メロディーセンスや歌詞の世界観の深さなどで多くのリスナーを引き込み、日本の音楽シーンを長年リードするベテランミュージシャン。
そこで今回は、世界に誇れると思う60歳以上のミュージシャンは誰なのかについてアンケートを行い、ランキングにしてみました。
3位 中島みゆき
2位 久石譲
1位 ???
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3位は「中島みゆき」!
時代やリスナーの世代を問わず愛されている中島みゆき。彼女の楽曲が普遍的である理由に、中島自身が流行に疎いタイプであり、流行する要素などを鋭く見つけ出して反映するような楽曲作りを行なっていないからなのだとか。中島はむしろ、そういったところからこぼれ落ちたり、一番後ろにあったりするものを見つめたいと語っています。さらに歌詞などの言葉についても、受け取る人の気持ちによって意味が成され、そこからいろんな世界が築かれるものだと持論を口にしていました。
アメリカ出身のギタリスト、マーティ・フリードマンはそんな中島のことを「天才」と絶賛。中島の楽曲について、珍しい声と素敵な曲の奇跡の組み合わせであると評しています。
2位は「久石譲」!
2023年に公開された宮崎駿監督によるアニメーション映画『君たちはどう生きるか』で音楽を担当している音楽家の久石譲。翌年に開催された世界的映画賞「第81回 ゴールデングローブ賞」の最優秀作曲賞にノミネートされました。また、同じく宮崎監督の2013年公開作『風立ちぬ』でも音楽を手がけ、「第86回 アカデミー賞」の作曲賞ノミネートの審査対象とされるなど、制作曲が世界規模で高く評価されています。
そんな久石は、現在のハリウッド映画の音楽について、登場人物が走っているときはテンポが早い音楽、泣いているときは悲しい雰囲気の音楽を付けるなど“効果音楽”になっていると指摘。そうやって画面に映るものをなぞるのではなく、映画と距離を持って音楽を作るべきだと話します。
1位は「桑田佳祐」!
バンド「サザンオールスターズ」のメンバーである桑田佳祐。彼が作る楽曲からは、いろいろな外国曲の要素を感じます。とりわけ彼に影響を与えたのがビートルズ。1966年に来日したビートルズのメンバーを乗せた車が、空港から都内までの首都高をパトカーに先導される映像を鑑賞。そこで流れていたビートルズの曲『ミスター・ムーンライト』(1964年)を聴いたとき、体に電気が走って「人生が変わった」と話しています。
「サザンオールスターズ」が長年にわたって日本の音楽シーンの第一線で活動できている理由について桑田は、常に仮想の敵に立ち向かっているところだと自己分析。歌謡曲全盛の時代だった活動初期も「サザンも歌謡だよね」と言われないようにしていたと明かしています。
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