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ChatGPT
note.com/indo_european
ご無沙汰してます。大山です。 さて、Duolingoという語学学習用アプリがあります。結構いろいろな人がやっているみたいですね。私も以前2つほど紹介記事を書きました。 今の連続記録は2810日ちょっとです。来年には3000日記念の記事が書けそうですね。時の流れがちょっとした恐怖です。 ところで、私の持論として、「アプリは副教材」というのがあります。教科書で勉強するのを億劫がってアプリだけでやろうとすると効率が悪いと思ってます。教科書の補助をするためにアプリを使うのがオススメというわけですね。 でも、よくよく考えたらアプリだけで何かひとつの言語を本当にガチで勉強したことってないよなあ……そうだ!この機会に完全初見の言語をアプリだけで習得できるか検証してみよう! 「アプリは副教材」が持論なんですけど、ここら辺で #ゼロ円語学生活 の延長として「Duolingoだけ縛りでガチで勉強するにはどうす
前回の四週間チャレンジみなさま、一ヶ月ぶりです。大山です。 就職してからお金の余裕が出来たので、長年の夢だった大学書林の『〇〇語四週間』の収集ができるようになりました。ここのところは、この四週間シリーズを本当に四週間でやり終えるというチャレンジをやっています。酔狂です。 わたしは言語学者である以前に語学マニアなので、語学書の収集が趣味です。昔はお金の関係で古本屋を丹念に探して少しづつ集めてきたのですが、就職してからはちょっと背伸びができるようになりました。 ...というわけで、遂に買ってしまいました。『ペルシア語四週間』。わーい。 pic.twitter.com/0TfE32vM4s — 大山祐亮(Yūsuke ŌYAMA) (@Yusuke_OYAMA_) January 15, 2024 中国には、上の二冊に加えて、『ギリシヤ語四週間』を持ってきていました。というわけで、今回は、その『
「日本語ヘブライ語説」とか、「日本語タミル語説」とか、「日本語ラテン語説」とか、「日本語マレー語説」みたいな説が堂々と出版されたり、中にはネット上で真面目に検討されているものさえある。今回は、これらが何故言語学畑の人間に相手されないのかということについて少し考えてみたい。 実は、これらの問題点については簡単に回答が可能で、「音法則に例外なし」という比較言語学の前提を無視して議論しているからだ、の一言で足りてしまう。これは「ある音が変化するときには同じ環境にある同じ音は全て同じ変化をする」というもので、比較言語学をやるときの大元にある作業仮説だ。少なくとも長期的な観点から見れば概ね成立することが知られていて、どういう場合にこれを外れるのかという予測もだいたいできている。 例えばある言語で環境の指定なしに*pがhになるなら、その言語の*pは全てhに変化するはずである、ということになる。ある語で
インド・ヨーロッパ語学(比較言語学)について、それなりに言語学に興味があるor大学で授業に出たりして勉強してみたい、という程度の人を念頭に置いて、わたしの独断と偏見で何冊か概説書を挙げて、おすすめ度を書いていこうと思う。歴史言語学一般の概説についてはまた別に気が向いたら書くかもしれない。書名のところにAmazonのリンクを貼っておいた。ちなみにわたしが最初に見て興味をもつきっかけになったのは日本語の某書籍だけれども、あれはおすすめしない(入門に使うには内容が専門的すぎるし、あれがわかるようになる頃にはもう英語で十分読みこなせるようになっているので、英語(or独仏など)で読んだ方が早い)。 注意点として、こういう全体的な概説は細部、特に著者が不得手な分野の内容が浅くなりやすいということがあったりする(それが一番極端に出てしまったのがSzemerényiのバルト語)。なので本当は各語学をしっか
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