徳島を訪れたインド人観光客が、ある光景に思わずゾクッ😱
YouTubeやインスタグラムに投稿した動画が、計約65万回再生されています👇
インド人観光観光客が、徳島県のある集落を訪れました。そこで目にしたのは、思わず二度見してしまいそうな、不思議な光景です。
YouTubeやインスタグラムに投稿した動画が、計約65万回再生されています👇
動画を投稿したのは、「オン・ロード・インディアン」の名前で活動する、インド出身の旅行系ユーチューバー。
「この日本の村には、生きている人が1人もいない」と題した動画で、彼は徳島県のある集落を訪れます。そこはあたり一面、かかしだらけ……! 小学校に入ってみると、入り口にも体育館にも、かかしがずらりと並んでいます。
建物に入り「こんにちは」と声をかけるも、誰も出てきません。川で釣り人を発見したかと思いきや、これもかかしです。
この様子に、「日本でいちばん怖くて風変りな村」と語りました。
動画には、「名前を知りたい!」「どうやって行ったの?」「映画に出てきそう(な光景)」といったコメントが寄せられています。
徳島県三好市の観光ポータルメディアによると、これまでに350体以上のかかしが人々を出迎えてきました。
一方で、この集落の人口は減少の一途をたどり、2020年時点ではわずか20人あまり。そのうち約半数が65歳以上を占めています。小学校も最後の児童が卒業した2012年に閉鎖されました。
人間よりもかかしに出会う確率が高いこの集落の仕掛け人は、地元出身の綾野月美さんです。
2002年、大阪から戻ってきた綾野さんは、畑の不作を防ぐためにかかし作りを始めました。やがてそのかかしは住民たちの楽しみとなり、数を増やしていったのです。
フリッツ・シューマンさんが「The Vally of Dolls(人形の谷)」と題して紹介したのは、表情や姿勢ひとつひとつにまでこだわり、かかしを作り続ける綾野さんの姿です。
動画はこれまでに63万回以上再生され、多くの人の目を引いてきました。
その後、2019年にはニューヨーク・タイムズ紙でも「子どもがいない場所。いるのは、等身大の人形だけ」という見出しで、この集落が取り上げられました。
現在では、昔の日本の雰囲気を味わえるスポットとして紹介されるほか、周辺のネイチャーアクティビティーや建築とともに紹介されるなど、英語圏向けの観光誘致も進められています。
レビューサイトには、海外観光客から「人間かと思ったけど動かないので、ビクッとした」「置き方や姿勢がリアル」「すばらしい手仕事」といった声が寄せられています。