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ブラックフライデー
hase0831.hatenablog.jp
読んだ syu-m-5151.hatenablog.com わたし自身、オーバーワークすることでキャリアのショートカットをしてきた。それはつまり新卒で就職してからの数年、腰掛け感覚で働いていて、努力してこなかった時期を取り戻すために圧縮してキャリアを積む必要があったからなのだけれども、その過程で得たこと、失ったことがある。 hase0831.hatenablog.jp 終電=定時、つまり終電が来るまでを毎日の定時退社の時間と定めて、めちゃくちゃに働いた時期があった。朝は9時半に出社し、夜は24時23分発の終電車に走って乗り込むような生活を半年以上続けていた。金曜の夜は「明日の朝を気にせず思いっきり残業ができる」ボーナスタイムだったし、必要であれば連続で徹夜もした。 そこで一気にキャリアを貯金できたのは大きかったし、「わたしも必死で何かをやることができるんだ」という自信もついた。 元記事から
よい記事を読んだので、最近思っていることなど。 note.com 20代の後半で本格的に仕事に取り組むまでは、言葉は悪いけれども「腰掛け」のような感じで働いていました。なので、新卒ボーナスというか、もっとも丁寧に仕事のノウハウをインストールしてもらえる新卒期を漫然と過ごしてしまい、30代で心身の不調を感じ休職するほど死ぬ気で働き、遅れを取り戻す必要がありました。 死ぬ気で働くことの是非みたいなのはありますが、いったん横においておくとして、わたしにとっては必要な時間でした。そうすることで遅れを取っていた経験を圧縮して得ることができたし、経験を得ることで自信もついた。そういう視座を持つ人たちの中に自分を置くことで得られた人との縁、というのもあります。 さて、そうして30代で圧縮して得られた経験を元手に転職をして年収を上げたり、より自分の興味がある仕事についたりできた40代なわけですが、50歳が
「わたしは友だちが少ない」というテーマでここ数日考えていたのだけれども、そういう趣旨の記事を読んだりAIに壁打ちしてもらってみると、最終着地は「友人は少なくても自分が豊かに生きられているのであれば、それでよい」という感じになることが多い。 「自分が豊かであれば、友だちの数は問題ではない」という着地には同感するし、息苦しい人間関係であれば一度整理したほうがよい、という結論は理解できる。ただ、どうしても「友人を『断捨離』しましょう!」という言い方に、とても違和感を覚えてしまうのだ。 もともと『断捨離』という言葉は、やましたひでこさんという人が「片付けのメソッド」として提唱されたもののようで、不要な物を「断ち」、手放し「捨て」、物への「執着から離れる」という考え方のよう。なるほどモノの整理にはよさそうだし、ただ捨てるだけでなく、物への執着から離れる、という発想も共感できる。わたしは「モノより思い
前の記事で「わたしは友だちが少ない」という話を書いたのですが、そもそもなぜ「友だちが少ないとよくない」と思ってしまうのか、というところを書いてみたいと思います。 マジでなんとなくなんですが、子どもの頃からなにか良くないことをすると、親から「そんなんじゃお友だちができないよ」と叱られた覚えがあります。喧嘩すると「だからお前は友だちが少ないんだよ」と言われたこともあったり。そう思うと、わたしにとって「友だちが多い=良いこと」というのは、親からの刷り込みだったのかもしれません。 確かに、子どもの頃はみんなの中心にいて、話題の主役になっている子のほうが人気者、というイメージがありますよね。少なくとも、わたしは人気者ではなかったし、学級委員体質で、ふざける男子を帰りの会で糾弾したりしていました。それでも数人のお友だちはいた覚えがあるし、お誕生日会を開けば何人かは来てくれた記憶があるので、嫌なやつでは
わたしにはママ友がいない。 正確に言うと、会えば雑談したり何かの飲み会に誘ってもらえたりする方はいるのだが、こまめにLINEを交換したり、少人数で遊びに行ったりする人がいない。娘は保育園に0歳のときから通わせていたが、6歳で卒園するまで、結局そういう人はできなかった。 要因を考えてみたことがある。まず思いつくのは、保育園に子どもを預けるのは、有職で働く親が多いことだ。退園時間がバラバラなこともあり、顔見知りが作りにくかったり、会話をする時間がなかったせいだろうか。いや、それでも退園時に保育園の下駄箱のところで世間話をしている母親たちを見かけることはあったし、実際それで周辺住民から苦情が来るほど保護者がたむろしていた、という問題も聞いたことがある。であれば、忙しい時間帯だから話す時間がないということは関係ないだろうし、幼稚園なんかである「保護者が集まってなにか作る時間がないから」というのは、
いい感じにする – notes | hanarenoheya 「いい感じにしといて!」と頼まれたとき、あなたはどう感じるだろう。 「頼み方が雑すぎる」と思う?「お前がやれよ!」と思う?わたしもそう思う。 でも一方で、「いい感じにしといて!」と言われるときに感じる、「頼られている」という気分は、そんなに悪くないなとも思う。様々な要件や条件や制約はあるが、それらをクリアできる手札、持ってるよね?お前ならできるから!と信頼されているなと感じることがある。 元記事にある「いい感じにするふるまいの三要素」は、とても納得感があった。 手段を選べる(Flexibility) 多彩な手段・手法を駆使して柔軟に対応できる力。 デザインしない選択すら、最適解であれば提案できる。多様な概念・スキルを活かし、柔軟にアプローチを変えられることが求められている。いかに自分の手札を多く持ち、常に増やせるかということ。
最近めっきり「HANA」に夢中なはせおやさいです。いかがお過ごしですか。 www.youtube.com タイトルは、HANAのプロデューサーであるちゃんみなの『NO』にある歌詞。 世界を回す私 ありがたく思え全員 歩く高級芸術品 お前のNOは無意味 ちゃんみな NG 歌詞 - 歌ネット ブログとかを書いていると、たまに「NO」をもらうことがあります。100の「YES」があっても、1つ「NO」が来ると、ものすごく食らうんですよね。100の「YES」がぜんぶ霞んでしまうくらいショックです。 なんでそんなショックなのかというと、それはそうで、1つの記事を書くまでにいろんなことを考えて言語化し、言語化した思いを文章に落とし込んで校正して、エイヤッと公開するわけなんですけど、「NO」ってそういう時間の積み重ねを、たった一言でぜ〜んぶなかったことにするパワーがあるんですよね。 それでも伝えたいことや
ミーティングって、カメラONのがいいのかな? 結論はタイトルに書いてしまっているのですが、こんなブログを読みました。 オンラインミーティングでカメラをONにすべきか - Konifar's ZATSU オンラインミーティングでのカメラON/OFFについては、様々な意見があると思います。なんとなく気分が乗らない朝、化粧し忘れたとき、子どもが在宅でわちゃわちゃしているとき……いろんな状況で「いまはカメラOFFでいかせてください」となることってありますよね。 わたしのチームでは週に3回、15分程度の朝会を行っており、そこではカメラOFFにしてもいいよ〜という共通認識があるのですが、基本的にみんなカメラONにしてくれています。 前述のブログ記事でいうと オンラインコミュニケーションはむずかしい。自分の周囲を見渡した感想でしかないが、カメラON以外の方法で多めに反応するというのは皆がすぐに身につけら
急に寒くなってきたので、体調を崩しがちになった。そういうとき、頭をよぎるのが「社会人なんだから、体調管理も仕事のうちだ」という言葉だったりする。 早寝早起きをして、しっかり栄養のある食事をとって、湯船につかり、適度な運動をする……それは確かに素晴らしいことなのだと思うけど、それって手段であって、目的ではない。 なんとなく、なんとなくなんだけど、「セルフケア」および「自分の機嫌は自分で取る」みたいな言いっぷりに、押し付けを感じるようになりはじめた。そりゃあ病気にはなりたくないし、いつだって元気で健康でいられることに越したことはないのだけれど、それと同時に、「元気がないときだって、わたしはわたし」なのでは?と思うのだ。 そして元気のない自分を受け入れられるのであれば、自分のチームのメンバーの元気のないときも「そういうときもあるよね〜」で受け入れてもいいんじゃない?いちいち、細かく心配しなくても
面白かったので。 中間管理職…大変… 中間管理職のコツを教えるよ! 増えるMTGは減らす MTG、多いですよね〜。 わたしは前提が揃っている同期MTGって嫌いじゃなくて、アジェンダとゴールがきちんと設定できていれば、同期でする会話って、ものすごく物事が前に進むと思うんですよね。なので、MTGの質を上げるのも大事だと思っています。それでも量を整理するなら、小田中さんの記事が最適解だと思うので読んでみてください。 ミーティングだらけのカレンダーをスッキリ整理する簡単な方法|dora_e_m 積まれるタスクは自動化する 管掌範囲が広がるのはまあしょうがないとして、そうなると、入ってくる情報がものすごく増えますよね。でも、それに対して払える注意力には上限がある、とダニエル・カーネマンさんも言っておりましたし、そういうのを理解しておくが必要なんじゃないかと思います。飛んでくるメールやメンションを自動
2021年9月にSmartHRへ入社して、丸3年が経ちました。 hase0831.hatenablog.jp 入社したときはマネージャー直下の1人目ディレクターだったのが、あれよあれよという間に組織は拡大。所属していたコミュニケーションデザイングループも組織改編により、「ブランディング統括本部」として生まれ変わりました。 note.com ちなみにわたしの社員番号は500番。今となっては1,000人を超える大所帯になったSmartHRですが、まだまだカオスで、やることは山積みです。これは言い換えれば、関わりしろがめちゃくちゃある状態なのですが、そういえば仕事についてはしばらく書いてなかったな〜と思っていたときに、以下のTweetを発見しました。 入社エントリと退職エントリよりも、3年とか5年いてこれからもやってくぜっていう在籍エントリ読みたい。自分はそっちの方が興味ある。 — あいぽん/米
いざ総合病院へ これまでは街の婦人科で診てもらっていたものの、手術の検討となるとさすがに街のクリニックでは対応できないので紹介状を書いてもらう。CD-ROM的なものも入っており、ずっしり重い。総合病院の予約はすぐ取れたので、仕事の調整をして検査へ。 朝、保育園へ向かう娘と送る夫と3人で一緒に家を出られたので、少し緊張がゆるまった。自宅からは電車で1駅、娘も救急でお世話になったことのある病院なのだけれど、通常診察の時間は初めてだな〜と思いながら受付を済ませ、婦人科へ。 子宮体がんの検査、えぐい 紹介状である程度の病状は把握いただけていたので、まず内診、超音波で子宮と卵巣の状態をみてもらう。左の卵巣が4〜5センチほどの大きさに腫れていて(通常は2〜3センチ)、全体的に子宮筋腫がバババッとありますね〜とのこと。 前回の子宮がん検診から時間が空いているし一緒に検査しちゃいいましょう、とのことで言わ
子宮内膜症と子宮筋腫を25年くらい患っており、20代の頃いちど右側卵巣切除の手術を受けています。で、40代も半ばを過ぎ、子宮がんの予防的治療として、子宮摘出を検討しているよ、という話を書き始めます。 かかりつけの婦人科医と話していて挙がった案なのだけれど、2人めの子どもも作らないし、不正出血とかもしんどいし、マメに婦人科検診を受けるなどメンテナンスも大変だし、いっそのこと取っちゃうのもありですよね〜という流れから。 リアルタイムの記録にどのくらい意義があるのか、書けることと書けないことの境目はどこなのか、みたいな迷いはあれども、なんかまあ〜やってみるかと思ったので書き始めてみます。どこまでとるかも決まってないし、もしかしたら最終的に「とるのやめよう」になるかもしれない、というくらいの状況なので、「やめたよ」も「やるよ」も含めた記録として、誰かの役に立つといいな。 手術してもらう予定の総合病
年末なので、様々な会社の様々なアドベントカレンダーの記事を読んだ。どれも面白く、どの会社も素晴らしい制度設計があり、素晴らしい運用体制があり、素晴らしい思想のもとそれが実現しているように見えた。 ただ、それが実際のところどうかなんてわからなくて、もしかしたら理想は記事の通りかもしれないけれど、実態はもっとぐちゃぐちゃで、混沌としているかもしれない。中の人からしたら、「あんなの、絵に描いた餅だよ」と嫌味のひとつも言いたくなるかもしれない。 でも、最近のわたしは「絵に描いた餅でも、まず餅を描いてみることが大事」と思っていて、ああ、あなたがほしい餅はそれなんだね、まずはそれが分かってよかった、と割り切って捉えられるようになった。 どんな餅が欲しいのかさえわかれば、実際にそれにはどんなものが必要か、イメージすることができる。この「とりあえず描いてみる」というのがとても面倒でダルいんだけど、だからこ
www.youtube.com この記事はインターネット老人会AdventCalendar2023、25日目の記事です。 俺とお前とインターネット。お前とインターネットとのなれそめを聞かせてくれ!! と題して始まったインターネット老人会のAdventCalendarでしたが、様々な記事が集まって、わたしが一番楽しんでいた読者だったのではないだろうかと思います。みなさん、ご参加ありがとうございます。 わたし自身は、最初に購入した(正確には祖父母に買ってもらった)パソコンはPC-9821 Canbe。わけもわからず、ワープロソフトで同人誌に参加するための小説を書いたり、好きな文章を写経したりしていました。その後、一世を風靡する「iMac」のボンダイブルー(初代)をゲットし、ハチャメチャにインターネットにハマりました。 当時、もっともハマっていたのは「チャット」。映画好きが集まる「シネマちゃっと
これはなに こんにちは。株式会社SmartHRコミュニケーションデザイングループ、Opsユニットチーフのmikityです。またの名をhase0831と申します。これはSmartHR AdventCalendar 2023、23日目の記事です。 この記事では、ビジネスサイドに所属するわたしのチームで、プロダクト開発の手法である「スクラム」を取り入れるまでの経緯ついて書いてみたいと思っています。 主にビジネスサイド、スクラムについてまったく分からない人向けのお話です。 そもそものきっかけ わたしがチーフを担当しているコミュニケーションデザインOpsユニットでは、デザイナーとノンデザイナーの間をつなぎ、クリエイティブ制作の業務スピードの改善や効率化を推進することをミッションとしています。 2023年の5月に立ち上がったユニットで、まだ混沌としているのですが、わたしたちはいくつかの課題を抱えていま
Sponsored by ビックカメラ カメラにまつわる思い出がある。 と言っても、それを購入するときに接客してくれた店員さんの話だ。 もう20年以上も前のことだろうか。写真が好きでカメラメーカーに勤めていた父の影響で、自分のカメラを持つことになった。父から借りていた無骨な一眼レフは、1日首から下げているとアザが出来てしまうほど重く、父からも「そろそろ自分のカメラを持ってもいいんじゃないか」というアドバイスをもらったからだ。 子どもの頃から、カメラメーカーのレンズ技師として働く父が大好きだった。自分の仕事に誇りを持っていることがよく伝わってきたし、たまに家に持って帰ってきてくれる部品の一部(たぶんあれはペンタプリズムだったと思う)がきれいで、これはカメラのこういう機能に使うんだよ、と教えてくれる父がカッコよく見えた。 そういう父であったので、家にはいろんな種類のカメラがあったけれど、祖父か
※本記事ははてなブログ×codoc連携サービスのプロモーションのため、はてなからの依頼を受けて投稿しています※ 40代も半ばを迎え、わたしは日々惑い続けているのですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。 「四十にして惑わず」……と、当たり前みたいな顔して使っていますが、実際のところどういう意味なのか、改めてChatGPTさんに尋ねてみました。ちなみにChatGPTに質問を投げるときは「小学生にも分かるように説明してください」とつけるのが最近のマイブームです。 回答を以下に引用してみますね。 「四十にして惑わず」という言葉は、日本のことわざの一つです。これは、人が四十歳になる頃には、自分自身の考えや信念に基づいてしっかりとした判断力を持ち、他人の意見や外部の影響に左右されずに自分の道を進むことが大切だという意味を表しています。 具体的には、四十歳になる頃には、人は人生経験を積み、自分自身の人
これめちゃくちゃわかるなあ〜〜〜!40代は常にどこかしら調子が悪い。 今日も午前中調子が悪くてちょうど午前半休を取ったばかりで、今は元気になっているんだけど、「今は元気です!」っていうエクスキューズを付けないと調子が悪いと言いづらいし、調子が悪いだけなら40代の今はどこかしら調子が悪い状態で、なんとか日々をつつがなく過ごすためにあれこれ策を講じているからなんとかなっている状況 体調不良の時に体調不良の具体的な話を言いづらいという話 - Really Saying Something 仕事を休むときに使う理由「体調不良です」の中にも、いくつか種類がある。 風邪ひいたとかお腹こわしたとか、具体的な”病名”がある体調不良もあれば、天気痛みたいな、気圧とか気候で調子がよくない、頭が働かない、みたいなときもある。 www.zenyaku.co.jp 前者のほうでも「持病」とそれ以外では、対応が全然ち
これらの記事を読んで、「自分はどれくらいだろう」と思って最古の記事を遡ったら2008年2月で、もう15年も経っていた。 その間にあったことと言えば、結婚して離婚して、再婚して、海のそばに引っ越して、子どもを産んで、また東京に戻ってきて、仕事を変えて……と、いろいろあったね!という感じ。 そのへんはなんとなくだけれど過去の記事として残っていて、振り返ることができるのがすごくいいなあ〜と思っている。最近は頻繁に書く機会は減ったけれど、ブログのことを思い出しては書き、またしばらく忘れ、また思い出しては書き……を繰り返している。なので、まあ「やめてはいない」という感じが近いかもしれない。 ここしばらくの気分としてはこんな感じで、 2007年からtwitterを始めて、なんやかや盛り上がってる流れに乗るようにしてブログがちょっと有名になって、ものを書かせてもらったり登壇させてもらったりの思わぬボーナ
年末年始、ひさしぶりの友人から連絡が来るタイミングに、「上手に気にかけること」の大切さを感じました。 折に触れ、何かなくても「最近どうしてるかと思って」と連絡をくれる人が、ひとりでもいることのありがたさ、というのがあると思います。 仕事仲間でもいいし、古い友人でも構わないし、とにかく間が空いても「最近どう?」と気軽に声を掛けてくれる人の存在が、なんとなくこの世界への存在承認のように思えるときがあります。 現金なもので、元気なときには、そういうのって忘れちゃうんですよね。でもふとしたときに「どうしてる?元気?」と聞いてくれる人がいてくれるだけで、なんとなく自分が大丈夫でいられることってあるなあ、と思いました。 実際そういう友人が何人かいて、「なんかこの話したくてさ〜」とネットニュースのリンクとともに雑談を投げかけてくれたり、特に理由はなくとも「最近なにしてんの?」と連絡をしてくれる人がいます
晩ごはん、家族で外食をしたときに、おでんのこんにゃくに切れ目が入っていて、娘に「これ、かわいいね」と言われた。 こんにゃくの切れ目をかわいいという感性も好きだなあと思いつつ、「こうやって切れ目を入れて煮ると、味がしみるんだよ」と教えると、自分の取り皿にあったはんぺんに子ども用のフォークを刺して「こうすると味がしみるから」と言うので、食べる準備ができてるものには切れ目は入れなくていいんだよ、とまた教えた。 教えたことをすぐ自分でも使ってみるところがとても子どもらしくてかわいいなと思った。 そのあとスーパーに寄って、夫と娘が外で待っている間、夜空を見上げていた娘が、会計を終えて出てきたわたしに「お月さまが、はんぺんみたい」と教えてくれた。 それは確かにさっき食べた丸はんぺんのような形をしていて、夜空にぽかっと白く円を描いていた。 きれいだなと思っていると、夫が「あのはんぺんには何がしみているの
考えを言語化する力の大切さ この数年、リモートワークが加速し他人とのコミュニケーションがオンライン化するにつれ、自分の考えていることを分かりやすく伝わるよう言葉にする技術の大切さが増してきているように感じます。 会話がチャットベースになったことで曖昧な相談や気持ちも明文化する必要が増えたり、ちょっとした言葉の足りなさで相手とのコミュニケーションが行き違ってしまう経験が何度かありました。 そうなってくると、自分の考えていることをきちんと言語化して相手に伝わる言葉にしていくというのは、ある程度意識して磨かなくてはいけない技術なんじゃないかなと思っています。 言語化する技術というのは、ちょっとしたノウハウはあるものの、基本的には自分が考えていることを言葉にする、言葉にしたものが相手に伝わりやすいものになっているかを点検する、分かりにくければ修正してまた点検する、その繰り返しをしていくことでしか磨
読書、お好きですか。わたしは好きです。 本には著者や編集さんのいろんなエッセンスがギュッと詰まっており、一冊を読み通すことで圧縮した知見が得られるところがいいなあ〜と思っており、育児の合間にKindleなどを活用して読書を楽しんでいます。 blog.tinect.jp この記事でしんざきさんが書かれている「何かを出力することを意識して読む」というのはとても良くて、共感しました。誰かに感想をお伝えする前提で読むと、読みながら脳内が整理されるのでとても有効、という実感があります。 読書は何かの追体験としてもいいし、何かを学びたいと思ったときの思考のモノサシとしても大変役に立つと思っています。なので誰かに何かを学びたいのですが……と相談されたときには、まず入門編の書籍を薦めることが多いのですが、読み方についてはあまり考えたことがなかったなあと思ったので、今までやってみた工夫などをまとめてみようと
転職して1年が経ちました。えっ……まだ1年……?もう3年くらい働いている気がするんだが……?という感じではいますが、それでもまだ1年。山あり谷ありで、やれたこと・まだやれていないことを机に並べて、ウンウン考え続ける日々でございます。 そんな感じで日々楽しく働いているのですが、気づけば40代も後半。子どもはまだ4歳ですが、毎日可愛さを増しており、こうやって「ママー!」と繰り返し呼んでくっついて来てくれるのは、あと何年なんだろう……としみじみしながら、自分の仕事と生活、個人のバランスを取るためにどうしたらいいか、について思いを馳せています。 何度か書いていますが、わたしは仕事に本気で取り組み始めたのが20代後半で、キャリアのスタートが遅かったため、その遅れを取り戻すために、かなりハードワークする方法を選択しました。定時=終電くらいの認識で働いてみたり、残業時間がちょっと公には書けないくらいの時
今日、45歳になった。 ……と書いたところで、めちゃくちゃビビった。自分がその年齢になったことを、まだ受け入れられていないのかもしれない。かといって「気分はまだ30代!」という感じでもないし、「もうオバサンよ〜」というノリでもない。 なんというか、「わたし」が「わたし」のまま年齢を重ねたら、こうなっちゃった、という感じがするのだ。 変わったこと、変わらないこと 20代の頃と変わらず変な音楽が好きだし、インターネットが大好きだ。今年になってからは、お笑いライブにハマってあれこれ首を突っ込んだりしている。確かに音楽ライブより、お笑いライブは「座って観られる」というメリットがあり、そこに楽さを見出している時点で加齢を実感するけれど、好きな芸人を見つけ、近況を追い、チケットをちまちま探して劇場へ足を運ぶ、というのを子育ての合間にできているのは、なんとなく自分が思っていた40代の行動ではないよなあと
ここ好き https://t.co/rJSnFM13kB pic.twitter.com/j57QGlp2Uw— はせおやさい🔥WFH (@hase0831) 2022年8月4日 気になってKindleで買いっぱなしになっていたけど、読み始めたら一気に読んでしまった。 プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」 作者:木部 智之 KADOKAWA Amazon 炎上プロジェクト、燃えてるところに放り込まれることもあればうっかり燃えてるのに気付かなかったこともあり、ものすごく参考になった。 とくに腹をくくれるかどうかで成否は9割決まる、という箇所は本当にそう!と膝を打ちたくなるほどで、2022年下期のテーマにしようと思う。 それ以外にも、単なる根性論でやりきれと言うわけではなく、とても納得感のあるバランスで具体的なノウハウが書かれているので、鎮火部
つまみにぴったりな「るんるんパスタ」。ザクザクとした噛み応えと香ばしさが堪らないパスタスナック。今回わさび味をはじめて食べたんだけど、ツンとくる辛さがあってクセになる美味しさ😋 pic.twitter.com/2CcQPBByOM — せんべろnet (@1000bero_net) 2022年3月6日 twitterで流れて消えていったのが気になって、Amazonで買ったらめちゃくちゃうまかった「るんるんパスタ」が怖い。ショートパスタを油で揚げて味付けしたものが小袋になってるものなんだけど、わたしがジャンクフードに求めているものすべてがある。ガリガリの食感、塩、油、ケミカルな味がたまらん。なんかわからんけどうまい。でもなんか身体によくなさそうな感じがビンビンする。 【お試しアソート】るんるんパスタ 人気3種セット 105g(塩味・コンポタ味・わさび味)各1袋 計3袋【おしゃれなイタリアン
いろいろ読みました。というかこのへんの話題、観測するメンツが似てきているので、もっといろんな人の文章を読みたい。みんなどこで書いているの。 どうせ俺らは早く死ぬ - phaの日記 生きに生きて40歳、俺らは結構長く生きた - シロクマの屑籠 『自由』が『虚無』と化した先の人生の生きがいについて(あるいは個人主義と共同体主義の狭間で) - 自意識高い系男子 いくつか読んだ感想をメモしておくと、わたしたち40代は、10代の頃に思っていたより長く生きたのだなあと思う。思春期をぎりぎりいっぱい延長できるほどもう若くはないし、喪ってしまったものも、たくさんある。 なにかに熱狂するエネルギーであったり、好き/嫌いに対する爆発的な感情みたいなものが年々なだらかになっていき、まさに「人生の秋」のような、しんみりした味わいが出てきたなあと感じる。 とはいえ、その喪失感にはまだ「みずみずしさ」があり、自由を持
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