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2024年に発売されたHD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ・・・』が、その美しいグラフィックとは裏腹に、「冒険の手触り」を希薄化させたゲームバランスや探索においていくつかの課題を残したことは記憶に新しい。それだけにロト三部作の「続き」となるHD-2D版『ドラゴンクエストI&II』に対して、筆者もまた期待以上に、複雑な疑念を抱いていた。 あわせて読みたいHD-2D版『ドラゴンクエストI&II』より、ローラ姫を救いにいくパートのプレイ映像が公開 ドラゴン戦の前にイベントが追加 しかしその疑念は、『ドラゴンクエストI』の序盤から鮮やかに覆されることとなる。本作は「I」と「II」の個別リメイクという安易な道を選ばず、HD-2D版「III」のエンディングから地続きの物語として、伝説のその後を描く、明確な「IIIの続編」として設計されていたからだ。その追加シナリオは、ゲーム全編にわたって
米国特許商標庁(USPTO)の長官が、任天堂の「キャラクターを召喚して戦わせる」という「ポケットモンスター」に関連する特許について、再審査を命じた。この特許は、知的財産専門の弁護士たちから強い批判を受けていた。 あわせて読みたい任天堂、『パルワールド』訴訟に関連する特許が「拒絶理由通知」を受ける 最終決定ではないものの、訴訟に影響を及ぼす可能性があると話題に 今年9月、任天堂が「キャラクターを召喚して戦わせる」という仕組みを中心とした「ポケットモンスター」関連の特許を取得したことを受けて、知的財産を専門とする弁護士が米国の特許制度とUSPTOを批判していた。 Games Frayによると、任天堂がポケットペアの『パルワールド』をめぐって起こした訴訟の渦中にある特許番号12,403,397(通称特許397)は、USPTOから「異議なく」任天堂に付与されたという。 この特許は「ポケモン」のゲー
サッカーパンチプロダクションズが手掛けた『Ghost of Yōtei』は、かなり高い評価を得ているゲームだ。ありえないほど美しい江戸時代初期の北海道を描いており、その場所で吹く風を感じられるかのような作品といえよう。 一方で、筆者が本作を遊んだ実感としてあるのが「アドベンチャーとしてはおもしろいがアクションとしては退屈」というものである。 なぜそう感じられるのか? それは『Ghost of Yōtei』が「映画的」だからこそではないだろうか。 オープンワールド風味のリニアなゲーム 『Ghost of Yōtei』は大作タイトルらしく、オープンワールド風の世界になっている。広大な北海道を自由に冒険できるといったスタイルだ。 ただし、厳密に言えばこれは複数のエリアに区切られた箱庭世界である。日本語版公式サイトを見てもオープンワールドといった言葉は使われていないようだ。 とはいえ、一般的にはオ
映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』の第2作は作るべきだろうか? 監督のエドガー・ライトは、今もこれからも絶対に作らないと断言している。これほど断固とした姿勢を取っているのには、納得できる理由があった。 サイモン・ペッグとニック・フロストが主演した2004年の映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』は、多くのファンから完璧なゾンビコメディ映画だと評価されている。同作は、ペッグ演じる冴えないショーンが、ロンドンのクラウチ・エンドに住む自分や仲間たちの周りで発生したゾンビ・アポカリプスを生き抜く中で、平凡な人間からヒーローへと成長する様子を描いている。作品に登場するセリフの多くはファンの間で多用されており(「ウィンチェスターに行って、冷えたビールで事態の収束を待つ」など)、本作を皮切りに、2007年(日本は2008年)に『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』、2013年(日本は2014年)に『ワ
2024年1月に早期アクセスを開始するや、1年目で3200万人のプレイヤーを有するメガヒット作品となった『Palworld / パルワールド』。その開発・販売を手がけるポケットペアは、同作の成功を経たのち、ゲーム業界に恩返しをしようとしているようだ。ポケットペアパブリッシングは同社の新たなパブリッシャーレーベルであり、世界中の強いビジョンを持った開発者たちを支援するために設立された。 あわせて読みたい任天堂、『パルワールド』訴訟に関連する特許が「拒絶理由通知」を受ける 最終決定ではないものの、訴訟に影響を及ぼす可能性があると話題に ポケットペアパブリッシングと最初に契約を交わしたのは、独創的なサイコホラーゲームの『Dead Take / デッドテイク』。これは、ドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』にも出演した俳優のアブバカル・サリムが率いるSurgent Studiosの作品だ。また、10
『ファイナルファンタジーVII リバース』のディレクターを務める浜口直樹が、プレイヤーを誘導する「黄色ペイント」についてあらためて語り、「必要性は確実にある」とした。 あわせて読みたい当初は期待を下回った『ファイナルファンタジーVII リバース』、Steamでの発売を機に米国における1月のランキングで3位に 登れる崖や壁を示すために黄色のペイントを使用することについては、PS3で『アンチャーテッド』が発売された頃から盛んに議論されてきた。『ファイナルファンタジーVII リバース』もこの手法を採用しており、プレイヤーからさまざまな意見が出ていたが、浜口自身も同作の黄色ペイントが当時議論を呼んでいたことに驚いたという。 「世界観に合うか合わないか、必要な人もいれば不要な人もいるのではないか、といった議論がなされているのは知っています」と浜口は言う。「ゲームとして、多くの理由から、こうした要素の
米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが、正式に買収提案を検討中であることがわかった。 あわせて読みたい93歳の巨匠ジョン・ウィリアムズ、スピルバーグのUFO映画の楽曲を担当 ワーナー・ブラザース・ディスカバリーによると、同社は依然として2026年半ばまでに「ワーナー・ブラザース」と「ディスカバリー」という2つのメディア企業への分割に向けて取り組んでいるとのことだが、経営陣からの要請や打診がない中で「同社全体およびワーナー・ブラザースに対して複数企業から関心が寄せられている」ことを受け、買収提案を検討することにしたという。 2025年10月21日(米国時間)に公開された投資家向けの文書にて、同社は「株主価値を最大化する別の選択肢の検討」を開始し、現在、同社全体またはワーナー・ブラザースおよびディスカバリー・グローバル事業の個別の取引を査定しているとした。 ワーナー・ブラザース・
ジョージ・ルーカスが、「スター・ウォーズ」をディズニーに売却してから13年を経て、同シリーズを管理しようとする衝動は手放したと明かした。 あわせて読みたい「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」など数々の映画ポスターを手がけた伝説的アーティスト、ドリュー・ストルーザンが78歳で死去 現在81歳のルーカスは、2012年に40億ドル(現在のレートで約6000億円)でルーカスフィルムをディズニーに売却。視覚効果制作会社のインダストリアル・ライト&マジックや、ルーカスフィルムのサウンドエフェクト部門であるスカイウォーカー・サウンドなど、すべてをディズニーに引き渡した。それ以降、ディズニーは「スター・ウォーズ」の続三部作に加え、『マンダロリアン』、『キャシアン・アンドー』、『スター・ウォーズ:アソーカ』など同シリーズの世界を舞台にしたドラマを展開している。 これは映画製作というルーツからの脱却であ
本レビューには『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』のネタバレが含まれます。 私が『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER』を初めて手に取ったのは、中学一年生の頃だった。精細なポリゴンで表現されたジャングルに身を潜め、生き物を狩って食事を摂りながら敵地への侵攻を進めるサバイバル体験に、心底驚かされたことは記憶に新しい。さらに後半のバイクチェイスから畳みかけるように続く怒涛の展開、そして主人公ネイキッド・スネークの師であり最愛の人物でもあるザ・ボスとのラストバトルには深く胸を打たれた。 あの瞬間、MGS3はまさしく人生最高のゲーム体験だったと断言できる。気づけば、わずか2年ほどでクリア回数は100周を超え、反比例するように通信簿の値は低迷した。 だが時が経つにつれ、この作品に対する印象は大きく変化していく。もちろんそれは、MGS3そのものが持
映画製作者はしばしばネタバレを防ぐことに執念を燃やす。マーベルやDCは製作中の作品の秘密を守るためにあらゆる努力をしているが、それでもリークしてしまうことはある。しかし、「ホラーの帝王」スティーヴン・キングは、ネタバレについて文句を言う人々にあまり関心がないようだ。 あわせて読みたいAIによって生成された“女優”の登場にハリウッド俳優が猛反発 制作者は「芸術作品」だと主張 『シャイニング』、『IT』、『ミザリー』をはじめ、数多くの傑作小説を手がけてきたキングは、英国の小説家ダフネ・デュ・モーリアについての記事をThe Guardianに寄稿した。デュ・モーリアは、アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『レベッカ』と『鳥』の原作者として知られる。 記事のなかでキングは、ネタバレというものに対して、そしてネタバレに不満を言う人々に対して自身の気持ちを明かしている。 ※注意:以下には、スティーヴン
本レビューは、発売前にSIEからレビューコードの提供を受けたうえで執筆を行っている。 まさに「不意の一撃」である。 そう。”サッカーパンチ”の名を冠する開発スタジオは、シアトルから遥か日本の我々に向けて、二度目の衝撃をもたらした。一度目は言うまでもなく前作『Ghost of Tsushima』(レビュー)のことであり、その感動は記憶に新しい。海外スタジオでありながら、日本の時代劇や武士道の美学を驚くほど丹念に理解し、なおかつ圧倒的なケレン味と映像美で描き切ったその手腕は、当時すでに驚嘆と喝采をもって迎えられた。 だが――彼らはそこで歩みを止めなかった。 あわせて読みたい『Ghost of Yōtei』と羊蹄山周辺の7町村とのコラボグッズがGRAPHT通販サイトで販売中 第1弾は地元産木材を使用 続編にあたる本作『Ghost of Yōtei』は、前作で築き上げた遺産をただなぞるだけではなく
2025年9月25日~9月28日の期間に開催されている「東京ゲームショウ2025」では、さまざまなインディーゲームを楽しめるのも大きな魅力といえる。 しかし、現地を訪れて体験するという意味においては『PVKK: 惑星防衛砲指揮官』の右に出るものはないだろう。というのも本作、インディーゲームのブースとは思えないほどありえない巨大コントローラーを持ち込んで展示しているのである。 あまりのインパクトに試遊台の周囲には人だかりができ、スタッフが通路を開けるお願いをするほどであった。そしてもちろん、遊んでもおもしろい。 ふざけているように見えて、ボタンすべてに意味がある 『PVKK: 惑星防衛砲指揮官』は、ドイツのデベロッパー「Bippinbits」が開発するゲームである。あまり類を見ないタイプのゲームで、しいて言うのであれば「ワンオペ惑星防衛砲シミュレーター」だろう。 言い換えるのであれば、ボタン
ワトソンやローリング、そしてほかの元キャストをめぐる議論の多くは、公の場で展開されてきた。実際、映画シリーズ初期2作の監督を務めたクリス・コロンバスはThe Timesに対し、ワトソンや共演者たちとローリングの再集結は「政治的なこと」が絡むために「決して実現しないだろう」と語っている。 ローリングと直接連絡をとることについて尋ねられたワトソンは、「私がいちばん心を痛めているのは、そもそも対話の機会が持てなかったことです」と答え、対話には今も前向きであることを示した。 「その気持ちはこれからも変わりません」と彼女は続けた。「そう思っていますし、心からそう信じています。ただ、非常に有害な議論や対話をさらに利用するようなことは言いたくないんです。それが私がコメントしない、あるいは発言を続けない理由かもしれません。彼女のことやこの問題に関心がないからではなく、この議論のされ方が、私にはすごくつらく
ドイツのニュースサイトJP Gamesのインタビューで、浜口は、キーカードが嫌がられる理由について理解できると語っている。「否定的な意見を持たれる理由はよくわかります。これにはもっともな理由があるんです」と浜口は言う。だが、キーカードに関して開発者の間で交わされている議論は「おそらくファンが考えているものとは少し異なる」かもしれないという。 『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』のSwitch 2版は2026年1月22日に発売される。本作はキーカードでリリースされるが、それには理由がある。 浜口は、同作のようなハイエンドで要求が厳しいゲームをSwitch 2でリリースしたいと考える開発者にとっての問題は、カードのメモリ容量が限られていることのほかにも、(PS5やXbox Series X|Sといったディスクベースのコンソールと比較して)ロードの速度が遅いことが大きいと
米国国土安全保障省が、アニメ『ポケットモンスター』のテーマ曲や映像とともに、手錠をかけられ逮捕される人々の映像が使われた動画を公開した。この動画に対し、ファンからは株式会社ポケモンが訴訟を起こすべきだとする声が上がっているが、同社の元最高法務責任者は、そのようなことは起こらないだろうと述べている。 今週ソーシャルメディアに投稿されたこの動画は、法執行官や手錠をかけられた人々の姿にぼかしを入れた映像と、アニメ『ポケットモンスター』の映像を組み合わせたものだ。投稿には「Gotta Catch ’Em All(全部ゲットだぜ)」というキャプションが添えられ、ポケモンシリーズの有名なキャッチフレーズと、米国で物議を醸しているICE(移民関税執行局)職員による一連の逮捕の現状が結びつけられている。 Gotta Catch ‘Em All. pic.twitter.com/qCvflkJGmB — H
霧に覆われたアメリカの寂れた田舎町、血と錆の匂いが立ち込める裏世界――。 こうした「サイレントヒル」シリーズが築き上げてきた象徴的なイメージは、『SILENT HILL f』の登場によって、大胆に転換した。ナンバリングでもリメイクでもない完全新作である本作が選んだのは、1960年代の日本という、従来のシリーズとして異例の舞台だ。さらにシナリオには『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07を起用するという布陣は、シリーズのファンに大きな期待とともに、一方で「サイレントヒルらしさとは何なのか」という、不安を抱かせたに違いない。 あわせて読みたい『SILENT HILL f』よりクリーチャー「ハライカタシロ」の画像が公開 和風世界らしいおかめのような顔をした、刃物を使う化け物 はたして、その野心は結実したのだろうか。筆者は先行プレイの段階で、その濃密な世界観と物語の片鱗に触れ、「今年のベスト級ゲームかも
任天堂が、『パルワールド』をめぐってポケットペアに対して起こした訴訟において、ユーザーが作成したMODは先行技術(特許出願以前に存在していた技術や発明)とみなすべきではないと主張した。 この主張は、「ポケットモンスター」における特許取得済みのゲームプレイがすでにほかのゲームで使用されていること示す証拠として、ポケットペアが同シリーズの人気MODを使用することを防ぐためだと思われる。 ゲーム業界記者で法律アナリストのフロリアン・ミューラーはGames Frayの記事で、MODで採用されているゲームプレイのアイデアや革新が先行技術として成立しないという指摘は、多くのMOD開発者の「膨大な創造性を完全に無視」していることを示すものだと述べている。 さらに、法的な観点からさらに懸念されるのは、これが認められた場合、特許侵害をする人物にとってMODが「格好の標的」とみなされる可能性が出てくることだ。
旧劇場版含む映画版「エヴァンゲリオン」シリーズの6作品が、2025年10月から順次リバイバル上映される。今回のリバイバル上映は「月1 エヴァ EVANGELION 30th MOVIE Fest.2025-2026」と題されており、シリーズの30周年を記念したイベントの1つだ。各作品のリバイバル上映は約1週間となっており、以下のスケジュールで上映されていく予定となっている。 『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』 10月10日〜10月16日 『新世紀ヴァンゲリオン Air/まごころを、君に』 10月24日〜10月30日 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』 11月14日〜11月20日 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』 12月12日〜12月18日 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』 2026年1月9日〜1月15日 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』 2026年2月13日〜2月19日 ©カラー/E
Amazonが『ライフ イズ ストレンジ』の実写ドラマ化を発表したことを受け、原作ゲームの脚本家であるクリスチャン・ディヴァインが、「関わっていないのは原作者だけ」だとコメントしている。 あわせて読みたい映画『8番出口』レビュー 原作ゲームのループを見事な物語構造に展開し、圧倒的整合性を実現した一作 ディヴァインは、2015年にフランスのスタジオDON'T NODが制作した『ライフ イズ ストレンジ』でリードライターを務めた。このアドベンチャーゲームは好評を博して熱心なファンを獲得し、ディヴァインは2019年の続編にも携わった。 しかし、先日のAmazonによる発表では、ディヴァインや原作ゲームに関わったほかのスタッフについては一切触れられていない。代わりに、本作の映像化は「ライフ イズ ストレンジ」シリーズのパブリッシャーで権利所有者であるスクウェア・エニックス、俳優のマーゴット・ロビー
映画『8番出口』は、2つの抜群のアイデアで成り立っている。 あわせて読みたい空間オーディオに対応したBeatsのワイヤレスヘッドホン「Studio Pro」がAmazonにて28%オフでタイムセール中 ひとつは、かの有名なキューブリックのショットだ。ホラーの大傑作『シャイニング』(1980年)において、スタンリー・キューブリック監督が発明した、あたかも無限に続くようなホテルの廊下。奇妙ながらも、美しいショットである。廊下の先は、けっして見通すことができない。その奥を曲がったら、どんな光景が待ち構えているのか、誰にもわからない。 さて、ゲーム作品の『8番出口』を映像化するにあたって、おそらく一番の困難は、視点の問題であろう。原作は、個人ゲームクリエイター・KOTAKE CREATEが開発したインディーゲーム。ゲームは、一人称視点で進行する。そして、プレイヤーは、謎の地下鉄通路にいる。 地下鉄
ビッグニュースが入ってきた。ホラーの帝王、スティーヴン・キングが、自身の最も好きな映画トップ10を公開したのだ。予想どおり、すごいラインアップだ。 あわせて読みたい『孤独のグルメ』の劇場版がPrime Videoで配信開始 9月10日からは見放題配信もスタート 「私が最も愛する映画10本(『ミザリー』、『ショーシャンクの空に』、『グリーンマイル』、『スタンド・バイ・ミー』を除く)を挙げるよ。順不同で」とキングはXに投稿している。 キングのベスト10をさっそく以下でチェックしてみよう。各作品のリンクはU-NEXTの視聴ページへつながっている。 スティーヴン・キングの映画ベスト10 『恐怖の報酬』 『ゴッドファーザーPART II』 『ゲッタウェイ』 『恋はデジャ・ブ』 『カサブランカ』 『黄金』 『ジョーズ』 『ミーン・ストリート』 『未知との遭遇』 『深夜の告白』 スティーヴン・キングのお
『マリオカート ワールド』が Switch2のローンチタイトルとしてリリースされてから早3カ月。リリース当初の評価は、賛否両論に見えた。しかし筆者の周囲では、「マリカワールド最高すぎ」、「どんどん面白くなってきた」、「もう『8』には戻れない」といった意見が増えてきているように思える。 「マリオカート8」のファンを自認していた筆者も、序盤こそ本作の魅力を掴みきれなかったが、プレイ時間が50時間を越えるころ、自己内評価がすっかり反転しているのを感じた。本作は幼少期に夢見た「理想のゲーム」の顕現かもしれない。このコラムではその理由について考察してみたい。 本作がリリースしたとき、フリーランへの評価は割れた。確かにゆったりとした移動やコイン収集、Pスイッチによるシンプルなミニゲームといった要素は、これまで「マリオカート」の売りであった賑やかで派手なレースと比べれば地味で、即時的な快感も薄い。 しか
墓場文庫からは、モチキン氏、きっきゃわー氏、ハフハフ・おでーん氏、あだP氏が登壇。 集英社ゲームズからは代表として林真理プロデューサーが登壇。 なお、講演は和気あいあいとした雰囲気で、たびたび笑いが巻き怒るような内容となっていた。チームの楽しげな様子が伝わってくるかのような講演であった。 ゲーム開発のための制約、期限、そして「まぁええんちゃう進行」 墓場文庫は2020年に『和階堂真の事件簿』というミステリーアドベンチャーをリリースしているが、実はその前の2018年にはゲーム制作がうまくいっておらず、エターナル化(制作が完了しないまま止まる状況のこと)してしまった。 その失敗を繰り返さないため、『都市伝説解体センター』制作の際は「エターナらない開発」を合言葉に、以下の3つの掟を制定した。 「制限」した中で遊ぶ 「期限」遵守か捨てるか 「とりあえず一旦まぁええんちゃう」進行 つまり制限を用意し
The Game Awardsの2024年のゲーム・オブ・ザ・イヤーに輝いた『アストロボット』(レビュー)にはさまざまな長所がある。そのなかでも、わかりやすくて楽しくて驚きがあるといった部分はかなり重要であろう。 あわせて読みたい『都市伝説解体センター』は「まぁええんちゃう進行」によってエターナらずに完成していた!素人でも作れると断言する制作手法【CEDEC 2025】 ゲーム開発者が集まるカンファレンス「CEDEC 2025」にて、『アストロボット』のレベルデザインがいかに作られたのか、つまり遊びやすさの秘密が明らかになる講演「『アストロボット』 テンポ良く遊べる3Dレベルデザイン」が実施された。そのレポートをお届けする。 登壇者であるSIEの矢徳浩章氏。 なお、この講演におけるレベルデザインは「ステージを作る計画を立て、実際に地形を作ってオブジェクトを配置し、体験をユーザーに届ける」と
ゲーム開発者が集まるカンファレンス「CEDEC 2025」にて、『ELDEN RING』のDLC「SHADOW OF THE ERDTREE」(レビュー)および『ELDEN RING NIGHTREIGN』(レビュー)の背景レイアウトに関する講演「背景レイアウトから読み解く、『ELDEN RING』の世界」が実施された。この記事では講演レポートをお届けする。 あわせて読みたい『都市伝説解体センター』は「まぁええんちゃう進行」によってエターナらずに完成していた!素人でも作れると断言する制作手法【CEDEC 2025】 ビデオゲームで描写される世界においても、もちろん背景をうまくレイアウトする必要がある。画面内に複数の要素、つまり樹木やテントのような物体、あるいは色や光などを配置することによって、景色がより魅力的に見えるのだ。 この講演では、フロム・ソフトウェアのエンバイロメント(環境)アーテ
『M3GAN/ミーガン 2.0』の日本での劇場公開が中止になった。本作は2025年10月10日に公開予定だった。公開が中止になった理由は明かされておらず、今後デジタル配信されるかどうかは今のところ不明だ。 あわせて読みたい『M3GAN/ミーガン』レビュー 恐怖表現と社会への問題提起とが描き出す、新たなホラーアイコンの誕生 本作は6月に海外で公開済みだが、興行的に失敗してしまったことが報道され、劇場公開からわずか3週間でデジタル配信されてしまっていた。海外での失敗が、日本での公開中止につながったのかもしれない。 『M3GAN/ミーガン 2.0』劇場公開中止のお知らせ 10月10日(金)に日本劇場公開を予定しておりました『M3GAN/ミーガン 2.0』につきまして、劇場公開を中止することを決定いたしましたのでお知らせいたします。 日頃のご支援に感謝申し上げるとともに、ご理解のほどお願い申し上げ
小島秀夫は独創的なステルスシリーズ「メタルギア」の生みの親だが、『METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER』を原作としたリメイク作『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』をプレイするつもりはないようだ。 あわせて読みたい「METAL GEAR SOLID Δ」に登場するバトルドレスを紹介する動画が公開 MGSPW準拠の懐かしいデザイン Ssenseのインタビューで、2025年8月28日に発売される『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』をプレイするかと尋ねられた小島は、「いいえ、しません」と笑って答えた。 「KONAMIにいた頃も商業的な側面を考えていました。それは『メタルギア』を続けた理由のひとつなんですが、今はスタジオとスタッフを抱えていますので、責任はもっと大きいですね」 小島とKONAMIの決別は2015年3月
「新しい3Dマリオが欲しい」という声をよく聞く。そいう人々が求めているのは、つまるところ「ひとつのゲーム機の世代を代表するような3Dプラットフォーマーで、爽快かつ多彩なアクションが楽しめて、進化し続ける革新的なメカニクスがあって、それらのポテンシャルを最大限に引き出すような絶妙なチャレンジ」のゲームだろう。その解釈でよければ、『ドンキーコング バナンザ』はまさにそのようなゲーム、いや、それ以上のゲームである。本作は『スーパーマリオ オデッセイ』のチームが手がけたサイドプロジェクトなどではなく、その傑作の真の後継作であり、任天堂の初期の頃のマスコットによる、あらゆる意味で「革新的な冒険」である。 あわせて読みたい『ドンキーコング バナンザ』では『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』と同じく武田幸史がドンキーコングの声を担当 ほとんどすべてが破壊可能な世界の隅々には、任天堂ならではの魅力と
HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』の初代Nintendo Switch版と、Switch 2版の違いが公開された。初代Switch版については、あとからSwitch 2版へアップグレードすることはできないことが判明している。それぞれのバージョンは別ソフト扱いなので、セーブデータの引継ぎができない点も注意が必要になるだろう。 あわせて読みたいHD-2D版『ドラゴンクエストI&II』新情報解禁 DQ1にカンダタ登場やDQ2にメルキド登場、新ボス追加といった原作との違いが明らかに 初代Switch版とSwitch 2版のグラフィックに違いはあるのだろうか。これについては「それぞれのソフトには、ハードの処理能力に基づいた描画スペックの違いがあります」と告知されている。Switch 2版では高解像度化や高フレームレート化、ロード時間の短縮といったメリットがあるのかもしれないが、具体的な違いは不
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