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素潜り中、2メートル超えのサメに遭遇した漁師。とっさの判断で「防御姿勢」をとると…

    素潜り中、2メートル超えのサメに遭遇した漁師。とっさの判断で「防御姿勢」をとると…

    米フロリダ州で、素潜り中の漁師が、サメに襲われる事件が発生した。漁師は膝を噛まれるも命に別状はなかった。

    米フロリダ州で8月2日、漁師の男性がオオメジロザメに遭遇した。

    男性はひざを噛まれて縫合が必要なけがを負ったが、命に別状はない。

    @gma

    Shark bite survivor Chance Armand speaks out after a routine dive near Mahogany Hill, Florida turned terrifying when a bull shark attacked him. #news #florida #SharkBite

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    サメに遭遇したチャンス・アーマンドさん / Via tiktok.com

    朝の情報番組『グッド・モーニング・アメリカ』によると、サメに遭遇したチャンス・アーマンドさんは当時、漁師仲間たちと素潜りで漁をしている最中だった。

    魚を捕まえて水面に上がろうとしたとき、危険を感じて下を見ると、体長約2.4メートルのオオメジロザメが、突進してきていることに気付いた。

    サメは止まる気配を見せず、アーマンドさんはとっさの判断でひざを胸の高さまで上げて、身を守る体勢をとった。

    仲間たちが駆けつけてサメを追い払おうとすると、ひとりがアーマンさんがひざにけがを負っていることに気付いた。アーマンドさんたちは、急いでボートに戻った。  

    地元ニュース局によると、アーマンドさんはTシャツなどを使って止血帯を作る緊急処置を行ったあと、病院に搬送された。

    同局の取材に対し「腱にも骨にも動脈にも損傷はありませんでした。ただ、巨大で生々しい傷があるだけです」と、語った。

    アーマンドさんによると、近年サメを目にする頻度が増えている。その理由には「フロリダ州魚類・野生生物保護委員会(FWC)の回復施策の成功」があるという。

    FWCは、一部のサメの捕獲を禁止するなどの保護政策を推進してきた。これは、サメの個体数が大幅に減少している現状を受けての対応であり、世界的には年間約1億匹ものサメが捕獲されている。

    一方で、サメの個体数の増加が必ずしも人への被害増加につながるとは言い切れない。

    同委員会は、フロリダにおけるサメによる被害の増加は、サメの個体数の増加によるものではなく、「人間の訪問者数の増加」によるものだと指摘している。 

    海洋生物保護団体「Save Our Seas Foundation」のマフムード・シブジ氏によると、「過去5年間のフロリダでのサメ被害の平均は19件」であり、件数に大きな変動は見られないという。