スウェーデンの保健相が、記者会見中にステージ上で突然倒れた。関係者の素早い対応に称賛の声が寄せられている。
エリサベット・ラン氏(48)は9月9日、保健担当大臣に任命された。
同日、クリステション首相とともに、報道陣からの質問に応じている最中に突然意識を失った。
映像では、ラン氏が演台ごと前方に崩れ落ち、現場にいた政治家や記者たちがすぐさま彼女のもとに駆け寄る様子が記録されている。
スウェーデンの公共放送局SVTによると、ラン氏は政府の警備担当者に支えられて会場を離れたが、しばらくして会見に復帰したとされる。
ラン氏は、倒れた原因について「血糖値の低下」と同局に説明している。
「普段どおりの火曜日ではなかった。低血糖になるとこういうことが起きる」と語った。
SNSでは、現場にいた関係者の素早い対応に称賛が集まっている。
💬「白い服の女性、まるで救急隊員みたいだった。反応が早くて、ためらわずに全力で助けようとしてる」
💬「かわいそうに……。私も食事を抜いたり無理しすぎて何度も倒れたことがあるから、よくわかる」
💬「隣にいたスウェーデン首相のあわてぶりもすごい」
💬「緊張もしていただろう。お大事に」