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zenn.dev/tan_go238
〜ベテランPMと学ぶ、炎上しないプロジェクトの作り方〜 対話形式で学ぶ要件定義の入門書です。
彼は、変わらなかった。 「人をくれ」 「時間をくれ」 「予算をくれ」 それが揃わない限り、彼は「何もできない」と言い続けていた。 変わらなかった理由 誤解してはいけない。 彼は無能ではなかった。 コードは書けた。 設計も分かっていた。 過去の失敗談も、成功体験も、山ほど持っていた。 「それ、前にもあった」 「このパターンは危ない」 「このやり方は後で詰まる」 彼の言葉は正しく、経験に裏打ちされていた。 だからこそ、彼は変わらなかった。 知識と経験が、彼の居場所だった 彼の価値は、手を動かすことではなく、知っていること にあった。 ・この構成はスケールしない ・この実装は後で必ず破綻する ・障害はだいたいここから始まる それを指摘できる自分を、彼は誇りに思っていた。 新しいものに触れなくても、自分は「分かっている側」だと信じていた。 AIが導入されたとき 会社にAIツールが入った。 コード生
それなりの期間、CTOや開発部の責任者を務めているが、いつも残酷な事実を突きつけられる。 それは経営層は「開発」そのものには興味がなく、興味があるのは、いくら投資して、いつリターンが得られ、どれほどのリスクがあるかという一点だけということだ。 コードが美しいかどうかも、テストが整っているかどうかも、ドメインモデルが正しいかどうかも、本質的には関心の外側にある。彼らの頭の中には、収支計算と事業リスクの勘定軸しか存在しない。 ところが、AIが一般化し「AIが人の仕事を代替する」という幻想が経営の意思決定に入り込むと、ここに危険な誤作動が起きる。 “AIがエンジニアを置き換える”という誤解が、組織を壊し始めている エンジニアは他業種に比べて人件費が高い。これは不都合な真実だ。サーバー代と合わせると事業上の固定費としての存在感も大きい。だから経営は、AIによって人件費が削減できるなら、それを魅力的
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