Docタスク
Docタスクとは?
様々なドキュメント(主に SchemaHTML)を自動生成するDBFluteタスクです。
主な実行タイミング
- 実装開始直前 (開発用DBスキーマの作成後)
- DB変更の発生
- DBFluteアップグレード直後
- 本番運用後のDB変更
実行コマンド
DBFluteクライアント配下の doc.(bat|sh) をコマンドから実行します。
環境構築
DBFluteのセットアップが終わった時点から利用できます。 但し、スキーマのメタデータがないと無意味ですので、実行前にJDBCタスクが必ず(一度は)実行されていることが前提です。
処理概要
Docタスクを実行すると処理が始まります。
- 1. SchemaXMLを参照
- 2. SchemaHTMLを自動生成
- 3. HistoryHTMLを自動生成
- 4. PropertiesHTMLを自動生成(オプション)
- 4. Eclipseプロジェクトをリフレッシュ(オプション)
1. SchemaXMLを参照
JDBCタスクで出力された SchemaXML (スキーマのメタ情報)を読み込みます。
2. SchemaHTMLを自動生成
取得したメタデータを人が見やすい形にして、[DBFluteクライアント]/output/doc/schema-[client-project].html に出力します。このHTMLファイルを SchemaHTML と言います。このファイルはDocタスク実行のたびに上書きされます。
3. HistoryHTMLを自動生成
スキーマの変更履歴を人が見やすい形にして、[DBFluteクライアント]/output/doc/history-[client-project].html に出力します。このHTMLファイルを HistoryHTML と言います。このファイルはDocタスク実行のたびに上書きされます。@since 0.9.7.1
4. PropertiesHTMLを自動生成
".properties" ファイルを環境ごと言語ごとに見やすい形にして、[DBFluteクライアント]/output/doc/properties-[client-project].html に出力します。このHTMLファイルを PropertiesHTML と言います。このファイルはDocタスク実行のたびに上書きされます。@since 1.0.1
5. Eclipseプロジェクトをリフレッシュ(オプション)
refreshDefinitionMap.dfprop にてリフレッシュ設定がされている場合に、 指定されているEclipseプロジェクトをリフレッシュ(更新)します(@since 0.9.8.4)。 これにより、ファイルシステム上は生成されていてもEclipse上には反映されていないという状態が発生しません。
様々なオプション
DBFluteプロパティを利用することで、様々なオプションが利用可能です。