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「Suicaのペンギン」はSuicaのキャラクター“ではなかった” Suicaのペンギンの生みの親は、イラストレーターで絵本作家の坂崎千春さんです。SNSでは「SuicaのペンギンがSuicaのために生まれた」という前提で反応している人が多いのですが、実はそこに“勘違い”があります。 坂崎さんは、絵本作家として1998年からペンギンの絵本をリリースしています。その絵本を見れば分かるのですが、この絵本に出てくるペンギンこそが、Suicaのペンギンの元になっています。 Suicaの商用サービスは2001年に始まりました。その際に、JR東日本が坂崎さんのペンギンをキャンペーンキャラクターとして起用しました。端的にいうと、Suicaのペンギンは“原作”があるキャラクターなのです。 他の交通系ICカードのマスコット(イメージ)キャラクターは、そのサービスに合わせて作られたものです。それに対して、Su
今、鉄道各社が相次いで顔認証改札の導入に踏み切っている。 この春、大阪メトロがほぼ全駅での展開を実現し、JR東日本も新幹線で実証実験を始めた。そして11月13日、東武鉄道と日立製作所が新たな一手を打った。両社が共同運営する生体認証サービス「SAKULaLa」(サクララ)に顔認証機能を追加し、東武宇都宮線の12駅で顔認証改札サービスを開始したのだ。 SAKULaLaは、2024年に東武ストアで指静脈認証による決済サービスとして始まったプラットフォームだ。今回の顔認証追加により、指静脈と顔認証という2つの生体認証方式を併用できる、国内初のサービスとなった。利用者は事前に顔情報とPASMO定期券を登録すれば、カードもスマートフォンも取り出すことなく改札を通過できる。 注目すべきは、鉄道改札に閉じない戦略だ。SAKULaLaは改札だけでなく、店舗決済や入退館システムなど、業種を横断し同じ生体認証で
Amazon.com創業者のジェフ・ベゾス氏が率いる米国の宇宙企業、Blue Originは11月13日(現地時間)、大型ロケット「New Glenn」2号機を打ち上げ、第1段ブースターの着陸にも成功した。これを受け、最大の競合でもある米Space Xのイーロン・マスク氏もXで「おめでとう」と祝福している。 New Glenn2号機は、13日午後3時55分01秒(現地時間、日本は14日早朝)にエンジン点火。ケープカナベラル宇宙軍基地の第36発射施設から飛び立った。 上空で切り離された第1段ブースターはその後、洋上で待っていた専用プラットフォーム船「JACKLYN」に着艦。一方のNew Glenn2号機はNASA(米国航空宇宙局)の「ESCAPADE」火星探査機2機の軌道投入に成功した。 Blue Origiのデイブ・リンプCEOは「これほど大型のブースターが2回目の試みで着陸に成功したのは
GPUコアに関するセッションの説明を担当した、Intelのトーマス・ピーターセン氏(アーキテクチャ/グラフィックス/ソフトウェア担当フェロー)。NVIDIAでGPUのテクニカルマーケティングを担当していた経歴を持つ(写真提供:Intel) Xe3アーキテクチャは「Battlemage」の拡張版……? Panther LakeのCPUコア(Computeタイル)は、Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)から基本的アーキテクチャをあまり変えず、物理設計をIntel 18Aプロセスでやり直し、省電力性能に振ったチューニングを施した。ある意味で「低電力×高性能」のバランスを重視した設計といえる。 一方、GPUコア(GPUタイル)はどうなのだろうか? まず、Panther LakeのGPUコアは新しい「Xe3アーキテクチャ」を採用しており、プロモーション上はこのGPUを「Xe3 GPU」と呼称
JR東日本が提供する乗換案内アプリ「JR東日本アプリ」で、「しぶ」と入力しても「渋谷」が表示されないなど、「利用頻度が高い駅が候補に出ない」とユーザーから不満が出ている。 こうした声を受けてJR東日本の公式Xは11月13日、「『しぶ』で渋谷が出るように開発中」だと明らかにした。 同アプリでルート検索すると、入力した文字に応じて逐次、検索候補が表示される。だが、検索候補の様子がおかしいと10月下旬、Xで話題になった。 まず、Xユーザーの「とうほくらいん」さん(@Tc701_myu)が、JR東日本アプリで「とうき」と入力すると、トップ候補が「東京」ではなく「宇都宮大学陽東キャンパス」(栃木県)だと10月24日に指摘。 これを引用する形で「t--s(てぃーす)」さん(@tomooo_108)が翌日、「しぶ」で「渋谷」が出ない、「しな」で「品川」が出ない、「うえ」で「上野」が出ない、などと指摘した
9月30日、米OpenAIが動画生成AI「Sora 2」を発表した。従来のモデルと比べて驚異的に精巧な動画を、音声付きで生成できる。CEOのサム・アルトマン氏が自分の顔のデータを公開したことで、アルトマン氏の顔を使った大量のコラ動画が生成された。 それだけなら面白おかしいで済んだ話だが、日本のアニメやゲームキャラクターが生成できることが分かると、こちらも大量のコラ動画が発生した。 もちろんこの生成には、原作者など著作権者に何らかのフィーが発生するわけではない。ある意味やられっぱなしの状態となった。当然日本の著作権系の団体からは次々と非難の声が上がり、無断で学習するなという趣旨の共同声明を発表するなど、慌ただしい事態となっている。 その一方で、日本の著作権法では、AIの学習には許諾がいらないという立て付けになっている。日本とアメリカという、国をまたいだ権利の扱いが、本格的な問題となった。 今
セキュリティニュースメディア「Cybersecurity News」は2025年11月12日(現地時間)、「Windowsカーネル」に潜むCVE-2025-62215が実働環境で悪用されていると報じた。 同脆弱(ぜいじゃく)性は特権昇格を狙う欠陥に分類される。公開情報は限定的だが、サイバー攻撃者側の活動が既に観測されており、潜在的な被害範囲は広いとみられる。 Windowsカーネルの脆弱性を攻撃者が悪用中 対象範囲は広いため注意 この脆弱性は共有資源の同時実行周辺に生じる不整合に原因がある。競合の結果が状況を左右し、処理順の食い違いからメモリ領域に問題が生じる。二重解放に類する挙動も示唆されており、内部状態が揺らぐきっかけが複合的に積み重なって問題が発生している。この脆弱性を悪用する成功条件は高難度と評価されているが、突破された際には大きい影響が生じる。 対象範囲は広く、「Windows
「日本の労働生産性の動向2025」によると、2024年度の日本の時間当たりの名目労働生産性は5543円と1994年度以降で最も高かった。
楽天グループと日本HPは11月11日、国内で販売するHP製PCに、AIツール「Rakuten AI」のデスクトップ版を標準搭載すると発表した。2026年春から夏にかけて、個人向け・法人向けのほぼ全モデルに順次導入する。Rakuten AIが他社製デバイスに搭載されるのは初めて。オフラインでも動作するオンデバイスAIとしての提供も初となる。 Rakuten AIは、楽天が開発した日本語特化の大規模言語モデル(LLM)を採用。日本語や日本文化、国内のプライバシー・データセキュリティ法制にも最適化しているという 要約やライティング、翻訳といった汎用的な機能を備え、クラウドやエッジ、デバイス上のエージェントやモデルの中から、状況に応じて最適なものを選択する仕組み。機密性の高いタスクを端末内で直接処理でき、クラウド依存を抑えることで、パフォーマンスの向上やコスト削減につながるという。 楽天が展開する
このコーナーでは、2014年から先端テクノロジーの研究を論文単位で記事にしているWebメディア「Seamless」(シームレス)を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高いAI分野の科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 X: @shiropen2 カナダのウォータールー大学の研究者が発表したプレプリント論文「8bit-GPT: Exploring Human-AI Interaction on Obsolete Macintosh Operating Systems」は、レトロなMacintoshコンピュータ上で動作するチャットbot「8bit-GPT」を開発した研究報告だ。 この研究は、あえて古い技術を使うことで、日常的に使用しているAIアシスタントとの関わり方を再考させようとする試みだ。 現代社会では、対話型AIが急速に普及し、情報検索や意思決定、日常的なタスクにおいて人々がこれら
精密小型モーター世界最大手のニデック(旧日本電産)が、不正会計問題で揺れている。 これはニデックのイタリアや中国における子会社の不適切会計疑惑に端を発し、担当監査法人が2025年3月期の有価証券報告書に「意見不表明」という極めて異例の判断を下したためだ。これを受けて東京証券取引所は10月27日、同社を「特別注意銘柄」に指定したと発表した。 「特別注意銘柄」に指定されると、1年以内に改善がなされず、今後も改善の見込みがない場合や、1年後の再審査後に特別注意銘柄の指定が解除されず、その事業年度の末尾から3カ月以内に改善がなされなかった場合「上場廃止」となってしまう。 東証の下した“烙印”に、投資家の脳裏には「上場廃止」の4文字がよぎった。指定翌日の株価はストップ安を記録し、その後も月末まで下落が続いた。内部管理体制の抜本的な改善が確認できなければ、ニデックが上場廃止となる可能性もゼロではない。
米Anthropicは11月13日(現地時間)、中国政府が支援する攻撃者グループが、同社のAIモデル「Claude」を悪用して企業や政府に対するおよそ30件の攻撃を自動化したと発表した。このスパイ活動は9月中旬に検知され、Anthropicはその後の10日間で調査を進め、作戦の全容を把握したとしている。 Anthropicは、これが大規模なサイバー攻撃が実質的な人間の介入なしに実行された初めての文書化された事例であるとしている。このキャンペーンは、8月に報告した「バイブハッキング」の発見からさらにエスカレーションしているという。バイブハッキングでは人間がループ内に留まって作戦を指揮していたのに対し、今回の攻撃では規模が拡大したにもかかわらず、人間の関与ははるかに少なかった。 「GTG-1002」と指定されたこの中国政府支援グループは、AIのエージェント的能力を前例のないレベルで利用し、AI
LINEが、メッセージの送信取消機能に関する仕様を順次変更している。これまではメッセージ送信後24時間以内であれば取り消すことが可能だったが、取り消し可能な時間が1時間以内に短縮されている。LINEは今回の仕様変更について、「利用者の利用状況を踏まえた判断」と説明している。 メッセージ送信取消機能は、誤送信やスタンプの誤操作など、利用者の送信ミスを取り消す際に役立つ機能だ。名前の似た友人に間違ってメッセージを送信してしまった場合や、誤解を招くスタンプや写真をうっかり送ってしまった場合でも、指定された時間内であれば送信を取り消すことができる。対象はテキストメッセージだけでなく、スタンプ、画像、動画などを含む。 利用方法は、送信したメッセージを長押しして表示されるメニューから「送信取消」を選択し、注意事項を確認して同意すれば完了する。送信を取り消すと、トーク画面上には「メッセージの送信を取り消
NTTは11月13日、数m規模の空間をノイズキャンセリングする技術(以下、空間ANC)を開発したと発表した。同社によると、このような技術は世界初。同社は「これにより、耳をふさぐために両手がふさがったり、耳栓を装着したりするなどの作業の妨げとなるような騒音への対策をする必要がなくなる」とアピールしている。 空間ANCで騒音を打ち消すためには、騒音とは逆位相の音波を作り出して、騒音の動きに合わせて当てる必要がある。このため時間的なずれは許されず、騒音の変動に高い追従性を持つ技術が求められた。今回NTTでは、GPGPU(General Purpose GPU。GPUでグラフィックス処理以外の汎用計算を行うこと)の技術を使い、処理の並列化を行った。 さらにGPGPUを低遅延で利用するため、「RDMA」(CPUを介さずにデバイス同士が直接データ通信できる技術)を活用。マルチコアプロセッサを搭載したコ
ヒトもお尻から呼吸できる──ブタの肛門に酸素を含む液体を注入すると、血中酸素濃度が高まることを突き止めた東京科学大学と大阪大学の武部貴則教授(38)らの研究グループは、動物実験にとどまっていた「腸換気法」の安全性をヒトで確認したと発表した。「ブタの尻呼吸」は、人を笑わせ、考えさせる研究に贈られる2024年のイグ・ノーベル賞を受賞。そんなユニークな研究が、呼吸不全患者の治療法の開発につながることが期待されている。 武部教授によると、実験は20~45歳の健康な成人男性27人の腸に、酸素を多く溶かすことができるフッ素系の液体「パーフルオロデカリン(PFD)」を肛門からカテーテルで投与。PFDの酸素濃度を高めることなく安全性を確かめた。 25mlから段階的にPFDの量を増やしたところ、1500mlまでの安全性が確認できたという。腎臓、肝臓などへの影響は見られず、腹部膨満感や腹痛、便意などは確認され
このイベントで公式に発表された新機能は、80以上に上る。ただ、Adobeが抱えるアプリそれぞれのアップデートを単体で追うことにはあまり意味がない。今回のイベントでは、プロフェッショナル向けの機能の紹介は最小限にとどめ、クリエイター・ノンプロ向けの機能が大きくフィーチャーされたのが特徴だ。 今回はAdobe MAX 2025の取材で得られた膨大な情報のうち、プロクリエイターに関係する話題をピックアップして、前後編2回に渡ってお届けする。まず前編として、クリエイティブ業界全体の構造変化と、それに追従するAdobeの戦略を解説してみたい。 「クリエイター」の台頭とコンシューマー市場の拡大 現在のクリエイティブ業界を俯瞰すると、4つのレイヤーに分かれているように思う。 1つ目は、商業的プロフェッショナル層。一昔前では、いわゆるクリエイティブ業界というのは映画・テレビ・広告・ゲームなど、マスメディア
東武鉄道と日立製作所は11月13日、東武宇都宮線の改札機に顔認証システムを導入した。2024年に共同開発した生体認証システム「SAKULaLa」(サクララ)によるもので、東武宇都宮駅~栃木駅間の12駅が対象となる。 利用者は、SAKULaLaのWebサイトから定期券の交通系ICカード番号と顔情報を登録。改札に設置されたタブレット型端末に顔をかざすと、定期券保持者であることが判定され、改札を通過できる。この時撮影された顔画像は、認証後すぐ削除される仕組みだ。 両社はこれまで、指静脈認証を軸にSAKULaLaを展開してきたが、新たに顔認証を追加。顔情報の登録もスマートフォン上で行えるようにし、より手軽な“ウォークスルー認証”の第一弾として改札での利用を開始した。日立製作所によれば、指静脈と顔という複数の生体認証を同じ基盤で提供するサービスは、国内で初めてという。 2026年春以降には、オムロン
「LINEの送信取り消しが有料になってる」――こんな投稿が11月12日ごろから、SNSで話題になっている。 実際は、送信取消は無料でも可能なのだが、取り消し可能時間が10月下旬から「1時間以内」に短縮された。それより後に取り消したい場合は、有料会員になる必要がある。 LINEで誤送信したメッセージを削除できる「送信取消」機能の仕様は、10月下旬に変更。取り消し可能な期間が「24時間以内」から「1時間以内」に短縮された。 さらに、有料ユーザー(LYPプレミアム会員)なら11月7日から「最大7日間」取り消し可能に。「メッセージの送信を取り消しました」という表示なしで取り消せるようになった。 この2つの機能変更により、「送信取消が有料になった」というイメージにつながったようだ。
「ホロライブ」のカバー、収益支えるグッズ売上にブレーキ 上期は増収減益、“VTuber卒業ラッシュ”の影響は VTuber事務所「ホロライブ」を運営するカバーは11月11日、2026年3月期第2四半期(25年7月1日~9月30日)の決算を発表した。売上高は121億2400万円(前年同期比13.4%増)、営業利益は16億9300万円(同33.3%減)、純利益は13億600万円(同13.0%減)の増収減益だった。ライブやイベント、タイアップの好調により増収したが、グッズ事業の製造原価増や在庫の評価減が響き減収となった。 事業別の売上は「配信/コンテンツ事業」は22億9900万円(前年同期比5.3%増)、「ライブ/イベント事業」は19億2200万円(同68.0%増)、IP事業の「ライセンス/タイアップ事業」は20億6200万円(同39.4%増)、物販などの「マーチャンダイジング事業」は58億39
警察庁が11月12日、偽の著名人アカウントによる投資詐欺への注意喚起として、公式X(@NPA_KOHO)で、著名人本人による「ホンモノからのメッセージ」を紹介した。 だが「ホンモノ」という表現が「むしろ偽者っぽくて怪しい」との意見が集まり、この投稿の真偽を疑う声まで飛び出した。 警察庁は公式Xで、三橋貴明氏、両@リベ大学長、森永康平氏からの「ホンモノ」のメッセージとして、「私が投資を呼びかけることは絶対にありません」「私がLINEを通じて投資の話をすることはありません」などを紹介。 SNSで、3人をかたるアカウントによる投資詐欺が確認されているとして、偽アカウントの投稿内容もあわせて公開し、注意を呼び掛けている。 関連記事 高市首相の映像を悪用した偽広告、警察庁が注意喚起 「お金の話が出たら詐欺!」 警察庁は、高市早苗首相の映像を悪用した偽広告が確認されているとし、アクセスしないよう注意を
JR東日本は11月11日、長年にわたりSuicaの象徴として親しまれてきたイメージキャラクター「Suicaのペンギン」を、2026年末をもって卒業させると発表した。ペンギンは2001年のSuicaサービス開始以来、駅構内や広告、自動販売機などで幅広く活躍してきた存在であり、その突然の“卒業”発表は、多くのファンに驚きをもたらした。 同社によると、今回の決定は、Suicaが今後迎える新たな進化に合わせたものだという。2026年秋に予定されるモバイルSuicaアプリへのコード決済機能の導入を節目とし、Suicaブランドが新たな段階に進むことを象徴する目的で、キャラクターを刷新するという。JR東日本は、「Suicaが新しい次元へ進化する」としており、ペンギンの後任となる新キャラクターの登場については、現時点では明かされていない。 →「Suicaのペンギン」が2026年度末で“卒業” サーバ保存式
米OpenAIは11月12日(現地時間)、8月にリリースした「ChatGPT-5」のアップデート版「GPT-5.1」をリリースしたと発表した。同社はこれを「GPT-5のアップグレード」と位置づけており、「ChatGPTをよりスマートに、会話をより楽しくする」としている。 同日から有料ユーザー向けに展開されており、すべてのユーザーに提供する計画だ。 「Instant」と「Thinking」 新モデルには、瞬時に回答する「Instant」と、より良い回答のために長く思考する「Thinking」がある(「Auto」ではモデルが自動的に選択される)。GPT-5モデルは向こう3カ月はドロップダウンメニューから選択可能だ(その後削除される見込み)。 このアップグレードは、ユーザーからの「優れたAIは賢いだけでなく、会話が楽しいものでなければならないという意見」を受けて実施したという。 Instantモ
ポケトークXは、両面に両面ディスプレイを備えた通訳用端末。AI同時通訳ソフト「Sentio」(センティオ)を搭載し、41言語の音声を76言語の音声・テキストにリアルタイムで翻訳できる。据え置き型とすることで、空港や行政窓口、医療機関、ホテルのフロントなど、公共空間での常設利用を見込む。 高感度マイクにより、騒音下でも精度の高い翻訳が可能なほか、会話の流れや文脈を解析して同音異義語を聞き分けるという。話し始めた言語を自動で検出して翻訳を開始する「自動言語判別機能」も今後搭載予定だ。 “不適切な表現”を検出し、一文全てを非表示にする「不適切表現フィルター」も備える。この他、「ISO 27001」「HIPAA」といった国際的なセキュリティ基準に準拠し、通訳データを即時削除する機能を設けるなど、個人情報や機密情報を扱う場でも導入しやすくした。 法人向けには、利用状況の分析やSIMの期限管理、紛失時
エレコムが、大型トラックボール「HUGE」(ヒュージ)シリーズの新モデル「HUGE PLUS」(ヒュージプラス)を発表した。11月下旬に発売予定で、想定実売価格は1万9800円となる。 HUGE PLUSは、2017年に発売された人気モデル「HUGE」の8年ぶりとなるリニューアルモデルで、直径約52mmの大玉ボールを採用した人差し指操作のトラックボールだ。筆者もかつてこのHUGEを愛用していたのだが、ある理由で使用を断念した過去がある。 今回、発売前に新モデルを試用する機会を得たので、HUGEから変更点や使い勝手を詳しく紹介していこう。 →エレコムのトラックボール「HUGE」「bitra」シリーズに新モデル登場!
米Googleは11月12日(現地時間)、仮想アプリ配信(VAD)ソリューション「Cameyo by Google」をリリースしたと発表した。Googleの企業向け製品群に直接統合され、Windowsベースの企業によるChromeOSへの移行を容易にするサービスだ。 このサービスは、Googleが昨年6月に買収した米CameyoのVADサービスをベースに改善したものだ。 Googleによると、新しいCameyoエクスペリエンスは、個別の仮想デスクトップ環境を切り替えるよりも効率的で、デスクトップ全体を仮想化するのではなく、必要なアプリだけをストリーミングできるという。これにより、ExcelやAutoCADなどのWindowsベースのプログラムをChromeなどのWebアプリと並行して実行できるようになり、企業はMicrosoftとGoogleのサービスを柔軟に組み合わせて利用できるようにな
JR東日本が11月11日、交通系ICカード「Suica」のイメージキャラクターである「Suicaのペンギン」の卒業を発表したが、ファンから「卒業しないでほしい」と惜しむ声が広がっている。 こうした声について、JR東の広報担当者にのコメントを求めたところ「お客さまのこれまでのご愛顧に、心より感謝申し上げます」と謝意を示した。 JR東はSuicaのペンギンについて「『Suica』の認知度向上・利用促進に多大な貢献をいただいた」と感謝する。 「Suicaのペンギンは権利関係が複雑で、キャラクターの維持が難しかったのでは」との推測も広がっている。JR東に卒業の理由を改めて聞いたが、、「Suicaが『移動のデバイス』から『生活のデバイス』へと新たなフェーズに入るため」と答えるにとどめた。 次のキャラクターは「現時点で未定」。キャラ原案に「何らかの形でお客様に参画していただくことも検討する」としている
ゲーム配信サービス「Steam」を運営する米Valveは11月12日(現地時間)、2022年発売のゲーム機「Steam Deck」に続く、3つのハードウェアを2026年初頭に発売すると発表した。コントローラ「Steam Controller」、ゲーミングPC「Steam Machine」、VRヘッドセット「Steam Frame」だ。 いずれもSteam Deckと同じ設計思想を持ち、Steamによって動作し、連携し、ユーザーが選ぶあらゆる周辺機器とともに使用できるとしている。 販売価格や具体的な発売日程についてはまだ公表していない。 Steamのすべてのゲームで使える「Steam Controller」 Steam Controllerは、Steam上の、コントローラ向けに作られていないゲームであってもプレイできるよう設計したコントローラ。トラックパッド、ジャイロ、背面ボタンといったSt
この連載について 過去25年間にわたる、IT部門のコスト削減や効率化を目的とした合理的判断の連続が技術力の空洞化を招き、DX推進の期待に応えられないという不合理な結果を生んだ。 さらに、多くの企業が既存IT人材を事実上の消耗品として扱っているとしたら、それは部門の生気や覇気を奪う「呪縛」とも言える。 本連載は、この古い常識を問い直し、従業員を資本家と捉える「共創資本」という新たな考えを提示する。 「日本のIT部門はなぜDXに失敗するのか 過去25年の呪縛から学ぶ」のバックナンバーはこちら 前回は、日本の情報システム部門が過去25年間で直面してきた構造的変化を振り返った。2000年代初頭のオフショア開発の導入やリーマンショック後の標準化・効率化推進、技術進歩に伴うアウトソース依存の拡大という一連の流れは、いずれも「その場、その場で合理的に判断した結果」であった。 しかし、これらの判断の積み重
大阪府茨木市松下町のインターネット通販大手Amazonの倉庫で11月11日午前に起きた火災は、12日午前で発生から丸1日が経過した。12日午前10時20分現在で鎮圧の確認ができておらず、消火活動が続いている。 火災は11日午前10時20分ごろに発生。倉庫で働く従業員から「3階で火災が発生している」と119番があった。茨木市消防本部は夜間も消火活動を続けたが、鎮圧の確認ができていない。 大阪府警茨木署によると、倉庫は4階建てで、3階は荷物を保管するスペースだという。当時、倉庫内には300人以上の従業員がいたが、避難し、全員無事だった。 関連記事 本番さながらの訓練がもたらす変化とは? 三菱地所の防災訓練に参加した 1日に三菱地所「常盤橋タワー」で行われた避難訓練を取材した。テクノロジーの進歩やテレワーク普及といった変化により、その風景も以前とは少しずつ変わっているようだ。 仏OVHcloud
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