米ホワイトハウスでは、ドナルド・トランプ大統領の就任以降、大規模な改修工事が行われている。

執務室が黄金仕様になったり……

庭の芝生がコンクリートで埋められたり……

そんななか、新たに行われた改修が、バイデン氏への嘲笑とも捉えられる内容だと、物議をかもしている。

今回お披露目されたのは、ホワイトハウスの廊下。歴代大統領の肖像画が設置された。

民主党出身のビル・クリントン元大統領や、バラク・オバマ元大統領は通常どおりの肖像画だ。

オートペン(自動署名機)だ。

トランプ氏が、オートペンの写真をまじまじと見つめる姿も公開した。
こうしたバイデン氏への嘲笑とも捉えられかねない行為に、SNSでは批判が寄せられている。
💬「なんて下品なまねを……。あなたには恥の概念がまったくないんですか?」
💬「一部の人にとってはユーモアがあって、おもしろいのかもしれませんが、ホワイトハウスがやっていいことではありません」
💬「私は大統領を支持していますが、これは明らかにやりすぎています。歴代大統領全員に対して敬意と礼儀を示してください」
9月20日、保守派のシンクタンクであるアメリカン・コーナーストーン研究所の創設者晩餐会で演説した際、「バイデンは昔から意地悪なやつだったし、頭がよくなかった」と発言。
がん治療中のバイデン氏に絡めて、「今のところあまりうまくいってないだろ? 彼に同情したくなっても、あいつは悪党だってことを忘れてはいけない」と続け、SNSでは批判が寄せられていた。
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙島海人