同じ声だ。自動音声ではなく、肉声である。プラットホームを歩きながら運転席を眺めると、運転士さんが話している。 四ツ谷駅付近を走る東京メトロ丸ノ内線(写真ACより) 丸ノ内線も「ワンマン運転」だ。運転士さんは列車の運転だけではなく、ドアの開閉も、乗客への呼びかけもしなくてはいけない。大変な業務だと思った。同時に、この状態で乗客の安全は担保できるか、ダイヤは乱れないかも心配になる
安田氏 近年の中国を象徴する「戦狼(せんろう)外交」をご存知だろうか。中国の外交官が挑発的・攻撃的な言動を繰り返す現象のことで、米中対立の激化とともに顕在化した。「中華民族の偉大なる復興」を掲げる習近平のもと、外交官たちは政権に忖度し、ことさら教条主義的な姿勢を示すようになった。 習近平国家主席 戦狼外交は、中国発のコロナ禍が全世界に広がり、新疆(しんきょう)ウイグル自治区や香港の人権問題に国際的な非難が強まった2020年から加速。同年3月には中国外交部の趙立堅(ヂャオリージェン)報道官が、新型コロナの起源は米国にあると主張して米高官を激怒させた。 他にも外交部次官補の華春瑩(ホアチュンイン)、前駐英大使の劉暁明(リュウシャオミン)らが「戦狼」として知られる。そして最近、ついに日本の中国公館にも同様の外交官が登場しはじめた。 「害虫駆除!!!快適性が最高の出来事また一つ」 国際人権団体アム
◆◆◆ 400円の市販品でもハイクオリティ 私が「お水がいらないラーメン」シリーズで初めて食べたのが「お水がいらない 横浜家系ラーメン」だ。カップ麺売り場でもお弁当売り場でもない、冷凍食品の売り場に売っている家系ラーメン。それだけで衝撃だった。 その名の通り、お湯も使わずに家系ラーメンが完成してしまうという画期的な商品だ。パッケージを開けると、スープの上に麺、その上に具がのって冷凍されている。これを鍋に入れて火をかけるだけ。8分ほど待つと家系ラーメンの完成だ。これは凄い。 濃厚な豚骨醤油スープに鶏油をきかせてあり、中太麺もモチモチとしていて美味しい。ニンニクやショウガ、お酢を入れて味変も楽しめるので試してみてほしい。非常に家系ラーメンのツボを押さえた商品でその味に驚いた。 この商品と出会って以降、私は冷凍ラーメンに注目し続けている。スープのクオリティはもちろん、特に冷凍することで麺と具材の
SNS上では自衛隊によるクマ駆除を求める向きもあるが、自衛隊が公共工事を行う際の根拠法である自衛隊法100条をクマ対策にも適用し、後方支援に従事するとしている。 自衛隊の歴史を振り返ると、これまでにもクマや虫による獣害・虫害といった動物被害に対して出動した例は数多く存在し、原因となった動物や出動形態も様々なものがあった。しかし、ほとんどの事例が1950年代から70年代と古いこと、自衛隊が記録をほとんど残しておらず僅かな記録も分散していること、マスコミによる報道自体も限られていたこと等、様々な事情により、自衛隊内やマスコミでもほとんど知られていない。
新旧2つの事務所の家賃を支払い「事実上、政治資金の還流に」 「関与しているのは、城内氏が代表を務める政党支部『自民党静岡県第7選挙区支部』と資金管理団体『城志会』、そして国会議員関係団体『城内みのる後援会』。この3団体が、城内氏が物件を購入した新旧2つの事務所に対して、家賃を支払っているのです」(後援会関係者) 政治資金収支報告書を確認すると、新事務所に対しては2021年7月から毎月6万円が、旧事務所に対しては2023年1月から毎月5万円が、それぞれ3団体から家賃として、城内氏へ支払われていることが記載されている。つまり、政治家・城内氏が、政治資金から家主の城内氏に建物の家賃を支払っているのだ。
「とても危ぶまれる状態になりつつある」。デビュー70周年を迎える小林旭さん(87)が、日本人に本気の“喝”を入れる。「“本当の”戦争を知らない」と感じるのは一体なぜ——。 ◆◆◆ 本当の戦争を知らない いまはクレイジーな奴が出てきて政党のトップになるような時代だからね。コスプレしてバンド引き連れて人集めしているんだから、政治家じゃない。政治家というのは熱弁を振るって、魂が人を揺する、そういう魅力があるから自分たちの生活権を預けようという気にもなる。いまは人集めしておもねって、隙あらば票数を稼ごうとするろくでなしばかりだもんな。俺も知っている詐欺師の塊みたいな歌手も政治家になったけど、一体何ができるんだ。悪さはできたって、良さはできないよ。
フリーアナウンサー、滝川クリステル(48)の“ビジネスパートナー”の男性が、「ドン・キホーテ」創業者の安田隆夫氏(76)からパラオ共和国内で刑事告訴されたことが「週刊文春」の取材で分かった。 男性は、シンガポール人実業家のケン・チャン・チェン・ウェイ氏(58)。 「両親はシンガポール人ですが、父が日本で医師として働いており、ケン氏も東京生まれで日本語は堪能です。1992年に南カリフォルニア大を卒業後、モルガン・スタンレー証券を経て、シンガポール政府投資公社(GIC)へ。日本語能力を買われ、2006年にはGICリアルエステート・インターナショナル・ジャパン株式会社(現GICジャパン株式会社)の代表取締役に就任した」(経済紙記者)
普通の店に見えるのだが…? 愛好家がこぞって押し寄せる錦糸町の新店「立ち食いそば あさだけ」の“10分かかるナス天そば”がスゴかった《創作意欲の宝庫》
三菱商事が8月27日、千葉県沖と秋田県沖の3海域で進めていた洋上風力発電事業から撤退すると発表した。新聞では「無責任」「見通しが甘い」と集中砲火を浴びたが、投資家からは「よく決断した」と評価され、三菱商事の株価は撤退発表から2週間で6%ほど値上がりしている。三菱商事連合がこの事業を落札したのが2021年。そこから4年で世界経済は大きく様変わりした。 「まだ信じられない気持ちだ。3海域すべてからの撤退は日本の洋上風力導入に遅れをもたらす。非常に遺憾だ」 撤退が発表された27日、武藤容治経済産業相は報告に来た三菱商事の中西勝也社長に厳しい言葉を投げつけた。 経産省はこの2月に2040年度を目途とした「第7次エネルギー基本計画」をまとめたばかりだ。この計画で同省は「洋上風力」を再生可能エネルギー拡大の「切り札」と位置付けた。わずか半年でその「旗艦プロジェクト」を担うはずの三菱商事連合が白旗を上げ
発生から約26年の時を経て、突然もたらされた逮捕の一報に、奈美子さんの夫・悟さんは驚きを隠せないでいるという。 「しかも安福容疑者は、悟さんの高校の同級生で、同じソフトテニス部に所属していたことも判明。悟さんはメディアの取材に対して、安福容疑者から『好きです』などと書かれた手紙をもらったり、バレンタインデーにチョコをもらったことを明かしています」(全国紙デスク)
昨年の死者数はインフルエンザの12.5倍、下水には5年前とほぼ同じ量のウイルスが…「コロナはまだ終わっていない」と断言できる“これだけの根拠”《感染症専門医が解説》 2023年5月に新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)が5類感染症へと移行してから、約2年半が経過した。世間では「コロナは終わった」という雰囲気が広まり、マスクをしない日常が当たり前になりつつある。 今夏には、喉の痛みが「カミソリの刃を飲んだよう」とも表現された新型株・ニンバスの流行に注目が集まった一方で、いわゆるコロナ禍の頃のような連日の報道はされなかった。 果たして、コロナは本当に“ただの風邪”になったのだろうか。 減少しているように見えるが……感染者数が“不正確”な理由 「メディアへの露出の度合いは社会的な要素も絡んできますし、実際の流行とは必ずしも連動していません。実際には、5類移行後のコロナは夏と冬の年2回、決まっ
Ribさん(以下、Rib)私は20歳で初めて義眼を身に着けたんですけど、それまでは失明した方の目を眼帯や前髪で隠していました。素の状態、義眼を着けてない白濁した眼球を出した状態だと、公共空間から排除される。そういう経験をいっぱいしてきました。 すごく極端な例で言うと、高校生の私がとあるホテルの結婚式場のアルバイトの面接に行ったときのことなんですが……応募要項には表方も裏方もあって選べるよ、とあったので、何かしらできる仕事があるんじゃないかと思って応募しました。 それで通用口から入って、面接官の方に「本日面接していただく者です。よろしくお願いします」と挨拶をしたら、こんにちはの一言もなく、第一声が「その前髪上げてくれない?」と。それで前髪を上げたところ……そこからもう罵詈雑言を浴びせられて。多分そのかたはストレスが溜まっていたのかもしれません。端的にいうと「君みたいなモンスターは、うちみたい
これほどまでに、2作の映画に対する日本の観客の温度差が違うのはなぜだったのだろうか。『国宝』が日本の実写映画歴代最高記録に迫り、『宝島』の上映が次々と終わっていく今も、筆者の中では答えが出ない。「この映画は沖縄を舞台にしていますけど、日本の物語です。そして皆さんの物語だと思っています」と、映画公開の4か月も前から妻夫木聡が必死で観客に呼びかけた言葉の意味について考え続けている。 『国宝』監督が妻夫木聡に『宝島』の感想を 「関わる人たち全員がね、もちろん監督筆頭にさ、かなりこう覚悟というか…ちょっとやりたいとか、これ良さそうだからやりましょうではできない、それくらいのスケール感だし、完成にまで持っていく執念、関わった人たちの全員の執念が、なんか焼き付いてるよね」 2025年9月26日にNHK Eテレで放送された『スイッチインタビュー』EP2の後半で、李相日監督は映画『宝島』の感想を妻夫木聡に
発売初週の売り上げは全世界で約580万本。前作にあたる『Pokémon LEGENDS アルセウス』が初週650万だったことを考えるとやや劣るが、ほかの要因を考慮すると十分なものであろう。 本作はNintendo SwitchおよびNintendo Switch 2で同時発売されているのだが、ゲーム機として出たばかりの後者のバージョンもかなり売れている(全体のおよそ半数におよぶ)。世界的ヒット作と言っても差し支えないだろうし、今後も販売本数は伸びていくだろう。 ただし、実際に遊んでみると印象は大きく異なる。筆者はこのゲームをプレイして「レトロゲームではないか」と思ったのが正直なところだし、ビデオゲームとしての行き詰まりすら感じ取った。 前述のように、『Pokémon Legends: Z-A』はアクションRPGに進化したはずなのだ。それに売れている。にもかかわらず、なぜ実際に遊ぶと疑問が出
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『文春オンライン | 週刊文春も読めるニュースサイト』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く