サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
中東情勢
note.com/shapemoon
水を射すことではないと頭では理解しつつ、しかし精神科医/ライターという肩書きを掲げて物を書いている身としてさすがに言っておかないわけにはいかないと思ったのでこのような文章を書くに至っている。あくまで、一個人の意見として。 サカナクション山口のオールナイトニッポンのことである。星野源のオールナイトニッポンからバトンを繋ぐ形でこの春から放送される。アーティストの格としても申し分ないし、かつてサケノサカナというユニットで配信番組を行っていた2人であるゆえ、"物語化"的な意味でも抜群である。 しかしどうしたってよぎるのが山口一郎が抱えているうつ病である。うつ病の症状の1つとして不眠/過眠という睡眠における問題がある。元々ショートスリーパーだと語り、睡眠時間も短かったという山口だが、うつ病を機に少しずつ睡眠リズムを取り戻しているようだった。しかし深夜の生放送である。はっきりと睡眠リズムを乱すような仕
臨床場面で向き合う自傷的自己愛精神科外来では様々な病状を抱えた患者と向き合い治療を行う。ストレスの原因となる職場や家庭の環境調整を行い、薬剤を適切に使用することで改善するのが一般的だが、そういった治療だけでは回復に至らない患者も多い。 たとえば過剰に思える程の自己否定を行う患者たち。自分の外見やステータスを卑下したり、社会や家庭環境に不満を述べたりしながら、周囲を困らせる行動を取ったり、時に希死念慮に繋がったりもする。そのような"生き辛さそのもの“を訴える患者はスッキリとした改善に繋がりづらいように思う。 ネタとして消費されるような一過性の自虐でもなく、ネガティブな性格と一括りできるわけでもない。そういった教科書的ではない病態の患者たちと向き合う診療業務も多かった2022年。そんな年の暮れにタイトルと表紙の時点で読むべきだと感じる本を手にした。斎藤環・著『「自傷的自己愛」の精神分析』だ。帯
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『note.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く