This is a cache of https://hatena.blog/topics/movie. It is a snapshot of the page as it appeared on 2025-11-24T13:34:09.356+0000.
映画 - はてなブログ

トピック一覧

映画

本日2つ目の日記は今日観たと聴いたものです!

靑森市からこんがんは。まだ月曜日、11月24日ですよ。夕飯は妻と二人でうち焼肉!美味しかった!! 11月24日(月): 明日から仕事復帰の日だ。今日は朝8時くらいに起きて、昨日観始めたミュージックDVDの続きを観ようとした。 [Bon Jovi Johannesburg, South Africa 12.1 '95] 妻が熱狂的なボン・ジョヴィファンだったので、アンオフィシャルライブ映像をいっぱい持ってる。これがその1つ。DVDを観始めると、タイトルが「Live Bon Jovi : Peter…

📺 自宅がインド映画館に!『RRR』の熱狂を再体験する必須アイテム

序章:まだスマホの小さい画面でナートゥしてるの? 日本中を熱狂させた映画『RRR』。あの圧倒的なエネルギー、腹に響く重低音、そしてスクリーンの端まで埋め尽くす極彩色の群舞。 しかし、映画館を出た後、あなたはこう思っていませんか? 「あ〜、家でもこの興奮を味わいたいけど、スマホやタブレットじゃ迫力が全然足りない…」 その通りです。はっきり言います。 インド映画をスマホの画面で観るのは、ステーキを電子レンジで温めて食べるようなものです。 この記事では、日本の狭い部屋でも、映画館のような**「没入感」…

「ウエスト・サイド物語」

午前十時の映画祭で「ウエスト・サイド物語」を見てきました。「ロミオとジュリエット」の舞台を現代ニューヨークに置き換え、かつミュージカルにした作品です。私がこの映画を知ったきっかけは、中学生の頃、両親が持っていたサントラ・レコードで「トゥナイト」や「マリア」を聴いたことでした。当時、「なんていい歌なんだ!」と、中学生ながらにレナード・バーンスタインの楽曲に感激し、夢中になって毎日のように何度も繰り返し聴きました。 両親が持っていたレコードはこれだったと思います。www.youtube.com 「ト…

【趣味】映画「果てしなきスカーレット」鑑賞。

今日の午前中、隣町にある映画館で、ダンナと一緒に今月21日(金)より公開の映画「果てしなきスカーレット」を、鑑賞してきました。 【解説・あらすじ】 「竜とそばかすの姫」「未来のミライ」などで国内外から高く評価されてきたアニメーション映画監督・細田守監督が手がける、オリジナルの長編アニメーション。復讐にとらわれて死者の国をさまよう王女が、現代日本からやってきた看護師の青年と出会い、ともに旅をする中で変化していく姿を描き、「生きるとは何か」を問いかける。 父を殺して王位を奪った叔父クローディアスへの…

映画「アマデウス」鑑賞〜午前10時の映画祭

「午前10時の音楽祭」という名作のリバイバル上演で「アマデウス」(4Kレストア版)を観てきました。 午前十時の映画祭15 デジタルで甦る永遠の名作 (eiga.com) 上演期間が短いのと午前中の朝早い時間に上演となるのでタイミングを合わせるのが難しいときがあります。今回は年末までの有給休暇取得推奨&メンズデーを利用し久し振りに平日昼間から映画鑑賞を楽しみました。午前10時の映画祭で観たのは「アラビアのロレンス」「大脱走」以来かな。 この映画を最初に見たのはNHK-BSかビデオ・レンタルか(恐ら…

映画「ずっと独身でいるつもり?」を観た話。

ばちぼこ本編の話をしています。 観てから読んで欲しい気持ちもありまする。 また、映画の批評ではなく、感想もしくは心の声の文字起こしですので、それもまたご注意を。 観た理由 前回の記事のラストにいきさつはちらっと書いたんですが、映画「プレデター」を観るべくレンタルショップへ向かいました。 meeeko607.hateblo.jp どうしてプレデター、それも第一作目だけが借りられてるんだよ!!!! どうやら近所に同じような趣味嗜好を持ち合わせる人物が居るようです。仲良くなれそうだな、もう。 仕方がな…

オズの魔法使いのスピンオフ、「悪だと思っていた存在が実は善なる者だった」 映画「ウィキッド ふたりの魔女」感想(ネタバレありです!)

日本公開時、見に行こうと思えば見に行けたのだけれど、なんか見るのに抵抗を感じて今まで見るのを延ばして来た本作。英題は「Wicked: Part I」で、11月21日から公開されている「Wicked: Part Ⅱ」で完結されるから、この作品単品ではきっちりとした感想にはならないんでしょう。 youtu.be 私、本作を見るにあたっては1939年の「オズの魔法使(以下オズ)」を見てちゃんと予習はしています。 entanglement26.hateblo.jp オズの魔法使 (字幕版) ジュディ・ガ…

「ぼくのお日さま」奥山大史

何かに夢中になること、人を愛おしく想うこと、その無垢な思いが溶けあった刹那な時間の美しさたるや! そんな幸福な時間を壊してしまうものもまた、子どもの純真であるがゆえの残酷さであるという儚さ。痛みを描いているのになぜこんなにも温かいのか。それを可能にしているのは、奥山大史という監督の唯一無二の細やかなセンスだ。 映画「ぼくのお日さま」公式サイト

ぽちぽちと映画を観ている、2025年11月下旬。

わうわうさんでいろいろと映画を観たので、備忘録として。(1)ムーンライト・ホテル殺人事件(2024) 有名弁護士が不倫のために泊まったホテルの部屋で男が殺されていて…そこから始まるドタバタサスペンス&コメディー。 タイトルが殺人事件、となっているけれど、誰も死なない(盛大なネタバレ)。 なんだろうか、舞台風、というか三谷幸喜風な映画でした。 いろんな立場の人がいっぱいでてきて、いろんな思惑で動いているんだけど全然かみ合っていなくてさあ大変、みたいなところが。 そして探偵助手役のズオ・リンフォンさ…

『場所はいつも旅先だった』エキゾチックな異国の風景をエモ消費する雰囲気映画

”最高に雰囲気に浸れる映画”という触れ込みでおススメされていたので視聴。 あらすじサンフランシスコの24時間ダイナーでカップルが政治の話をしているとき、シギリアの若い僧侶は寺院の床を箒ではいている。マルセイユの漁師がまだ日ものぼらない朝霧の中、相棒と船で沖に出ているとき、メルボルンのカフェでは夜勤明けの警察官がフラットホワイトをすすっている。わたしたちの知らないところで、だれかの朝がはじまり、だれかの夜が終わっている。そんな早朝と深夜の人間の暮らしをひとり旅を通して描く。 あらすじから内容の想像…

映画『風のマジム』を観る

先日のキネ旬シアターは『風のマジム』でした。 原作:原田マハ『風のマジム』 監督:芳賀薫 脚本:黒川麻衣 出演:伊藤沙莉、染谷将太、尚玄、シシド・カフカ、滝藤賢一、 富田靖子、 高畑淳子 製作:2025年 日本 原田マハの小説の映画化です。「沖縄のサトウキビからラム酒を作りたい」とビジネスを立ち上げた女性をモデルとした実話を元にした物語です。 伊波まじむ(伊藤沙莉)は那覇市の通信会社に勤める契約社員。豆腐店を営む祖母と母との3人暮らしです。これといった目標もなく日々を過ごしています。 ある日、な…

『おいしい給食 炎の修学旅行』炎の全国キャラバン

映画は基本的に周回しない人間なのですが、見事につられて舞台挨拶を観に行ってしまいました(笑)。あと、やっぱり2回目でも本編は楽しかったです。 覚えてる範囲で以下、所々あやふやかもしれませんが記録をば。 ちなみに、初見時の感想はこちら↓ shenwu404.hatenablog.com

※ネタバレあり『PERFECT BLUE』4Kリマスター版を観てきました

ネタバレありです、ご注意を! あらすじ・概要 感想(※ネタバレ含む) 劇場の様子 1997年公開のアニメ映画『PERFECT BLUE』が昨日から1週間限定でリバイバル上映されており、初日に早速行ってきました。 ▲入場特典でもらったカード 15年くらい前にDVDで観て衝撃を受けた作品です。スクリーンで観てみたかったなあと思っていた昔の自分、夢が叶ったよ! あらすじ・概要 今は亡き今敏監督のデビュー作のサイコスリラーアニメ映画。 世界のクリエイターにも強い影響を与えた作品です。 主人公は売れないア…

そろそろホメロスの『オデュッセイア』を読まないといけない気がしてきた。

クリストファーノーラン監督の映画に向けて クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア』の新しいトレイラーが公開された。 ・The Odyssey (2026) | Teaser Trailer | Christopher Nolan | Tom Holland ノーラン監督らしく、重厚で厚みのありそうな雰囲気。予告編をみるかぎり、あの時代の"歴史改変モノ"になりそうな予感? さっそくRedditなど海外フォーラムでは考察合戦がはじまっているけれど、非欧米圏の僕はあまりギリシャの歴史に詳…

映画『ドラゴンボール超 ブロリー』は、ドラゴンボールをほぼ知らなくても楽しめるのか?

ランキング参加中アニメ いつもクリックありがとうございます あんまりドラゴンボールを知らないぼくですが、YouTubeで某映画レビュアーがオススメしていたので気になって見てみました。 この記事では、「映画『ドラゴンボール超 ブロリー』は、ドラゴンボールをほぼ知らなくても楽しめるのか?」をメインに書いていきます。 あくまでこの記事ではオススメできるかどうかを書いていきます。 ネタバレごりッごりの感想についてはまた後日書いていきたいと思います(フラグ) ぼくの戦闘能力もとい事前知識 ・ドラゴンボール…

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』解説・感想:愛とは何か、依存と赦しの果てにあるもの

こんにちは、2児育児+ワンコ1匹の基本テレワークで日々あがいているぽんです。いつも訪問ありがとうございます(ブックマーク・スターもありがとうございます)。ブログ更新の励みになっています 映画『彼女がその名を知らない鳥たち』解説・感想:愛とは何か、依存と赦しの果てにあるもの 白石和彌監督による映画『彼女がその名を知らない鳥たち』は、沼のようにねっとりと人の心の底をえぐりながら、それでも不思議と胸を掴んで離さない力を持った異色の恋愛サスペンスです。蒼井優さん、阿部サダヲさん、松坂桃李さん、竹野内豊さ…

【映画グリズリーマン】閲覧注意!命懸けの熊密着ドキュメンタリーが描くものとは

命を賭けた熊と生きた男の極限体験 映画「グリズリーマン」は、閲覧注意レベルの熊密着映像で世界中で話題となったドキュメンタリー作品だ。アラスカの広大な大自然の中で、グリズリーベアと生活を共にしたティモシー・トレッドウェルという男性の異様な記録を通して、究極とも捉えることのできる生きる実感と緊張感を体験することになる。この記事では、本作が映し出す熊密着映像の活動の本質、そして自然と人間の関わりの意味を整理して解説する【永久保存版】。 目次 【映画グリズリーマン】作品概要 【映画グリズリーマン】熊の生…

インフルエンザのせいにはしませんよ、本日の1日遅れの音楽・映画日記!

靑森市からおはようございます!今日は月曜日、11月24日です。ながい休暇の最終日となりました。昨日は映画三昧でしたよ。音楽はちょっとだけ聴いた。 11月23日(日): 今日は日曜日。仕事復帰まであと2日。昨日寝る前にテレビで放送された映画も観ました。それが自分が結構好きな映画です。 [テルマエ・ロマエ] 2012年、武内英樹監督で阿部寛と上戸彩主演のコメディ映画。原作はヤマザキマリの漫画です。古代ローマと現代日本のお風呂文化が結びつけられた作品。ローマの建築家ルシウスは、現代日本にタイムスリップ…

岸辺露伴は動かない 懺悔室

At a confessional監督:渡辺一貴脚本:小林靖子原作:荒木飛呂彦日本映画 2025年☆☆☆☆ www.youtube.com NHKでスタートした「岸辺露伴は動かない」ドラマシリーズ。その流れの映画化1本目「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」に続く映画2作目。 今回は原作でも一番最初に発表された「エピソード#16 懺悔室」がベースの読み切り。流石に読み切り1本で映画の尺にするのは難しいので、何か他のエピソードも足したりするのかな?と思ったら、映画オリジナルで懺悔室のエピソードを拡張。 最初…

ケリー・セブライド:『シカゴ・ファイア』におけるヒーローの救出と喪失の恋愛譜

ケリー・セブライド:救出と喪失の恋愛譜 —『シカゴ・ファイア』におけるヒーローの成熟史— 文=Archi Ⅰ. 焼け跡に咲くロマンス:プレイボーイとしての序章 ケリー・セブライドの登場は、炎の中に立つ「救助の美学」の体現者としてであった。彼は火災現場では英雄的に他者を救うが、プライベートではしばしば自分自身を救えない男として描かれる。シーズン1〜3にかけて、彼の恋愛はほとんどが「喪失」か「逃避」の物語である。レネ・ロイス、ヘザー・ダーデン、ブリトニー・ベイカー。彼女たちとの関係には、どこか常に“…

「ファーストキス 1ST KISS」塚原あゆ子

映画にささやかな意味があるとすれば、観る者に気づきを与え、その暮らしに少しの変化をもたらすことだ。人に恋して、人を愛して生きることについての、気づきがたくさん詰まった映画。坂元裕二の脚本はもちろん、40代の松たか子のチャーミングさがヤバい。何度もタイムトラベルを繰り返す、彼女の必死さにやられる。 映画『ファーストキス 1ST KISS』公式サイト

【悲報】セゾンゴールドの“1,000円映画”で痛い目を見た話

お得に思えますが要注意です。 こんにちはっキュ! Q太郎とシュゾーだ。今回は失敗談の話だ。 セゾンゴールドプレミアムの特典の中でも、2人が一番ワクワクしていたのがユナイテッドシネマで映画が1,000円で観られる“映画観賞券”。「どうせ映画は行くし、安くなるのは最高!」と思って、気合いを入れて購入したのですが結果はまさかの “期限切れでお蔵入り” という、悲しすぎるオチになってしまいました。 今回はその涙のエピソードと、「これはもう電子化してくれ!」という強い願望を書いておきます。 こちらの記事で…

ハリポタ新作?

昨日見た夢 どこかのショッピングモールのような場所。 となりに映画館がある飲食店で、ボスのSくん、美人のAさん、あと2〜3人で食事。食べ終わったら、ハリーポッターの新作(事実ではありません、あくまで夢のお話)を観る予定。 先に食べ終わったので、映画館の中にあるリハビリ用の簡易ベットが並ぶ休憩スペース(そんな場所ない)で、少し横になって待つことに。 少しすると映画を観るために全員やって来て、「そろそろ映画を観よう」という話になる。その間に美人のAさんが横になっているベットに座る。何となく嬉しい。 …

孤独と未来へのささやかな希望「ヒアー アフター」

2010年公開の、クリント・イーストウッド監督「ヒア アフター」。 この映画、クリント・イーストウッドの作品の中でも、あまり知られていない部類に入るかもしれません。 ヒア アフター。来世とか、死後の世界という意味があるそうです。 こう聞くとなんか、うさんくさい内容なんじゃないかと思われるかもしれません。 実際題材はズバリ死後の世界です。しかし、この映画の本当の趣旨は別のところにあると思っています。 ※以下ネタばれがあるので、観たい人はこれ以上読まないでくださいね。 また、この映画は冒頭に津波のシ…

映画 夏目アラタの結婚

配信されてから見よう見ようとは思っていましたが、やっとって感じで。 原作は見ていないので再現度とかは分かりませんが、想像としてはもっとエグいものかと思っていました。 内容は思っていたほど刺激が強くはなかったですけど、黒島結菜の歯のメイクとかはどうなってんだろ?というのが一番印象に残る部分で、なんだかんだ作品の中に引きずり込まれた感はあります。 2024.09.06★★★

「ラプラスの魔女」 2018

★☆☆☆☆ あらすじ 硫化水素中毒で死んだ男が発見された温泉地で、安全性の調査を依頼された大学教授は、刑事に殺人事件の可能性について尋ねられる。 www.youtube.com 櫻井翔、広瀬すず、豊川悦司ら出演、三池崇史監督。東野圭吾原作。116分。 感想 硫化水素中毒が発生した温泉地の調査をする大学教授が主人公だ。彼が遺体発見現場を訪れる場面から始まる。だが遠巻きから眺めるだけで、被害者の顔もよく分からず、身元が詳しく明らかにされるわけでもないので、まったく引き込まれない。 役者の演技力も原因…

映画『さよならはスローボールで』

映画「さよならはスローボールで」を見ました。 中学校の建設のため解体が決まった野球場。 野球場に集まったおじさんたちが最後の草野球を楽しむ物語。 物語の設定だけ見ると、最後に涙のフィナーレとか起こりそう。 「フィールド・オブ・ドリームス」のような映画を期待して見に行くと大ヤケドします。 ただただおじさんが草野球をしているだけ。 ずっとぐだぐだ。 試合開始時にメンバーが遅刻して9人揃ってないし。 チラシによると、新鋭カーソン・ランド監督はこれからの米インディペンデント映画館を背負う注目株らしい。 …

【映画だいありー⑫】華麗なるギャツビー(ネタバレあり)

こんにちは、ここはです。今週もブログをのぞいてくださり、ありがとうございます! トピック 映画『華麗なるギャツビー』をみて ストーリーがおもしろかった 映像に圧倒された 愛にも種類があると知った 人間の暗い本性が垣間見えた おわりに トピック 先日、アマプラでレオナルド・ディカプリオ主演の映画『華麗なるギャツビー』を観ました。これがなかなかに見ごたえのある映画だったので、今回はその感想をつづります。 映画『華麗なるギャツビー』をみて 華麗なるギャツビー 【Blu-ray】 [ レオナルド・ディカ…

1574. ブランカとギター弾き

引用元:amazon.co.jp 日本人カメラマンの長谷井宏紀の長編映画デビュー作 フィリピンのスラム街を舞台に、孤児の少女と盲目のギター弾きのつながりを描いた作品 マニラのスラム街にひとりで暮らすブランカは、この街に来た時には母親と一緒だったが、いつも酔っ払っている母親は、新しい男と居なくなってしまい、それ以来ひとりで物乞いをしたり、スリをして何とか暮らしていた オトナがお金で子供を買うのだからと、ある日彼女は、母親はお金で買うことを思いつく その頃、その音色が気になって何度か聴きに行っていた…

「プレデター:バッドランド」

(原題:PREDATOR: BADLANDS)正直、あまり期待していなかったが、実際観てみると本当に面白い。87年の第一作から基本“人類の敵”という設定にあったプレデターを、何と主人公にして物語が展開するというコンセプトはアイデア賞ものだ。ストーリーもよく練られており、山あり谷ありで最後まで退屈させない。少なからぬ本数がリリースされるハリウッドのSF大作も、常時この程度のクォリティはキープして欲しいものだ。 プレデターたちの母星(と思われる天体)において、一族の掟を破った若い構成員のデクは、ヤバ…

再び浮上! 沈黙の艦隊 北極海大海戦

“グゲェエエ!!海江田艦長は独立国やまとを宣言!!核ミサイルを搭載した潜水艦で、これからどうやっていくのだぁあああ。あ…ここで映画が終わってしまったぁあ。続きはどうなるのぉおお。“ 前作が公開された時、こう書いてたぁああ。拙宅で独り盛り上がったのが2023年遂に第2弾がぁああ!!沈黙の艦隊 北極海大海戦 あらすじ日本政府が極秘に建造した高性能原子力潜水艦を奪い、独立国「やまと」建国を世界に宣言した海江田四郎は、その卓越した操舵で数々の海戦を潜り抜け、東京湾での大海戦で米第7艦隊を圧倒した後、国連…

緻密なリアリティがもたらす感動「生きる LIVING」

公務員組織の話なんだよね。新人が出勤していくんだけれども、その時点でカメラワークが良かった。書類の山の中で仕事をして、市民の嘆願書を部署たらい回しにするそんな毎日。 実はこの映画の主人公はその課の課長で、癌で余命半年と宣言された。息子夫婦が同居しているが関係性も良さそうじゃない。特に嫁が糞(直球)。仕事を欠勤してリゾート地に赴いた課長はそこで出会ったうだつの上がらない映画監督と意気投合、人生の楽しみ方がわからないのを助けてもらう。なんかオルガンのあるバーに行って意味深な歌を歌っていたわ。 そうし…

この街には宇佐美蓮がいる――「天文館探偵物語」ネタバレ感想

余談 聞き慣れた案内音声が流れる。 「次は、天文館通、天文館通です」 すぐに誰かが降車ボタンを押す。 あらかじめ握っていた80円は少し温かくなっている。 市電が停留所に停まり、多くの人が降りるのについていく。 信号を渡るとまず右手に目にする本屋さん、もう一つの通りとクロスする場所には同じくらいの距離でまた2つの本屋さん。それらの誘惑を振り切って、習い事の教室がある雑居ビルに向かう。 今はその3軒の本屋さんも、習い事の教室もない。 それでも筆者にとって天文館は、小学校1年生から3年生まで習い事で通…

ミスター末吉

基本、昔は大吉しか出なかったんだけど(@_@) 今は昔ほど、大吉が出ずらくなってきているのか?それとも、単純に俺の運的なものが大吉を引かないのか???まあ、どっちでもいいっちゃいいんだけど!最近は末吉が結構出るんだけど、その末吉もどっちかによってはすごく意味が変わってくるよね 前、おみくじをまったく信じないって人がいたけど、すごいわ!!まあ、信じないのもわからなくはないけど、遊びっちゃ遊びだし!でも、こういうのは偶然ともいえるし、偶然っていうのは運命の示唆って考え方もできる 所詮はただの数字。数…

【映画】果てしなきスカーレット

毎度ながら、圧倒される、映像。「死者の国」の不条理と苦行的道行。複数の時代の、複数の地域の、複数の文化・生活の入り混じるまぜこぜで出鱈目な世界、細部の所作・造形・風景の描写の精緻たるや。そして中の人には受難が現実である。どうにも苦しい世界、逃れえないそれは、案外身近に思われたり。 あわいの出来事、あるいはスカーレットの夢のようにも思われたりする。 率直に観れば恢復と成長のものがたり。少し横から観れば、自己受容のみちすじ。とやり過ごすには何度となく溢れる慟哭がとても激しくて、移入にもっていかれた。…

暑くもなく…寒くもない。

長袖インナーにしっぺ返しを食らう 丁度良い気候の今日この頃、 皆さん、いかがお過ごしでしょうか? 風邪引かない様に気を付けましょう、逆にね 👷🏻‍♀️ うん、映画ね。 "小説家との旅路(Best Sellers)" って観たかな? そう、マイケル・ケインの最近の作品。 味がねぇ。。。 かれこれ90代に突入していらっしゃるとか いないとか 🕵🏻‍♀️ やー・ginkoさんとしてはさ、 マイケル・ケインと仲代達矢さんは 何となく顔が似てるなぁと、 常々思ってたものだから 🕵🏻‍♀️ … 届いてますよ…

職業病ならぬ趣味病

例えば、ハリウッド映画を見ていてレコードプレーヤーが映る。 それがネット配信で見ているなら少し戻ってポーズしてどの機種か判断したくなる。最近のアメリカ映画だとテクニクスのプレーヤーにカートリッジが270だったりして、、、という事は1980年頃のアメリカでは、家庭のオーディオはテクニクスが一般的だったわけだ。 こういうのって誇らしい。アンプは8088だったりする。 映画タイトルは忘れた、要するにそれほどヒットしていない映画だ。 漫画もそうだ。 無料配信を待ってなんとなく読んでいる「スーパードクター…

昔観た映画を大人になって観ると感じ方は違う

バトルロワイアル 見たことはあったが 公開25周年ということで久しぶりに観た 初めて見たのは学生の時だが 若いからこそストーリーや暴力シーンが 印象的だった 改めて社会人経験を積み 世の中を少し知った上で観ると かなり衝撃的な内容だと感じた 勝つ(生きる)か負けるか(死ぬ) 大人社会は汚い・不公平が多い 結局上がルールを決める 生きるとはどういうことなのか..... など、映像ではなく映画が描くテーマやメッセージが たくさん感じられる作品だと気づいた 感じ方は時間が経つと変わるものだな

第165話 初めてボロ泣した映画

ママ上に「映画に行こう」と誘われ。 今回観たいのは、「港のひかり」。 何となくTVCMで面白そうと思ったから。 映画館へ。 3連休2日目なのに人があまりいなかった。 チケットを発見しようと発券機へ。 すると滑舌が超絶いいU-NEXTのおじさんに話しかけられる。 いわゆる1ヶ月体験の勧誘だったのだが。 特典として映画チケットがタダになるそうで。 タダなら、ということでその勧誘にのる。 解約方法も教えてくれ、割と親切なおじさん。 実は現役でナレーターとかしている人で。 そりゃ滑舌もいいし、話も凄く分…

映画 ファンタジー/ロマンス『マガディーラ 勇者転生』「『マガディーラ』から『RRR』公開のわずか13年の間にインド映画の進歩がすごい」

マガディーラ 勇者転生(吹替版) ラーム・チャラン Amazon マガディーラ 勇者転生(字幕版) ラーム・チャラン Amazon 概要 登場人物・キャスト ストーリー 感想 予告 関連商品 概要 『マガディーラ 勇者転生』は2009年公開のテルグ語ロマンティック・アクション映画で、S・S・ラージャマウリ監督による輪廻と永遠の愛を主題とした大作である。脚本は父親のV・ヴィジャエーンドラ・プラサードが手がけ、主演はラーム・チャランとカージャル・アグルワール。物語は400年前の王国での悲恋と復讐が現…

【映画】プリデスティネーション 〜1週回ってもう一回見たくなる!〜

プリデスティネーション 2015年2月28日日本公開 プリデスティネーション 感想・総括 私的関連作品 感想・総括 主人公は「時空警察」のエージェントであり、未来に発生する大事件を防ぐ為、ある時代に潜入し任務を遂行していて、彼には長らく追い続けてきた凶悪な爆弾魔がいるのだが、物語はその“最後の任務”の局面から始まって行きます。 その中で、主人公はバーテンダーとして働きながら、とある青年と出会い、この青年の人生が――あまりにも数奇で、普通の人生では絶対に起こり得ないレベルの“異常”さを孕んでいて、…

映画『果てしなきスカーレット』感想(ネタバレ)

映画『果てしなきスカーレット』の感想になります。ネタバレを含みますので、お読みになる際はご注意ください。 『時をかける少女』や『サマーウォーズ』などで知られる細田守監督の4年ぶりの最新作、『果てしなきスカーレット』。 父を殺された主人公が、敵討ちのために冒険を繰り広げる、復讐劇となっています。 細田監督の前作『竜とそばかすの姫』の感想も当時書きましたので、良かったらこちらもどうぞ。 blacksun.hateblo.jp もくじ 概要 予告編 あらすじ 感想 おわりに 概要 本作は、シェイクスピ…

韓国ドラマ 「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」 感想|狂気な師弟

パク・ウンビン× ソル・ギョング主演 メスを奪われた狂気の天才外科医が 復讐の炎を燃やす Disney+ のメディカルサスペンスドラマ 出典 「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」 Disney+ 演出 キム・ジョンヒョン 「ジャグラス」「ダーリンは危機一発!(原題・国民の皆さん!)」「昼と夜」「クレイジーラブ」脚本 キム・ソニ 「神のクイズ:リブート」 ハイパーナイフ 闇の天才外科医 (全8話) あらすじ 感想 3つの失敗|狂気な師弟 「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」予告編とOST キャスト 主…

【映画】ドラえもん のび太とふしぎ風使い

今日も今日とてドラえもん 映画ドラえもん のび太とふしぎ風使いNobuyo ÔyamaAmazon 作品情報 感想 ネタバレ 良かった点 パターンじゃない。 スネ夫とジャイアン OPの作画 別れはやはり泣ける 気になった所 別れ方 スネ夫ママ 総評 作品情報 2003年03月08日の映画。 封印された風の妖精みたいなのがスネ夫を経由してからのび太に懐く話。その後地球の中で風を操って生活してる人たちと知り合うことになり…なんやかやの話 感想 よろしかったんじゃないでしょうか。 ちょっと説明不足の勢…

【映画幸せのちから】実話のホームレス父子成功物語 今知るべき意味とその後を解説

ホームレス親子が底辺からつかんだ逆境からの逆転劇 「幸せのちから」は、父と息子が社会の底辺まで落ち込んだ現実の中でも前進する実話の物語。父子の生活は底辺そのものだった。 それでもクリスは立ち止まらず動き続ける。 この作品が今も読み返されるのは、逆境に光を見いだす物語だからではない。どれほど底へ落ちても、選択し続ける姿にこそ、現代の不安定な社会を生きる私たちが共鳴するからだ。ここでは、実話のその後までを読み解いていく【永久保存版】。 目次 【映画幸せのちから】作品概要 【映画幸せのちから】実話で知…

映画レビュー16 サウンド・オブ・ミュージック

映画 映画名:サウンド・オブ・ミュージック ジャンル:ミュージカル、戦争、恋愛 備 考:50周年記念版 Prime Videoで視聴 一言感想 皆が知ってるメジャー曲はこの映画が発祥 急に重くなる

『シルヴァー・シティ・リヴィジテッド』

Silver city revisited ヴィム・ヴェンダース監督作の『シルヴァー・シティ・リヴィジテッド』を観ました。 街並みや絵葉書などを長回しの定点撮影で映した少ないショットで構成された短編映画です。 ミュンヘンからパリで画家修業に励むヴェンダース監督はシネマテーク・フランセーズに通い、いつしか絵画より映画に惹かれた彼が再びミュンヘンへ戻り、大学で映画を専攻している時に制作された作品です。 なので映されている風景はおそらくミュンヘンだと思われ、撮影の時間帯は早朝か夕方のマジックアワーであ…

『ミッション・インポッシブル』(1996年)── イーサン・ハント誕生、映画史に刻まれたスパイアクション

いやぁ、映画って本当にいいものですね。 1996年公開の『ミッション: インポッシブル』(Mission: Impossible)は、ブライアン・デ・パルマ監督によるアクションスパイ映画。主演のトム・クルーズが映画プロデューサーとしても参加した、シリーズ第1作目です。テレビドラマ『スパイ大作戦』とその続編を現代風にリブートし、IMF(Impossible Mission Force)に所属する若手スパイ、イーサン・ハントの活躍を描きます。 濡れ衣を晴らす緊迫のスパイアクション 物語は、組織内の内…