タレントの藤本美貴さんが、9月2日にYouTbeチャンネルを更新。視聴者のお悩みに回答する動画を公開しました。

たびたび視聴者からのお悩みに答える動画を公開している藤本さん。
今回は「自己肯定感」をテーマに、視聴者から寄せられた様々な相談に答えています。
40代の女性の相談者から、以下のようなお悩みが寄せられました。
《実の母について》
《私の母は周りの目を気にするタイプです》
《見た目や服装など、おしゃれな人は必ず褒めます》
《息子のお迎えや習い事の送迎をお願いするのですが、息子のお友達ママをあの方きれいなママさんねとか、毎回会ってもいつも綺麗とか、毎度毎度言います。(本人は悪気なし)》
《でもその言い方が私には貴方も頑張って綺麗なママにならないとね! おしゃれなママにならないと! と言われている気がして、毎回嫌な気持ちになります》
《運動会を見に来た際もあのママの髪型素敵だから真似してみらたら? と言う事も》
《それなりに気をつけているつもりだけど、そんなに私って酷く見える? って自己肯定感が下がりっぱなしです》
《昔から姉とも比べられてきて(姉は色白、私は地黒なので)多少慣れてたつもりですけど、自分が親になり、息子を他の子と比べたりしないようにしている反面、いまだに実母に他人と比べられちゃうのかとショックで…》
《受け流すようにしてますが、最近はあまり話したくなくなります》
《送迎をしてもらって感謝はしていますが…ちょっとしんどいです。どうしたら良いのでしょうか》
母親に他人と比べられる……という女性に藤本さんの回答は?
途中で「えー」と驚いたりしながらも、しっかりと相談に聞き入った藤本さん。悩む相談者に対し「ちょっと病んでますね。疲れてますね」とバッサリ言い切ります。
母親の発言と相談者の捉え方について、次のように推察しました。
「『○○さんていつも素敵ね』って、たぶん何とも思ってないと思いますけどね」
「逆にそうやって思うなら、『出来る限り頑張ってるつもりです』とは言ってたけど、そう思うならもうちょっと頑張ってやってみたらいいのにね」
「結局自分もそれ以上はやらないから、ずっと言われてるっていう感覚になるのかなと思って」
そもそも母親が相談者と他人を比べているのかと疑問を呈し、もし自分が言われた場合は
「そうなんだよね。いっつもあの人お迎えなのに綺麗にしているんだよね。すごいよね」
という感想しか出てこないと続けます。また
「私、無理無理、朝から髪の毛巻いてられないからって普通に言う」
と藤本さんなりの返し方を提案。
「それか自分も今の状態で気を使ってるよっていうつもりだったら、そこにもうちょっと自信をもって信念を貫いて、私はそこまでやらない人なんですっていう、自分をグッと持つかだよね」
「自分を持つ」ことができない人に関しては、「ネガティブさ」に問題があると藤本さんは推察します。
「多分、自己肯定感が高いとか低いとかよく分からないって私言ってるけど、捉え方が全部ネガティブってことだよね」
「でもネガティブにとったところで何も始まらないじゃない? って思ったらその時間何なんだろうって思わないのかな」
母親に言われたことに対して、現実の自分が追いついていないことにモヤモヤするくらいなら、一歩踏み出してみては、と解決策へ導きます。
「やってみたけど違ったって自分の自信というか確実なものが1個ずつ積み上げられてるのかなと思う」
「他人と比べられることがショック」という相談者に対して……
「比べてないのよ。ただ感想を言ってるだけお母さんは」
「感想を言ってるだけっていうか、それを共感すればいいのにね。お母さんが言ってる『あの人いつも素敵だよね』『そうなんだよね』って。言えないってことは自分もどこかで戦いたいって思ってるのかな」
「いやいやいや、私も素敵でしょっていうイラつきでしょ。って思うなら頑張れよって話」
不安から抜け出すには、「頑張る」もしくは、そこでは「戦わない」と決めることが大事だと説明。また、藤本さん自身が比べられる職業であることについて問われると
「比べたところで私はその人になれないし、ならないしって思っちゃうかな」
「本当にいいなって思ったら、取り入れられるように努力はする」
仮に努力しても無理だったというケースでも、“やってみる”ことが大切だと語った藤本さん。トライアンドエラーの積み重ねが自己肯定感につながると自身の見解を述べています。
最後に「自己肯定感って何? 私40年間考えたことなかったよ」と、そもそも気にしたことがないと明かした藤本さん。このほかにも「自己肯定感が低いせいで夫と子どもにきつく当たってしまう」「子どもの教育に力を入れる義理の妹夫婦に馬鹿にされていると考えてしまう」など、視聴者のお悩みについてアドバイスを送っています。
この回答に視聴者は?
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視聴者からは
「ミキティの答えは総じて『悩んでないで行動しろ、自分で自分を褒めてまた次の行動をしろ』に行き着く」
「ノンデリな方は間違いなくいらっしゃるし、お母様もその類の方なのかもしれません。事情により離れ難いのであればミキティの言う通り、ふうん。くらいで留められたらいいですが…」
「ミキティの仰るように、たくさん物事を経験して、スモールステップを乗り越えていった先にアイデンティティの確立があり、何があっても揺らがない自分自身を愛して信じ抜く力=自己肯定感が育まれていくのだと思う」
などの声が寄せられています。