俳優業の傍ら、音楽活動にも力をいれるウィル・スミスが、生成AIでコンサートの観客を“でっちあげた”といううわさが広まっている。

問題の映像は、ウィルが8月12日、自身のInstagramに投稿したツアーの映像だ。
映像には、ウィルがステージで歌う姿や会場の観客たちが映っている。観客のなかには、ハイタッチを求める人や涙ぐむ人などもいて、大盛況の様子だ。

しかし、視聴者からは「AIで生成した映像では?」と疑惑の声が上がった。

極めつけは、「私、現場に行ってないのに映像に映ってるんだけど」という人まで。

そんななか、3人組のロックバンド、グリーン・デイがこの話題に参戦した。

「うちの観客にAIなんて必要ない」
騒動の拡大を受け、ウィル本人が新たに動きを見せた。
8月29日、自身のInstagramに「今夜の観客、盛り上がってたぜ!」とキャプションをつけて動画を投稿。
映っていたのは、“ネコだらけ”の観客だった。またしても手足が不自然な様子で映っており、前回の疑惑の動画をネタにして、今回は明らかなフェイク動画をアップしたようだ。
動画には「これもAIなの?」「なんてこったw」といったコメントもあるが、「開き直ってネタにしてるんだろうけど、それでいいの?」と、ウィルの対応に疑問の声も見られた。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:香川 晴彦