蓮實重彦が「旅と日々」で涙したシーンとは、“夜の電車”は三宅唱のサイン（イベントレポート） - 映画ナタリー

蓮實重彦が「旅と日々」で涙したシーンとは、“夜の電車”は三宅唱のサイン（イベントレポート） - 映画ナタリー

つげ義春のマンガ「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」をもとにした本作では、うだつの上がらない脚...概要を表示 つげ義春のマンガ「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」をもとにした本作では、うだつの上がらない脚本家・李（イ）が、旅先のおんぼろ宿で“べん造”と名乗る宿主と出会い、人生と向き合う様子が描かれる。シム・ウンギョンが李、堤真一がべん造に扮した。 大きな拍手で迎えられた蓮實はまず、本作について「傑作というほかはない」と称賛。続けて、イタリア人の女性がカメラに近いほうから出て行くときのスカートのショットが「どうしても容認し難い」と打ち明け、「こういう意地悪ジジイのようなことを言っておりますが、そのショットをのぞきほぼ完璧。そして89分で終わってしまうんです。どうしてこんなことができるんですか？」と三宅に問いかける。三宅は「脚本の時点で必ず90分以内にしようと考えていました。最初の編集では81分で、あまりに短すぎるので足していきました」と述べる。

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