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Juice=Juice「盛れ!ミ・アモーレ」異例のヒットの秘密 山崎あおいが語る、“ハロプロだから”できる信頼感 TikTokでのバイラルヒット、そして異例のライブ音源先行サブスク配信――。Juice=Juiceの「盛れ!ミ・アモーレ」は、2020年代のハロー!プロジェクトにおけるひとつの到達点とも言える熱狂を巻き起こした。この楽曲を手掛けたのは、シンガーソングライターとしても活躍する山崎あおい。ラテン歌謡と現代的な“盛り”という一見ミスマッチな要素を、なぜ彼女はこれほどまでに鮮やかなポップスへと昇華できたのか。山崎が寄せる彼女たちへの信頼、そしてサブスク解禁という転換期を迎えたハロプロの未来まで、ヒットメーカーの視点から語ってもらった。(編集部) 「盛れ!ミ・アモーレ」はハロプロだからできた曲 ――まず「盛れ!ミ・アモーレ」というタイトルがすごいですよね。この曲は「盛る」というテーマと、
U字工事 福田薫氏(左)、益子卓郎氏(右) 本橋隆司(以下、本橋):『そばギャルとおじさん』って立ち食いそば屋が舞台の漫画なんですけど、行かない人にとっては少し敷居が高い場所でもあるので、そのハードルを下げられたらという気持ちもありました。 福田薫(以下、福田):読みました。面白かったです。 益子卓郎(以下、益子):面白かったし、これ読んですぐ立ち食いそば食いたくなったよね。おじさんが主人公だけど、絶対に女性も読んだ方がいいね。 福田:そうそう、これで女性にも立ち食いそばがはやるといいよな。 本橋:漫画って、立ち食いそば好きの内輪ネタになりすぎるとダメで、でも浅くすると嘘になる。その間のバランスが難しくて。だから、立ち食いそばのリアルを知ってるお二人が「面白い」と言ってくれるのは嬉しいです。 福田:あるあるが多いですよ。あと、テンポがいい。 益子:ギャルがちゃんとギャルで、でも嫌味がないの
1月30日より公開中の劇場アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』。同作は富野由悠季の小説を原作とした作品で、2021年に公開された『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の続編にあたる。 『ガンダム』もとより富野作品といえば、現実の政治問題に斬りこむポリティカルフィクション的な側面が大きな魅力だが、同作ではそのポテンシャルがこの上なく発揮されているように見える。村瀬修功監督が何を成し遂げたのか、具体的に作品の内容を掘り下げていきたい。 舞台となるのはシャアの反乱から12年が経ったU.C.0105。圧政を敷く地球連邦政府に対して、「マフティー」と呼ばれる組織が反旗を翻す。そのリーダーを務めているのがブライト・ノアの息子、ハサウェイだ。ギギ・アンダルシアとの出会いによってトラウマが蘇ったハサウェイは、精神的に追い詰められつつも、アデレード会議襲撃の準備を進めていく……。 作
世の中にいろいろなマニア・オタクがいる中、ひときわ業の深い存在としてミリタリーマニアという人々がいる。「ミリタリー」と書いている通り、兵器や軍事、実際の戦争やそれにまつわる諸々について強い興味を持ち、資料を読んで調べたり、兵器のプラモデルを買って作ったり、エアガンで戦争ごっこをしたり、時には実物の兵器や装備品を買ってしまったりする人々である。自分を含め、そういう人たちが常に強い興味を持っているのが、「実際の戦場とはどういうものか」という点だろう。 もちろん、自分を含めて大半のミリタリーマニアは「自分も戦争に参加したい」とは全く思っていない。実際の戦争について調べれば調べるほど、人類の愚かさや戦争の悲惨さや馬鹿馬鹿しさについての知識をつけることになり、ゲンナリすることも多い。しかし自分はそのゲンナリ感も含め、兵器や戦争にまつわる諸々を「面白い」と思っている。強力な兵器のスペックを見れば「すご
※本稿には『超かぐや姫!』のネタバレを含みます。 現在Netflixで公開されている長編アニメ作品『超かぐや姫!』。SNSを中心に爆発的なバズを見せているこの作品は、約2時間20分の中に、バトルアクション、音楽ライブ、友情物語などの要素がぎっちり詰め込まれた、“エンタメ特化”な作品だ。平安初期に書かれた古典『竹取物語』を話のベースにしつつ、XRやメタバース、VTuberなど、現代の最新テクノロジーとミクスチャーされた世界観が描かれる。 悪人がいないといっても過言ではないこの作品。「ハッピーエンド」を目指してキャラクターたちがはちゃめちゃに動きまわり「楽しい!」を探していくが、ネガティブなシーンが少ない。テンポもスピーディで、極めて痛快。主要キャラみんなが生き生きと楽しいことや好きなことを謳歌している様子と、そこから生まれる独特なエモーショナルが、多くの視聴者の心を鷲掴みにしている。現在は配
Base Ball Bear 小出祐介、モダンに抗ってでも向き合った“存在”の正体 『Lyrical Tattoo』へ至った思考の変遷を語り尽くす 2026年にデビュー20周年、結成25周年という節目を迎えるBase Ball Bearがニューミニアルバム『Lyrical Tattoo』をリリースした。本作は、“存在の手触り”そのものを、今の彼らがロックバンドとしてどう鳴らし、どう歌にできるのかに挑んだ作品だ。インターネットという巨大なインフラの中で、有形無形の魑魅魍魎が世界を左右する時代にあっても、音が鳴る瞬間の身体性や、誰かの記憶に潜り込むような歌の輪郭を信じている──そんな小出祐介(Vo/Gt)の思考の深部が、7曲を通して浮かび上がってくる。 バンドはこの数年、ライブサウンドを根底から見直し、スリーピースの出音がひとつの像として立ち上がる瞬間を追い続けてきた。前作『天使だったじゃない
1月30日に劇場公開される『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』。再びΞ(クスィー)ガンダムをはじめ『閃光のハサウェイ』シリーズ特有の、個性的なMSの活躍が、大スクリーンで観られることに期待が高まっている。 そんな『閃光のハサウェイ』のライバル機といえば、レーン・エイムが駆るペーネロペーだ。ワイバーンのような、ガンダムらしからぬ仰々しいフォルムを持つ機体だが、設定ではオデュッセウスガンダムにフライトユニットを装備した形態とされている。そのため、一目では分かりにくいが、正統なガンダムの系譜にある機体だ。 しかし、ペーネロペーが初めて登場した小説版では、本機はガンダムとして扱われていなかった。事実、小説上巻ではペーネロペーについて「設計思想にはガンダム系MSの名残がある」と記載されており、あくまでガンダム系MSの名残がある機体として扱われていた。デザインをした森木靖泰氏も202
テレビ東京は、経済トーク番組『カンブリア宮殿』のMCを2026年4月から交代することを発表、村上龍・小池栄子のコンビに代わり、金原ひとみ・ヒャダインが後任を務めることになった。番組は2006年4月の開始から20年の節目を迎え、番組としても初となるMC交代になる。 村上龍『新装版 コインロッカー・ベイビーズ』(講談社文庫) このニュースは、新MCの顔ぶれの新鮮さのみならず、作家・村上龍が経済番組を20年続けたという事実の重さも伝える。村上は1976年、武蔵野美術大学在学中に『限りなく透明に近いブルー』で群像新人文学賞と芥川賞を受賞、一躍時代の中心へ躍り出た作家だ。以降も『コインロッカー・ベイビーズ』、『69 sixty nine』、『イン ザ・ミソスープ』などで知られ、社会の閉塞感や人間の欲望を、冷たくも生々しい言葉で可視化してきた。村上はまた小説だけでなく、子供にも読みやすい職業百科『13
Netflixにて世界独占配信中のアニメ『超かぐや姫!』。スタジオコロリドとスタジオクロマトが制作を手がけ、山下清悟が監督を務めた本作は、誰もが知る古典『竹取物語』をベースに、最先端の映像表現と音楽を融合させた全く新しいエンターテインメント作品だ。 物語の鍵を握るカリスマ的なキャラクター、月見ヤチヨを早見沙織が演じる。劇中では「ワールドイズマイン」や「メルト」といった伝説的なボーカロイド楽曲をカバーし、さらにはEDテーマでBUMP OF CHICKENの「ray」のカバーを歌い上げるなど、その歌唱力が作品の重要なピースにもなっている。 本インタビューでは、楽曲制作の裏舞台や楽曲カバーにあたっての試行錯誤、さらには物語の核心に触れるヤチヨの役作りについて、早見自身の音楽に対する深い情熱とともにじっくりと話を聞いた。【インタビューの最後には、サイン入り色紙プレゼント企画あり】 【写真】早見沙織
日向坂46「クリフハンガー」はなぜ刺さる? 節目を刻む“未完”の余韻、グループと共に育つ杉山勝彦楽曲の真髄 日向坂46が1月28日にリリースする16thシングル表題曲「クリフハンガー」のMVが公開された。二期生から五期生までの14人編成で、センターは五期生・大野愛実。ツアーを経て新体制へ本格的に踏み出すこのタイミングで、坂道グループではおなじみとも言える杉山勝彦が作曲を手掛けたことが、ファンの間で大きな話題を呼んでいる。加えて、MVが“葛藤”と“未来”を同居させたドラマとして設計されている点も、楽曲の熱量を増幅させる要因になっていると考える。 なぜ杉山のメロディは、坂道ファンの心をこれほどまでに掴み続けるのか――。「クリフハンガー」を起点に、その魅力を紐解いていきたい。 「クリフハンガー」が示す光と影、坂道ファンの心を掴んで離さない杉山勝彦楽曲 杉山楽曲の大きな特徴は、イントロからAメロで
体力がなく疲れやすく、すぐ横になりたくなる。病名や原因もはっきりしないまま、慢性的な不調が続く。そんな日々を送ってきた著者が、自身の経験を率直に綴ったエッセイ集『虚弱に生きる』(扶桑社)が刊行され、累計2万3000部となるほどのヒット作となっている。なぜ「虚弱」であることについて書こうと思ったのか。同じように体の不調を抱える人に対して、どのようなことを伝えたいのか。著者の絶対に終電を逃さない女氏にじっくり話を聞いた。 「虚弱」をテーマに執筆した理由 ーー「絶対に終電を逃さない女」というペンネームは、どのような経緯でつけたのでしょう。 終電:大学2年生の頃、よく遊んでいた男性の大学の先輩がいて、その人がいつも終電を逃していたんです。この人は絶対に終電を逃す男だなと思って、じゃ私は絶対に終電を逃さない女になろうと思いました。なろうというか、もともと終電を逃したことはほとんどなかったんですけど。
『装甲騎兵ボトムズ』(以下、『ボトムズ』)を押井守が監督する。完全新作アニメーションの『装甲騎兵ボトムズ 灰色の魔女』が、サンライズ(現バンダイナムコフィルムワークス)の設立50周年を記念したプロジェクトとして、押井監督とともに『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年)などを手がけたproduction I.Gも参加して作られる。ミリタリーマニアとして知られる押井監督なら、ミリタリーアニメの『ボトムズ』にうってつけの人選だが、高橋良輔監督の色も濃いシリーズだけに意外性も残る。そこにはどのような関係があり、どのような思惑があったのか。そして、どのような作品が生まれてこようとしているのか。 「ミリタリーものやロボットものをつくりたいとう気持ちをもちながらも、僕はいまだにはたせていないんです」。KADOKAWAのアニメ専門誌『Newtype』の2005年2月号に掲載さ
昨年、「令和人文主義」という言葉が話題になった。哲学者の谷川嘉浩が考案した言葉で、1985年以降生まれの若い書き手が発信する人文知のあり方やその受け止められ方を指す。谷川はこれを「読書・出版界とビジネス界をまたいだ文化的潮流」であるとしており、出版界サイドから見れば文芸評論家・三宅香帆の『働いているとなぜ本が読めなくなるか』(集英社新書)をはじめとする複数の著作や谷川の『スマホ時代の哲学』(ディスカヴァー携書)がベストセラーとなっていることなどがこの潮流と関係している。 この議論にはさまざまな賛否が寄せられているが、長年「人文」の世界に携わっている上の世代はこれをどう見ているのか。人文系情報チャンネル「哲学の劇場」を運営する山本貴光氏と吉川浩満氏のふたりに話を聞いた。(取材日時:2025年12月16日) 山本貴光、吉川浩満『人文的、あまりに人文的』(本の雑誌社) ストア派哲学と情報環境への
大友克洋による伝説的漫画『AKIRA』(講談社)。連載開始から40年以上が経過したなか、2026年1月3日にはNHK・Eテレで劇場版アニメ「AKIRA」が放送され改めて大きな注目を集めた。ただSNS上では一部「凄さがわからない」といった声もあり、作品の評価についての議論が見受けられた。今回はドラマ評論家の成馬零一氏に、漫画表現の歴史における『AKIRA』の衝撃と、現代の視聴者が抱く違和感の正体について話を聞いた。 『AKIRA』全6巻(大友克洋/講談社) 現在は加筆修正前の「連載バージョン」が収録された新装版が発売されている。 「『AKIRA』は連載が始まった1980年代において「日本の漫画表現の極北」に到達した作品で、その後の漫画のビジュアル表現は『AKIRA』が基準になったと言って過言ではないでしょう。日本の漫画は手塚治虫が活躍した時代から『どのようにして映画に近づけるか』というテーマ
『少女革命ウテナ』幾原邦彦監督が語る、寺山修司の普遍的な魅力「アウトローの考え方や哲学を見事に表現している」 『世界の涯てを生きるあなたへ 寺山修司詩集』(双葉社) アニメーション監督として『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』など数多くの話題作を世に送り出してきた幾原邦彦氏。 幼い頃から寺山修司の詩に感銘を受けてきたという幾原氏が案内人となり、人生という旅に寄り添うテーマごとに詩を選び、読者へのメッセージを書き下ろした『世界の涯てを生きるあなたへ 寺山修司詩集』(双葉社/刊)が12月17日に刊行された。表紙は『クズの本懐』『【推しの子】』などで知られる漫画家の横槍メンゴ氏が手掛けている。 2025年は寺山の生誕90周年という節目の年だったが、今なお熱烈なファンが多く、何より詩の内容がまったく古びていないことに驚嘆させられる。むしろ、「迷える人々が多い令和の時代にこそ、寺山の詩は響くのでは
左から大熊和奏、降幡 愛、大西亜玖璃 ――2025年は、AiScReamとして今まで以上に広く世間に知られた1年になったと思います。この1年を振り返って、率直にいかがでしたか? 降幡愛(以下、降幡):率直に言うと、「え、まだ(ブームが)続いてるんだ!」という驚きが一番大きいです。1月頃にライブで初披露して、3月くらいにいろんな方が真似してくださって、ショート動画でも広がって。トレンドはすぐに入れ変わっていくので、その時は正直「一過性のものかな」と思っていたんですよ。それにもかかわらず、2025年を通して皆さんに聴いていただけたことが、まず信じられないですね。Aqoursの活動がある時期もあって、そこでまたAiScReamのライブがあって、さらに音楽番組にも呼んでいただいて……という感じで、全部が目まぐるしかったです。ファンの方はもちろんだと思うのですが、何よりAiScReamの3人が一番驚
AiScReam ソロインタビュー Vol.2:大西亜玖璃「愛♡スクリ~ム!」のヒットは想定外の出来事 “広がり”への感謝を語る 『ラブライブ!シリーズ』を横断するラジオ発のスペシャルユニット・AiScReamは、シリーズの枠を越えた掛け合いとメンバーの声の魅力を武器に活動を広げてきた存在だ。中でも「愛♡スクリ〜ム!」は、印象的なセリフとフックの強いフレーズがきっかけとなり、TikTokやYouTube ShortsなどのSNSを中心に大きな反響を呼ぶことに。『ラブライブ!シリーズ』を普段観ていない層にも届く広がりを見せ、音楽番組やイベント出演など、活躍の場を一気に広げた1年となった。 リアルサウンドでは、昨年大ブレイクを果たしたAiScReamの各メンバーに楽曲が広がっていると実感したタイミングや初披露の手応え、そして今後の挑戦まで、メンバーそれぞれにじっくり話を聞くソロインタビューを企
AiScReam ソロインタビュー Vol.1:大熊和奏「これは当たり前じゃない」 「愛♡スクリ~ム!」のバズを経た大きな変化 『ラブライブ!シリーズ』を横断するラジオ発のスペシャルユニット・AiScReamは、シリーズの枠を越えた掛け合いとメンバーの声の魅力を武器に活動を広げてきた。中でも今年1月にリリースされた「愛♡スクリ〜ム!」は、印象的なセリフとフックの強いフレーズがきっかけとなり、2025年にかけてTikTokやYouTube ShortsなどのSNSを中心に大きな反響を呼ぶことに。『ラブライブ!シリーズ』を普段観ていない層にも届く広がりを見せ、音楽番組やイベント出演など、活躍の場を一気に広げた1年となった。 リアルサウンドでは、今年大ブレイクを果たしたAiScReamの各メンバーに楽曲が広がっていると実感したタイミングや初披露の手応え、そして今後の挑戦まで、キャストそれぞれにじ
星街すいせい「私たちが今、折れないことが本当に大事」 過渡期のVTuberシーンを背負って活動する覚悟 例年通り、2025年もVTuber/アーティストとして大活躍を見せた星街すいせい。日本武道館公演『Hoshimachi Suisei 日本武道館 Live “SuperNova”』を筆頭に、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』のタイアップソングのヒットや「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2025」に選出されるなど、その影響力は止まることを知らない。 リアルサウンドでは毎年恒例となっている年始インタビューを行った。2025年の様々なトピックを振り返りつつ、“バーチャル”と“リアル”を越境して活動した日々を振り返ってもらった。(編集部/記事内ライブ写真=『Hoshimachi Suisei 日本武道館 Live “SuperNova”』より) 2025年は、夢を叶え
年末のこのタイミングで、ハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)の2025年7月~12月の下半期における重大トピックスを選考し、この半年間に何があったのかを振り返ってみようと思う。 まずは重要と思われるトピックスをグループ別に10個挙げていく。また、厳密にはハロプロではないアップフロント系グループなども、ハロプロ関連と捉えて選考の対象に含める。 【01】07.08[モーニング娘。'25]生田衣梨奈、卒業 生田衣梨奈が、7月8日に日本武道館で開催された『モーニング娘。'25 コンサートツアー春 Mighty Magic DX~生田衣梨奈を見送って~』をもってグループおよびハロプロから卒業した。 2011年に9期メンバーとしてモーニング娘。に加入し、2023年には10代目リーダーに就任した生田。この日の卒業まで、在籍期間は14年6カ月。この数字はモーニング娘。歴代最長記録となる。また、生田は在籍
10年前の2015年、とある声優ユニットが、『NHK紅白歌合戦』(NHK総合)の歴史に名を刻んだ。マルチメディアミックス作品『ラブライブ!』発のスクールアイドルグループ・μ'sである。今年15周年を迎えた『ラブライブ!シリーズ』だが、10年前のあの熱狂が、シリーズをここまで大きな存在へと押し上げた一因だったことは間違いない。当時、9人の少女たちが放つ熱に人々が虜になっていく様は、まさに“社会現象”だったと言って過言ではないだろう。実際、『ラブライブ!』について深く知らなくても、名曲「Snow halation」や、「にっこにっこにー」といったフレーズに聞き馴染みのある方も多いはずだ。 430枚から始まった奇跡 μ’sが描き、Aqoursが継いだ『ラブライブ!』の物語 そんな、現在では巨大なコンテンツとなった『ラブライブ!シリーズ』だが、そのスタートは決して順風満帆ではなかった。いまだにファ
「2025年ライトノベルBEST5」書評家・タニグチリウイチ編 新シリーズの注目は『汝、暗君を愛せよ』 2025年のライトノベルを選ぶ。完結した作品なら伏瀬『転生したらスライムだった件』があり白鳥士郎『りゅうおうのおしごと』もあり佐藤真澄『処刑少女の生きる道』もあって、長い物語を見事に着地させた腕前に敬意を払って選べばそれだけでリストが埋まってしまうため、新しく始まって驚きをもたらしこれからの展開にワクワクさせられている作品を並べてみた。 2025年ライトノベルBEST5(タニグチリウイチ) 1位:『汝、暗君を愛せよ』(本条謙太郎/DREノベルス) 2位:『崩壊世界の魔法杖職人』(黒留ハガネ/MF文庫J) 3位:『星天 天才囲碁少女、異世界で無双する』(空兎81/ドラゴンノベルズ) 4位:『なぜ逃げるんだい? 僕の召喚獣は可愛いよ』(夜迎樹/ファンタジア文庫) 5位:『炒飯大脱獄』(えるぼ
批判、炎上、和解……RelaxBeatsLab×Hizuru Saitoが語り合う、激動の2025年を経たAI音楽の行方 2025年の音楽シーンは作品の質以上に、制作方法の劇的な転換期として記憶されるだろう。特筆すべきは1日700万曲が生成されるという『Suno(スーノ)』の世界的な普及である。 質感をプロンプトで指定し、歌詞を入力して「Create」をクリックすれば、1分もかからずに高品質な音楽が生成される。気に入った楽曲があれば、そのまま公開するもよし、細部をプロンプトなどで調整してカバー機能を使い再生成するもよし、さらにステム分離してDAWに持ち込めば編集し直すことも可能だ。 まったく素養が要らず、「音楽の民主化」と言われるこの音楽生成AIについては他分野と同様に権利関係の議論はある。しかし2025年後半にはAIアーティストが数億円のメジャー契約、有名レーベルと大手AIサービスの電撃
バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の名物企画「名探偵津田」第4話が年末スペシャルとして放送され、大きな反響を呼んでいる。お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏が突如殺人事件に巻き込まれ、名探偵として事件を解決することを強いられるという人気ドッキリ企画だ。 「電気じかけの罠と100年の祈り」と題された今回は、同番組収録中に劇団ひとりが何者かに殺害されたと思しき事件から幕を開ける。その後、舞台は劇団ひとりの実家だとされる群馬の名家へと移る。さらに大正時代や江戸時代へのタイムトラベル要素まで加わり、物語は予想外の展開へ進む。この人気企画「名探偵津田」はなぜ人を魅了するのか。本稿ではミステリ評論家・千街晶之が徹底考察する。(編集部) 「名探偵津田」はなぜ人気なのか TBS系で水曜の夜10時に放映されているバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』の中でも、ミステリーファンの注目を集めているの
文・取材=舞風つむじ、取材協力=渡邉大輔、取材協力=杉本穂高、取材協力=杉本穂高、画像=『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』©︎吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable 2025年のアニメーション業界において最も顕著だったのは、いまや世界において巨大IPを軸に据えたコンテンツが巨大な産業の1つになりつつあるということだった。この流れが2026年以降も継続し、拡大していくことは明らかだ。『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』ならびに劇場版『チェンソーマン レゼ編』が北米の週末興行ランキングで1位を獲得し、大きな話題となったことは記憶に新しい。 同時に放送形態の境界もより曖昧になっていることにも注目したい。日本のアニメにおいてこれまで指標となってきた「テレビ放送」、あるいはテレビというメディアの優位性は薄れ、「推し活」文化と合わさるかたちでまったく新しい受
2025年のトゲナシトゲアリは、前年のテレビアニメ『ガールズバンドクライ』放送での盛り上がりや、同アニメから生まれた数々のシングルと2枚のアルバム『棘アリ』『棘ナシ』、そして3月の横浜1000CLUBを皮切りに驚異のペースで規模が拡大していく各会場でのワンマンライブを経て、ロックバンドとしての強靭さと、どんなことがあろうとも決して揺るがない信念を確かなものにした、重要な1年だったように思う。 1月には『BanG Dream!』プロジェクトから生まれたバンド・MyGO!!!!!との対バンライブ『Avoid Note』(※1)を行い、異なるコンテンツがリアルで交差するスペシャルな空間を作り上げることに成功。2月にはパシフィコ横浜 国立大ホールでの5thワンマンライブ『鳴動の刻』(※2)を2部構成で行い、ここで同年9月23日に日本武道館で念願のワンマンライブを実施することも発表された。 4月には
12月16日、にじさんじ公式Xのポストで、卒業したライバー鈴原るるの復帰と思われる内容が投稿され、数多くの驚愕と喜びの反応があがった。12月23日の22時から「Coming Soon…」というタイトルの配信が、鈴原るるのチャンネルで行われる予定だ。 そもそも、鈴原るるが卒業した2021年以降、彼女のチャンネルの配信アーカイブは非公開になっていた。ところが、2025年12月1日に突如それらのアーカイブが再公開され、「活動に復帰するのではないか」という声がファンの中で囁かれていた。そして、その願いは現実のものとなりそうだ。 なお、かつて語られた引退理由については、該当のアーカイブが今も非公開なままであることも鑑みて記述を避けたいと思う。23日以降の配信で再び語られる可能性もあるかもしれないが、ファンからすれば「鈴原るるが復帰してくれる」という事実だけで、十分すぎるくらいの朗報だろう。 このパレ
文=加藤よしき、画像=『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』©2024 Media Asia Film production Limited Entertaining Power Co. Limited One Cool Film production Limited Lian Ray Pictures Co., Ltd All Rights Reserved. リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2025年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、アニメの4つのカテゴリーに分け、映画の場合は、2025年に日本で公開・配信された作品から、執筆者が独自の観点で10作品をセレクトする。第2回の選者は、映画ライターの加藤よしき。(編集部) 1. 『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』 2. 『プレデター:バッドランド』 3. 『スーパーマ
10月より日5枠にて放送された『「魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語」TV Edition』(以下『TV Edition』)は、アニメーション制作会社シャフトによる代表作『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年)の「再放送」である。公式サイトの概要には次のような記述を確認することができる。 2011年に全12話のTVシリーズとして放送された『魔法少女まどか☆マギカ』。翌年2012年、その12話を2編の劇場版として再編集し「[前編]始まりの物語」「[後編]永遠の物語」として公開。この2作では、随所にわたってカットのアップデートと新規カットが追加され、さらに再アフレコが行われました。 今回は、そんな劇場版[前編][後編]を全11話のTVシリーズとして再編成し、『「魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語」TV Edition』として放送します。本作が、まだシリーズを観ていな
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