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インストール方法の選択

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インストール方法の選択

このページでは、 Fess のインストール方法の概要について説明します。 ご利用の環境に応じて、適切なインストール方法を選択してください。

警告

本番環境での重要な注意事項

本番環境や負荷検証などでは、組み込み OpenSearch での稼働は推奨しません。 必ず外部の OpenSearch サーバーを構築してください。

前提条件の確認

インストールを開始する前に、システム要件を確認してください。

詳細は システム要件 を参照してください。

インストール方法の比較

Fess は、以下の方法でインストールできます。ご利用の環境と用途に応じて選択してください。

方法 対象 OS 推奨用途 詳細ドキュメント
Docker Linux, Windows, macOS 開発・評価環境、迅速なセットアップ Docker でのインストール (詳細)
TAR.GZ Linux, macOS カスタマイズが必要な環境 Linux へのインストール (詳細手順)
RPM RHEL, CentOS, Fedora 本番環境(RPM ベース) Linux へのインストール (詳細手順)
DEB Debian, Ubuntu 本番環境(DEB ベース) Linux へのインストール (詳細手順)
ZIP Windows Windows 環境での開発・本番 Windows へのインストール (詳細手順)

各インストール方法の特徴

Docker 版

メリット:

  • 最も迅速にセットアップ可能

  • 依存関係の管理が不要

  • 開発環境の構築に最適

  • コンテナの起動・停止が容易

デメリット:

  • Docker の知識が必要

推奨環境: 開発環境、評価環境、POC、本番環境

詳細: Docker でのインストール (詳細)

Linux パッケージ版 (TAR.GZ/RPM/DEB)

メリット:

  • ネイティブ環境での高いパフォーマンス

  • システムサービスとして管理可能(RPM/DEB)

  • 細かいカスタマイズが可能

デメリット:

  • Java と OpenSearch の手動インストールが必要

  • 設定の手間がかかる

推奨環境: 本番環境、カスタマイズが必要な環境

詳細: Linux へのインストール (詳細手順)

Windows 版 (ZIP)

メリット:

  • Windows ネイティブ環境で動作

  • インストーラー不要

デメリット:

  • Java と OpenSearch の手動インストールが必要

  • 設定の手間がかかる

推奨環境: Windows 環境での開発・評価、Windows Server での本番運用

詳細: Windows へのインストール (詳細手順)

インストールの基本的な流れ

すべてのインストール方法で、基本的な流れは同じです。

  1. システム要件の確認

    システム要件 を参照して、システム要件を満たしていることを確認します。

  2. ソフトウェアのダウンロード

    ダウンロードサイト から Fess をダウンロードします。

    Docker 版の場合は、Docker Compose ファイルを取得します。

  3. OpenSearch のセットアップ

    Docker 版以外の場合、OpenSearch を個別にセットアップする必要があります。

    • OpenSearch 3.3.0 のインストール

    • 必須プラグインのインストール

    • 設定ファイルの編集

  4. Fess のセットアップ

    • Fess のインストール

    • 設定ファイルの編集(OpenSearch への接続情報など)

  5. 起動と確認

    • サービスの起動

    • ブラウザーでアクセスして動作確認

    詳細は 起動、停止、初期設定 を参照してください。

必要なコンポーネント

Fess を実行するには、以下のコンポーネントが必要です。

Fess 本体

全文検索システムの本体です。Web インターフェース、クローラー、インデクサーなどの機能を提供します。

OpenSearch

検索エンジンとして OpenSearch を使用します。

  • 対応バージョン: OpenSearch 3.3.0

  • 必須プラグイン:

    • opensearch-analysis-fess

    • opensearch-analysis-extension

    • opensearch-minhash

    • opensearch-configsync

重要

OpenSearch のバージョンとプラグインのバージョンは一致させる必要があります。 バージョンの不一致は、起動エラーや予期しない動作の原因となります。

Java (Docker 版以外)

TAR.GZ/ZIP/RPM/DEB 版の場合、Java 21 以降が必要です。

注釈

Docker 版の場合、Java は Docker イメージに含まれているため、別途インストールする必要はありません。

次のステップ

システム要件を確認し、適切なインストール方法を選択してください。

  1. システム要件 - システム要件の確認

  2. インストール方法の選択:

  3. 起動、停止、初期設定 - Fess の起動と初回セットアップ

  4. セキュリティ設定 - セキュリティ設定(本番環境の場合)

よくある質問

Q: OpenSearch は必須ですか?

A: はい、必須です。Fess は検索エンジンとして OpenSearch を使用します。 Docker 版の場合は自動的にセットアップされますが、その他の方法では手動でインストールする必要があります。

Q: 以前のバージョンからアップグレードできますか?

A: はい、可能です。詳細は アップグレード手順 を参照してください。

Q: 複数のサーバーで構成できますか?

A: はい、可能です。Fess と OpenSearch を別々のサーバーで実行することができます。 また、OpenSearch をクラスター構成にすることで、高可用性とパフォーマンスの向上が可能です。

ダウンロード

Fess および関連コンポーネントは、以下からダウンロードできます:

バージョン情報

このドキュメントは、以下のバージョンを対象としています:

  • Fess: 15.3.0

  • OpenSearch: 3.3.0

  • Java: 21 以降

  • Docker: 20.10 以降

  • Docker Compose: 2.0 以降

以前のバージョンのドキュメントについては、各バージョンのドキュメントを参照してください。