サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ブラックフライデー
www.shogi.or.jp
平素より将棋界にあたたかいご支援を賜り、誠に有り難うございます。 先般、福間女流六冠より、タイトル戦における対局者の妊娠に関する規定について問題提起をいただきました。当連盟としては既に12月10日付で公式サイトにて所見を開示しておりますが、此処にあらためてご説明いたします。 日頃より応援してくださるファンの皆様にご心配をおかけしていること、そして福間女流六冠に不安を抱かせてしまったことに対しお詫び申し上げます。 まず、妊娠・産休とタイトル戦の関わりについて、当連盟では、従来より、タイトル戦ごとに定められていた番勝負対局規定(以下「番勝負規定」という。)に基づき、母体の安全と健康の確保、当事者の意思の尊重、そして棋戦全体の公平性を原則として、一定の基準の下で個別事案毎に慎重に対応してまいりました。これらの課題を共に満たすことが重要と認識しております。実際に、昨年の福間女流六冠の妊娠を受け、前
日頃より将棋界に温かいご支援とご理解を賜り、誠にありがとうございます。 このたび福間女流六冠より、タイトル戦における対局者の妊娠に関する規定につきまして問題提起をいただきました。まず、日頃より応援してくださるファンの皆様にご心配をおかけしていること、そして福間女流六冠に不安を抱かせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます。 妊娠・産休とタイトル戦の関わりについて、当連盟では、従来より、タイトル戦ごとに定められていた番勝負対局規定(以下「番勝負規定」という。)に基づき、母体の安全と健康の確保、当事者の意思の尊重、そして棋戦全体の公平性を原則として、一定の基準の下で個別事案毎に慎重に対応してまいりました。これらの課題を共に満たすことが、競技の健全性を保つ上で重要と認識しております。 また、実際に、福間女流六冠の妊娠を受け、前期の複数のタイトル戦においても、番勝負規定に定められた対局日の変
このたび、渡辺明九段が前十字靭帯損傷の術後障害のため、2025年9月17日〜2026年3月31日まで休場することになりました。 渡辺九段の休場棋戦は以下の通りとなります。 【休場棋戦】 ・第39期竜王戦 ・第84期順位戦 ・第11期叡王戦 ・第67期王位戦 ・第74期王座戦 ・ヒューリック杯第97期棋聖戦 ・第19回朝日杯将棋オープン戦 ・第33期銀河戦 ・第75回NHK杯将棋トーナメント ・第46回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦 ・SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2025
このたび日本将棋連盟は、竜王戦に出場する奨励会員の竜王ランキング戦5組決勝進出時の対応について、奨励会規定に基づき以下の通り決定いたしました。 奨励会三段が5組決勝に進出した(4組に昇級)場合 その期(進行中)の三段リーグ終了後に次点1を付与する。ただし、その期の三段リーグにおいて降段点(勝率2割5分以下)に該当した場合は、次点1の付与は行わない。 注)フリークラス編入条件となる次点2回のうちの1回は、三段リーグによる次点でなくてはならない。 ■山下数毅三段が、2025年10月1日付で四段に昇段した(三段リーグ2位以内か、次点2回)場合の第39期竜王ランキング戦の所属クラス ・第38期竜王ランキング戦5組で決勝に進出した場合・・・4組 ・準決勝までに敗退した場合・・・6組
このたび、渡辺明九段が膝の手術のため、2024年12月19日〜2025年1月20日まで休場することになりました。休場期間における各棋戦の対応は、下記のとおりとなります。 ・A級順位戦7回戦(渡辺明九段ー永瀬拓矢九段):延期 ・ABEMAトーナメント2025:不出場 ・ABEMA地域対抗戦:監督交代
2025年1月2日(木)14:30〜15:25に東海テレビで新春スペシャル「藤井聡太とかまいたち」が放送されます。 藤井聡太竜王・名人とかまいたちのお二人に加えて、高見泰地七段、室田伊緒女流三段、野原未蘭女流初段が共演。 他にもVTRで棋士が出演いたしますので、ぜひご覧ください。 ※他、フジテレビ系列局でも放送予定。
10月29日(火)に予定しておりました霧島酒造杯第46期女流王将戦三番勝負第3局、西山朋佳女流王将―福間香奈女流五冠につきまして、福間女流五冠より体調不良のため本対局の実行が不能との申し出があり、同三番勝負の対局規定に基づき、囲碁将棋チャンネルと日本将棋連盟で構成する女流王将戦委員会にて協議を行い、本対局を福間女流五冠の不戦敗とすることにいたしました。 今後の対局日程調整の難しさや、放送日程変更に伴う準備状況などを総合的に勘案し、このような判断に至った次第です。 皆様にはご理解を賜りますようお願い申し上げます。 なお、これにより西山女流王将は、女流王将通算5期獲得となり、クイーン王将の資格を得ました。
中七海さん(26歳)が奨励会を退会し、女流棋士への資格申請書を提出しました。これにより2024年11月1日付で、関西所属の女流棋士三段になります。 中七海さんは奨励会規定の「奨励会2級以上で退会の場合は、退会時の段級位でそのまま女流棋士の資格を得る」に従い、女流三段となります。女流棋士番号は91です。 氏名 中 七海(なか ななみ) 生年月日 1998年8月7日(26歳) 出身 兵庫県神戸市 師匠 井上慶太九段 得意戦法 特になし 趣味 読書 将棋を始めたきっかけ 兄に教わった コメント 心機一転、前向きな気持ちでがんばります。 ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
公益社団法人日本将棋連盟(以下、将棋連盟)は、将棋道場とショップに加え、カフェを併設した店舗「棋の音(きのね)」を2024年10月1日(火)にグランドオープンいたします。今までの将棋会館で長きにわたりご愛顧いただいてまいりました道場・ショップの他、カフェの新設により、将棋をあまり知らない方にも、将棋ファンの方には今まで以上に、将棋の魅力に触れていただける店舗を目指します。 また、10月1日(火)には、佐藤康光九段が一日店長として店頭に立つほか、棋の音道場では、グランドオープン記念トーナメントを実施致します。 外観 内観(棋の音ショップ) <施設情報> 住 所:東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目18番5号 :ヒューリック将棋会館千駄ヶ谷ビル1階「棋の音」 営業時間:ショップ / 道場 10:00〜21:00 (最終手合は20:30) :カフェ 10:00〜21:00 (L.O. 20:30
この度、挑戦者の福間香奈女流五冠より、妊娠の報告ならびに体調理由による白玲戦七番勝負におけるテーブル・椅子での対局と和服非着用の要望がございました。 白玲戦を主催する当連盟およびヒューリック株式会社で構成する白玲戦委員会での協議の結果、医師の診断、指導等に基づき、母子の健康保持のため、福間女流五冠の要望については特例的に認めることとしました。
日頃から将棋界に多大なるご理解ご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。 このたび日本将棋連盟は、女流棋士の西山朋佳女流三冠(白玲・女王・女流王将)より棋士編入試験受験申込を7月25日に受理いたしました。 西山女流三冠は7月4日に行われた公式戦に勝ち、13勝7敗で棋士編入試験受験資格を満たしておりました。試験は規定通り9月から1ヶ月に1対局ずつ行われ、試験日と試験会場は西山女流三冠と試験官の日程を調整し決定いたします。 【公益社団法人日本将棋連盟 棋士編入試験規定】 試験日 申請受理月の2ヶ月後から開始、1ヶ月に1対局 試験会場 原則として「東京・将棋会館」または「関西将棋会館」 受験資格 ・現在の公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、 なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者 ・以下に定める公式戦において、所定の成績を収めた場合 竜王ランキング戦
小山怜央四段(31歳)が、7月15日(月)に行われた第74回NHK杯トーナメント本戦に勝ちました。その結果、直近の対局が30局で20勝10敗(勝率0.667)となり、「フリークラスからC級2組への昇級規定」の"良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上であること"を満たし、フリークラスからC級2組に昇級いたしました。 フリークラスからC級2組に昇級したのは、伊奈祐介七段、伊藤博文七段、瀬川晶司六段、渡辺正和六段、伊藤真吾六段、渡辺大夢六段、島本亮六段、今泉健司五段、佐々木大地七段、古賀悠聖六段、折田翔吾五段に続いて12人目になります。 フリークラスは、名人への挑戦権を争うA級からC級2組までの「順位戦」に参加しない棋士が所属するクラスで、宣言によって転出した棋士や三段リーグで2度の次点を獲得して四段となった棋士などが所属します。 フリークラス棋士は(宣言による転出を除く)、フリークラスへ
このたび、中村桃子女流二段から、一身上の都合により引退届が提出され、受理いたしました。 つきましては、進行中の対局すべてが終わった日付での引退となります。
第1章 総則 【第1条】目的 第1項 本規則は、公益社団法人日本将棋連盟が主催する棋士・女流棋士の公式棋戦における対局(以下「公式棋戦」)およびアマチュア大会(以下「大会」)において指針となるべき規則とし、将棋道の普及と愛棋家の模範たるをもってこの目的とする。 第2項 公式棋戦や大会の主催者(以下「主催者」)は、より詳細な規定を導入することができる。ただし、本規則に矛盾しないことを条件とする。 第2章 将棋の基本ルール 【第2条】将棋の性質と目的 第1項 将棋は、2人の対局者が「将棋盤」と呼ばれる長方形の盤上で交互に駒を動かして行うものである。先手番を持つ対局者が対局を開始する。 第2項 対局者とは、将棋盤の長方形のやや短い面を、平行に盤を挟んで向かい合う2人のことをいう。 第3項 対局とは、初手から終局までの間、指し手を進めることをいう。 第4項 対局の目的は、相手の玉将(玉)を相手より
野月浩貴八段(50歳)と渡部愛女流三段(30歳・LPSA所属)が入籍いたしました。なお、渡部愛女流三段は引き続き渡部のままで活動致します。 コメント 私事ではございますが、1月に結婚いたしました。 力を合わせて、さらに精進を重ねて参ります。 引き続き地元北海道を盛り上げていけるように 活動をしていきたいと考えております。 今後もどうぞよろしくお願いいたします。 野月浩貴 渡部 愛
日頃より、将棋界に多大なるご理解ご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。 里見香奈女流四冠(31歳)が昨年結婚し、本年より「福間(ふくま)香奈」として活動することとなりましたことをご報告させていただきます。 <本人のコメント> 日頃よりご尽力をいただいております皆様には心より感謝申し上げます。私事ですが、昨年結婚いたしました。姓は変わりますが、今後ともよろしくお願いいたします。
10月11日(水)に京都府京都市「ウェスティン都ホテル京都」で行われた、第71期王座戦五番勝負第4局で藤井聡太竜王・名人(21)が永瀬拓矢王座(31)に勝ち、3勝1敗で王座を奪取しました。これにより羽生善治九段(53)の保持していた王座の最年少記録(21歳11カ月)を31年0カ月ぶりに更新しました。 また、同時に藤井は21歳2カ月で史上初となる八冠を達成しました。記録については下記をご覧ください。
日本将棋連盟公認アプリ・将棋ウォーズは、既存の将棋学習とは全く異なる、将棋初心者~級位者を対象にした初段昇段を目指すeラーニングサービス『棋神ラーニング』を2023年10月11日にリリースいたしました。 (左図)『将棋ウォーズ』トップページ。こちらのページから『棋神ラーニング』をご利用いただけます。 (右図)『棋神ラーニング』トップページ。 【サービス概要】 『棋神ラーニング』は、『将棋ウォーズ』内で提供する、既存の将棋学習とは全く異なる、将棋初心者~級位者を対象にした初段昇段を目指すeラーニングサービスです。入門編・初級編・中級編・上級編まで実力に応じた動画とクイズのコンテンツ学習を提供いたします。また、一人一人の得意不得意にパーソナライズし、棋力上達をサポートいたします。 サービス対象ユーザー:将棋初心者~1級までの初段を目指す方 動画講師:入門編-山口恵梨子女流二段、初級編-室谷由紀
千田翔太七段(29歳)と中村真梨花女流四段(36歳)の両名より、結婚の報告が参りましたのでご連絡させていただきます。 尚、千田七段は結婚後も千田翔太のまま活動いたします。よろしくお願いいたします。 コメント 私事ですが、9月末に入籍いたしました。 これからも二人で支え合い、楽しく幸せな家庭を築いていきたいと思います。 今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。 千田翔太 中村真梨花
優勝賞金4400万円の将棋界最高棋戦。第36期竜王戦七番勝負が、10月6・7日(金・土)に東京・渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で行われる第1局からいよいよ開幕する。 竜王3連覇を目指す藤井聡太竜王(七冠)に挑戦するのは、俊英・伊藤匠七段。まもなく21歳となる伊藤七段は、藤井竜王と同学年。常に年上との対戦が多かった藤井にとって、フレッシュな挑戦者を迎えるシリーズとなる。 2020年10月1日にプロデビューした伊藤七段は、竜王戦3回目の出場にして挑戦者となった。むろんタイトル初挑戦である。ランキング戦5組優勝から決勝トーナメントに進出。出口若武六段(6組優勝)、大石直嗣七段(4組優勝)、広瀬章人八段(1組5位)、丸山忠久九段(1組4位)、稲葉陽八段(1組優勝)と並みいる強豪を破って挑戦者決定三番勝負に勝ち進み、タイトルホルダーの永瀬拓矢王座を2-0で下しての挑戦権獲得は見事。下位クラスの棋士
この度、日本将棋連盟は、6月9日(金)東京都渋谷区千駄ヶ谷「SYDホール」で、第74回通常総会を開催いたしました。 【第74回通常総会】 日程 2023年6月9日(金)午後1時開始 場所 東京都渋谷区千駄ヶ谷「SYDホール」 議長 野月浩貴八段 副議長 糸谷哲郎八段 出席者 190名(委任状49通を含む) (2023年6月9日現在 正会員数254名) ※出席者数に誤りがありましたので修正いたしました 議題 第1号議案 令和4年度決算書類承認の件 第2号議案 令和4年度事業報告承認の件 第3号案~第17号議案 理事選任 議案順に清水市代、森下卓、西尾明、片上大輔、羽生善治、脇謙二、井上慶太、森詳介、岡野貞彦、佐竹康峰、遠藤龍之介、松本大、杉本昌隆、行方尚史、斎田晴子の計15名が理事に選任された。 また、本総会後に理事会が開催され、羽生善治が会長に、脇謙二が専務理事に、井上慶太、森下卓、清水市
5月31日(水)、6月1日(木)に長野県上高井郡高山村「緑霞山宿 藤井荘」で行われた、第81期名人戦七番勝負第5局で藤井聡太竜王(20)が渡辺明名人(39)に勝ち、4勝1敗で名人を奪取しました。これにより谷川浩司十七世名人(61)の保持していた名人の最年少記録(21歳2カ月)を39年11カ月ぶりに更新しました。 また、同時に藤井は20歳10カ月で七冠を達成し、羽生善治九段の保持していた七冠の最年少記録(25歳4カ月)を4年6カ月早く更新しました。どちらも史上最年少の快挙です。 七冠達成者一覧(年少順) 2023年6月1日現在 No. 棋士名 獲得タイトル名(獲得順) 生年 月日 七冠 達成日 七冠 達成時 の年齢 七冠目の タイトル と最終局
2023年4月1日付昇段昇級者・引退者は以下の通りとなります。 ■昇段・昇級 小山怜央 四段へ 棋士編入試験合格により 小山直希 四段へ 第72回奨励会三段リーグ戦 森本才跳 四段へ 〃 柵木幹太 四段へ 〃 室岡克彦 八段へ フリークラス昇段規定により 野田敬三 七段へ 引退棋士昇段規定により 金沢孝史 六段へ 〃 熊坂学 六段へ 〃 久津知子 女流三段へ 引退女流棋士昇段規定により 安食総子 女流二段へ 〃 松下舞琳 女流初段へ 年度成績指し分け以上(8勝以上) 岩佐美帆子 女流1級へ 年度成績指し分け以上(8勝以上) 古澤耕二 指導棋士七段へ 指導棋士昇段規定により 米谷和典 指導棋士六段へ 〃 庄司俊之 指導棋士四段へ 〃 西村尚通 指導棋士四段へ 〃
(1)新型コロナウイルス感染に伴う症状がある方、新型コロナウイルス感染症の検査で陽性となった方、同居する家族に陽性となった方がいる方は、来館を必ずお控えください。 (2)咳き込みが多い方には、会話を行わない場合であってもマスク着用を推奨します。 (3)公式戦対局の延期措置については、当該期間において、2020年4月より実施している以下の特例措置を継続します。 ------------------------------------------------------------------------------------ <特例措置について> 1.対局者におかれましては、対局当日の朝に各自で検温をお願いします。 2.以下の症状がある場合は、棋戦運営部へ速やかにご連絡ください。 ・ 当日朝の検温において37.5℃以上の発熱が認められる場合 ・ 発熱がない場合でも、新型コロナウイルスへの感
当連盟は、日浦八段が公式棋戦において昨今3局連続して立会人の裁定と処置に従わず、臨時対局規定に基づいた反則負けを繰り返した事実を重く受け止め、直近の対局である2月7日の反則負け裁定後、速やかに規定に則って倫理委員会を招集しました。 2月8日に開催された倫理委員会においては、上記行動を繰り返す日浦八段への懲戒処分の要否及び相当性が検討され、日浦八段への弁明機会の付与を経て、同委員会より当連盟理事会宛に本件に関する答申書が提出されました。 本答申書の提出を受けて、当連盟では2月10日に臨時の理事会を開催し、以下の内容を決議しました。 決議事項 ●日浦八段は、立会人の裁定及び処置に従わず、実質的な対局放棄を繰り返しており、倫理懲戒規程に基づき、対局停止3ヵ月の懲戒処分とする。 ●日浦八段の行動は、臨時対局規定第1条(マスクの着用義務)、対局規定第3章第9条第3項(立会人の裁定及び処置に従う義務)
2023年2月7日(火)、中田宏樹(なかた・ひろき)八段が58歳で逝去いたしました。 ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます。
本日、名古屋将棋対局場で行われた第81期順位戦C級1組10回戦、日浦市郎八段対村田顕弘六段戦における日浦八段の反則負けの裁定について、その経緯と概要をご報告申し上げます。 同対局開始後に、日浦八段が鼻を出したマスクの着用を行っていたことから、立会人が臨時対局規定に則り「正しいマスクの着用」を求め、この状態のままでは反則負けになる旨を通知しましたが、日浦八段は了承しませんでした。 その後、対局規定第3章第9条第3項に基づき、立会人が「正しいマスクの着用」を行うよう重ねて注意しましたが、日浦八段がこれに応じなかったため、立会人が臨時対局規定第3条及び第4条に基づき、日浦八段の反則負けを裁定しました。 本裁定に該当する条項は以下のとおりです。 (臨時対局規定抜粋) 第1条 対局者は、対局中は、一時的な場合を除き、マスク(原則として不織布)を着用しなければならない。但し、健康上やむを得ない理由があ
『年間獲得賞金・対局料ベスト10』が下記のとおりとなりました。 2022年獲得賞金・対局料ベスト10 2022.1.1~2022.12.31 (カッコ内は2021年の獲得額と順位/単位は万円、金額は推定) 順位氏名獲得額昨年順位
佐藤天彦九段の不服申立書に対する裁定 公益社団法人日本将棋連盟・常務会 1.経緯 2022年10月28日に実施された名人戦・第81期順位戦A級4回戦、永瀬拓矢王座対佐藤天彦九段の対局において、業務執行理事として立会人の任を代行した鈴木大介常務理事及び佐藤康光会長が、佐藤天彦九段が約1時間に亘りマスクを外していたとして、臨時対局規定(以下「臨時規定」)に基づき、反則負けとする旨の裁定を行いました(以下「本判定」)。 これを受け、同年11月1日、佐藤天彦九段は、当連盟に対して不服申立書(以下「本件不服申立」)を提出しました。 不服申立の裁定機関である当連盟の常務会は、慎重に審議した結果、客観性・中立性・公正性の観点から、大野徹也弁護士(霽月法律事務所)及び鈴木正人弁護士(潮見坂綜合法律事務所)に、本件不服申立に関する事実関係の調査、並びに関係資料の精査等を踏まえた本判定と本件不服申立の適否の検
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『日本将棋連盟』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く