結婚式の写真に、見知らぬ男が写っている……。

イギリス出身のミシェル&ジョン・ワイリー夫妻は4年前の2021年、家族や友人に囲まれ、素敵な結婚式を挙げました。
しかし後日、結婚式の写真を受け取った際に、ある異変に気づきます。なんと写真に“謎の男”がいるのです。
2人は式に参列した親族や友人、式場スタッフ、さらにはウエディングカメラマンにも、この男に心当たりがないかと尋ねたそう。しかし、誰もこの男について知りません。
ミシェルさんは、Facebookにもたびたび投稿。しかし手がかりはまったく得られませんでした。
謎がずっと気になっていたミシェルさんは、思い切った行動に出ます。なんと、インフルエンサーに調査を依頼することにしたのです。
それがSNSの総フォロワー約60万人のDazzaさん。スコットランドで人気の配信者です。

Dazzaさんが、Facebookに投稿してからわずか2時間、“謎の男”本人から返信がありました。
“謎の男”は、アンドリュー・ヒルハウスさん。アンドリューさんによれば、ミシェルさんのウエディングロードに出席した時に初めて、間違った式場に来ていたことに気づいたそうです。
アンドリューさんはこの日、パートナーの友人の結婚式に参列する予定でした。

しかし、パートナーはアンドリューさんに間違ったホテルを伝達。パートナーは当日、先に家を出てしまっていたため、ミスに気づきませんでした。
アンドリューさんは式場に、開始ギリギリに到着。パートナーと式をあげる友人以外に知り合いはおらず、2人は式の準備でバタバタしていたため、セレモニーが始まるまで顔を合わせなかったといいます。
途中で式を抜けるわけにもいかず、約20分間その場にとどまったというアンドリューさん。その流れで、写真にも映らざるを得なかったそうです。幸い、参加するはずだった式場は車で12分の距離だったため、あとで合流できたといいます。
英BBCによれば、Dazzaさんの投稿をきっかけに、ミシェルさんとアンドリューさんは連絡を取り合うことに。そしてついに対面を果たしました。
ミシェルさんは「笑いが止まりませんでした」「4年近く経って、ようやく彼の正体がわかったなんて信じられない」と話しています。
SNSでは、「とんだウエディングクラッシャーw」「4年越しに見つけたのがすごすぎる」「私も似たような経験ある」といった、さまざまな声が上がっています。