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生成AIで作られた画像や動画は、もはや本物とほぼ区別がつかない場合も多い。あるXユーザーはこう嘆く。「Xにあがった画像は、もう信用できなくなってしまった」──。 SNSは「インターネットユーザー全員がカメラマンの時代」をつくり、1人1人が情報を発信する「個人メディア」として扱われてきたように思う。 しかし、今はその基盤となる「画像の信憑性」がごっそり揺らいでいる。結局のところ、過去の経歴や実名、責任ある発信を積み重ねてきたユーザーだけが、最後に頼れる情報源になっている印象だ。 また、やっかいなことに、揺らいでいるのは「画像」だけではないと感じる。テキストの信頼性も不穏な気配を増してはいないだろうか。 これまでSNSでは、現場を知る「中の人」のアカウントがフォローを集めてきた。税理士、医療、外資系の投資銀行マン。一般ユーザーとの間に情報格差がある分、その専門知識が重宝され、「へぇ、そういう裏

経済日報の報道によると、エンジニアたちは「iPhone Fold」向けの「折り目のないデザイン」の作成において「画期的な進歩」を遂げたという。製品サイクルは実験段階を過ぎ、量産前の段階に移行したとのことだ。同製品は2026年9月に発売される可能性があると報じられている。 一方、iPhone Foldの折り目のない画面のために、高い代償を払うことになりそうだ。Fubon Researchによると、iPhone Foldは最高で2399ドル（約37万円）になる可能性があるという。そうなれば、市場で最も高価な折りたたみ式スマートフォンになりそうだ。700～2000ドルの範囲にある「Google Pixel 10 Pro Fold」、サムスンの「Galaxy Z Flip7」「Galaxy Z Fold7」、「motorola razr ultra」「motorola razr」よりも高額だ。 最

JR東日本とパスモ、PASMO協議会は11月25日、モバイルSuicaとモバイルPASMOで利用できる共通のコード決済サービス「teppay」（テッペイ）を発表した。モバイルSuicaで2026年秋から提供し、2027年春にはモバイルPASMOでも利用できるようになる。

Amazonのアソシエイトとして、CNET Japanは適格販売により収入を得ています。リンクから購入ページに遷移する場合があります ガジェットから家電製品、日用品、アウトドア用品、食品など幅広い商品がセール価格となっているが、単なる宣伝にすぎないような割引もある。値引きを装い、もともとの価格に戻しただけの商品もあるのだ。 ブラックフライデーで安いのはどれ？ 対象商品一覧（Amazon） さらに、普段より安くなっていたとしても、必ずしも今買うべきとは限らない。米CNETのケリー・アーンスト氏は記事で「たとえ良いセールでも、無理に予算を超えてまで買うのは逆に危険」と述べていた。同氏は前回のプライムデーを見送ったという。 では、どうしたら本当にお得な買い物ができるのだろうか。セール品をチェックしつつ、買うべきセール品を見極めるテクニックを紹介する。 本当にお得な「ブラックフライデー価格」の見分

Googleの対話型AI「Gemini」で、画像が同社のAIで生成されたものかどうかを確認できるようになった──。 Googleは、画面上に表示されるウォーターマークだけでなく、目に見えないAI向けウォーターマークも十分な効果があると見ている。同社は「Gemini 3」関連の発表が続く今週、AIコンテンツ検出ツール「SynthID Detector」を一般公開すると発表した。 今回のニュースは、あわせて登場したAI画像編集ツール「nano banana pro」ともセットになっている。既存の超人気ツールを強化した“Pro版”では、画像内に読みやすいテキストを生成できるほか、画像を4K解像度まで高精細化することが可能になった。クリエイターにとってはうれしい強化だが、その分、どこまでがAI生成なのかを見抜くのはこれまで以上に難しくなる。 ディープフェイク自体は、生成AIブームより前から存在して

最も興味深いアップデートの1つは、GoogleのAI「Gemini」を活用した「行く前に知っておくべき」ヒントだ。Googleマップでレストラン、ホテル、イベント会場などを検索して下にスクロールすると、クチコミやウェブ上のデータから収集された洞察が表示される。例えば、駐車場の案内、ドレスコード、予約のコツ、メニューにない人気商品などだ。その場所を熟知した地元の専門家に話を聞くようなもので、現地に着いてから想定外の事態に直面するストレスを軽減できる。 この機能は現在、米国で「Android」および「iOS」向けに展開されている。 名店を発掘、より賢くなった「スポット」タブ 休日の用事が早く済み、次に何をしようか迷ったときや、どのコーヒーショップがいいか分からないときは、強化された「スポット」タブが役立つ。上にスワイプすると、トレンドの飲食店、アクティビティ、近所の隠れた名所が表示される。「L

X（旧Twitter）は、ユーザーが位置情報を隠すためにVPNを使用している可能性があるかどうかを、プロフィール上で表示し始める可能性がある。 この動きは、Xのプロダクト責任者であるNikita Bier氏が10月に投稿した、プラットフォームの透明性に関する内容と、その後に公開された表示例に基づくものだ。こうした新しい情報によって、X利用者がVPN技術を使っていることが明らかになる可能性がある点を懸念する声が出ている。 この「VPN使用の可能性」表示が、Xが展開を予定している「About Your Account（あなたのアカウントについて）」機能の一部として既にテストされているのかは不明だ。VPN（仮想プライベートネットワーク）は、ユーザーとリモートサーバーの間に暗号化された接続を確立するものであり、ユーザーの位置情報を特定しにくくする（ただし完全ではない）。 「About Your A

X（旧Twitter）が利用できなくなっている模様だ。筆者の端末、知人の端末でも使えず、他のSNSでも「Xが使えない」との投稿が相次いでいる。 （更新11月18日21時8分）：Xの投稿を閲覧できるようになった。ユーザー目線では障害は復旧した模様だ。 （更新11月18日23時14分）：Xの障害は断続的に継続している。障害はCDNサービスの「Cloudflare」の大規模障害に起因している模様だ。ChatGPTなど、広範なサービスがCloudflareの障害によって利用できなくなっている。

大まかなアイデアから旅程を作成 Googleは米国時間11月17日のブログで、「Google検索」の「AIモード」で利用できる計画ツール「Canvas」に、旅行に特化した新機能を追加したと発表した。AIモードで旅行の大まかなアイデアを入力し、「Create Canvas」を選択すると、そのアイデアに基づく旅程案がCanvasのサイドパネルに表示される。 筆者はこの機能のデモに参加し、ラーメンとピザを提供する飲食店の訪問を中心にした5日間の東京旅行プランをCanvasで立てるよう、Googleの担当者に頼んでみた。担当者がそのリクエストをAIモードに入力してCanvasを起動すると、両方の料理を専門とするさまざまなおすすめレストランと、そこに行く方法が日ごとに視覚的に提案され始めた。 さらに面白くするために、筆者はその担当者に、健康のために旅行者が利用できるジムをいくつか追加するよう頼んだ。

「ChatGPT Atlas」は、ユーザーに代わって旅行の予約、食料品の注文、調査などをこなすAI搭載ウェブブラウザーだ。OpenAIは、個人用エージェントがウェブブラウザーに組み込まれたようなものだと説明している。セキュリティー専門家が懸念しているのは、まさにその点だ。 AIシステムは素晴らしいものである一方、不完全でもある。ハルシネーション（虚偽情報の生成）や過剰に迎合する振る舞いなど、AIは頻繁に間違いを犯す。ウェブブラウザーの操作権限をAIに渡すことは、プロンプトインジェクション攻撃、クリップボード攻撃、そして一部のサイトがスパムであるという単純な事実を理解できないことなど、他の多くの潜在的な問題を引き起こす。 「ChatGPT Atlasは、他のエージェント型ブラウザーで見られたのと同じ初期段階の問題を抱えている」と、サイバーセキュリティーの共同トレーニング・教育機関であるSAN

月面の土壌には、21世紀に新たな「ゴールドラッシュ」を起こしかねない資源が眠っている。 その正体は「ヘリウム3」だ。1kgあたり約2000万ドルとの推計もあり、それが正しければ金の150倍に相当する。核融合発電の燃料として期待されているほか、量子コンピューターの冷却装置や、核物質の密輸を検知するセンサーなど用途は幅広い。 この超高価な資源を起点に「月面経済」を築こうとしているのが、シアトルを拠点とする宇宙スタートアップのInterluneだ。宇宙資源の採掘を目指す企業はまだ少ないが、同社は月面からヘリウム3を抽出し、地球へ持ち帰るための仕組みを組み立てつつある。 Interluneの計画を後押ししているのが、NASAの「アルテミス計画」だ。 月に再び人を送り、滞在拠点を整備するこの計画によって、企業が月面で独自技術を展開しやすい環境が整いつつある。 同社は、産業・農業機械メーカーのVerm

TikTokが登場する前、6秒動画アプリ「Vine」はショート動画の王者だった。オーナーのTwitter（現X）がこの愛されたアプリを終了してからほぼ9年が経ったいま、よく似た新アプリ「Divine」が登場した。Twitterの共同創業者Jack Dorsey氏がこれを支援している。 いちばんのポイントはどこか。TechCrunchによると、このアプリにはアーカイブされていたVineの動画が10万本以上収録される予定だという。アーカイブ動画に加えて、ユーザーは新しいコンテンツを投稿することもできる。ただし、生成AIを使って作ろうとしているなら話は別だ。 新しいアプリのウェブサイトには「AIではなく、本物の人間によるリアルな瞬間を」と記されている。これは、アーカイブ動画にはAI生成コンテンツが含まれないこと、そしてAIが作った新規コンテンツもDivine上で制限されることを強調するものだ。

日本クレジット協会は11月14日、2025年3月末時点のクレジットカード発行枚数調査結果を公表した。調査回答社数243社の合計で、発行枚数は3億2057万枚となり、前年比2.2%増加した。 成人1人当たり平均3.1枚のクレジットカードを保有している計算になるという。家族カードは2505万枚で前年比1.0%増、法人カードは1214万枚で前年比3.8%増となった。前年の2024年3月末時点では総発行枚数が3億1364万枚だったことから、1年間で693万枚増加したことになる。 同協会は、クレジットカードの普及動向を把握することを目的に、毎年クレジットカード発行枚数調査を実施している。ただし、今回の調査結果は当該調査時点でのものであり、前年比の算出に当たって必ずしも対象会社および社数は一致していないとしている。

Deep Researchでより多くの情報源を発見 リサーチプロジェクトのために複数の情報源を集めようとしているなら、これからは「Deep Research」にその作業を任せることができる。その機能と使い方は以下の通り。 1．ソースパネルで新しいソースとして「ウェブ」を選択 2．リサーチのスタイルを選択 Fast research（高速リサーチ）：その名の通り、ソースを素早く検索して見つけたい場合にこれを選択する。 Deep research（詳細リサーチ）：詳しい説明と分析が必要な場合は、こちらを選択する。時間はかかるが、NotebookLMがバックグラウンドで質の高い関連ソースを検索している間に、自分で情報源を追加することも可能だ。 Fast ResearchとDeep Researchのどちらを選んでも、調査結果の説明と、インポート可能な一連のソースが提示される。

「Steam Deck」とVRヘッドセットが合体して、新しいゲーム用デバイスになったところを想像してほしい――半分は「Meta Quest」、半分は携帯ゲーム機のような存在だ。実際に目の前に「Steam Frame」を装着し、手にコントローラーを握ったとき、まさにそんな“新しい生き物”に触れた感覚があった。 Steam Frameは、PCゲームプラットフォーム「Steam」を手がけるゲーム大手Valveが開発する新しいVRヘッドセットだ。ただし今回Valve本社で筆者が数時間かけて触った新ハードウェアは、それだけではない。「Steam Machine」というコンソールサイズのPCと、「Steam Controller」という新しいワイヤレスコントローラーも用意されていて、この3つが1つのエコシステムとして一体で機能する。 この新しいSteamハード3製品は、いずれも2026年初頭に発売予定

AI音楽を判別できるか調査 音楽サービスのDeezerと調査会社のIpsosが9000人を対象に実施した新しい調査によると、参加者は3つの曲を聴いた上で、どれが完全にAIによって生成されたもので、どれがそうでないかを選ぶよう求められた。その結果、回答者のほぼ全員（97%）がその違いを聴き分けられなかった。 聴き分けられなかった人のうち、71%がその結果に驚いたと回答し、半数以上（52%）がAI音楽を区別できなかったことに不快感を示した。AIと音楽について相反する感情も浮かび上がった。約3分の2がAI生成音楽に好奇心を示し、少なくとも一度は聴いてみたいと答えた一方で、5人中4人（80%）が、リスナーに対してAI音楽であることを明確に表示すべきだという点に同意した。 この調査を依頼したDeezerには、AIが生成した楽曲と人間が作った楽曲を人々が区別できないことを強調する理由がある。同社は1月

OpenAIは日本時間11月13日未明、GPT-5シリーズの新モデル「GPT-5.1」を公開した。同社は今回の更新について「より賢く、より会話的なChatGPTを実現するアップグレード」と位置づけ、指示の理解力、推論精度、会話の自然さのすべてを底上げした。 GPT-5.1は「Instant」と「Thinking」の2種類を用意する。標準モデルのGPT-5.1 Instantは、応答のトーンがデフォルトで自然で温かいものに調整し、細かな指示への対応力も強化した。新たに導入した「アダプティブ・リーズニング」は、質問の難易度を判断し、必要に応じて思考時間を自動で延ばす仕組みだ。難しい問いにはじっくり考え、簡単な問いには素早く答えるため、実際のやり取りに近いリズムが生まれる。OpenAIはXで「より会話的で、ユーザーの意図に沿った応答がしやすくなった」とアピールしている。 もう一つのGPT-5.1

ホリデーシーズンは始まろうとしているところだが、AI批判はもはや年中行事だ。Coca-Colaが公開した新作のホリデー向けCMが、生成AIを使ってシーンに命を吹き込もうとしたことで反発を招いている。 CMの内容はごくありふれたものだ。Coca-Colaのトラックが冬景色の中を走り、雪の積もった町に入る。すると森の動物たちが目を覚まし、トラックの方へ集まってくる。トラックは町の広場にあるライトアップされたクリスマスツリーへ。そこにはAI生成動画に特有の光沢が見られる。 過去に似たようなことがあったと感じたなら、それもそのはず。Coca-Colaは2024年にもAIを使ったホリデーCMで同じようなことをし、人々の神経を逆なでした。この1年間、同社は教訓を学ばず、顧客の心をつかめていないようだ。 筆者はAI担当記者であり、AIクリエイティブツールの専門家でもある。そのため、このCMとそれに対する

同財団によると、AI企業はモデルの機能を維持するために、人間が精査した質の高い情報を必要としている。Wikipediaの幅広いボランティア編集者のネットワークが情報の信頼性を担保しており、そのコンテンツは300以上の言語で提供されている。 一方で、Wikipediaの運営には多額の費用がかかる。Semrushによれば、Wikipediaは現在、世界で7番目に訪問者数の多いウェブサイトだ。ウィキメディア財団の監査報告によると、2024年度の運営コストは1億7850万ドルに上った。財団は主に寄付によってWikipediaの運営を維持しており、広告は掲載していない。 しかし、AIは人々の調べものの習慣を変えつつある。人々はWikipediaで物事を調べる代わりに、AIに質問して回答を得るようになっている。Wikipediaの利用は無料だが、もし人々が「ChatGPT」などを使ってWikipedi

11月4日に発表された2025年第2四半期の決算では営業収益が前年同期比1.3％増の3兆327億円、営業利益は同14.2％減の4747億円となり、増収減益だった。 事業別で見ると、金融やエンターテインメントなどが含まれるスマートライフ事業や、NTTコミュニケーションズから今年7月にNTTドコモビジネスに変わった法人事業は好調なものの、本丸であるコンシューマー通信事業の営業収益が1兆6064円と前年同期比431億円（2.6％）減と、相変わらず厳しい。 NTTドコモの前田義晃社長は「これまでになく競争が激化した」と厳しい表情を見せる。 9月にはiPhoneの新製品が発表、発売された。 iPhone 17シリーズとiPhone AirはeSIMしか使えないが、NTTドコモではiPhone発売当日、eSIM関連のトラブルを発生させてしまった。それだけが理由ではないだろうが、NTTドコモから他社への

以下、決算資料における説明（全文） 10月14日のプレスリリースでも発表のとおり、スキマバイトサービス「メルカリ ハロ」について、2025年12月18日をもって、サービス提供を終了する決定を行いました。 当社はこれまで、スポットワーク市場の有望性と、2300万人を超えるお客さま基盤を活かした効率的なクルー獲得という強みを背景に、サービスの強化に取り組んできました。2025年6月時点では、登録者数は1200万人を突破し、クルーの半数以上がスキマバイトの未経験者となるなど、当社の強みを活かし、新たな市場を創出することができたと考えています。 しかしながら、パートナー・クルー獲得の両面における、競争激化や新たな規制、不正対応への負担増加などの業界環境の変化を受けて、更なる成長には多額の追加投資が必要な状況に直面していました。 こうした状況を受け、他社とのパートナーシップ構築などの選択肢も模索しま

OpenAIがAI動画SNSアプリ「Sora」のAndroid版をリリースしてからまだ2日しか経っていないが、その人気はとどまるところを知らないようだ。Appfiguresの新しいレポートによると、同アプリは公開初日に47万回ダウンロードされたという。このニュースを最初に報じたTechCrunchによれば、これは9月のiOS版Soraアプリ公開時と比べると4倍の数字だ。 iOS版アプリは5日足らずで100万回以上ダウンロードされており、当時は北米限定で、さらに招待コードが必要だった。現在、招待コードは不要で提供地域も拡大しているため、Android版のダウンロード数がiOS版を上回るのはもっともだ。しかし、急速に勢いを増し、かつ物議を醸しているAIアプリという点を踏まえても、これは驚異的な数字といえる。 Androidアプリの公開は、OpenAIが最近発表した多くのアップデートの1つにすぎ