
サッカー漫画『キャプテン翼』の作者である漫画家の高橋陽一さんが「広島原爆の日」である8月6日、SNSにメッセージを投稿。
原爆の惨禍を念頭に「サッカーが存在しない日常を想像しました」という内容で、大きな反響を呼んでいます。
👉【実際の投稿を見る】キャプテン翼の作者が訴える「サッカーができる日常」への思い
「ピースウォール」の前で考えたこととは?
原爆の爆心地に近い広島市中区のサッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」には、高橋さんが描き下ろした『キャプテン翼』の巨大壁画「ピースウォール」が2024年から展示されています。
原爆の惨禍を背景に『キャプテン翼』の主人公である大空翼選手が「ボクはこの世界から戦争をなくしたい!」などと訴える内容です。
高橋さんはピースウォールの前に立つ写真ともに「今回、改めてピースウォールを見てふと考えました」と投稿。以下のように続けました。
🗣️「僕が大好きなサッカーをプレーしたり見ることができる日常は、実はそれ自体が平和なことの証ではないかと感じました」
🗣️「サッカーが存在しない日常を想像しました。きっと大きな夢を乗せた翼くんたちとの旅は生まれなかっただろうと思います」
続く投稿では、今回のメッセージを読んだ人に向けて「もしサッカーが日常に存在しなかったら」を想像してSNSに投稿することを呼びかけました。
周りにバトンを渡すことで、平和について少し考えるきっかけになればという思いがこもったメッセージでした。
「サポーターも胸に刻むべき」サッカーファンから大きな反響
この連続投稿は、サッカーファンの間で大きな反響を集めました。Xでは以下のような反応が出ていました。
💬「いいこと言うなあ」
💬「サッカーができる、サッカーを見ることができる平和に感謝」
💬「我々サポーターも胸に刻むべき言葉です」