メジャーリーグを観戦していた耳の聞こえないきょうだいに、球団から思わぬサプライズが贈られました。
母親によると、きょうだいにとって「最高の思い出」となったそうです。
耳の聞こえないきょうだい、野球観戦中に“ある勘違い”
FOX8によると、サプライズを受けたのは8歳のサイラス・アクィローくんと、5歳の弟アイザイアくん。2人は普段、人工内耳をつけて生活しています。
両親も大の野球ファンで、これまでにも米オハイオ州のMLBチーム「クリーブランド・ガーディアンズ」の試合を何度も観戦してきました。
そんなある日、アイザイアくんがテレビに映った野球解説者のヘッドフォンを見て、「ママ、見て! みんな僕と同じ機械(=人工内耳)をつけているよ」と話したそうです。
この微笑ましい勘違いのエピソードを母親のフェリシアさんがSNSに投稿したところ、同球団から試合への招待状が届きました。
球団の心遣いが「最高の思い出」に
サプライズはそれだけにとどまりません。試合当日、球団マスコットキャラクターの「マスタード」が客席のサイラスくんとアイザイアくんのもとを訪れ、手話で話しかけたのです。
マスタードは「名前は?」「野球は好き?」とゆっくり手話で尋ねながら、「僕はマスタードだよ」と自己紹介もしました。
最後にはプレゼントの詰まった袋も贈られ、その温かいやりとりに周囲の観客からも拍手が送られました。
母のフェリシアさんは、当時の心境をFOX8の取材でこう語っています。
「2人にとって最高の思い出になりました。今でもずっと、マスタードと手話で話したときの話をしているんです」
「うちの子たちも、ガーディアンズのファンの一員なんだと実感できました」
「最高の球団」「心がほっこり」ネットの反響
マスタードは、同球団が2005年に始めた着ぐるみ同士のレース企画「マスコット・ダービー」をきっかけに生まれたホットドッグキャラクターのひとり。ファンからの支持が熱く、人気者でもあります。
コメント欄には、「マスタード、すてき! ガーディアンズも最高の球団です」「心がほっこりしました」「会場の空気も、とてもやさしい」など、称賛の声が寄せられました。

