【読売新聞】 ローマ字の統一的な表記を検討してきた文化庁は、英語の発音に近い「ヘボン式」を基本とする答申素案をまとめた。20日に開かれる文化庁の文化審議会小委員会に示す。審議会は今年秋にも文部科学相に答申する見通し。ローマ字表記は「
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ローマ字のつづり方について国が定めたルールが、約70年ぶりに改められる見通しとなった。小学校で習うローマ字もこのルールを踏まえているが、駅名や案内表示など一般社会では、英語の発音により近い別の表記が浸透しているのが実情だ。文化審議会の小委員会は、統一的な考え方を示すことも視野に検討を進めている。 ローマ字のつづりは主に、母音と子音を規則的に組み合わせる「訓令式」と、「ヘボン式」がある。例えば「し」は訓令式では「si」、ヘボン式では「shi」と表記される。「愛知」は「aiti」(訓令式)、「aichi」(ヘボン式)になる。 国は1954年、内閣告示で「一般に国語を書き表す場合」は訓令式を用いると定めた。ヘボン式は「にわかに改めがたい事情がある場合に限り」使うとした。 学習指導要領も、小学3年の国語で、ローマ字について内閣告示を踏まえた学習をするよう求めている。だが、実際には訓令式は定着せず、
来月発売となるポケモンの最新作に、「ウッウ」なるポケモンが登場するという。 まず鵜のポケモンを「ウッウ」と命名する力業がすごい。そのうえ魚を射出する特性「うのミサイル」もネーミングセンスが抜群で、ただのパワープレイでないことを思い知らされる。 だが俺はそれよりなによりこのネーミングにひっかかるところがあった。 先生! この「ウッウ」ってローマ字でどう書くんですか。 俺は小学校で訓令式ローマ字を習った日、ただちに「では母音の前に促音が来る場合はどうするのか」という疑問にとりつかれた。 結局、結論としては「日本語にはそのような言葉がないので大丈夫」ということで、本当にそうなのか、将来にわたって「ない」ことを保証することはできないのではないか、とたいそう不満だったのを覚えている。 実際、日本語においては母音のア行だけでなく、子音のナ行、ハ行、マ行、ラ行、ワ行の前にも促音は来ない、ということになっ
河野太郎 @konotarogomame 今日講演していたら、参加者全員がパソコンでメモでした。ところが聞いてみたら全員がローマ字入力。カナ入力の方が明らかに速いのに。 あなたは、キイボードで日本語を打つとき、ローマ字入力ですか、カナ入力ですか? 2024-01-29 19:29:17 すまほん!! @sm_hn 「今の時代に、かな入力!?」と思ってしまうところかもしれないけど、理屈の上では、少ないキーで目的の文字を打てるはずなので、本来は特段バカにされるようなものでもなかったりはする。ただ、その割には「かな入力で超爆速です」と実際にやれている人をほとんど見かけない気も。(いるはずなのに) twitter.com/konotarogomame… 2024-01-29 21:01:11
神戸の記念撮影スポットとして人気のモニュメント「BE KOBE」。その写真を見るたび、モヤモヤした気持ちになる。なぜなら、ローマ字表記の「KOBE」が「コベ」とも読めるためだ。字面として見慣れており、違和感がない人が多いと思われるものの、どうして多用されているのだろうか。日本語を外国人に伝えるローマ字表記としては誤りだが、背景には英語表記との混乱と、デザインとしてのおしゃれさがあるという。(霍見真一郎) 神戸駅も新神戸駅も駅名をよく見ると、表記は「K●be」となっている。Oの上に乗った「-」は、「コーベ」と発音を伸ばす長音符号で、同種のものに「^」もある。しかし「神戸」のローマ字は、大半が「KOBE」で長音符号はない。なぜ多くの標識は伸ばす音を区別しないのか。 共著書「街の公共サインを点検する」がある岩田一成・聖心女子大教授(47)=日本語教育学=は、日本の交通案内標識の約7割は長音の区別
日本で暮らす外国人や海外からの訪日客が増える中、ローマ字表記について盛山文部科学大臣は、英語に近い「ヘボン式」が浸透している現状を踏まえ、「訓令式」を基本としてきた内閣告示の改定も視野に、文化庁の審議会に検討を諮問しました。 ローマ字には、日本語の読みに基づいて「ち」を「t・i」と表記する「訓令式」と、英語のつづりに近く、「ち」を「c・h・i」と表記する「ヘボン式」があり、70年前の内閣告示に基づき「訓令式」が基本として採用されてきました。 これについて14日盛山文部科学大臣は、時代に応じた整理に向け具体的な検討が必要だとして、文化庁の文化審議会に諮問しました。 この中では、当時はローマ字で国語の文章をつづることを想定していたものの、現在は日本語を母語としない人への配慮や国際社会への情報伝達に使われ、パスポートや道路標識などではヘボン式が採用されているとしたうえで、複数のつづりがある音やの
ローマ字の表記について、文化審議会は20日、従来の「訓令式」から英語の発音に即した「ヘボン式」を基本とするルールに改めるよう、阿部俊子文部科学相に答申した。年内にも内閣告示される見込みで、1954年以来約70年ぶりの改定となる。これまで訓令式でローマ字を教えてきた小学校の国語も、2026年度以降は順次ヘボン式に変更となる見通しだ。 日本語の仮名遣いに対応するアルファベットの子音と母音を組み合わせた訓令式では、「シ」を「si」、「フ」を「hu」とつづる。一方、道路標識やパスポートの氏名表記では省令に基づき、英語の発音に即した「shi」「fu」などのヘボン式が使われることが多い。人名や地名もヘボン式が一般的だ。訓令式はキーボードのローマ字入力などで活用される以外はほとんど浸透していない。 また、母音を伸ばす長音を表記する際、訓令式は「â」のように母音の上に山形の符号を付けるが、これもヘボン式で
「日本ローマ字会」の看板が掲げられた事務局。今は看板が一部取り外されている(2019年4月撮影、京都市東山区三条通東大路西入ル) 日本語の表記をローマ字にしようと運動を展開してきた公益社団法人「日本ローマ字会」(京都市東山区)が今年3月に解散した。1921(大正10)年に設立され、民族学者の故・梅棹忠夫さんが第7代会長を務めた。会員の高齢化による減少のため、日本語改革を目指した全国組織が100年を超える歴史の幕を閉じた。 【記事】「しちじょう」と「ななじょう」、標識のローマ字は 日本のローマ字運動は明治期に結成された団体「羅馬字会」から始まったとされる。その後、東京で「日本ローマ字会」が誕生し、物理学者で東京帝国大教授の田中舘愛橘(たなかだてあいきつ)(1856~1952年)が初代会長を務めた。機関誌を発行し、普及活動を展開した。 しかし、会が第2次世界大戦で財産を失ったため65年、本部を
ローマ字のつづり方には、「ち」を「ti」とする「訓令式」と、「chi」とするより英語に近い「ヘボン式」があり、およそ70年間、学校教育などでは「訓令式」が基本とされてきました。 文化庁の文化審議会は時代に応じたローマ字のつづり方について議論を進め、20日、野中文部科学副大臣に答申しました。 答申では、「訓令式」は一般に定着しているとは言えないとして、現在、広く使われ、多くの人が慣れ親しんでいる「ヘボン式」を基本的に使用するとしています。 また、例えば「かあさん」など伸ばす音のつづりは、「マクロン」と呼ばれる横棒の長音符号をつけて表すほか、母音の文字を並べて表すこともできるとしています。 一方、「Tokyo」などすでに定着している表記は、直ちに変更を求めないほか、名前などは本人の意向を尊重するとしています。 新しいローマ字のつづり方は今年度中に内閣告示として示され、小学校の国語の授業などでも
時事ドットコム(時事通信ニュース) @jijicom ローマ字「ヘボン式」基本に 4月から答申案議論―文化審 jiji.com/jc/article?k=2… ローマ字表記の見直しを検討している文化審議会の小委員会は11日、今期の審議を大筋で取りまとめました。 2025-03-11 20:01:43 リンク 時事ドットコム ローマ字「ヘボン式」基本に 4月から答申案議論―文化審:時事ドットコム ローマ字表記の見直しを検討している文化審議会の小委員会は11日、今期の審議を大筋で取りまとめた。ヘボン式を基本とするつづり方を採用し、長音は符号を付けて表すなどの方向性を示した。4月以降、答申案について議論を深める。 4 users 57 訓令式は日本の小学校の多くで教えられている形式です。国際標準化機構によって採用されており(ISO 3602 という国際基準)、学術論文や日本語教育で使用されること
皆さん、毎日文章を書いていますか? このエントリーでは私が利用している日本語入力の方法について紹介します。 "いまさら日本語入力の方法の解説なんて?"と思った人も多いことでしょう。日本語入力といえば、大半の方はローマ字入力、かな文字入力のいずれかで入力していることでしょう。ちなみに私はローマ字入力派です。 ローマ字入力は、覚えるべきキーの数が少ない反面タイプ数が多くなる傾向があります。これについても、私も長い間"ひらがなを1文字入力するのに2回タイプするのはなんとかならんかなー”と思ってました。ですので過去には親指シフト等いろいろ試しては挫折してローマ字入力に戻る、という挫折の日々を送ってきました。 そんな私でも挫折せずにタイプ数を減らす事に成功したので紹介します(なにかダイエット法の紹介みたくなりましたが)。その方法はAZIKといいます。わたしもこのAZIKを使いはじめて7年以上経ちまし
まさかそんな真実が隠れているとは。 ローマ字入力の配列を組んだら左縦列が「NHK」になりました。 日本引きこもり協会。 これが日本語の正体なのか。 NHK配列 前回「片手で打てるのは3×3」と書いたので3×3の配列を考えてみました。 下記スクリプトをazooKeyの「拡張→カスタムタブの管理→urlから読み込む」でインストール。 https://wineroses.github.io/js/azooKey_NHK.json 子音はワンタップ・母音はフリックというコンセプト。 ローマ字入力に必要な分をコンパクトに詰め込んでみた。 iPhoneでの使用を想定しています。 どうしてもカナ入力より手数が多い。 そこは割り切ってください。 割れることが「合理的 ratio」の原義です。 コンセプト 中心に母音があって周囲を子音が囲む。 高野山の胎蔵界曼荼羅を参考にしています。 密教的魔方陣ですね。
「日本ローマ字会」の看板が掲げられた事務局。今は看板が一部取り外されている(2019年4月撮影、京都市東山区三条通東大路西入ル) 日本語の表記をローマ字にしようと運動を展開してきた公益社団法人「日本ローマ字会」(京都市東山区)が今年3月に解散した。1921(大正10)年に設立され、民族学者の故・梅棹忠夫さんが第7代会長を務めた。会員の高齢化による減少のため、日本語改革を目指した全国組織が100年を超える歴史の幕を閉じた。 日本のローマ字運動は明治期に結成された団体「羅馬字会」から始まったとされる。その後、東京で「日本ローマ字会」が誕生し、物理学者で東京帝国大教授の田中舘愛橘(たなかだてあいきつ)(1856~1952年)が初代会長を務めた。機関誌を発行し、普及活動を展開した。 しかし、会が第2次世界大戦で財産を失ったため65年、本部を京都に移転した。会員は設立当初、全国に2千人を超えたという
ローマ字表記の見直しを検討している文化審議会の小委員会は11日、今期の審議を大筋で取りまとめた。 【図解】「さくっと」「もふもふ」浸透 8割、使用気にならず―文化庁・国語世論調査 ヘボン式を基本とするつづり方を採用し、長音は符号を付けて表すなどの方向性を示した。4月以降、答申案について議論を深める。 ローマ字表記の見直しは約70年ぶり。1954年の内閣告示は「ち」を「ti」とする訓令式を原則としたが、現在は「chi」とするヘボン式に基づいたつづり方が浸透しているという。 小委員会は、長音について基本的に母音にマクロン(長音記号)を付け、「k※(※=aの上に-)san」(母さん)と表すとした。符号を付けない場合は母音字を並べ、「kaasan」と書く。 はねる音は「n」を用いるとし、「anman」(あんまん)「kanpai」(乾杯)と例示。つまる音は子音字を重ね、「teppan」(鉄板)「ni
軍人の手によって一変した小学校の教科書 昭和という時代、特に戦争にゆきつくプロセスでは、教育は軍事の側からの干渉であっという間に崩壊した。昭和8(1933)年の第4次の国定教科書改訂で、「ススメ ススメ ヘイタイ ススメ」に低学年の教科書は変わった。大正7(1918)年の第3次改訂による市民的自覚を促す内容は一変してしまった。 なぜか。答えは簡単だ。第4次の改訂にあたっては、これからの戦争は国家総力戦だから、小学校の教科書づくりには軍人も参加させろと陸軍大臣が圧力をかけ、それを文部大臣が受け入れたのだ。軍事主導礼賛、天皇の神格化というまさに2本柱で教科書は埋まった。大正デモクラシーの片鱗はあっという間に消え去った。 「ありのままを書いた作文」は犯罪になった もう一つ例を挙げよう。昭和5(1930)年から8(1933)年にかけて、長野県をはじめ各県で教員の赤化事件が起こっている。狙われたのは
既報の通り、デジタル庁と厚生労働省は12月20日から「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」の運用を開始しました。 →「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」サービス開始 何が必要? どうすれば使える? このアプリにはAndroid版とiPhone(iOS)版があるのですが、Android版とiOS版で“ある部分”の情報(表記)が異なることが分かりました。 【追記:12月22日15時】iOS版アプリにおける今後の対応について追記しました 【追記:12月22日19時15分】iOS版アプリの更新について追記しました アプリのセットアップは超簡単 12月20日の記事でも記した通り、必要なモノさえしっかりとそろえれば、このアプリのセットアップは簡単です。サーバの混雑さえなければ、1~2分程度で完了します。 少し細かいことを指摘するなら、Android版はマイナンバーカードの読み取りの例示画像を見直した
特色 母音と子音が左右に分かれています。 日本語の約83%を両手で交互に打鍵できます。 濁音・半濁音が清音の上下にあります。 タッチタイピングを覚えやすいです。 Z・X・C・Vなどの位置はQWERTYのままです。 基本的なショートカットの操作性が失われません。 よく使うキーが、押しやすい場所にあります。 *青空文庫から採集したローマ字100万字中の出現頻度(%) 同じ指を連続で使うことは、ほとんどありません。 *30鍵の中で起こる全ての連続に占める割合(%) ほかにも、片手内でよく連続する2打が打ちやすいこと、英語やプログラミング言語も打ちにくくないこと、ローマ字規則の拡張を前提としないことなど、さまざまな使いやすさが考えられています。 詳しい制作過程はこちら。 評価 一般的なQWERTY配列は、1800年代に英文モールス信号の復号作業のためにABC順を崩して作られ、市場の独占によって普及
SPOT読者の皆さん、はじめまして。 愛知出身大阪在住ライターのLonow(ろなう)と申します。 今回は私の大好きな大阪府の街、箕面(みのお)市をご紹介させていただきます。 箕面市は「大阪の奥座敷」とも称され、日本の滝百選にも選ばれている箕面大滝(写真)をはじめ、勝尾寺、箕面温泉などが代表的な観光スポットです。 大阪市中心部からもたったの1時間ほどで遊びに行けるアクセス良好な場所で、春はお花見、夏はホタル観賞、秋の紅葉狩りと四季折々の自然を楽しめることも人気の理由。 また、箕面市は住宅地としても人気の街です。このように段々畑のように家が並び、関西エリアの住みよい町ランキングでは常に上位にランクイン。有名な芸能人やタレントの方の中にも、箕面市に自宅を持たれていることを公言されている方が多数います。 2023年度には北大阪急行が市内まで延伸開業予定と明るいニュースも多く、今後ますます注目を集め
[著者]安田敏朗 ローマ字を日本の「国字」にする。この主張を、熱意をもって実現しようとした人びとがいた。そのための日本語の語彙・文体の整理は、1930年代の言語運動の一翼をになう。ローマ字を通じて「普遍」につながろうとしたこの運動は、時代に寄りそうことも、弾圧されることもあった。こうした運動の多面性を体現した、弁護士・森馥の軌跡をたどり、ついえてしまったかにみえる運動の歴史から、今をよみとく。 【電子書籍版もあります】 定価=本体 5,000円+税 2025年6月20日/四六判並製/692頁/ISBN978-4-88303-612-7 [目次] 序 章 ローマ字運動はかがやいていたのか 1 1 日本ローマ字会の解散 2 2 ローマ字運動がかがやいていた時代 10 2―1 『輝くローマ字運動』(一九三四年)から 10 2―2 時代を支えた人物 16 3 本書の構成 21 参考① 日本ローマ字
学校からローマ字学習練習帳をもらってきた! 【キーボード配列表】が書かれた下敷きも イラスト入りで中までカラー!かわいいキャラクターもいる! パソコンのローマ字入力も学べる タイピング練習ができるデジタル教材 誰でも無料で利用できるサイト 指を置くことからローマ字入力へ段階的に学べる 説明やメールで使える短文・難しい語句も 今回は今どきの小学校の教材はすすんでいるなぁと思った話です。 昔の感覚でいたので、正直言って入学前は小学校にあまり期待していなかったのですが、教育改革で教育内容が良くなっていて驚かされることがたびたびあります。 学校からローマ字学習練習帳をもらってきた! 【キーボード配列表】が書かれた下敷きも 小3の息子が学校から副教材として、次のような練習帳と下敷きをもらってきました。 こういう下敷きを購入しようかと思った時期があったのですが、今どきは学校から配布されるんですね~!
ローマ字のつづり方について国が定めたルールが、約70年ぶりに改められる見通しとなった。小学校で習うローマ字もこのルールを踏まえているが、駅名や案内表示など一般社会では、英語の発音により近い別の表記が浸透しているのが実情だ。文化審議会の小委員会は、統一的な考え方を示すことも視野に検討を進めている。 ローマ字のつづりは主に、母音と子音を規則的に組み合わせる「訓令式」と、「ヘボン式」がある。例えば「し」は訓令式では「si」、ヘボン式では「shi」と表記される。「愛知」は「aiti」(訓令式)、「aichi」(ヘボン式)になる。 国は1954年、内閣告示で「一般に国語を書き表す場合」は訓令式を用いると定めた。ヘボン式は「にわかに改めがたい事情がある場合に限り」使うとした。 学習指導要領も、小学3年の国語で、ローマ字について内閣告示を踏まえた学習をするよう求めている。だが、実際には訓令式は定着せず、
ローマ字「ヘボン式」基本に 4月から答申案議論―文化審 時事通信 社会部2025年03月11日19時28分配信 旧文部省庁舎に掲げられた文化庁などの表示=東京都千代田区 ローマ字表記の見直しを検討している文化審議会の小委員会は11日、今期の審議を大筋で取りまとめた。ヘボン式を基本とするつづり方を採用し、長音は符号を付けて表すなどの方向性を示した。4月以降、答申案について議論を深める。 ローマ字表記、70年ぶり見直しへ 文化審に在り方諮問 ローマ字表記の見直しは約70年ぶり。1954年の内閣告示は「ち」を「ti」とする訓令式を原則としたが、現在は「chi」とするヘボン式に基づいたつづり方が浸透しているという。 小委員会は、長音について基本的に母音にマクロン(長音記号)を付け、「k※(※=aの上に-)san」(母さん)と表すとした。符号を付けない場合は母音字を並べ、「kaasan」と書く。 は
REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP 2024会場。高い正確性を保ったまま、常人離れした圧倒的なスピードで長文を打ち込んでいく、トップレベルのタイピング対決が会場を沸かせていた 高級キーボード「REALFORCE(リアルフォース)」を製造販売する東プレが3月9日、タイピング競技大会「REALFORCE TYPING CHAMPIONSHIP 2024」(以下、RTC 2024)の決勝戦を、東京の日本テレビ本社で開催しました。 同大会は2017年に第1回を開催し、コロナ禍を挟み今回で通算5回目。過去4回の大会ではいずれもローマ字入力の選手が優勝(“絶対女王”miri選手が4連覇)していましたが、今年はかな入力で出場する選手が初めて優勝するなど、新たな見どころのある試合展開となりました。 RTC 2024の試合形式とルール この日の決勝戦には、タイピング練習サイト「e-t
日本人の氏名や日本の地名などを非日本語話者でも理解できるようにする場合や、パソコンなどの日本語入力に用いるローマ字の表記を整理するため、文化庁が検討を進めている。ローマ字表記には主に2種類あるが、用法のルールが明確ではなく、教育現場での混乱や国際化に伴う不便が懸念されるためだ。新たな方向性が示されれば、昭和29年に政府が表記のあり方を示して以来約70年ぶりの大変革。ただそれぞれの表記の利点を考えると完全な表記統一は難しく、教育現場での一本化など限定的な整理となる可能性が高い。 ヘボン式が優勢かローマ字表記の主な分類は、米国人宣教師のヘボンにちなむ「ヘボン式」、日本語音を重視した「日本式」、両者を取り入れた「訓令式」。昭和29年に示された内閣訓令では、訓令式を第1表に掲げて主な表記法とし、第2表で掲げたヘボン式、日本式を用いてもよいとしている。以降、表記の整理は行われていないが、現在では、訓
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