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政権発足後、初の予算委員会で基本的質疑を終えた高市早苗首相。体験談などを織り交ぜ「分かりやすい」答弁を重視した。安全保障など思い入れの強い政策では答弁書に頼らず、自身の言葉で語る姿勢も。「首相らしさを出せた」と周囲は手応えを得る一方で、台湾有事を巡る「存立危機事態」では事務方が準備した“答弁ライン”を越えた。日中関係の緊張に発展し、予断を許さない。 「(5兆円の恒久財源があれば)自民党に怒られるかもしれないが、食料品の消費税をずっとゼロにする」「睡眠時間は大体2時間から長い日で4時間。だからお肌にも悪い」 7日に始まった予算委で首相が意識したのは分かりやすさだった。各省庁が用意した答弁書に自らペンを入れ、「官僚言葉」をかみ砕いた。ユーモアや体験談も交えて率直に語る首相に、野党も「ストレートで分かりやすい」(参政党の神谷宗幣代表)と舌を巻く。 売春防止法の改正を求めた、衆院会派「有志の会」の
台湾有事が「存立危機事態」になり得るとした高市早苗首相の国会答弁を契機に、日中の緊張が日に日に高まっている。政権は「従来の立場に変更はない」と理解を求める戦略だが、中国側は日本渡航の自粛を呼びかけるなど対抗措置を強めている。事態悪化の背景には、「パイプ役」となってきた公明党の連立政権離脱の影響を指摘する声が少なくない。 「相手のボルテージが上がっている。お互いの考え方を話しながら落としどころを探っていくしかないが、1週間程度できれいになる話ではない」。外務省幹部は17日、中国政府が人的交流の自粛要請にまで言及したことに頭を抱えた。 首相の台湾有事を巡る発言は、中国を相手に集団的自衛権行使の可能性に踏み込んでおり、歴代内閣の公式見解を踏み越えた。 台湾問題を「核心的利益の核心」と位置付ける中国側は反発。発言の撤回を求めるとともに報復に踏み切った。国営メディアなども連日、非難を繰り広げている。
「日本最西端の駅」として知られる松浦鉄道(MR)たびら平戸口駅(長崎県平戸市)に併設された鉄道博物館がリニューアルし、昭和レトロな雰囲気が鉄道マニアらの注目を集めている。 同駅は1935年、国鉄伊万里線が志佐駅(現松浦駅)から西へ15・6キロ延伸した際に「平戸口駅」の名で開業。同館は松浦鉄道が第三セクターとして再出発した翌年の89年、鉄路の記憶に親しむコーナーとして構内に開設した。老朽化が進んだため駅開業90周年記念事業の一環として改修。10月末にリニューアルオープンした。 内外を茶系色で統一し、雑然とした印象があったレイアウトを一新。鉄道ジオラマやヘッドマーク、計器類、圧力計など、これまでもマニアを虜(とりこ)にしてきた展示物に説明を付けた。床に立てかけていた紺色、白抜きのホーロー駅名標は「旅情」が増すよう目の高さに展示替え。計200点以上の資料が並ぶ。 千葉県松戸市から訪れた専門学校生
【独自】JR九州が特急かささぎ減便へ 博多ー肥前鹿島、2026年春ダイヤ改正並行在来線の普通列車は増便方針 2025/11/15 6:00 (2025/11/15 12:15 更新) [有料会員限定記事]
福岡市が、市地下鉄七隈線を博多駅から福岡空港国際線ターミナルまで延伸することなどを含む新たな交通アクセス強化に向けた検討費を、2026年度当初予算案に計上する方向で調整していることが分かった。人口増加やインバウンド(訪日客)回復に伴う都市の伸びしろに応じた交通基盤の整備が必要と判断。5月に策定した交通施策の指針「市都市交通基本計画」に列挙した複数の新交通について、実現可能性や費用対効果を本格的に見極める。関係者が明らかにした。
九州新幹線西九州ルート、議論進展に期待の声 佐賀県は「ルート問題でも隔たり」 財源拡充へ議論開始2025/11/7 6:00 [有料会員限定記事]
【独自】福岡市のマリノア跡地に三井アウトレットパーク 2027年春、九州初開業2025/10/31 22:50 (2025/11/3 9:58 更新) [有料会員限定記事]
日本最大のゴキブリが福岡市で急増「巨大で数もすごい」 九州北部に定着、専門家が背景を解説2025/10/3 10:57 (2025/10/21 5:00 更新) [有料会員限定記事]
九州新幹線西九州(長崎)ルートで整備方針が未定の新鳥栖-武雄温泉について、JR九州の古宮洋二社長が近く国土交通省の水嶋智事務次官と面会し、佐賀県が懸念する財政負担の軽減を要請することが15日、関係者への取材で分かった。同社が国に対し、佐賀の立場に配慮した働きかけを行うのは異例で、全線開通に向けた協議を前進させる狙いがある。 古宮社長は8月、佐賀県の山口祥義知事、長崎県の大石賢吾知事と3者会談を行い、財源問題やルートについて意見を交わした。かつて導入が検討された在来線と新幹線の直通運転を可能にするフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)の開発が頓挫し、国が2018年に導入を断念した経緯を踏まえ、国が財政負担面で解決策を示すべきとの認識で一致した。 佐賀県はこれまで新幹線となるフル規格整備に難色を示してきたが、FGT断念という「特殊事情」を踏まえた議論の場に参加する姿勢を見せ、条件交渉のテ
自公連立解消、公明党の怒りに油注いだ自民・高市総裁 側近は連立相手に参政党や国民の名「その方が党の支持率も上がるだろ」2025/10/11 6:00 (2025/10/19 5:00 更新) [有料会員限定記事]
[長崎県]「スゴカ費用」県3億円支援 ICカード大村線全線で利用可に2025/10/10 6:00 (2025/10/18 5:00 更新) [有料会員限定記事]
「玉木首相」立憲民主党が突然の提案 連立示唆の国民民主党に揺さぶり、連合も反発「なめてもらったら困る」2025/10/9 6:00 (2025/10/9 16:16 更新) [有料会員限定記事]
市交通局によると、8月5日午前8時ごろ、健軍町発上熊本行きの電車が中央区辛島町の分岐点で、行き先と異なる熊本駅方面に進行した。運転士が気づき、折り返しポイントがある二つ先の電停で折り返し、元に戻った。約9分の遅れが生じたという。 この分岐点では、手前の地点で10秒停止すればポイントが上熊本方面に変わる仕組みだが、運転士は直前の無線の連絡内容が気になって十分な停止を失念してしまったという。 昨年5月には行き先を取り違えての同様のミスがあり、年間16件の運行トラブルの1件としていた。市交通局は「運転士ら現場の意見も聞き、周知を図るなど再発防止を徹底したい」としている。 (藤崎真二)
佐賀県嬉野市南西部の中山間地にある不動山地区と市中心部を結ぶJR九州バスの「牛の岳線」が、利用者減少などに伴って9月30日で運行を終了した。最終日には、通学に使っていた地元轟小の児童が、同小を訪れた運転士の里村博幸さん(55)に花束を贈り、これまでの感謝を伝えた。 同路線は1950年代に運行を始め、本年度も1日5便が往復。特に早朝の第1便は同地区から轟小に通う1~6年生8人が通学に利用していた。 贈呈式にはバスも来校し、児童代表の6年生北野心海さんが「6年間ありがとうございました。おかげで毎日安心して学校に行くことができました」と感謝。花束を受け取った里村さんは「毎日元気よく乗車してくれて、こちらも明るい気持ちになれた。これからも(別路線で)地域の足として安全運行を続けていきたい」と述べた。 嬉野市は通学の代替手段などとして、10月1日から不動山地区と中心部を結ぶ乗り合いタクシー(10人乗
大正から続く折尾駅の人気駅弁「東筑軒」が事業譲渡 佐竹社長「北九州名物のかしわめしが生き残る道を選んだ」2025/10/1 12:28 (2025/10/2 10:00 更新) [有料会員限定記事]
熊本県は30日、熊本空港(益城町)とJR豊肥線の肥後大津駅(大津町)を結ぶアクセス鉄道(全長約6・8キロ)を巡り、県出資の第三セクターが線路などを整備、保有し、JR九州が運行を担う「上下分離方式」で合意したと発表した。総事業費670億円のうち、3分の1を同社が負担する想定という。 県は2022年に事業費を410億円と公表していたが、物価や人件費の高騰などから約1・5倍に上振れ。豊肥線の輸送力強化で約60億円の追加投資も必要という。沿線で半導体産業の集積が進む豊肥線は今後も乗客増が見込まれており、増収分の一部を整備費などに充ててもらう考えだ。県のルート案では、肥後大津駅から南側に分岐し、高架橋やトンネルを通って空港南側の地上駅に達する。単線で中間地点に行き違いが可能な施設を設置する。 34年度の開業を目指しており、JR熊本駅(熊本市)から空港までの所要時間は20~40分ほど短縮され、48分(
福岡県行橋市観光協会が、行橋駅名物だった駅弁「かしわめし」の復活に取り組んでいる。今夏、駅開業130周年記念で限定販売したところ、完売。10月には第2弾の販売も予定しており、常時販売して観光客などへ地元の名物として定着させたい考えだ。同協会の渡辺隆広事務局長は「有名な北九州市や佐賀県鳥栖市にあるかしわめしと食べ比べを楽しんでもらいたい」と力を込める。
九州看護福祉大の公立化報告書を有識者の検討委が提出 熊本・玉名市、意見公募後に判断 検討委2025/9/27 6:00 (2025/10/5 5:00 更新) [有料会員限定記事]
「外国人が通訳不在で不起訴」「訪日客がシカ蹴る」高市氏発言の根拠は? 専門家反論「実態と異なる」2025/9/26 6:00 [有料会員限定記事]
JR九州「デンチャ」、「長崎駅」にブルネル賞 青柳会長「大変喜ばしい」2025/9/26 6:00 [有料会員限定記事]
2025年は、昭和元年(1926年)から数えると「昭和100年」となる令和の時代。時を超えて、どこか懐かしくも、新鮮な輝きを放つ昭和レトロを体感できそうな九州の「ココ推しスポット」を記者が訪ね、その魅力を紹介します。(随時掲載) 「耶馬溪山天下無」(耶馬渓ほどの絶景は天下に二つとない)-。 約200年前、江戸時代後期の漢学者、頼山陽は訪れた山国谷(現在の大分県中津市耶馬渓町)の渓谷美をこう表現した。 その絶景の地にかつてあった鉄路が「耶馬渓鉄道」だ。1913(大正2)年に開業、中津駅から守実温泉駅(旧山国町)まで36・1キロを結んだ。沿線には青の洞門、羅漢寺といった観光地があり、多くの観光客を運んだが次第に過疎化が進む。利用者の減少などで、75(昭和50)年に全線が廃止となった。 現在、鉄路跡は「メイプル耶馬サイクリングロード」に整備され、ほぼ全線の跡を自転車で走ることができる。鉄路を整備
運行が始まって23日で丸3年がたった西九州新幹線(武雄温泉-長崎間)。JR長崎駅の新幹線ホームはこの日も観光客や帰省客でにぎわった。利用者からは、武雄温泉(佐賀県)から九州新幹線までの「未整備区間」の開通を求める声が相次ぐ一方、佐賀県が反対の立場のため「みんなが納得できる形に落ち着いたらいい」との意見もあった。 静岡県富士市から長崎市に帰省した佐藤理恵さん(53)は、年に2~3回は西九州新幹線を利用するという。「車内がきれいで乗り心地が良く、乗車時間が約25分しかないのはもったいない」。博多駅から乗り換えなしで来られるよう「全線開通」を注文した。 2年前から仕事の都合で香川県に住む町田正信さん(69)は、妻の六江さん(64)と実家のある長崎市に戻ってきた。3カ月に1度は帰省しており「新幹線はやっぱり早いし、すごく便利」。駅周辺は開発が進んでおり「もっと県外から人が来てほしい」と述べた。 長
佐賀県鳥栖市の鉄道文化を次世代に継承しようと、JR鳥栖駅構内の南側地下通路で鉄道写真展「よみがえる鉄道のまち 鳥栖」が開かれている。元国鉄職員の原英機さん(82)が昭和40年代に撮影したモノクロ写真16点が並び、原さんは「鳥栖が『鉄道のまち』だと知らない人が多い。写真を見て、鳥栖をもっと盛り上げてもらいたい」と語った。来年3月まで作品を入れ替えながら展示する。 明治時代に開設された鳥栖駅は長崎線と鹿児島線が分岐する鉄道の要衝。旧国鉄時代は車両基地に当たる「機関区」や貨物列車を仕分ける「操車場」が置かれ、鳥栖市を含む全国12カ所が国鉄から「鉄道のまち」に認定されていた。 写真展は原さんが所属する市民団体「門トス鉄道復活隊」が企画し、JR鳥栖駅が展示場所を提供した。 「サ・ヨ・ナ・ラD51」と題した1枚は、鳥栖機関区の蒸気機関車(SL)のラストランを収めた。1972(昭和47)年3月14日の撮
下水汚泥から生産した水素を燃料電池車に供給する世界初の施設「福岡市水素ステーション」(同市中央区荒津)が長期休業を余儀なくされている。機器の不具合で3月から休業し、特殊な交換部品の製造などが必要なため再開は来年5月になる見込みだ。水素燃料電池(FC)を搭載した市の給食配送トラックが充填(じゅうてん)の場を失って稼働を停止するなど、じわりと余波が広がっている。
北九州市で少年らが「決闘」、殺人未遂容疑などで10人逮捕・追送検 被害者側約15人もバット持ち待ち構える2025/9/17 18:57 (2025/9/18 14:26 更新) [有料会員限定記事]
九州新幹線西九州(長崎)ルートで整備方針が未定の新鳥栖-武雄温泉を巡り、長崎県の大石賢吾知事が4日、首相官邸で石破茂首...
血を吸う「蚊」9月中旬以降に大発生の可能性 刺されること減った?専門家「今は夏バテ中」2025/9/3 6:00 (2025/9/11 5:00 更新) [有料会員限定記事]
【動画】香椎宮と国道3号バイパスを直結 福岡市東区、参道の渋滞緩和に期待2025/9/1 21:08 (2025/9/1 22:39 更新) [有料会員限定記事]
熊本市は市電の安全運行に向け、運行を担う運転士や車掌ら乗務員の処遇改善に乗りだした。現行はほとんどが非正規の会計年度任用職員だが、2026年4月から交通局の常勤職員とする。市は1日開会した市議会定例会に、市職員定数条例の一部改正案を提出した。 市電では24年、重大インシデントを含む年間16件の運行トラブルが発生。今年3月にも、15人が重軽傷を負う電車同士の追突事故を起こした。市は抜本的な改革を図ろうと、専門組織「市電再生タスク・フォース」を6月に設置。あらゆる分野の見直しを進めてきた。今回の処遇改善は「重要かつ喫緊の課題で、再生の第一歩」(大西一史市長)と位置付ける。 交通局によると、処遇改善によって給与や手当が充実し収入が増えることから、離職率の低下など雇用が安定。経験を積むことで、運転技術の向上や若手へのノウハウ継承なども期待されるという。 運転士不足による減便状態を元のダイヤに戻し、
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