4年ぶり放送決定『人気作品』超えを狙う
天海祐希主演のドラマ「緊急取調室」（テレビ朝日系）の第５シリーズが、10月期の木曜午後９時に放送されることが決定した。連続ドラマの放送は2021年の第４シーズン以来、４年ぶりとなり、公開が延期になっていた映画「緊急取調室 THE FINAL」の公開日が12月26日に決まったことも発表された。
「緊急取調室」は、叩き上げの取調官・真壁有希子（天海）が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる。
第４シーズンで「緊急事案対応取調班」は解散となったが、第５シーズンでは2022年の新春ドラマスペシャルに続き、再結成。劇場版と連動するエピソードを交えながら、新たなる活躍に焦点を当てる。そして劇場版で、シリーズ12年の歴史に幕を閉じる。
放送担当記者が明るい展望を語る。
「ドラマ版はなかなかの高視聴率が期待できるだろうし、劇場版公開とつなげることで、より視聴率の上積みが期待できるでしょう。2021年のドラマ版は、全10話の平均世帯視聴率が13.1％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）を記録しましたが、その数字を超えるかもしれません」
諸般の事情で、２度にわたり公開延期になっていた劇場版が、ようやく公開。おそらく公開前日にドラマ版が最終回を迎え、翌日の公開という万全の構えとなりそうだが、テレビ朝日は人気シリーズの完結編となる「あの作品超え」を目指しているという。
「米倉涼子主演の『劇場版ドクターＸ FINAL』は興行収入32億円を記録しましたが、ドラマ版の放送は2021年が最後。にもかかわらず、劇場版単独でこの数字を叩き出しました。『緊急取調室』はドラマの制作日数はかかりますが、劇場版との連動で大きなリターンを狙う戦略。天海としても、米倉の主演作超えを達成して、シリーズの有終の美を飾りたいところでしょうね」（テレビ朝日関係者）
「天海VS米倉」主演作バトルの結末はどうなるのか。とアサ芸プラスは報じた。
編集者：いまトピ編集部
