サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
Claude Code
www.ako-minpo.jp
赤穂市民病院の医療事故をモチーフにしたウェブ漫画『脳外科医 竹田くん』をめぐり、主人公のモデルとされる男性医師が「漫画で名誉を毀損された」などとして漫画作者らを刑事告訴し、神戸地検姫路支部が不起訴としていたことが関係者への取材でわかった。 関係者によると、男性医師は昨年7月に漫画作者と被害患者の長女、市民病院在籍当時の上司を「公然と事実を摘示して名誉を毀損し、虚偽の風説を流布して信用を毀損した」などとして刑事告訴。同支部は先月20日付けで、いずれも不起訴と決定した。 漫画『脳外科医 竹田くん』は「赤池市」という架空の町の市民病院を舞台に、未熟な手技で立て続けに重大医療事故を起こすフリーの医師「竹田」と適切に監督指導できない上級医や医療安全部門、事故を隠蔽する院長などを風刺的に描いた作品。2023年1月から7月にかけてインターネット上で発表され、昨年2月に作者自ら、赤穂市民病院で起きた医療過
赤穂市民病院在籍中に起こした医療ミスで業務上過失傷害罪に問われている松井宏樹被告(47)の裁判が神戸地裁姫路支部で結審したことを受け、被害患者の家族から公判で述べた意見書が赤穂民報に提供された。 医療ミスから現在に至るまでの経緯や心情が率直に述べられており、2週に分けて全文掲載する。 ◇ ◇ ◇ 私は、本件の被害者の長女です。2020年1月22日、母の手術で悲惨な医療事故が発生してから6年余りが経過しました。事故直後から私たち家族の時計は止まったままです。前へ進みたくても進めず、だからといって手術前に時間を巻き戻すこともできません。 * * * 一瞬で奪われた 平穏幸福の日々 本件の医療事故に遭うまで、私たち家族は自然豊かな山の上で小さな幸せを感じながら暮らしていました。 母は誰よりも早起きで、朝日の当たるリビングで珈琲を飲みながら小説を読んだり、犬たちが走り回るのを眺めたり、家族と会話す
医療過誤をめぐり業務上過失傷害罪に問われている元赤穂市民病院脳外科医の松井宏樹被告(47)の第3回公判が18日、神戸地裁姫路支部であり、検察側は禁錮1年6か月を求刑した。 起訴状などによると、松井被告は赤穂市民病院に脳神経外科医として在籍していた20年1月22日、脊柱管狭窄症と診断した女性患者(当時74歳)の椎弓を医療用ドリルで切除する手術を執刀。業務上の注意義務を怠り、止血を十分に行わず術野の目視が困難な状態で漫然とドリルを作動させて神経の一部を切断し、患者に全治不能の神経損傷の傷害を負わせた、とされる。 検察側は、「ドリル操作を担当したのも、止血すべきだったのも被告だ。手術の基本中の基本である止血を行うか、あるいは術野の把握が困難な場合にはドリル操作を差し控えれば事故は防げた。過失は極めて重大」と執刀医としての責任を追及。本件医療ミスの約4か月前にも別の患者の手術で、ドリルで首の神経を
赤穂市民病院で2020年1月に起きた医療過誤で業務上過失傷害罪に問われている医師の松井宏樹被告(47)の初公判が9日に神戸地裁姫路支部であり、松井被告は起訴事実を「おおむねそのとおりです」と認めた。 起訴状などによると、松井被告は20年1月22日、脊柱管狭窄症と診断した女性患者(当時74歳)の椎弓を医療用ドリルで切除する手術を執刀。業務上の注意義務を怠り、止血を十分に行わず術野の目視が困難な状態で漫然とドリルを作動させて神経の一部を切断し、患者に全治不能の神経損傷の傷害を負わせた、とされる。 検察側は冒頭陳述で、医療過誤が起きた手術で被告が切削能力の異なる2種類の医療用ドリルを使い分けていたことに触れ、「神経切断時も自己の判断でスチールドリル(切削能力が高いドリル)を使用していた」と指摘した。 一方、弁護側は「過失があったことは否定しないが、松井さん一人に責任があったとするのは、事案の真相
神戸地裁姫路支部は、赤穂市民病院で2020年1月に起きた医療過誤で業務上過失傷害罪に問われている医師の松井宏樹被告(47)の初公判を2月9日(月)に行うと明らかにした。 起訴状などによると、松井被告は20年1月22日、脊柱管狭窄症と診断した女性患者(当時74歳)の椎弓を医療用ドリルで切除する手術を執刀。業務上の注意義務を怠り、止血を十分に行わず術野の目視が困難な状態で漫然とドリルを作動させて神経の一部を切断し、患者に全治不能の神経損傷の傷害を負わせた、とされる。24年12月に神戸地検姫路支部が在宅起訴した。 同支部によると、9日は午前10時に開廷。冒頭陳述と証人尋問を行う。12日(木)と18日(水)にも公判を行う。時間と審理内容は次のとおり(裁判の進行状況などにより変更される場合あり)。 ▽9日(月)午前10時〜午後5時=冒頭陳述、証人尋問 ▽12日(木)午前10時〜午後5時=証人尋問、被
赤穂市民病院に在職中、上司からパワハラや受験妨害を受けたなどとして、脳外科医の男性が上司と赤穂市などに損害賠償を求めた裁判で、訴えを棄却した一審判決を不服として、原告が大阪高裁に控訴したことがわかった。 原告は2019年7月から21年8月まで赤穂市民病院に在籍。「(上司の科長から)故意に階段から突き落とされ、うつ病に罹患するほど精神的苦痛を被った」「血管内治療専門医試験の申し込みに必要な症例報告リストに科長が署名せず、受験を妨害された」などとして、科長と当時の院長、赤穂市に対して慰謝料2000万円を請求する民事訴訟を23年10月に提起したが、神戸地裁姫路支部は先月17日、「(原告の主張は)いずれも事実的または法律的根拠を欠く」などとして訴えを棄却した。 控訴は10月1日付け。被告は科長と赤穂市で、当時の院長は含まれていない。
赤穂市民病院脳神経外科に在職中、上司から暴行を受けたほか専門医試験の受験を妨害されたなどとして、男性医師が科長と当時の院長、赤穂市を相手取り、慰謝料として合計2000万円の損害賠償を求めた民事訴訟の判決で、神戸地裁姫路支部は17日、「(原告の主張は)いずれも事実的または法律的根拠を欠く」などとして訴えを棄却した。 判決で池上尚子裁判長は、「(上司の科長から)故意に階段から突き落とされ、うつ病に罹患するほど精神的苦痛を被った」などとする男性医師の主張を「原告が誤って足を踏み外した結果、生じた可能性を排斥できない」として退けた。また、血管内治療専門医試験の申し込みに必要な症例報告リストに科長が署名せず、「受験を妨害された」との訴えについては、「リストの記載内容に誤りがある疑いが残っていた」とし、署名しなかった科長の正当性を認定。その上で、院長の過失や赤穂市の使用者責任を否定した。 一方、科長が
赤穂市民病院での医療過誤をめぐる民事訴訟で、神戸地裁姫路支部が執刀医と赤穂市に対して賠償を命じた判決を受け、原告と被告双方が控訴しない意向を固めたことが23日までにわかった。執刀医と市に連帯して慰謝料など約8888万円の支払いを命じた判決が確定する見通しになった。 判決をめぐっては、牟礼正稔市長が20日の定例会見で「判決に従う」と控訴しない考えを表明したのに続き、執刀医は21日に控訴せず判決を受け入れる意向を代理人弁護士を通じて示した。原告側の代理人弁護士も控訴しない意向を23日までに明らかにした。 このまま期限までに控訴がなければ、判決が確定。市民病院は全国自治体病院協議会の「病院賠償責任保険」に加入しており、一つの医療事故につき1億円(年間上限3億円)まで保険適用できるという。 * * * 一方、専門医試験の受験を妨害されたなどとして、執刀医が上司だった科長と当時の院長、赤穂市を相手取
赤穂市民病院の脳神経外科手術で誤ってドリルで神経を切断されて重い後遺障害が生じた患者女性とその家族が、執刀医と赤穂市に損害賠償を求めた民事訴訟で、神戸地裁姫路支部(池上尚子裁判長)は14日、被告らに計約8888万円の支払いを命じる判決を言い渡した。 患者の女性(当時74歳)は2020年1月、脊椎管狭窄症による腰痛と診断され、同病院で手術を受けた。執刀医が骨をドリルで削った際、誤って硬膜を損傷し、露出した馬尾神経を巻き込んで切断。助手を務めた科長が修復措置を行ったが、女性には両下肢麻痺と膀胱直腸障害、神経障害性疼痛などの重い後遺障害が残った。女性と家族は21年8月、慰謝料と治療費、将来介護費用など約1億4180万円の賠償を求め、執刀医と赤穂市を訴えた。 判決で池上裁判長は、医療ミスが起きた要因について、出血などでよく見えないのに止血をこまめにせずドリルで骨を削り進めたためとし、「注意義務違反
財政難が続く赤穂市民病院の負担を軽減しようと、赤穂市は今年度中に一般会計から病院事業会計に5億円を追加して繰り出す方針を固め、今年度補正予算案に計上した。 市によると、同病院が資金繰りのため昨年3月に金融機関から借り入れた7億円の償還期限が来月に迫る。病院事業会計から2億円を返済し、残りの返済は一般会計からの繰入金に頼らざるを得ないという。 市は今年度、「経営健全化分」として、すでに3億円を病院事業会計に繰り出しており、補正予算案が議決されれば、繰り出し額は合計で8億円となる。 牟礼正稔市長は昨年12月議会で「市民病院の赤字を一般会計から支援するのは当然」と答弁しており、その発言どおりの予算執行と言える。
手術ミスによる業務上過失傷害罪で起訴された元赤穂市民病院の脳神経外科医、松井宏樹被告(46)が同病院に在籍中に行った手術(カテーテル検査など侵襲的検査を含む)のうち12件が病院から手術禁止を言い渡された後に命令に反して行われたことが明らかになった。 しかも、うち3件は手術禁止を文書で再徹底された後に行われており、同病院の医療安全統制がまったく機能していなかったことを示している。 同医師は2019年7月に同病院に中途採用され、21年8月に依願退職した。病院のまとめでは、この間に手術室で38件、血管造影室で45件の手術・侵襲的検査を実施したという。 同医師が関わった手術では、着任から8か月間で8件の医療事故が発生。藤井隆院長(当時)は20年3月1日、本人に手術と侵襲を伴う検査を行わないよう口頭で指示した。しかし、同医師は、その月に2件、6月と7月に1件ずつ、さらに9月に5件の侵襲的検査を血管造
赤穂市民病院の脳神経外科手術で2020年1月、業務上の注意義務を怠り、誤って神経を一部切断して患者に重い後遺障害を負わせたとして、神戸地検姫路支部は12月27日、執刀した医師を業務上過失傷害罪で在宅起訴した。 起訴されたのは、松井宏樹被告(46)=大阪市淀川区=。手術で助手を務め、今年7月に松井被告とともに書類送検された上司の科長(60)は不起訴となった。検察は松井被告の認否や科長を不起訴にした理由を明らかにしていない。 起訴状などによると、被告は20年1月22日、主治医として脊柱管狭窄症と診断した女性患者(当時74歳)の手術を執刀した。ドリルで腰椎を切削する際、止血を十分に行わず、術野の目視が困難な状態で漫然とドリルを作動して硬膜を損傷。さらにドリルに神経の一部を巻き込んで切断して患者に全治不能の傷害を負わせた、などとしている。 松井被告をめぐっては、関わった手術のうち少なくとも8件で患
「赤穂市民病院に関する記事を読むたび、心が痛い」と語るのは、2019年4月から2020年3月まで赤穂市民病院に病理医として勤務した榎木英介医師(53)だ。 一般社団法人全国医師連盟代表で『医者ムラの真実』『フリーランス病理医はつらいよ』などの著書があり、現在も非常勤で週1回、赤穂市民病院で働く同氏が赤穂民報のインタビュー取材に応じた。 * * * 組織守ろうとして事態悪化 赤穂市民病院の脳神経外科で多発した医療事故は、もちろん起こした医師にも問題があるのでしょうが、最初の事故が発生したときにきちんと調査が行われていれば、次の事故は防げた可能性がある。それが防げなかったのが非常に大きな問題だと思っています。 赤穂民報の報道によると、医療事故が起こってからの対応がむちゃくちゃですよね。ちゃんと調査をしていないとか、隠蔽しようとしていたとか。組織を守ろうとしたことが、事態をより悪化させているよう
11月17日に投票日を迎える兵庫県知事選をめぐり、兵庫県内の市長29人のうち22人が14日、連名で特定の候補者への「支持」を表明した。この22人の中には赤穂市の牟礼正稔市長も名を連ねた。 一般的には、有権者の代表である首長が自身以外の選挙で特定の候補者への支持を自ら積極的に公にすることはあまりない。報道機関からの質問やアンケートで聞かれれば立場を答えることはあるにせよ、報道機関が質問しても、回答を控えたり、中立と答える首長も多い。例えば、3年前の前回県知事選では牟礼市長は支持を明らかにしていなかった。 また、積極的に支持を明らかにするにしても、その候補者が出馬を表明した時点や、主な立候補者の顔ぶれが出揃ったタイミングで表明することが多く、今回のように投票日の3日前になってから、しかも複数の市長が記者会見まで開いて表明するというのは異例だ。 会見に向けて報道機関に配られた文書はA4判1枚で、
赤穂市民病院が2019年7月に男性脳外科医(46)を採用した際、別の医師が担当した治療実績を同医師が実施したように付け替える不正を脳神経外科の科長(60)が提案していたことがわかった。 実績を水増しして血管内治療専門医の受験資格を与える目的で、背景には慢性的な医師不足の中、不正もいとわず医師を確保しようとした病院の姿勢があるとみられる。同病院の脳神経外科手術では同医師の採用後に医療事故が多発しており、病院が同医師に手術経験を積ませようとしたことが医療事故を生じさせた要因の一つになったのではとの疑いもある。 関係者によると、男性脳外科医は19年春ごろ、当時勤務していた京都府内の医療機関からの転職を求めて赤穂市民病院の中途採用に応募。院長や科長との面談では手術への意欲のほか、カテーテルを用いた血管内治療(IVR)の専門医資格の取得を熱望しているとアピールしたという。 * * * 「出張して治療
赤穂市民病院の脳神経外科手術で起きた5年前の医療事故で虚偽の報告書を病院に提出したとして、兵庫県警捜査1課と赤穂署は10月3日、有印公文書偽造・同行使の疑いで関係した医師3人を神戸地検姫路支部へ書類送検した。 警察によると、書類送検されたのは、手術を執刀した40代男性医師=依願退職=と助手を務めた上級医の50代男性医師、同じ診療科の50代男性医師の3人。 捜査関係者によると、2019年10月に70代女性患者に行った頸椎の手術で、40代医師がドリルで首の神経を損傷したにもかかわらず、執刀したのは上級医だったとする虚偽の報告書を作成して提出した疑いがある。 関係者によると、この医療事故をめぐっては、事故発生後には医療事故報告書が提出されず、40代医師が関わった手術で発生した医療事故が少なくとも8件に達した20年2月末以降に当時の院長が脳神経外科に原因と再発防止策などの検証を指示。40代医師と上
赤穂市民病院の脳神経外科手術で医療過誤に遭った被害患者と家族が赤穂市などを相手取り損害賠償を求めている民事訴訟の口頭弁論が4日、神戸地裁姫路支部であり、被告に対する尋問が行われた。 主治医として手術を執刀した40代男性医師は医療過誤が起きた要因について、「(科長に)急かされた」などと手術で助手を務めた上級医の責任を主張した一方、過誤が起きた手術の翌日に「今回の件、先生のせいではありません」などと自身の技量不足が原因と認めるメッセージを科長に送っていたことが明らかになった。 この裁判は2020年1月、腰部脊柱管狭窄の手術で腰の骨をドリルで削った際、誤って神経を切断され、両足のまひや膀胱、直腸の重度障害が生じた70代女性患者と家族が慰謝料など約1億3000万円の支払いを求め、主治医として手術を執刀した40代男性医師と病院を開設する市を訴えているもの。 訴状などによれば、手術部位は2か所で、上司
赤穂市民病院で2020年1月、腰の骨をドリルで削る脳神経外科手術で誤って神経を切断して患者に重い後遺障害が生じ、病院が過失を認めている医療事故で、兵庫県警捜査一課と赤穂署は7月22日、執刀医(46)=2021年8月に依願退職=と助手を務めた上司の科長(59)を業務上過失傷害容疑で神戸地検姫路支部に書類送検した。 警察は容疑の詳細を明らかにしていないが、赤穂民報の取材では、20年1月22日にあった腰部脊柱管狭窄の女性患者(当時74歳)の手術で、執刀医は必要な止血を行わないままドリル操作を続けた結果、誤って一部の神経を切断し、患者に両足のまひや膀胱、直腸の重度障害を生じさせた容疑で送検されたとみられる。また、科長はドリル操作の中断や止血を指示できる立場にありながら、それを怠った疑いで送検されたとみられる。 この医療事故をめぐっては、病院の依頼で外部検証した日本脊髄外科学会理事の報告書で「何か事
赤穂市民病院の脳神経外科手術で2019年から20年にかけて多発した医療事故をめぐり、うち1件について兵庫県警捜査1課と赤穂署が当時の執刀医ら2人を業務上過失傷害の容疑で神戸地検姫路支部へ書類送検したことが捜査関係者などへの取材でわかった。容疑の対象となっているのは、病院が過失を否定している症例だ。 送検されたのは、手術を担当した男性医師(2021年8月に依願退職)と上司の科長で5月9日付け。 送検容疑は19年10月2日、後縦靱帯骨化症の女性患者(当時74歳)に対し、神経圧迫をなくすためにドリルで首の骨の一部を削る手術を行った際、過失により頸髄を損傷した疑い。女性は首から下が不随になる重度の後遺傷害を負った。 この医療事故をめぐっては、病院の医療事故報告書に「過て硬膜を損傷した(※原文ママ)」「もともと寝たきりのADL(※日常生活動作)であったため家族からの強い責任追及はなかった」などと過失
元市民病院脳外科医 転職先でも医療トラブル 透析治療せず患者死亡か 2024年02月10日 医療過誤を含む複数の医療事故に関与して2021年8月に赤穂市民病院を依願退職した40代男性医師を採用した医療法人医誠会(大阪市北区)が5日、必要な透析治療を行わずに患者を死亡させたとして、遺族から慰謝料など約4960万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こされた。 訴状によれば、同医師が「入院理由の確認を怠った」ことなどで患者への透析治療が実施されず、入院から4日後に死亡したという。 訴状などによると、死亡したのは大阪府内の男性(当時90歳)。腎臓に慢性的な疾患があり、同法人が運営するクリニックで週3回の人工透析を受けていた。透析予定日だった昨年1月7日、新型コロナ検査で陽性となり、クリニックと同系列の医誠会病院(大阪市東淀川区、当時)の救急外来に搬送された。 クリニックからは患者が透析を必要としている
医療過誤を含む複数の医療事故に関与して2021年8月に赤穂市民病院を依願退職した40代男性医師を採用した医療法人医誠会(大阪市北区)が5日、必要な透析治療を行わずに患者を死亡させたとして、遺族から慰謝料など約4960万円の損害賠償を求める民事訴訟を起こされた。 訴状によれば、同医師が「入院理由の確認を怠った」ことなどで患者への透析治療が実施されず、入院から4日後に死亡したという。 訴状などによると、死亡したのは大阪府内の男性(当時90歳)。腎臓に慢性的な疾患があり、同法人が運営するクリニックで週3回の人工透析を受けていた。透析予定日だった昨年1月7日、新型コロナ検査で陽性となり、クリニックと同系列の医誠会病院(大阪市東淀川区、当時)の救急外来に搬送された。 クリニックからは患者が透析を必要としている旨がファクスで送られていたにも関わらず、初期対応した同医師は「どういう適応で入院との判断とな
《市民病院医療事故多発》被害患者が脳外科医を刑事告訴 2023年12月02日 技量未熟な医師によるずさんな医療ミスで全治不能の重い後遺障害を負わされたとして、赤穂市内の70代無職女性が11月30日、手術を執刀した40代男性脳外科医を業務上過失傷害罪で赤穂署に刑事告訴したことが関係者への取材でわかった。 女性は2020年1月、赤穂市民病院の脳神経外科で受けた腰の骨をドリルで削る手術中、誤って神経を切断され両足に重度の麻痺が残るなど重い後遺障害を負った。女性の家族によると、現在もしびれや突然の強い痛みに襲われる神経障害性疼痛、膀胱直腸障害に苦しんでいるという。 病院の依頼で手術時の動画を検証した日本脊髄外科学会の医師は神経切断が起きたときの手術状況について「止血がなされないまま、血の海の中でドリルの操作が実行」「ドリル操作も稚拙であり、見ていて非常にあぶなっかしい」「何か事故が起きても当然と思
技量未熟な医師によるずさんな医療ミスで全治不能の重い後遺障害を負わされたとして、赤穂市内の70代無職女性が11月30日、手術を執刀した40代男性脳外科医を業務上過失傷害罪で赤穂署に刑事告訴したことが関係者への取材でわかった。 女性は2020年1月、赤穂市民病院の脳神経外科で受けた腰の骨をドリルで削る手術中、誤って神経を切断され両足に重度の麻痺が残るなど重い後遺障害を負った。女性の家族によると、現在もしびれや突然の強い痛みに襲われる神経障害性疼痛、膀胱直腸障害に苦しんでいるという。 病院の依頼で手術時の動画を検証した日本脊髄外科学会の医師は神経切断が起きたときの手術状況について「止血がなされないまま、血の海の中でドリルの操作が実行」「ドリル操作も稚拙であり、見ていて非常にあぶなっかしい」「何か事故が起きても当然と思わせる手術操作」などと指摘。医療ミスの原因を「止血をこまめに行わなかったために
赤穂市民病院に在任中、複数の医療事故に関わったとされる脳神経外科の40代医師が、専門医試験の受験を妨害されたなどとして、上司だった科長と前院長、赤穂市を相手取り、損害賠償を求める民事訴訟を神戸地裁姫路支部に提起したことがわかった。 10月13日付けで提起された訴状によると、2021年3月に原告が血管内治療専門医試験を受けようとした際、出願に必要な書面への署名を科長が拒否したため受験資格を喪失した、としている。また、20年7月には科長から暴行を受けて傷害を負ったとした上で、前院長に科長の配置転換など勤務環境の改善を求めたが具体的な対策を講じなかった、などと主張。これらが原因で「うつ病に罹患し、退職を余儀なくされた」として科長と前院長にそれぞれ1000万円の損害賠償を請求し、赤穂市にも使用者責任があるとして連帯して支払うよう求めている。 原告は2009年に医師免許を取得。複数の医療機関での勤務
赤穂市民病院がモデル? 医療事故テーマの漫画が話題 2023年05月27日 一人の医師が勤務先の公立病院で次々と医療事故を起こすストーリーの医療ホラー漫画がインターネットブログで連載され、話題になっている。 ネット上では「漫画のモデルは赤穂市民病院」とする指摘が広まり、関係者の実名や写真がツイッターなどで暴露される事態となっている。 タイトルは『脳外科医 竹田くん』。今年1月にブログサイト「はてなブログ」で連載が始まり、おおむね1〜3日ごとに四コマ漫画が公表されている。舞台は「赤池市」という架空の町の市民病院。未熟な手技で立て続けに重大医療事故を起こすフリーの医師「竹田」と適切に監督指導できない上級医や医療安全部門、事故を公表しない病院などを風刺的に描いている。著作権表示は「製作委員会」となっており、作者は明らかになっていない。 物語の中で描かれている医療事故の概要や発生した順番は、現実に
赤穂市民病院の脳神経外科で多発した医療事故について牟礼正稔市長は、「ガバナンス検証委員会」がまとめた報告書で「問題点の総括が明らかになった」との見解を示した。 医療過誤に該当する症例は1件のみとする病院の判断に「変更はない」とし、再検証の実施を否定した。 一連の医療事故をめぐっては昨年8月、日本脳神経外科学会が「医療安全管理体制に安全教育上の重大な懸念事項がある」として専門医訓練施設の認定停止を同病院に通達。「医療安全体制の整備や一連の医療事故の問題点総括が完了し、その対応策が確実に実行されていることが確認される」のを認定再開の条件としている。 ガバナンス検証委は医師や弁護士などで昨年6月から計6回開かれた。今年3月末に提出された報告書では「指揮命令系統が適正に機能しているとはいえない組織体制となっている」「病院全体として、実際に医療事故が発生した場合、適正に対応すべきであるとの認識が欠如
一人の医師が勤務先の公立病院で次々と医療事故を起こすストーリーの医療ホラー漫画がインターネットブログで連載され、話題になっている。 ネット上では「漫画のモデルは赤穂市民病院」とする指摘が広まり、関係者の実名や写真がツイッターなどで暴露される事態となっている。 タイトルは『脳外科医 竹田くん』。今年1月にブログサイト「はてなブログ」で連載が始まり、おおむね1〜3日ごとに四コマ漫画が公表されている。舞台は「赤池市」という架空の町の市民病院。未熟な手技で立て続けに重大医療事故を起こすフリーの医師「竹田」と適切に監督指導できない上級医や医療安全部門、事故を公表しない病院などを風刺的に描いている。著作権表示は「製作委員会」となっており、作者は明らかになっていない。 物語の中で描かれている医療事故の概要や発生した順番は、現実に赤穂市民病院の脳神経外科で2019年以降発生した医療事故と酷似。登場人物の名
《市民病院医療事故多発》検証報告に虚偽記載「科内で合議」 2022年06月04日 赤穂市民病院で2019年10月、75歳(当時)女性患者の頚部を手術中、ドリルで硬膜を貫通して首から下を不随にさせた医療事故をめぐり、院内で作成した事故の検証結果報告書について脳神経外科の科長が「虚偽の公式文書を提出した」と文書で告白していたことが、赤穂市が神戸地裁姫路支部へ提出した証拠書類でわかった。 執刀した男性医師から事故の責任を転嫁するために、実際は助手として手術に参加していた科長が事故時にドリルを操作していたことにして嘘を書いたという。 虚偽の内容を記載したとされるのは「検証結果報告書」。病院は作成者や作成時期を明らかにしていないが、関係者によると、男性医師による医療事故が相次いだことを受け、藤井隆院長(当時)が脳神経外科チーム3人(当時)に検証を指示し、2020年3月から4月までに提出されたものとみ
赤穂市民病院で自身が関わった脳神経外科手術で少なくとも8件の医療事故を起こしたとされる男性医師(43)が在職中、同病院に無断で他の医療機関で副業していたとみられることが関係者への取材でわかった。 職務専念義務を定める地方公務員法に抵触する。また、病院上層部は問題を把握しておきながら男性医師への処分を行わなかったとの証言もある。事実なら組織ぐるみで隠蔽を図ったことになるが、病院は否定している。 関係者の話では、男性医師は2021年1月から2月にかけて約1か月間、健康上の理由で同病院を有給休職。にもかかわらず、大阪市内の医療機関で複数日アルバイトをしたという。副業は休職中以外にもあったといい、病院関係者が藤井隆院長に複数回通報したが、不問に付され、男性医師が処分されることはなかったという。 赤穂民報は昨年12月、副業していた医師の氏名を特定せずに「脳神経外科医師が他の医療機関で勤務していたとの
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『赤穂民報』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く