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ブラックフライデー
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鳥取県の平井伸治知事は3日の県議会12月定例会本会議で、高市早苗首相と11月19日に面会した際、首相が人口減少問題について「地方は東京を見習って」と発言したことに言及。地方の人口減少の背景には東京一極集中があることを踏まえて「何だろうかなと思った」と違和感を口にした。
鳥取県出身初の宰相として、約1年間にわたり、国政のかじ取り役を担った石破茂前首相(衆院鳥取1区)。政界屈指の読書家として知られる石破氏は、在任中、国立国会図書館で33冊の本を借りている。激務の合間を縫って直接6度も訪れ、就任後も変わらず読書好きの一面をのぞかせた。では、実際にどんな本を読み、折々の政策判断や外交姿勢にどんな影響を与えたのか。本人に聞いてみた。
交通系ICカードの早期導入に向け平井知事(左)に協力を求める長戸町長(右から2人目)ら=21日、鳥取県庁 鳥取県東部の4町(岩美、若桜、智頭、八頭)は21日、交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」の県内全鉄道路線への導入を求める要望書を、県に提出した。平井伸治知事は、協力してキャッシュレス化実現をJR西日本に働きかける考えを示した。 イコカの利用が可能な県内の駅は、山陰線では鳥取―倉吉と伯耆大山―米子の各駅。下北条―淀江の各駅にはIC改札機が導入されていないが、同区間をまたぐ場合は利用できる。伯備線は根雨、生山両駅のみ導入され、境線は車載型の車両で各駅で利用できる。一方、鳥取以東の山陰線と因美線は「イコカ空白地帯」となっている。 岩美町の長戸清町長のほか3町の副町長が県庁で平井知事と面談。長戸町長は訪日客の大半がクレジット決済を利用している実情を踏まえ「キャッシュレス化は避けて通れない」
「第18回妖怪川柳コンテスト」の入賞作品を発表する着ぐるみの鬼太郎とねこ娘=2024年3月21日、境港市の夢みなとタワー 妖怪をお題に世相や流行を詠む「妖怪川柳コンテスト」が、作品を募集中の第20回を最後に終了することになった。主催する境港観光協会は、人工知能(AI)の発達で妖怪川柳を簡単に作れるようになり、人間が考えた句と見分けることが難しくなったためとしている。 同コンテストは2006年、漫画家水木しげるさん(故人)の出身地・境港を妖怪のまちとして全国にアピールする取り組みの一環でスタートし、毎年途切れることなく開催。日本全国や海外から応募があり、ピークの14年は8335句が寄せられた。「妖怪川柳大賞」など入賞作品を選考し、発表している。 近年は漫画家の弘兼憲史さんが特別審査員を務め、前回は約2500句の応募があった。ただ、AIの影響で岐路に立たされていたという。同協会の古橋剛シニアマ
JR西日本は29日、文豪ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と妻セツをモデルにしたNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の放送開始に合わせ、ドラマの登場人物のラッピングを施した特急やくもの運行を始めた。夫婦とゆかりが深い山陰地方への観光を「八雲」でラッピングしたやくも車両で盛り上げる。 ドラマの盛り上げと主な舞台の松江エリアへの観光誘客を図ろうと、JR西日本とNHKが企画した。 ラッピングはヒロインの松野トキ(高石あかり)、外国人英語教師レフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)が1人ずつ描かれたデザインと、2人が手をつないで橋を渡る場面の計3種類。1編成(4両)で1種類のデザインを採用し、やくも全11編成のうち、6編成をラッピングした。 大きさは縦78センチ、横82センチ(グリーン車)で、岡山駅に向かう上りは車体左側、出雲市駅への下りは右側にデザインが見える。 ラッピングは、ドラマの放送が終了する来年3
デザイナーや企業がデザイン、プロジェクトを国際的に披露する海外アワード「DFAアジアデザイン賞2024」で、岡山-出雲市駅を結ぶJR西日本の特急やくもの新型車両273系が、銀賞に選ばれた。今年春に運行開始した新型車両は、国内では停車駅などを含めた「特急やくものブランディング」で本年度のグッドデザイン賞を受賞しており、国内外で高く評価されたデビュー年となった。 DFAアジアデザイン賞は、香港をアジアの優れたデザイン拠点として確立することを目的に設立された「香港デザインセンター」が主催。アジアの視点から優れたデザインを表彰しようと、2003年に設けられた。 JR西日本の受賞は初めて。新型やくもの273系は、複数ある主要分野の中から、「空間デザイン」分野で銀賞を受賞した。選考理由は明らかにされていない。計215件の受賞のうち、銀賞は43件だった。 273系は半個室空間「セミコンパートメント」を取
梅雨が明け、夏本番を迎えた。気象庁の長期予報によると今夏は例年以上の暑さが予想され、既に猛暑日の日も観測されている。夏休みで出かける機会が増える中、JRなどの鉄道では暑さによりレールの温度が上昇して...
鳥取県大山町で、アメーバのような単細胞生物「粘菌」が発光しているのが確認された。専門家らは「これまで粘菌が光ることは確認されておらず、史上初の発見の可能性がある」と注目する。 見つけたのは同町下市の自然観察指導員、白石泰志さん(42)。6月16日の午後11時ごろ、同町羽田井の甲川の上流部を訪れた際、朽ち木で2、3ミリ程度の粘菌が緑色に発光しているのを見つけた。近くには暗所で緑色に発光することで知られる1センチ弱のキノコ「ヤコウタケ」が生えており、当初は「かさを開く前のヤコウタケか」と思ったが、観察しているうちに粘菌だと気づいたという。 専門家らに情報を共有すると、見た目の特徴から「シロウツボホコリ」という粘菌とみられると指摘があった。粘菌はキノコを食べることで知られ、ヤコウタケを食べて発光していた可能性などが考えられるという。白石さんは町内の他の場所でもシロウツボホコリを観察したが発光する
開業から90年以上が経過しているJR浦安駅(琴浦町徳万)の再整備計画が、町とJR西日本の間で協議されている。現在の設備を撤去して小規模な駅舎を建設する計画だが、地域を象徴する駅の縮小に住民からは「にぎわいが失われる」と懸念の声が上がる。駅の利用者が減少の一途をたどる中、持続可能な施設運営と活力維持のはざまで町は難しいかじ取りを迫られている。 計画は、増加が見込まれる施設更新コスト削減のため、JR西が2018年から無人駅を対象に進めている簡素化事業の一環。1934年開業の同駅は駅舎や渡線橋など設備の老朽化が深刻で、JR山陰支社が昨年8月、町に活用の検討を打診した。協議の結果、JR西が駅舎やトイレ、渡線橋などの設備を解体した後、町が新しい駅舎を整備することで合意。新駅舎は現在より小規模なものとし、渡線橋の撤去に伴うホーム南側へのアクセスは、JR西が隣接する駐車場からの出入り口を整備して確保する
八頭町国中にあるJR因美線の無人駅・河原駅で、平日午前の数時間だけ切符を販売する女性がいる。同町米岡の山本迪子さん(88)は、JR西日本から切符を販売する「出札(しゅっさつ)業務」を委託され、20年以上1人で窓口に立つ。こうした簡易委託駅は全国各地で姿を消しつつあり、珍しい手売りの切符を求めて全国から愛好家も訪れている。 「今日は歩いてきたの?」「わんちゃんは元気?」「気をつけて行ってらっしゃい」-。23日午前8時半すぎ、河原駅に山本さんのはつらつとした声が響いた。切符を購入する人はほとんどが近隣住民で、多くても1日に5人ほど。同9時前の鳥取行き列車が来るまで、出札室のパイプ椅子に座って世間話に花を咲かせるのがお決まりだ。
交流サイト(SNS)で影響力をもつ香港人インフルエンサーのうまるさん(23)が、鉄道をメインにした観光コンテンツの取材で鳥取県を訪れている。香港での鳥取の認知度向上や観光客誘致の促進が狙いで、21日は伯耆町内で特急やくもの撮影や駅印集めを楽しんだ。 鳥取と香港を結ぶ直行便が就航していない中、関東や関西から鉄道を利用したアクセス方法を紹介し誘客につなげようと、県が日本の鉄道愛好家でもあるうまるさんを招待した。 JR岸本駅付近の撮影スポットでは、新型やくもと朱色の帯の「ゆったりやくも」色の車両の写真のほか、新旧車両の違いや撮影時のマナーを解説した動画を撮影。岸本駅では伯耆溝口駅と岸本駅の駅印を購入し、駅印帳に収録した。 うまるさんは「鳥取はのどかで、関東や関西とは違った一面を体験できる。動画を通して駅印を集めながら鉄道に乗って旅をする、新たな旅の形を提案したい」と意気込んだ。 24日まで県内各
漁船などの明かりが反射して夜空に光の筋が出現する珍しい現象「漁火(いさりび)光柱」が鳥取、島根両県で11日夜に確認された。鳥取県大山町では御来屋漁港(同町御来屋)の上空に神秘的な光景が広がる様子が撮...
4月の衆院島根1区補欠選挙告示まで、16日で1カ月となった。政治資金パーティー裏金問題などで自民党は猛烈な逆風にさらされ、同補選の結果次第では政権の基盤が揺るがされかねないだけに、全国の注目を集めて...
「渇(かつ)え殺し」と呼ばれ、日本史上最も過酷な兵糧攻めの一つとされる羽柴秀吉の鳥取城攻め。落城後、久しぶりに食事した城兵らの多くが命を落としたという惨事が日本最古の「リフィーディング症候群」の事例とする論文が、国際医学雑誌に掲載された。郷土史や医学界がこれまで逸話として扱ってきた惨事の原因が改めて検証された。 あくまで逸話 鳥取城攻めがあったのは天正9年(1581年)。織田信長の家臣、太田牛一が記した「信長公記(しんちょうこうき)」によると籠城戦は3カ月以上にわたり、食料が尽き果てた後、同年10月25日に落城した。城兵らを哀れに思った秀吉が食事を与えると「食べた人は食に“酔って”しまい、過半数がすぐに死んでしまった」とある。 この惨事は、低栄養状態の患者に急激な栄養投与を行うと、低血糖や電解質異常を起こし、死亡を含めた重篤な合併症を引き起こす同症候群の疑い事例として有名で、研修医が勉強に
JR西日本は17日、東大阪市の近畿車両で岡山-出雲市を結ぶ特急「やくも」の新型車両「273系」を報道陣に公開した。大山の朝日や宍道湖(島根県)の夕日、たたら製鉄の炎など沿線の風物をイメージした「やくもブロンズ」の外装に、特急の由来「出雲」にかかる枕ことば「八雲立つ」にちなんで折り重なる雲をデザインしたシンボルマークを配置。44両(4両11編成)を2024年春から順次投入する。
平素より、大阪日日新聞をご愛読賜り、厚く御礼申し上げます。 既にお知らせしました通り、皆さまにご愛読いただきました「大阪日日新聞」は本日7月31日付をもちまして休刊いたします。 1911年に前身の「帝国新聞」として創刊されて以来、言論の灯を絶やすまいと紙面制作を続けて参りましたが、社会情勢の変化に伴うかつてない厳しい経営環境に直面し、休刊という決断に至りました。これまで長年にわたり本紙をご購読いただいた読者の皆さまに厚くお礼を申し上げます。また、取材にご協力いただいた皆さま、新聞制作・配達にご尽力いただいた関係者の皆さま方にもお礼を申し上げます。 なお姉妹紙、週刊大阪日日新聞は引き続き発行いたします。ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。 株式会社新日本海新聞社
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全大阪労働組合連合会(大阪労連)は3日、「大阪で普通に子育てするには年間550万円から840万円が必要」というアンケートの分析結果を発表した。大阪労連は少子化問題の解決に向けて「家族を形成する費用を最低限保障できる政策の実行が必要」として最低賃金の引き上げなどを求めた。 調査は大阪労連に加盟する労働者など約9500人を対象に、2021年2月から同年8月に実施。「子どもを普通に育てる」ために必要な生計費を試算した。税・社会保険料込みの月額で、30代で約45万6千円、40代で約56万円、50代で約70万円という結果で、年額換算すると30代約550万円、40代約670万円、50代約840万円。 調査で想定した「普通の生活」は、30代の場合で夫婦と小学生(公立)、保育園児(私立)の4人家族。43平方メートル前後の賃貸住宅に住み、家賃は約6万円。月の食費は11万円(1人1食300円あまり)。夫の昼食
大阪府と大阪市が誘致を進めるカジノを含む総合型リゾート施設(IR)の認可を巡り、建設予定地である大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)の地盤の問題が浮上している。府と長崎県が4月にIRの区域整備計画を申請しており、現在、国の有識者委員会が審査中だ。松井一郎市長は11月14日、審査の状況に関して「地盤について問題点が指摘されているのできちんと説明したい」と話し、国から説明を求められていることを明らかにした。これまでも大阪湾の埋め立て地である夢洲は液状化や土壌汚染、地盤沈下の問題が指摘されてきた。大阪市はすでに土地改良工事費で790億円という巨額の支出を決めているが、これ以上膨張することはないのか。安全性に問題はないのか。問題点を点検する。 大阪府・市が対策を必要としている夢洲の地盤の課題と費用は土壌汚染対策(360億円)、液状化対策(410億円)、地中埋設物の撤去(20億円)、地盤沈下対策(未定)
日本維新の会の守島正衆議院議員(40)が大阪日日新聞の取材に応じ、今夏の参院選についての展望などについて話した。20万人以上署名が集まった統合型リゾート施設(IR)を巡る住民投票については否定的な見方を示した一方で、参院選での争点とし、大阪府民の判断を仰ぐ意向などを明らかにした。 ―昨秋の衆院選では躍進したが、今の府民の反応をどう見ているか。 昨秋、急に支持が上がったわけではなく、この10年間、行政への評価などで暫時的に支持が上がってきたと思っている。今もその流れは続いている。 ―参院選、大阪選挙区(改選4)についての手応えは。 改選される2候補については6年間の実績がある。大きなネガティブ要素も少なく、丁寧にこれまでやってきた実績などを継続的に進めていけば結果はついてくるだろう。一方で党としては他党との違いを見せるキーコンテンツが何かというのが課題だ。IRや万博など描いているビジョンをし
話題を追う 大玉品薄 贈答用ナシ!? 高温、少雨影響の「二十世紀」「新甘泉」 早々に完売、晩生梨に期待
元ジャマイカ代表が県職員に 世界陸上金メダリスト クリスティン・デイさん キャンプの選手団サポート 任期1年、県内で競技指導も
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VOICE(ボイス) NO.61 西村芳将さん(56) 鳥取地域史研究会会委員 国籍での判断に愚かさ 朝鮮人「密航」の取り締まり疑問
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