2012年に突如としていなくなったネコが13年後の今年、飼い主のもとに戻ってきました。イギリスで起きた"奇跡"のような出来事が話題を呼んでいます。

13年後の今年、ジェイドさんの自宅から200キロ以上離れた場所で、1匹の野良ネコが見つかります。

自宅に連れて帰り、平穏な生活が戻ったのもつかの間。ミンクスは進行性のガンを患っており、再会からまもなく、18年の生涯を終えました。
最期は、家族の愛とやさしさにつつまれて亡くなったそうです。イェネルさんは当時をこう振り返ります。
「ミンクスは最期の一息まで、普段のようにゴロゴロと喉を鳴らしていました。彼女は本当に素晴らしいネコでした」
「ミンクスが帰ってきたことに感謝しています。私たちが彼女の最期を看取ることができるように、彼女はどういうわけか戻ってきたんだと思います」
クレメンツ医師によれば、ネコが単独で200キロ以上歩いてきたとは考えにくいといいます。
誰かが別の場所から連れてきた、もしくは車に乗り込み、偶然たどり着いたのではないかと推測します。
「この数年間、誰かがミンクスの面倒を見ていたに違いありません。彼女は人懐っこいネコでしたから」
奇跡のような出来事に、Facebookでは「涙が止まりません」「ほろ苦い話。胸が痛みます」「ミンクスが安らかに眠れますように」「永遠の眠りにつく前に、飼い主と再会できたこと。本当にうれしく思います」「サヨナラを言うために帰ってきたのかな」など、さまざまな反応が寄せられています。