9月1日の「防災の日」を前にプレミアムウォーター株式会社(東京都渋谷区)は、 小学生以下の子どもがいる家庭を対象に「防災意識調査」を行い、結果を公表しました。

ここ3年で防災意識が高まった人は8割以上
「直近3年前後で防災意識が高まったか」を尋ねる質問で、「非常に高まった」と答えた人は29.4%、「やや高まった」は53.4%で、合わせて8割を超えました。
「自宅に防災グッズを用意しているか」との質問では、64.5%の人が「用意している」と答えています。

災害のニュースを見て防災グッズを用意した人が65.5%
「防災グッズを用意し始めたきっかけ」については「災害のニュースをメディアで見たから」が最も多く65.5%、次いで「災害時子どもの安全を守れるか不安だから」が49.7%、「自分自身が災害を経験したから」が17.0%でした。

家族で災害時のことを「話し合ったことがある」は約6割
「家族で災害発生時の行動や防災対策について話し合ったことがあるか」を尋ねる質問では、「ある」と答えた人が62.5%でした。
一方、「家族で話し合えていない項目」については「災害発生時の子ども周りの役割分担」が42.4%で最も多く、次いで「安否確認方法」と「災害時に離れた場所にいた際の集合場所」がともに41.2%でした。

災害時に不安なことは「子どもの避難」が約8割で最多
「災害発生時不安なこと」では「子どもを安全に避難させられるか・守れるか」が79.7%で最も多く、次いで「子どもを連れての避難所生活」が70.0%、「家族の安否」が69.7%でした。

子どもの精神的なケアが出来るアイテムも避難袋に
調査では防災士のさとうりかさんが、子どもがいる家庭向けの防災対策を紹介。「災害時に配布される支援物資の多くは大人向けの内容が中心」であり、オムツやミルク、離乳食などは各家庭で備える必要があるといいます。
また、災害時には精神的ストレスや慣れない場所での生活を強いられるため、子どもの好みに合わせた物を非常用の持ち出し袋に入れておくことも大切とのことです。
【調査概要】
調査対象:プレミアムウォーターの小学生以下の子どもがいる契約者967人
調査方法:アンケート調査
調査期間:2025年7月28日~8月3日
※調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。
出典:プレミアムウォーター株式会社調べ