サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
MacBook Neo
karapaia.com
アメリカで新たな家族として猫を迎え入れようと思ったヒゲメン男性は、地元の動物保護施設を訪れた。 自分にぴったりの相棒を慎重に選ぼうと、猫たちの様子を観察していたのだが、どうやら彼が猫を選ぶ権利はなかったようだ。 一匹の子猫がケージの隙間から前足を突き出し、通り過ぎようとした男性の肩をトントンと肉球で叩き、引き留め工作を図ったのだ。 男性はこの情熱的な逆指名に応えて子猫を家族に迎え入れ、今ではとても仲睦まじく暮らしている。 猫を選んでいたヒゲメンを逆指名した猫 アメリカで暮らすマリオ・ミランテさんは、新しい相棒となる猫を探すため、地元の動物保護施設を訪れた。 ミランテさんは自分にぴったりの一匹を慎重に選ぼうと、施設内の通路をゆっくり歩き、ケージの中にいる猫たちの様子を真剣に観察していた。 ミランテさんが通路を行き来していたその時、一匹のオスの子猫がケージの隙間から前足を突き出し、通り過ぎよう
AIツールの使い過ぎは、労働者の脳に強い精神的疲労を引き起こす。 ボストン・コンサルティング・グループの研究チームが、アメリカのフルタイム労働者を対象に調査したところ、AIの出力を確認し修正しながら複数のAIツールを行き来して管理する作業が、集中力の低下や頭痛、判断の遅れを伴う精神的疲労を生むことが分かった。 研究者はこのAIの使用による精神的疲労を「AIブレイン・フライ(AI脳疲労)」と呼んでいる。 参考文献: When Using AI Leads to “Brain Fry”:Harvard Business Review https://hbr.org/2026/03/when-using-ai-leads-to-brain-fry AIブレイン・フライとは?AIの使用で起きる新しい脳の疲れ AIは文章作成、情報検索、画像生成、プログラム作成などを短時間で行えるため、多くの企業が仕
スマートフォン=スマホは既に単なる携帯電話ではない。情報端末として、我々の日常生活に欠かせないアイテムとなっている。 そして位置情報アプリの搭載は、探し物を助けてくれるだけでなく、時として人命救助にもつながるように。 2026年2月、アメリカ・ワシントン州の雪山で雪崩に巻き込まれた男性が、アップル社の「探す」アプリによって命を救われることになった。 だが同時に、妻が受け取った「虫の知らせ」も、彼が無事救出される大きなきっかけとなったようだ。 雪崩に巻き込まれて雪の下へ 2月26日、シアトルの東にある「スティーブンス・パス・スキーリゾート」で、新雪を楽しんでいたマイケル・ハリスさんは、突然起こった雪崩に巻き込まれてしまった。 彼は岩の周りを泳ぐようにして回避を試みたが、スキーを履いていたため思うように動けず、雪に埋もれて動けなくなってしまったという。 この画像を大きなサイズで見るimage
アメリカのクモや昆虫の約90%に、絶滅の危険があるかを判定する調査記録がないことが判明した。 マサチューセッツ大学の研究チームが約10万種を調査した結果、その大多数が保護の検討すらされない空白の状態にあることがわかった。 クモや昆虫は花粉を運んで植物を育てたり、害虫を食べたりして生態系を支える大切な存在だが、その実態はほとんど把握されていない。 こうした貴重な主役たちがいつの間にか消えてしまうことは、人間の暮らしを根底から壊す大きな脅威となる。 この査読済み研究成果は「PNAS」誌(2026年1月19日付)に掲載された。 DOI: 10.1073/pnas.2522779123 参考文献: Scared of Spiders? The Real Nightmare Is a World Without Them https://scitechdaily.com/scared-of-spid
遺伝や加齢など、さまざまな要因で頭髪が薄くなってしまった頭皮に、再び髪を呼び戻すことは可能なのか?その鍵を握るのは、皮膚の奥で髪を作り出す「毛包(もうほう)」という組織である。 ここは髪を維持するための大切な場所だが、何らかの理由で組織が働かなくなると、自力で髪を再生させるのは困難になる。 しかし日本の研究チームが、この毛包を幹細胞から作り出すことに成功した。 まだマウス実験の段階だが、髪が生え変わるサイクルまでもが再現されており、将来の脱毛症治療に向けた重要な一歩として注目されている。 この査読済み研究成果は『Biochemical and Biophysical Research Communications』誌(2026年3月9日付)に掲載された。 参考文献: 成体毛包の3種類の幹細胞により生体外で髪の毛を再生 https://www.riken.jp/press/2026/2026
世の中には何歳になっても、実年齢よりはるかに若く見える人種が存在するのは確かなようだ。 シンガポールで活躍するモデルの男性が、この度還暦を迎えたのだが、そのルックスがどうしても60歳には見えないとして、ネットで大きな話題になっている。 実は年齢詐称説・吸血鬼説など、彼の若さの理由はあれこれ取り沙汰されているが、結局は食生活と生活習慣、そしてポジティブ思考がその秘訣のようなのだ。 「60歳だなんて信じられない!」とネットで話題のイケオジ シンガポールでモデル兼アートディレクター兼フォトグラファーとして活躍しているチュアンド・タン(Chuando Tan)さん。 彼は2026年3月3日に還暦を迎えたのだが、そのルックスがどう見ても60歳には見えないとして、ネット上で大きな話題になっている。 この日タンさんは自身のSNSに、誕生日を祝う投稿を掲載した。シャツのボタンを外したラフな格好で、ジープに
チャットGPTやジェミニなどに使用されているAIが、ネット上の何気ない書き込みから、匿名ユーザーの正体を高精度で特定できることが最新の研究で明らかとなった。 スイスのチューリッヒ工科大学などのチームは、AIが投稿者のわずかな特徴から人物を絞り込む「推論」を行うことで、SNSやブログ、匿名アンケートなどの内容から実世界の人物を割り出すことに成功した。 しかも瞬時に特定ができるため、ネット上のプライバシー保護という前提が、根底から覆されようとしている。 AIがネットの書き込みから身元を特定 インターネット上では、匿名で様々な場所に書き込みができる。文体や人格を使い分け、何人もの人物を装うことも可能なため、どこの誰なのかを特定することは難しい。 もちろん、誰かを傷つけたり、法に反する書き込みは、法的手続きによりIPアドレスなどの情報を開示させることで投稿者を特定できるが、それには時間とお金がかか
この画像を大きなサイズで見る6000年ぶりに生息が確認されたフクロモモンガ科のピグミー・ロングフィンガード・ポッサム Photo by Carlos Bocos (CC-BY-4.0) ニューギニア島の熱帯雨林で、約6000年前に絶滅したと考えられていた有袋類、フクロモモンガ科2種が再発見された。 6000年前というと日本では縄文時代、エジプトのピラミッドすら建てられていない時期だ。 オーストラリア博物館などのチームが、30年以上も「別種」と誤認されていた古い標本の再鑑定や、現地の最新写真から特定に成功した 古代の生態系が残されていた貴重な発見として注目されている。 この査読済みの論文は、学術誌『Records of the Australian Museum』(2026年3月6日付)に掲載された。 6000年ぶりに再発見された奇跡の有袋類 オーストラリア博物館のティム・フラナリー教授らに
すごい!長い!見渡せない!チョコレート100%のスーパーロング列車がSNSで話題だ。 2026年2月、イタリア・ミラノで全長55.27mのチョコレート列車がギネス世界記録に認定された。 制作を率いたのはマルタ出身のショコラティエ。国際的な講師も務めるアンドリュー・ファルージャ氏。「マルタのチョコレート王」とも称される著名人だ。 同氏にとって、この新記録は、1年に及ぶ構想と4か月の緻密な作業の集大成。国境を越えたチームアートでもある世界最長チョコ列車を見ていこう。 55.27mの最長記録!世界一長いチョコの列車 ミラノの冬季オリンピック開幕前にお披露目された、チョコ製の蒸気機関車と22両の貨車。約160kg超のベルギーチョコレートでできている。 この画像を大きなサイズで見るimage credit:Guinness World Records その長さなんと55.27m。ちょっとやそっとじゃ
予測不能な複雑な出来事に、一貫した規則を見いだそうとする思考スタイルが、陰謀論を支持する要因に関連しているのかもしれない。 オーストラリア・フリンダース大学の最新研究によると、一部の人が陰謀論を支持する理由は、情報を客観的に判断する思考力が足りないからではなく、規則や秩序を好む心理的傾向に関係している可能性があるという。 たとえ高い分析能力を持っている人でも、本来は無関係なはずの事象を一つの大きな計画として結びつける、陰謀論の説明を受け入れやすくしてしまう可能性があるのだ。 この査読済み研究成果は『Cognitive Processing』誌(2025年1月14日付)に掲載された。 陰謀論を支持する理由を思考の特性から分析 なぜ一部の人は、高い教育を受けていても陰謀論を信じてしまうのか。 これまでの研究では、情報を論理的・客観的に分析する思考能力、クリティカルシンキング:Critical
自分の最新型ロボット掃除機をゲーム用コントローラーで操縦したい。そんなエンジニアの遊び心が、重大な欠陥を暴いてしまった。 自作プログラムで操作を試みたところ、サーバーの不備によって、24カ国にある他人の家のカメラ映像や音声、間取り図までもが自分の手元で閲覧できる状態になっていたのだ。 その数なんと7000台。意図せず世界中の家庭とつながってしまった事実は、スマート家電の利便性に潜むリスクを浮き彫りにした。 カメラとマイクで遠隔操作できる最新掃除機 ソフトウェアエンジニアのサミー・アズドゥファル氏が、ゲーム用コントローラーで操縦を試みたのは、ドローンメーカーとして知られているDJI社が発売した最新のロボット掃除機「Romo(ロモ)」だ。 ロモの特徴は、ドローンの技術を応用したカメラとマイクを備え、ラジコンのように遠隔操作ができる点だ。 高画質のカメラを搭載しており、外出先からスマホを使って家
これまで、東日本と西日本の縄文人は別々の場所からやってきたという説が有力だったが、東京大学の最新研究がその定説を塗り替えた。縄文人の起源は共通だった可能性が高いのだ。 日本列島に到着した共通の祖先集団が、国内で東西に分かれて暮らすうちに、それぞれの地域で遺伝子のタイプが変化したことが明らかになった。 東と西で縄文人が使用する道具が違うのは「別々のグループが渡来したから」だと考えられてきたが、実は日本の中で独自の文化や遺伝的分化を遂げていたという。 この査読済みの研究成果は『Anthropological Science』誌(2026年)に掲載された。 最新のDNA解析で縄文人のルーツを探る 東京大学大学院理学系研究科の太田博樹教授や吉田光希大学院生らによる研究グループは、大規模な縄文人のDNA解析を行った。 これまで、東日本と西日本の縄文人で遺伝的な特徴が大きく異なるのは、アジア大陸の異な
古代ギリシャの聖なる儀式で飲まれていた伝説の秘薬「エリクサー」の正体がついに特定された。 アテネ国立カポディストリアン大学の研究チームは、猛毒の麦角菌を強力な幻覚剤へと変える化学式を解明した。 ほぼ2000年もの間、人々が死後の世界を垣間見たという神秘体験の裏側には、猛毒を、神の飲み物「キケオン」へと変化させた古代人の高度な化学知識が隠されていたのである。 この査読済みの研究成果は『Scientific Reports』誌(2026年2月13日付)に掲載された。 約2000年間行われていたエレウシスの秘儀 古代ギリシャにおいて最も重要で神聖視されていた儀式が、紀元前1500年頃から西暦392年まで行われていた「エレウシスの秘儀」だ。 この秘儀が行われた場所は、アテネの隣に位置するエレウシスという聖域で、そこにはテレステリオンと呼ばれる大祭儀場が建っていた。 エレウシスで祀られていた女神デメ
AIが生成した画像は、もはや本物と見分けがつかないほど精巧になっているが、一部の人たちは簡単に見抜くことができるという。 アメリカのヴァンダービルト大学の研究によると、AI画像を正確に特定できる人は、AIに関する知識や技術があるからではなく、持って生まれた個人の資質である「物体認識能力」によるものだという。 この能力が高い人は、デジタルの合成画像に対して高い識別力を発揮するのだ。 AIの顔と人間の顔を見分ける「AIフェイス・テスト」を実施 今日、AIがゼロから作り出す「生成AI画像」は、日常のあらゆる場面で見かけるようになった。 その中には、実在する人物の顔を合成したり、本物と見分けがつかないほど精巧な人物を生成したりする、さらに識別が困難な「ディープフェイク」も含まれている。 ヴァンダービルト大学のイザベル・ゴーティエ教授らの研究チームは、こうした高度な合成画像と実在の人間の顔をどれだけ
ChatGPTやGemini、Claudeなどの対話型AIを使っている人は、正解が一つではない微妙な判断が必要な質問を投げかけて見てほしい。 例えば、「転職すべきか今の職場に残るべきか」とか「今すぐ住宅ローンを組み直す必要があるか」といったものだ。 そこでAIが自信満々で筋の通っているかのような答えを返して来たら次にこう質問してほしい。 「本当にそれで合ってる?」 するとどうだろう。AIは手のひらを返したように態度を変える。前言を撤回したり、言葉を濁したり、さっき言ったことと矛盾するような修正案を出してくる。 何度か「合っている?」を繰り返すと、更におかしなことになるが、これはバグではない。 AIが人間に気に入られようとするあまり、自分の意見を捨ててしまう根本的な問題が潜んでいるのだ。 ユーザーに問い詰められると6割が意見を変える 研究者たちは、AIがユーザーの意見に盲従するこの振る舞いを
この画像を大きなサイズで見る縫い合わされた皮や皮の繊維 Image credit: Rosencrance et al, Science Advances 2026 (CC BY-NC 4.0) アメリカ、オレゴン州の洞窟で、約1万2400年前に作られた、知られている中で「史上最古の縫製された衣服」の破片が発見された。 ヘラジカの皮を植物繊維で丁寧に縫い合わせたこの遺物は、最終氷期の過酷な環境を生き抜いた先住民が、高度な技術と独自の文化を持っていたことを裏付けている。 この査読済みの研究成果は『Science Advances』誌(2026年2月4日付)に掲載された。 70年越しに特定された約1万2400年前の遺物 1950年代、アマチュア考古学者のジョン・カウルズ氏は、オレゴン州のクーガー・マウンテン洞窟とペイズリー洞窟から膨大な数の遺物を掘り出した。 動物の皮や植物から作られた道具は、
アスリートが記録を追い求める飽くなき探究心が、肉体改造にまで及んでいるのではないかという疑惑が浮上した。 一部の男子スキージャンプ選手がイチモツにヒアルロン酸を注射で注入してスーツの採寸を不正に操作しているというのだ。 現在イタリアでは、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックが開催されているが、世界アンチ・ドーピング機構(WADA)は、競技の公平性を守る立場から本格的な調査に乗り出す方針を固めた。 ドーピング監視機関を困惑させた前代未聞の疑惑 世界アンチ・ドーピング機構(WADA)は設立から26年、アスリートによる筋肉増強剤などの違法薬物使用を厳しく監視してきた。 しかし、2026年2月5日にミラノで行われた2026冬季オリンピック直前会見で持ち上がったのは、衝撃的な疑惑だった。 一部の選手がより大きな浮力を得るため、自らの局部にヒアルロン酸を注入しているのではないかと指摘さ
アメリカ、ラスベガスの閑静な住宅街にある一軒家で生物実験室が発見され、連邦捜査局(FBI)が1,000点を超えるサンプルを押収する事態となった。 2026年1月31日に行われた強制捜査では、現場から正体不明の液体が入った大量の容器や実験器具が次々と押収されている。 この物件の所有者は、過去にエボラ出血熱などの病原体や1,000匹ものマウスを隠し持っていた違法ラボの運営者と同一人物であることが判明しており、組織的な犯罪が継続されていた疑いが強まっている。 閑静な住宅街に突如現れた特殊部隊 事件発覚のきっかけは、ネバダ州ラスベガス市警察に寄せられた「住宅内にバイオラボ(生物学研究所)が設置されている」という情報提供だった。 当初は建物に関する条例違反の疑いも持たれていたが、市職員が建物内を検査したところ、家庭用とは思えない大量の医療材料や専門的な器具を発見したことで、警察に相談したのだ。 警察
ドイツの町ヘルフォルトにある、かつての貴族の女子修道院の跡地から、敬虔なイメージを覆すような遺物が発見された。 深さ2mもある古いトイレの遺構から、長さ20cmほどの薄緑色のガラス製の男性器を模した物体が発見されたのだ。 16世紀から17世紀のものとされるこの遺物は、当時の貴族女性たちが宴会の席で楽しんでいたジョーク用のグラスだったという。 厳しい戒律に縛られていると思われがちな修道院の中で、高貴な女性たちが豊かなユーモアを持って生活していたという、人間味あふれる実態を伝えている。 女子修道院の地下に眠っていた驚きの遺物 考古学チームがドイツのヘルフォルト修道院の跡地で発掘を行った。陶器の破片や日用品などのありふれた遺物が見つかると予想されていた。 ところが、居住区につながる古いトイレの穴を調べていたところ、驚きの物体が見つかった。それがヘルフォルトのガラスの男根(Glass Phallu
SNSで議論していたはずの話題が、ある日を境に同じ意見ばかりになり、反対の声が急に消えることがある。 多くの人は、多数派の意見に価値があると感じやすく、その方向に引き寄せられるからだ。 ノルウェーの研究者たちは、その心理を狙って「人間のように振る舞うAIの群れ」が世論を動かし、異論を封じ、民主主義を揺さぶる可能性があると警告した。 見分けがつきにくく、休まず動き続ける。そんな存在が情報戦争の道具になる未来が、すぐそこまで来ている。 この査読済みの研究成果は『Science』誌(2026年1月22日付)に掲載された。 人間そっくりに振る舞うAIの群れがSNSを牛耳る ノルウェー経営大学や、同国の技術研究機関SINTEFの研究者たちが警戒するのは、AIが単体で活動する姿ではない。 多数のAIが連携し、ひとつの集団としてSNSに入り込み、投稿や反応を積み重ねて世論を動かす仕組みである。 研究チー
国際宇宙ステーションは2030年に運用を終え、2031年初頭に宇宙機の墓場と呼ばれる「ポイント・ネモ」へ落下する予定だ。 ポイント・ネモは、世界の大洋で最も陸地から離れた到達不能極の一つで、生物もあまり住んでいないことから、これまでも制御が可能な人工衛星などの宇宙機を落下させる場所として利用されてきた。 そしてついに、高度約410kmから地球を見守り続けた国際宇宙ステーションもこの場所で永遠の眠りにつく。 約30年にわたる科学の結晶が辿る最期の旅路と、その終着点、ポイント・ネモについて詳しく見ていこう。 陸地から最も遠い、到達不能極「ポイント・ネモ」 静寂を求めるなら、ポイント・ネモに勝る場所は地球上にほとんど存在しない。この海域は太平洋の奥深くにあり、どの陸地からも約2688kmも離れている。 アメリカ海洋大気庁(NOAA)によると、南緯48度52.6分、西経123度23.6分に位置する
約4億2000万年前から3億7500万年前の地球には、高さ8mもの巨大な生物「プロトタキシテス属」がそそり立っていた。 長年菌類の仲間であると考えられてきたが、最新の研究により菌類でも植物でもない未知の生命系統である可能性が浮上した。この奇妙な生物は生命の樹((進化の系統属))にうまく当てはまらないのだ。 この謎を解き明かしたのは、化石に残された化学的な指紋を読み解く最新の分析技術だ。 この研究は2025年3月に査読前の論文として公開された際、カラパイアでも紹介したが、今回ついに正式な論文として学術誌に『Science Advances』誌(2026年1月21日付)に、正式に発表された。 原初の森にそびえ立つ8mの巨大な生命 シルル紀後期からデボン紀後期にかけて、現代のような樹木はまだ存在しなかった。しかし湿地には「アーケオプテリス(Archaeopteris)」のような、現代の木性シダ類
今から約2000年前の古代ローマは、大理石の神殿が並ぶ華やかな都であったが、日没後の街は現代人の想像を絶するほど混沌としていた。 スペインのグラナダ大学による最新研究は、これまで語られてこなかった古代ローマの「夜」に焦点を当てている。 当時の夜は、昼の厳しい身分制度から解放される自由な時間である一方、略奪や凄まじい騒音、そして皇帝自らが暴行に加わるような危険な迷宮でもあった。 身分の垣根がゆるみ危険が渦巻く夜の街 大理石の街並みや巨大な水道橋。私たちが抱くローマ帝国のイメージは、太陽の光に照らされた昼の姿であることが多い。 だが、ひとたび日が暮れると、そこには全く別の都市の顔が浮かび上がる。 ローマの夜の生活は、活気に満ちあふれながらも、極めて危うい二面性を持っていた。 夜という時間は、昼間の厳格な社会階層が一時的に緩む安全弁のような役割を果たしていた。 居酒屋や夜遅くまで営業している公衆
我々の先祖は「三つ目がとおる」どころか四つ目だった。 5億1800万年前のカンブリア紀、これまでに発見された中で最も古い脊椎動物は、2つではなく「4つの眼」を持っていたことが、イギリス・レスター大学などの国際研究チームの研究で明らかとなった。 研究チームによると、4つあった眼のうち、頭頂部にあった第3・第4の眼は進化の過程で脳内に入り込み、睡眠を司る「スイッチ(松果体)」へと変化したという。 かつて「見る」ための器官だった眼は、形を変えて我々の脳の奥に入り込み、「体内時計」として睡眠のリズムを刻み続けている。 この研究成果は『Nature』誌(2026年1月21日付)に掲載された。 カンブリア紀の「アゴのない魚」に見つかった第3・第4の眼 イギリスのレスター大学、中国の雲南大学などによる国際研究チームは、5億1800万年以上前に生息していた世界最古の脊椎動物が、2つではなく4つの眼を持って
ジャイアントパンダの主食といえば「竹」だ。彼らは硬い茎だけでなく、春には柔らかいタケノコを好んで食べる。実はこのタケノコ、人間にとっても次世代の「スーパーフード」になるかもしれない。 アジアでは古くから食材だが、英アングリア・ラスキン大学の新たな研究によると、タケノコには血糖値の改善や抗酸化作用、さらには調理時に発生する有害物質を抑える効果があることが示された。 世界一成長の早い陸上の植物と言われている竹の健康効果と、避けるべき毒の処理についてみていこう。 タケノコの栄養成分 アングリア・ラスキン大学の研究チームによると、タケノコはタンパク質を豊富に含み、アミノ酸、炭水化物、セレン、カリウムなどのミネラル、そしてビタミン類(ビタミンA、B6、E、チアミン、ナイアシン)の供給源だという。 また、脂肪分は低く、食物繊維(セルロース、ヘミセルロース、リグニン)も適度に含まれている。 ジャイアント
NASAの極秘文書「プロジェクト・アンカー」を語る怪動画 この荒唐無稽な主張の発端となったのは、インスタグラムのユーザー「@mr_danya_of」が2025年12月31日に投稿したリール動画だった。 動画には、車の中に座って一言も発しない男性が映っており、そこへ「2026年8月12日、世界は7秒間重力を失う」という不穏なテキストが重ねられていた。 そして、キャプションやその後拡散された投稿には、NASAの極秘文書「プロジェクト・アンカー」が流出したとして、以下のようなあまりにも具体的な「予言」が記されていた。 「2026年8月12日、世界は7秒間重力を失う。NASAは知っている。彼らは準備しているが、理由は教えてくれない」 何が起こるか: 1〜2秒後:固定されていないすべてのもの(人、車、動物)が浮き上がる。 3〜4秒後:物体は15〜20mまで上昇し続ける。 5〜6秒後:人々が天井にぶつ
毒として名高いシアン化水素が、実は地球上の生命誕生に不可欠な役割を果たしていた可能性が浮上した。 スウェーデンのチャルマース工科大学らが発表した最新の研究によると、凍結したシアン化水素は高い反応性を持ち、生命の構成要素となる物質を生み出すことが発見された。 この発見は、地球における生命の起源の謎に迫る重要な手がかりとなるだけでなく、同様の環境を持つ他の惑星での生命探査にも、大きなヒントを与えてくれるだろう。 この研究成果は『ACS Central Science』誌(2026年1月14日付)に掲載された。 猛毒シアン化水素に隠れた生命維持機能 スパイ映画などで、誰かを隠密かつ迅速に始末したいときに選ばれる薬品といえばシアン化物だ。 シアン化物とは特定の毒薬の名前ではなく、炭素と窒素が結びついた「シアン基」を持つ化合物の総称である。 「青酸カリ(シアン化カリウム)」も、このグループに含まれる
病院の廊下で後悔を叫ぶ女性たち まずは百聞は一見に如かずということで、こちらの動画を見てもらおう。「病院の廊下で、56歳の未婚の女性が泣き叫んでいる光景」だそうだ。 彼女は泣きながら、次のように叫んでいる。 私は後悔でいっぱいです。どうしてあんなにバカだったんでしょう。親はずっと私に、結婚して子供を持てって言い続けていたのに。でも私は、独りでも幸せになれると思い込んでいたんです。もう何をするにも手遅れです… そう、一連の動画は「結婚・出産をせずに中年を過ぎた女性たち」が、病院の廊下で人生に後悔して泣き叫ぶという、同じようなシチュエーションのものなのだ。 彼女たちは号泣しながら、「子供を産まなかった」ことを後悔している。「子供がいないので、病気になっても1人で病院に来なければならない」からである。 この画像を大きなサイズで見るimage credit: X @xiaojingcanxue あ
1990年の打ち上げ以来、長きにわたって宇宙の深淵を見つめ続けてきた伝説の瞳、ハッブル宇宙望遠鏡がいよいよその旅路の終着点に近づいている。 これまでに60億km以上を航行し、人類に数々の驚きをもたらしてきたこの不屈の観測者は今、地球の大気が生む目に見えない抵抗に阻まれ、最期の時へと向かっているという。 本来であれば、スペースシャトルで回収される計画だったが、シャトルの引退により帰還の道は閉ざされた。 最新の予測では、早ければ2029年、遅くとも2040年までには地球に墜落するとみられ、最も可能性が高いのは2033年頃だという。 人類に尽くした功労者の最期が悲劇にならないよう、制御不能な落下に伴う地上の安全リスクについて、現在も懸命な調査が続けられている。 任期を20年以上延長し、宇宙を観測し続ける偉大な功労者 ハッブル宇宙望遠鏡は、天文学の歴史を塗り替えた偉大な功労者だ。 全長13.1m、
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『カラパイア』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く